簡潔すぎる設定とプロローグ
<プロローグ>
いつもの駅前のファミレスで4人はドリンクバーを啜っていた。ユウジはお茶、マコトはオレンジジュースとホワイトウォーターのミックス、コータはサイダー、テルはお茶。
「やっぱりさ、誰でもいいってわけじゃないんだな」
ユウジは笑いながら言った。
「それなりに、かわいくて、高校生だから大人っぽい人がいいな、俺は」
「そりゃそうだ。小学生と同じじゃ、つまらんよ」
マコトも答えた。
「マコトのかわいいは怪しいからなぁ」
「なんだと!」
コータが茶化すと、マコトは笑ってコータの突き出た腹をぼんっと軽く殴った。
ユウジもそれを見て笑った。そして、うまくお茶が飲めなくてダラダラと零しているテルの口元をやさしく拭きながら、ユウジは言った。
「おまえら、今日登校する時に、バス停の先頭にいた高校生二人見ただろ?」
「ああ、あの娘らはかわいかったな。特に右が」
「右はかわいいし、左も左でクールな美女って感じだったな。あんまり覚えてないけど」
マコトはジュースのおかわりを継ぎ足しに行った。
「テル、お前も覚えてるだろ」
「う、うん・・覚えて、お、覚えてる」
「本当かな」
コータは苦笑した。ユウジはテルの耳元で囁いた。
「どっちがいい?お前が決めてくれ」
テルは嬉しそうに考えた。ユウジに耳元でささやかれると、まるで自分に全権を委ねられた気がして、たまらなく嬉しいのだった。
「み、右。右」
「よし、じゃあ右だな」
ちょうど、マコトがトマトジュースを入れて帰ってきたところだった。
「マコト、次のサイアック少年団のターゲットが決定した。バス停の右の娘だ」
「OK。なるべく早くやろう」
「とはいえ、まずは身辺調査だな。今回もコータに任せる」
「分かった。高校と名前を把握すれば、とりあえず大丈夫だろ」
「楽しみだなぁ、テル」
マコトはテルの頭をぐしゃぐしゃ撫でた。テルは笑いながら何度も頷き、それ見て全員が笑った。
「5時、か」
森島はるかは左腕の時計を見て溜息をついた。春になったとはいえ、この時間に屋外にいると少々寒い。
いつも通りのラブレター、いつも通りの「放課後、伝えたいことがあるので校舎裏にて待つ」文面。ただ、今回はいつになっても相手が来ない。
「せめて時間くらい指定してくれればいいのに・・・。もう帰っちゃおうかなぁ。あーでも、帰った直後に相手が来て「待っててくれなかった」って怒られるのも嫌だしなぁ」
悶々とした気持ちを抱え、掃除用具入れにもたれかかった。
「よし、ひびきの部活が終わるまで待ってよ!決定!」
と文庫本を読もうとしたとき、ぬっと人影が姿を現した。
「あの・・・」
「わっ!!びっくりした!貴方が手紙をくれたひ・・・と?」
はるかは本を鞄にしまいつつ、相手を見た。が、その相手らしき人は制服ではなく、身長も顔立ちも雰囲気も、とても高校生には見えない。
「ううーん、最近の高校生はませてるなんて言うけど、君はそのアンチテーゼみたいな存在ね。ていうか本当に高校生?」
「違います。小学生です」
「小学生?」
「あの、手伝ってもらえませんか?遊んでて、友達が怪我しちゃって・・・」
「わお!?大変じゃない。どこ?ていうか、何で君が高校に?」
「ぼくたち小屋で遊んでたんです。助けを呼ぼうとしたら、偶然高校に繋がる道を発見して」
「小屋・・・?まあ、とにかく行きましょう!」
「はい」
はるかは少年とともに走り出した。ラブレターのことは少し気になったが、それどころではないと思った。
少年に案内されるがまま着いていくと、確かに高校の傍に、古ぼけた小屋があった。
「へぇ・・こんなところに小屋があったんだ・・。知らなかった。遅刻してきたらいいかも」
はるかは物珍しそうにきょろきょろと見た。
「あ、怪我してる子はどこ?ここにはいないみたいだけど」
はるかが尋ねると、少年はにやっと笑った。
「ごめんなさい、実は嘘なんです」
「え?ウソ?それってどういう・・・・・キャッ!」
はるかは後ろから両腕を掴まれると、そのまま寝藁が敷いてある方に倒された。
体の下には自分を引き倒した男がいて、
なおもはるかの手首を掴みながら何かゴソゴソやっている。
「ちょっ、離して!」
「離さないし、話しちゃだめだ」
そう言って、物陰からもう二人少年が出てきた。そのうちの一人は後ろと格闘しているはるかの顎を掴み、おもむろにその口にガムテープを張った。
「ンー!!ンー!!」
同時に、はるかは自分の両手が不自由になっているのを知った。下の男は自分の両手に枷をしていたのだった。はるかはなおも脚をジタバタさせ、抵抗を見せていた。
「ふぅ、これで大丈夫だろ」
「御苦労さん、コータ」
「ユウジにもらったあの手枷は楽でいいや。カチッってはめるだけだったから」
暴れるはるかを尻目に、彼らは笑っていた。そして案内役、マコトが戻ってきた。
「内から漆喰をしておいた。元から誰も使ってないけど、扉も閉めたし、ガムテ剥がしても外には漏れないよ」
「よし、じゃあ、楽しむか」
ユウジはそう言うと、はるかのガムテを勢いよく剥がした。その痛みと怒りで、はるかの目に涙が溜まっていた。
「ちょっと!あなたたちどういうつもりよ!けが人なんていないじゃない!」
「まだその話かよ」
ユウジは捨てるように笑い、おもむろに制服ごしにはるかの胸を揉んだ。
「ちょっ!」
「ぼくたちはお姉さんとエロいことがしたいの。手紙にも伝えたいことがあるって書いたでしょ?」
「て、手紙って、あれは君だったの?」
「朝早くから起きてこの高校寄って、宿直の先生にばれないように下駄箱に入れて、まあ大変だったよ」
はるかは何が何だか分からなくなってきた。小学生が、自分に悪戯をするためにそんな手の込んだことを?
「まあ、それに見合うものは手に入ったから、早起きは三文の徳だね」
ユウジをはじめ、4人全員が自分の方ににじり寄ってきた。はるかの表情からは怒りが失せ、みるみる戸惑いに変わった。
「ちょっと、やめて、エッチなことって、君たちにはまだ早いわ!」
脚を一蹴り、二蹴りして抵抗を表したが、空を切るだけで、彼らには何の効力もなかった。
「お姉さん、パンツ見えてるよ」
「え!?」
はるかは蹴るのをやめ、隠すように内股気味へ膝をやった。その動作と同時に、4人ははるかの体に到達し、その体を弄り始めた。
「やめ!やめて!お願いだから!」
「まだ制服の上からだろ」
「そ、そういう問題じゃ、ない!」
ユウジとコータはそれぞれ胸を揉み扱き、マコトは体のラインを沿うように手を這わせた。テルははるかの顔をペチペチとやっている。
はるかは、ずいぶんと手馴れた動作に違和感を感じたが、かといって抵抗らしい抵抗もできず、脚をばたつかせていた。
「おっぱい大きいな」
ユウジは胸のラインを揉み確かめながら言った。
「高校生でも、これは大きい部類だな」
コータは対照的に、無遠慮にその胸を揉んでいた。
マコトの手はくびれた腰から脚に到達した。そして躊躇うことなく、スカートをまくりあげ、ひざから太ももへ手を這わせた。
「おぉ、ピンクか」
「かわいいな」
「やぁ!やめて、見ないで!」
自分の下着が小学生4人に見られている、しかも何の抵抗もできずに。そのことを考えると、はるかは死ぬほど恥ずかしい気持ちになった。
「ん!!」
はるかは目を見開いた。顔を軽く叩き続けていた少年が、急にキスしてきたのだ。
「おぉ、テルやるなぁ」
ユウジは笑いながら言った。
「んー!!んー!」
はるかは首を振って抵抗したが、両手で顔を鷲掴みにされている状態では、何の意味もなかった。
テルは暫くはるかの唾液を啜って楽しんでいたが、しばらくすると今度は自分の唾液をはるかの口内へ送り込んだ。はるかは驚き、嫌がったが、結局のところそれを受け入れざるをえなかった。
「さ、Aも終わったら、どんどんいかないと」
ユウジはふざけ半分に言った。マコトとコータはブレザーを脱がしにかかった。
はるかはされるがままになっていた。
ボタンをはずし、ブレザーとシャツ開帳し、
そのまま彼らは器用に手枷をされている両腕から、服を脱ぎ取っていった。
はるかは送り込まれる少年の唾液を飲みながら、
自分の服が脱ぎ取れていくのを感じて、涙が溢れてきた。
そんなはるかの心情はお構いなしに、
少年たちはピンクのブラジャーもはぎ取るように脱がした。
こうしてはるかはあっという間に、上半身裸に剥かれてしまった。
「やっぱりでけぇな」
「スタイルいいな!ヤン○ガのアイドルみたいだ!」
「やっぱ高校生はいいな!」
少年たちは口々に勝手なことを言った。
ようやくテルがキスに飽きて、はるかの口が自由になった。
「も、もうやめてよ・・・」
はるかはすっかり抵抗する気が失せてしまった。裸であることもたまらなく恥ずかしかっったが、どうすることもできなかった。その上、少年たちは自分の哀願の言葉に全く耳を貸さなかった。
「よし、次は俺がキスさせてもらお!」
「いや、いや・・・んー!」
コータは太い腕ではるかの顔を掴むと、まるで道具のようにはるかの唇を吸いだした。はるかは頭を動かすことしか抵抗の意思を表せなかった。
「パンツも脱がそうぜ」
「全裸の方がいいよな。逃げられる心配もないし」
マコトとユウジはそう言うと、スカートとパンツを脱がしにかかった。
はるかの抵抗がなくなり、容易にスカートもパンツも両足を通して脱がせることができた。
「ちょっと弄ってやろう」
ユウジは遠慮なく、内股の頂点を触りだした。
「んー!!ふぁ、ふぁめて!」
はるかは何をされようとしているのか理解し、コータに唇を奪われながら、哀願した。
「うるせえ!」
コータははるかの頭を締め付けるように強く掴み、そのままはるかの口内へ舌を入れた。
まるでマーキングするかのように歯と歯茎をなめ回し、はるかの口内を楽しんだ。
マコトはあらわになった胸を弄りだした。右の乳首をやさしく吸いながら、左の乳房を揉み扱いた。
テルはいつの間にかはるかの後ろに回り、枷を嵌められた手を自分の股間に、ズボン越しにすりつけた。
「テル、お前それだとすぐ下着を汚しちゃうから、もうお前も脱げよ」
はるかの陰部の周りを撫でながら、ユウジは言った。テルは言うとおりに全ての衣服を脱いだ。
「全裸にならなくてもいいんだが、ま、いっか」
ユウジは苦笑しながら、はるかの両手で無理やりイチモツを扱かせているテルを見た。
「テルも始まったようだし、俺らもそろそろだな」
ユウジの言葉にマコトとコータも頷き、それぞれ服を脱ぎだした。
「も、もうお願いだからやめて・・・」
これから自分が何をされるのかを思うと、無駄だとは思いつつも涙交じりに言葉が出た。
「そろそろ乗ってこないと、どうせ泣いても意味ないよ」
マコトは、はるかの白い胸を揉みながら言った。30分前までは、かわいい案内人だった少年が、今では自分を欲望の吐き捨て場にしか見ていない。
「汁たらさないとな」
ユウジは膣内に人差し指を入れた。下から感じる痛みにはるかは思わず顔を歪めた。
マコトとコータはそれぞれ胸を吸いだした。それぞれの吸い方が微妙に違い、はるかは嫌悪感に悶えた。
最初こそユウジは遠慮がちに指の出し入れをしていたが、やがて本人の意思とは別に湿気を帯びてスムースに膣内を行き来できるようになった。
そして今度は中指も入れて二本の挿入を開始した。
「ああ、やめて!本当にダメ!」
はるかの涙声は、当然のごとく無視された。
「うっうっうっ!」
急に後ろからはるかの手を動かす手が速くなった。と思うと、すぐに感極まった声が聞こえ、温かい液体が背中にかかった。テルが射精したのだ。
「もうイっちゃったのか」
コータは胸から口を離し、呆れたようにテルを見た。テルは満足そうに頭をかいた。
「ああ、いやぁ・・・・」
はるかは背中に着いた気持ち悪い液体の感触に悶えた。
「後ろも空いたし、寝かせた方がやりやすいな」
ユウジはそう言うと。後ろの寝藁にはるかを押し倒した。
「テル、足持ってろ」
テルにはるかの足を開かせ、膣弄りを再開した。もう中は液体で溢れていた。
「じゃあ、いいかなそろそろ」
「ダメ、ダメ、セックスだけはやめて!お願い!お願いだから!」
はるかは最後の抵抗とばかりに泣き叫んだ。
「大丈夫、ぼくたち優しくするから」
「いや、んっ・・・」
マコトはふざけて、はるかにキスをしながら言った。
ユウジは遠慮なく、自分のイチモツをはるかの入り口にやり、ゆっくりと挿入した。
「おぉ、入ってる入ってる」
「んっんっ・・・んー」
はるかはマコトの舌で口内を犯されながら、挿入されたことを感じた。涙が溢れ、頬を流れだした。
「おめでとう、これで一つになったね」
マコトはキスをやめ、はるかの頬を伝う涙を舐めとりながら言った。
「マコト、それは俺のセリフだよ」
「どうせ僕も一つになるんだから」
「ハハッ、違いないけどな」
日常的な冗談話のような軽口を叩きながらも、ユウジは陰茎を抜き差しした。
「4人もいるとしんどいだろ。口とか手を使った方がいいよ」
コータははるかの口元に皮を被ったイチモツを持っていった。はるかは嫌悪の表情で、口を閉ざした。
「あれ?じゃあ、ここにいる全員とセックスする?」
「んっ・・・いや!・・」
「じゃあ、しゃぶってよ」
そう言われ、はるかはおずおずとコータのイチモツを口に含んだ。
「あったかいなぁ」
コータが腰を上下させると、はるかの口内でコータのイチモツの皮がめくれた。そこから何とも言えない悪臭が放たれ、はるかは咽返りそうになりながら、コータのモノを頬張った。
「んっ、んっ・・・んっ」
はるかはユウジの腰の速度が速くなっているのを感じた。いつの間にかテルは自分の陰茎を、はるかの右手に包み込むように持たせている。
マコトははるかの大きな胸を愛撫し続けていた。
「うっいくぞ、そら!」
ユウジはそう言うが速いか、はるかの膣内に射精した。膣を打ち付ける液体の感触を感じ、はるかは目を見開いた。
「ふぁ、ふぁかに出さないで」
「もうおせーよ」
はるかは何度目かの涙がこぼれてきた。その悲しみに浸る間もなく、今度はマコトがすぐに膣へ挿入した。
「おぅ、もうイキそうだ」
コータははるかの顔を強く掴み、激しく上下した。そして一番口内に達した時、射精した。はるかは喉奥に直接精液を流され、強くむせた。
しかし、コータが頭を離さないので、はるかはその精液を飲まざるを得なかった。
コータが精子を飲んだのを確認し、ようやく頭を離した。はるかは何とか吐き出そうとしたが、今度は手を使っていたテルが頭を掴んできた。
「ぼ、ぼくも飲んで!」
「げほっ!い、いや!んんん・・」
テルは同じようにはるかの口へ陰茎を無理やり含ませるとほぼ同時に、はるかの口内を精液で満たした。二度目とは思えない精液の量と粘りだった。しかし同じようにテルも頭を離してくれないので、はるかは自分の唾液で精液を薄め、少しずつ飲みほしていくしかなかった。
テルが離れると、マコトははるかを四つん這いにさせ、後ろから挿入した。
「具合よくなってきたぁ」
マコトは嬉しそうに腰を振りながら、はるかのうなじを舐めた。背中には最初にテルが放った精液と寝藁がひっついており、白い綺麗な背中を汚していた。
ユウジはいつの間にか持っていたビデオカメラを回し始めた。挿入されながら、それに気づいたはるかは目をつぶり強く首を振ったが、それで彼らが撮影をやめるはずもなかった。
「いい絵が撮れそうだ。ほら、しゃぶって」
と、ユウジはビデオを回しながら、無理やり口にイチモツを含ませた。はるかは目を赤くしながら、ユウジを見た。
「ああ、いいね、その上目づかい」
「んっ・・んっ・・もう・・やめて」
「ああ、イキそうだ!ああ!」
マコトは尻の側部を2,3回叩いて、はるかの膣奥まで挿入し、達した。
腰を震わせるたびに、液体が膣を満たす感触に襲われ、はるかは身を震わせた。
その後も彼らは何度も何度もはるかの身体を犯し、それをビデオに収めていった。
夜9時を回り、ようやく彼らは精魂尽き果てた。
「まあ、今日はもういいや。ビデオもちゃんと撮れたし」
「はるか先輩、お疲れ様でーす」
「あんまり遅くなると親が心配するんで、早く帰ろう」
「じゃ、じゃあね」
口々に勝手なことを言いながら、はるかの胸を揉み、帰って行った。
はるかはそれに抵抗する様子もせず、ただ涙を流していた。