「先輩っ」  
 七咲の声がする。  
「せーんぱい」  
 声の調子からすると、部屋で僕が寝てしまったことに腹を立てているのだろう。  
 拗ねたネコのような姿が目に浮かぶ。  
 頬が緩むのを我慢しながら、僕はもう少しこの声を聞いていたいと思った。  
 
   
 
 僕と七咲が付き合い始めて数ヶ月がたった。  
 冬の寒さもまだ厳しい中、僕らは僕の家に入り浸り暖めあうような日々をすごしている。  
 七咲の体温に触れると、凍えるような冬も吹き飛ぶように思えるから不思議だ。  
 
 
 今日は学校帰りに僕の家に寄っていた。  
 両親も美也もいなくて、久々のチャンスだったのだけど、僕は少しウトウトしてしまったというわけだ。  
 もうそろそろ起きようかな。  
「先輩っ、先輩っ」  
「……しかたないですね。なかなか起きない先輩が悪いんですよ」  
僕が危険を感じた時にはすでに遅く、僕の腕は十字に固められていた。  
「痛い、痛いよっ! 七咲っ、うっ腕が!」  
「せんぱい。いつまでも寝たふりしてるからですよ」  
 ばれていたのか。さすが水泳部期待の新人。  
「そっ、それにしても腕ひしぎ十字固めは酷すぎるよ。まだ放してくれないの?」  
「最近、郁夫がプロレスに興味を示しましてね、わたしも色々覚えたんですよ」  
 そう言いながら、七咲は腕を放してくれない。  
 僕がしたいのはもっと違うプロレスのはずなのになぁ。  
 そう思いながら七咲の脚の方に目を向けると、綺麗なふとももの奥に僕の大好きな布が見えた。  
黒だ……。  
そういえば初めて七咲に会った時も、七咲は黒の下着をはいていたっけ。  
あの時はこれに触れることが出来るようになるなんて思いもしなかったな。  
今なら、今の僕にはそれができるんだ。  
「七咲、今日は黒なんだね」  
「えっ? あ……。  
別に見られても何とも思いませんけど、先輩はほんとにえっちですね」  
 七咲は呆れたように言い捨てて、僕の腕を開放した。  
 僕がえっちだなんて、ははっ、前からわかりきっていることなのに。  
 
「ねえ七咲、郁夫とプロレスごっこもいいけど、僕と大人のプロレスをしようよ」  
「先輩、いまさら寝惚けてるんですか。何ですか大人のプロレスって」  
「それはね七咲、こういうことだよ」  
 僕はそういいながら、七咲の腰をロックして顔に引き寄せた。  
 頬に七咲のスベスベの太ももがあたるのが気持ちいい。  
「ちょっと先輩っ! いきなりそういうことはやめてくださいっ」  
 七咲は四つんばいになって逃れようとするけど、逆にシックスナインのような体制になってしまう。  
 僕の真上、まさに眼前に七咲の秘部がある。  
 少し盛り上がった下着の奥を想像するだけで、わくわくする。  
 堪らず僕は、ソコに顔を押し付けた。  
「あっ、ん、せんぱ、いっ、やめてっ、ください」  
「いい感触だよ。七咲の肌はスベスベだな」  
「んっ、はずかしいですっ」  
 そんな七咲の声を無視して、僕は七咲の恥ずかしいところに顔を押し付け続ける。  
 足を閉じようとするけど、逆に七咲の太ももに顔が挟まれることになり、僕はさらに興奮する。  
「ははっ、七咲の、いい匂いがするよ」  
「やだ、せんぱい、臭い嗅がないでくださいっ」  
「いいじゃないか七咲、僕たちは恋人どうしなんだから」  
「こんなえっちな人と恋人どうしな、わたしの身にもなってください」  
「ひどいこというなぁ」  
 軽口を言いあっているうちに、七咲の雰囲気も変わってきた。  
 よし、このまま最後までいっちゃおう。  
 僕は七咲の黒の下着に舌を当てて、愛撫をはじめた。  
「んんっ、あっ、だめっ、先輩っ」  
 口ではそういっても、七咲の下着には僕の唾液とは別に、染みが広がってきていた。  
「あっ、ん、せん、ぱいっ、んんっ」  
 七咲の喘ぎ声も少しずつ大きくなっている。  
 今日の僕は珍しく主導権を握ってるかんじがするなぁ。  
 もう少し調子に乗ってもいいかもな。  
 僕は舌の動きを加速させ、下着の染みはさらに大きくなってきた。  
「七咲、下着がびしょびしょだよ。脱がしてあげようか?」  
 
「はぁはぁ、もうっ、先輩、やめてくださいって言ってるのに……、もう許しませんよ」  
「え? 七咲っ、まって!」  
 僕の上に七咲の下半身があるということは、七咲の前にも僕の下半身があるということだ。  
「ふふっ、先輩、ずいぶん大きくなってますよ」  
 そう言いながら、七咲は僕の股間を撫で始める。  
「さぁ先輩、どうしてほしいですか」  
「できれば優しくしてほしいけど……」  
「ふふっ、だ め で す 」  
 僕は調子に乗りすぎたみたいだ。ズボンのチャックは下ろされ、僕のムスコは完全に七咲の手の中にある。  
「あうっ、なっ、七咲っ、痛いよ!」  
「先輩もわたしの嫌がることしたんですから、当然です」  
 七咲が僕のムスコを扱きはじめる。  
もともと運動神経がいいせいか、七咲の手さばきは絶妙だ。  
 裏筋やカリの部分も、白く綺麗な指で刺激してくる。  
「七咲っ! そんなにしたら我慢できないよっ」  
「いいですよ我慢しなくても。ふふっ、わたし先輩の感じてる顔って、かわいくて好きですから」  
「そんなぁ」  
「舐めてあげたら、もっと可愛い顔をするんですけどね」  
そう言いながら七咲は体制を変え、僕のものを咥えた。  
「うあっ、だ、だめだよ七咲」  
楽しいシックスナインの時間は終わってしまった。   
うう、もう完全に七咲のおもちゃだよ僕は。  
「んむっ、んむっ、んくっ」  
 僕のモノを咥えながら、七咲はいたずらっぽい顔で、僕を見上げる。  
「な、七咲、本当に出ちゃうよ……」  
「ぷはっ、ん、いいですよ先輩、んく、わたしの口の中に先輩のを、出してくださいっ」  
 七咲は手で僕のモノをしごきながら、口の動きも加速させた。  
 ううっ、情けないけど、気持ちよすぎてもう我慢できないよっ。  
「七咲っ、だすよ、うっ、でるっ」  
「んんっっ、んく、ん、んむ、……せんはい、みてくだはい、こんなにでましたよ」  
 七咲は、口を開いて僕に見せてきた。七咲の小さく赤い舌の上に、僕の白く濁った精液が見える。  
 
「はぁはぁ。ねぇ七咲、七咲は僕に変態だなんて言うけど、七咲も十分えっちな女の子だと思うよ」  
「んく、ごくっ、はぁ。先輩が、わたしをえっちな子にしたんです。  
責任、とってもらいますからね」  
「え、責任って?」  
「わたしだって、先輩のせいで身体がおあずけをされているみたいになってるんですよ。もぉ、女の子にこんなこと言わせるなんて、最低ですね先輩」  
「あ……」  
 そういえば、七咲にはさっき下着の上からクンニをして、そのままだった。  
 七咲も身体が火照っているんだ。まるで発情期の猫のように。  
「ごめんね七咲。僕気がつかなかったよ」  
「はい……」  
 僕は七咲をベットに押し倒し、制服の上をはだけさせた。  
すぐに可愛いブラも剥ぎ取り、胸に愛撫を始める。  
 七咲の胸は小ぶりだけど形がよくて、それにすごくいい感触だ。  
「んはっ、ん、先輩、いきなり、激しいです、んんっ」  
 抗議の声など無視する。僕は七咲の胸に夢中になる。まだ発育途中で少し硬さを残した胸だけど、飽きもせずに揉み続けてしまう。  
 左手で胸を揉みながら、右手を下半身へ持っていく、黒い下着の中に手を入れると、控えめに生えた恥毛と、ものすごく濡れたあそこに手がかかる。  
「ああっ、せんぱいっ、そこはだめですっ」  
「すごい濡れかただね。さすがに七咲はえっちな子だよ」  
「はあっ、んっ、いじわる、いわないでくださ、んんっっ」  
 僕は七咲の乳首に歯をあて、刺激を与える。  
 七咲はもう十分濡れてるし、もういいかな。  
 僕は七咲の下着を下ろして、七咲の片足に引っ掛けておく、スカートは面倒だから脱がさない。ははっ、後で皺になったって、七咲におこられるかも。  
 七咲の脚を広げて、直接あそこを観察する。綺麗な薄ピンク色、その下には隠れるように小さな菊の穴も見える。  
「せんぱい……、恥ずかしいので、そんなに見ないでください」  
こんなに素晴らしい眺めを、恥ずかしいだなんて。僕はそう思いながらも七咲に提案してみる。  
「僕のが欲しいって言えたら、見るのをやめてあげるよ」  
「……先輩はやっぱり変態ですね。しかもすごく変態です」  
「七咲のおしりの穴には皺が何本あるか、数えてあげようか?」  
 実はもう数えたことがあるんだけど、そう言ってみる。  
「いやっ、先輩、言いますからっ、そんなとこ見ないでください!」  
「じゃぁ、言ってもらおうかな」  
 七咲の照れる顔はとても可愛い、頼りなげにゆれる前髪と、染まった頬。ずっとこの顔を見ていたいと思うほどだ。  
「せんぱい、先輩のアレをわたしにください」  
「それじゃわからないよ。もっと具体的にいってよ」  
「うう、これじゃあえっちな本みたいじゃないですか」  
「へぇ、七咲はそんなえっちな本を読んだことあるんだ」  
「違いますっ! い、言いますから、よく聞いててくださいね」  
「うん」  
 それから七咲は、二、三度唾を飲み込んでから一気に言った。  
「先輩のおちんちんをわたしにくださいっ」  
「仕方がないなあ。そんなに言うならあげるよ」  
 
 僕は七咲の細い腰をひきつけて、モノをゆっくり挿入した。  
「ああっ、い、んうっ、いきなりすぎますっ。せんぱいのが、はいって、んんっ」  
 七咲は十分濡れていたからか、あまり痛がるそぶりは見せない。初めてした時はすごく痛がっていたけど、もう大丈夫みたいだ。  
「七咲、動くよ」  
「んっ、はい、いいですよ、先輩」  
 ギシギシとベットがゆれる。七咲の中は、狭くて暖かくて、そしてとても気持ちがいい。  
 僕は夢中になって腰をふる。  
「あんっ、はぁっ、んん、ああっ、せ、んぱいっ、キスを、して、くださいっ」  
 七咲は繋がっている時、よくキスをせばむ。そして僕はそれに応じる。  
ん、んちゅ、んむっ……。二人の貪るようなキスの音だけが部屋を支配する。  
「ぷはっ。あ、んんっ、せん、ぱいっ、もう、もうだめです、わたしっ」  
「うん。七咲イっていいよ」  
 僕の二度目の射精ももうすぐだ。  
 七咲が僕にしがみついてくる、僕はさらに早く腰を振る。  
 またキスをする。  
 七咲の匂いにまみれる。  
 溶け合うように互いを求める僕ら。  
「んあっ、ああっ、せんぱいっ、んん、あああっ!」  
 七咲がイクと同時に僕も出した。  
 ……そのあともしばらく僕らはベットで抱き合ってすごした。  
 
 
 
 
 結局、七咲は僕の家に泊まっていくことになった。  
 ちなみに避妊については、七咲に恥ずかしい事を言わせてる間に着装しているぞ。  
 明日の朝、また七咲との日々がはじまる。  
                                 終わり  
   
 
     
    
 この後は例のごとく特典ドラマCDに続きます。  
    
 
 
   

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