side-a:albatross  
 
 
ピジョンを睨みつける。  
それが、身体の自由を奪われた今の私にできる、唯一の抵抗だった。  
「抵抗するの?」  
「当然です」  
「ふぅん」  
呟き、ピジョンはくすくすと笑う。  
「なら、お仕置きが必要かしら」  
「お仕置き…?」  
そんな言葉の意味を理解するよりも先に、ピジョンの両手が私の両乳首を同時に摘んだ。  
「あんっ!」  
不意打ちに、思わず声が出る。  
そのまま、ぐりぐりと押し潰すように弄ばれ続けた。  
「随分とイイ声を出すのね。もしかして、こういうのは初めて?」  
「とっ、当然ですっ!」  
毅然とした態度で言おう。  
そう思ってはいたのだが…何故か、つっかえてしまう。  
「そう…感じやすいのね、貴方。淫乱の素質があるんじゃないかしら」  
「こんなことでっ、何が」  
「さっき言ったでしょう?銀のモノバイルは、代々人を歓ばせるのが仕事だと」  
「私を…歓ばせようというのですか?」  
ピジョンを睨む。  
気勢を張る。  
さっきと変わらぬ状況下、精一杯の抵抗。  
だが、  
「あら?でも」  
そう言いつつ、ピジョンは左乳首を弄んでいた手を離すと、そのまま私の秘所を下着越しに撫でてきた。  
「っあ!?」  
不意打ちに、漏れ出る声。  
「ここは悦んでるみたいね。反論できるかしら…はしたないお姫様?」  
「くっ」  
はしたない。  
そんな言葉を浴びせられても、今の私は反論出来なかった。  
何故って。  
紛れも無い事実として…そこは、既にしっとりと濡れていたのだから。  
 
と。  
「!?」  
突如、視界が遮られる。  
同時に、口元が圧迫される。  
直後にそれが、ピジョンのリボンが、目と…何故か口元を覆ったせいだ、と気付いた。  
鼻は覆われていないから、窒息はせずに済んだ、のだが。  
「…早いのね」  
そんなピジョンの言葉が聞こえた。  
「?」  
早い…?  
少なくとも、私に向けられた言葉ではないようだった。  
「2人して、そんなにこのお姫様が心配?」  
2人。  
それを聞いて、ぼんやりと状況を把握する。  
まさか。  
「っ!」  
途端、顔が熱くなる。  
…そう。  
2人がここに来ている、そしてピジョンの言いようからするに。  
縛られ、下着を濡らした私を、ユウキ君とさっきの…レバリオと名乗っていた、マグネシウムのモノバイルが見ている、ということだから。  
だが、何か違和感を感じる。  
気のせいだろうか…  
「どうしたの、何も喋らないなんて?…ああ、そういうことね」  
言うなり、何かが私の秘所を撫でた。  
「んんっ!!」  
吹き飛ぶ違和感。  
走る未知の感覚。  
ああ、ダメだ。  
妙な感覚が…どうにも…。  
「ふふ、元気なのね」  
ピジョンが呟くと同時に下着は下ろされ、秘部が外気に晒される。  
「興奮しちゃった?無理もないわね、こんな格好のお姫様を見れば。…そうね、貴方がお相手をしてあげたら?」  
「!?」  
お相手。  
つまり、それは。  
 
「ほら、綺麗でしょう?」  
外気に晒された私の秘部を、ユウキ君が見ている…  
「んん!!?」  
どうして。  
そう意識してしまうだけで、知らず、秘部がさらに濡れてきた。  
「ほぅら、こんなにビショビショになっちゃって。これならもういいわ、さあ…」  
「んっ!?」  
何かが、私の秘所に当たる。  
熱い、何か。  
「…んーっ!!」  
…まさか。  
これは、レバリオの…それとも…ユウキ君の…  
「!!!!!」  
刹那。  
耐え難い苦痛が、私を襲った。  
 
 
*  
 
 
どれ位経っただろうか。  
朦朧とする意識。  
苦痛しか感じない感覚。  
…不意に。  
「…!…!」  
何かが聞こえる。  
これは、誰の声…?  
「…い、お前!」  
少し、ハッキリと聞こえた。  
…ユウキ君の声だ。  
「大丈夫か!?」  
え?  
「返事くらいしろってんだよ、おい!」  
「しっかりするダゾ!」  
…どうして。  
私を汚したのに、貴方たちはどうしてそんな優しい声をかけられるんだろう。  
ああ。  
私は。  
あのモノバイルに。  
そしてユウキくんに。  
どン、な、コトバ、を…カえセバ…イイ…?  
 
「ほら、綺麗でしょう?」  
外気に晒された私の秘部を、ユウキ君が見ている…  
「んん!!?」  
どうして。  
そう意識してしまうだけで、知らず、秘部がさらに濡れてきた。  
「ほぅら、こんなにビショビショになっちゃって。これならもういいわ、さあ…」  
「んっ!?」  
何かが、私の秘所に当たる。  
熱い、何か。  
「…んーっ!!」  
…まさか。  
これは、レバリオの…それとも…ユウキ君の…  
「!!!!!」  
刹那。  
耐え難い苦痛が、私を襲った。  
 
 
*  
 
 
どれ位経っただろうか。  
朦朧とする意識。  
苦痛しか感じない感覚。  
…不意に。  
「…!…!」  
何かが聞こえる。  
これは、誰の声…?  
「…い、お前!」  
少し、ハッキリと聞こえた。  
…ユウキ君の声だ。  
「大丈夫か!?」  
え?  
「返事くらいしろってんだよ、おい!」  
「しっかりするダゾ!」  
…どうして。  
私を汚したのに、貴方たちはどうしてそんな優しい声をかけられるんだろう。  
ああ。  
私は。  
あのモノバイルに。  
そしてユウキくんに。  
どン、な、コトバ、を…カえセバ…イイ…?  
 

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