夏の夕暮れ時。仕事を終えた春美は、家路に着く。幼い乳飲み子である息子の拓也と  
対面出来るのが楽しみでしょうがなかった。家が見えてくると思わずスキップしてしま  
う。  
「ただいまー」  
 と勢いよく玄関を開ける。すると  
「お…おかえりなさい」  
 と由加子の恥ずかしそうな声。声の主は姿も現さず、居間の中へと篭っていた。  
「由加子ちゃぁん。お出迎えしてくれないの?」  
 そう言う春美の要求に応えようと、由加子が居間の襖を僅かに開けて、顔を半分だけ  
見せた。そこから先は見せてくれない。春美は奇妙に思いながら玄関を上がる。  
「由加子ちゃん?どうかした?」  
「え…あの…えっと…えっと」  
 春美が近付くにつれ由加子の顔が紅潮してゆき、春美の手が襖に触れた時、由加子は  
「やっぱりダメっ」  
 と叫んで顔をひっこめた。春美は慌てて襖の隙間に手を差し込み由加子の腕を掴んだ。  
 パンッ!と、襖を開ける。  
 と、そこにはいたのは。  
 若さ弾ける裸体に、フリルのついた白いエプロンのみを纏った、由加子の姿。  
 
「わっ。なっ何それ?」  
 春美は今にも鼻血を噴き出しそうだった。男の憧れのシチュエーションが、今目の前  
にあるのだ。  
 由加子は今にも泣き出しそうな顔で、口元を抑えた。  
「だって…春美さん、拓也が生まれてから私に全然かまってくれないんだもん…」  
「それで裸エプロン?」  
「主婦友達に聞いたら、刺激のある事で誘ってみなさいって…そしたら自分に興味が向  
くからって…。でも、やっぱりこんなのダメだよね」  
「ぜっっんぜん!ダメじゃないしっ」  
 思わず春美の声が大きくなり、おまけに力の篭った腕が握り拳まで作っていた。由加子  
は目をまん丸くする。  
「あの…でもやっぱり恥ずかしいから着替えるね」  
「わぁっ!ダメ、ダメッ」  
 由加子はきょとんとしながら春美を見つめた。春美はなんと答えようかと考えたが、  
素直に  
「そのままでいて下さい」  
 と頭を下げた。  
 
(そうかぁ。由加子ちゃんにそんな寂しい思いをさせていたとはなぁ)  
 拓也の眠る揺りかごを揺らしながら、春美は台所へと目を向けた。由加子は律儀に裸  
エプロンのままだった。食事の用意の為にシンク周りを左右に動きまわり、その度にエ  
プロンの前は揺れ、後ろで結ばれたリボンは可愛いお尻の上を泳いでいた。細い肩に  
ゆったりと掛かる大きなフリルはとても可愛らしかった。  
 春美は可愛い妻の姿に思わず微笑む。  
 
「由加子ちゃん」  
「え?」  
 由加子は背後から抱き締められる。肩の上に顎を乗せ、春美が首筋へと唇を這わせてきた。  
「は…春美さん…」  
「刺激強すぎ。今すぐ食べたい」  
「え?ご飯?」  
「違う。由加子ちゃんを食べたい」  
 春美はエプロンの脇から手を差し入れ、由加子の柔らかな乳房を掴んだ。  
「あっ…まっ待って。や」  
 春美の掌が胸を下から持ち上げるように揉み、指先で乳首を挟んで摘み上げると、  
ピュッと液体が噴き出した。  
「あうっ…!い、いやぁっ」  
「あ、ミルク出ちゃった?」  
「…う、うん」  
 由加子は仰け反りながら頷いた。  
 
 春美は背後から由加子の唇を奪い、尚も胸に愛撫を与え続けた。柔らかかった乳首は指で  
弾いている内に硬くなってゆき、乳房を揉み上げる度に白いミルクが溢れ出た。  
「本当は拓也が飲むのになぁ」  
「あっは…だ、だめ…もう…あっく」  
 春美の指先で弄られる乳首が敏感に感じ、ピリピリと痺れた。それと連動し、下半身が  
ジワリジワリと熱くなっていく。トロリと腿に流れ出たのを感じ、由加子は悲鳴を上げた。  
「あああっ!ダメぇッ…もっもう…あっあああ」  
 エプロンの胸元は噴き出したミルクでぐっしょりと濡れていた。  
 由加子の差し出した舌先を吸いながら、春美の手が下腹部へと移動してゆく。  
「きゃあっ。ダッダメぇ!」  
 由加子の体がビクッと大きく揺れた。  
 春美の手が由加子の秘所に触れた時、既に濡れていて、指先を上下に数回滑らすだけで  
透明な液体が溢れ出てきた。  
「…由加子ちゃん。凄いいやらしいね」  
「あ、ああ…そんな。だって…春美さんが」  
 由加子は真っ赤な顔で目に涙を溜めていた。春美にはそんな由加子が可愛くて堪らなかった。  
 
 春美は一旦体を離すと由加子に前を向かせ、エプロンの裾を持たせた。  
 由加子は大人しく裾を胸元まで持ち上げ、乱れた呼吸で体を小さく震えさせていた。  
「そのまま持っているんだよ?」  
 そう言って、春美は由加子に足を肩幅程に開かせると、露わになった割れ目を広げた。  
「い、やぁ…見ないで…恥ずかしい…」  
 サーモンピンクのヒダが、喘ぐ呼吸に合わせてヒクヒクと動き、愛液は割れ目の周囲と  
腿の内側とを、まるでおもらしでもしたかのように濡らしていた。  
 
 

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