それからの俺は、不定期的に智子ちゃんと会うようになっていた。  
それは、愛なんていう感情にはまだ遠い、ほのかな恋心に近かったのかもしれない。  
付き合っていた彼女とは、予感どおり終わった。  
料理人として働く俺と、OLの智子ちゃんは、なかなか休日が会わず、一緒にいることが出来ない。  
仕事が終わった智子ちゃんが、俺のボロアパートにやってくる・・・そんな日々が続いた。  
でも、部屋でやることは当然のようにエッチなわけで、「好き」とか「付き合おう」なんて言葉がないまま、いわば「セフレ」のような関係だったのかもしれない。  
この時、俺は密かに智子ちゃんに恋心を抱いていたのだが、智子ちゃんが俺をどう思っていたのかはまだわからなかった。  
ベットで囁く俺の言葉にうなずく智子ちゃんを、俺は抱いた。  
その言葉は、自分でいうのも何だが、実に厭らしいものである。  
それでも、智子ちゃんは俺を受け入れた。その大きな胸に抱かれていると、なんだか安心するような気がしていた。  
親元を17歳で飛び出してから、安心できることなんてなかったんだなぁ・・・と思った。  
 
いつものように智子ちゃんを押し倒して、キスした。そして、ブラウスのボタンをゆっくり外し、胸に顔を埋めた。  
ブラジャーを剥ぎ取り、ピンク色の乳首を触った。智子ちゃんの体がピクン、と反応した。大きな胸が揺れた。  
恥ずかしそうな表情の智子ちゃんに、俺は興奮し、乳首を摘んで、自分の口に含ませた。そして、舌先で転がし、むしゃぶりついた。  
智子ちゃんの服を全部脱がせ、俺自身も裸になり、生まれたままの姿で抱き合った。  
乳房を揉んでいるうちに、智子ちゃんの息遣いが荒くなってくる。智子ちゃんは感じやすい体をしている。  
俺は舌を使って胸から腹、そして、その下へと移動させる。俺は智子ちゃんの大切な部分を触り始め、指と舌で攻めた。  
 
「あ・・・ん」たまらず、智子ちゃんが声を上げる。その声を聞いて、俺はますます燃えた。  
俺はクリトリスを軽く噛んでみた。「あ、ああっ、いや・・・ん」恥ずかしさと気持ちよさからなのか、智子ちゃんはマジで可愛い声を出す。  
「すっげー可愛いよ、智子ちゃん・・・」そう言いながら、俺は攻め続けた。  
「あ、あああ、あん・・・」喘ぎ声が部屋中に響く。静かな夜には、智子ちゃんの喘ぎ声、俺の息遣い、ギシギシと軋むベット、ピチャピチャ、という厭らしい音しかしない。  
俺は、智子ちゃんのアソコから溢れ出る愛液を音を立てて飲み、アソコに指を突っ込んだ。俺は指を3本入れて動かす。そして、ゆっくりと掻き回し始めた。  
「あっ、あっ、ああああ、んんっ・・・ああっ、あん」智子ちゃんの体が大きくのけぞる。智子ちゃんの中から愛液が流れ出し、俺のものも智子ちゃんを求めてどうしようもなくなっている。めちゃくちゃ興奮している。早く入れたい、そう思った。  
「智子ちゃん・・・入れていい?」「ん・・・はぁっ・・・」  
苦しそうな表情のまま頷く智子ちゃんのアソコを俺のペニスがなぞるように触れ、一気に突いた。  
「あ、ああぁッ・・・!!」  
俺のぺニスが入った智子ちゃんのアソコがキューっと締まったようになる。でも、俺ももう少し我慢した。  
 
俺はゆっくりと腰を動かし始めた。だんだん激しくして、智子ちゃんの体を大きく揺らした。ピストンされるがままになる智子ちゃんに、俺は「腰・・・動かして」と言った。  
智子ちゃんは俺の言うとおりに腰を動かし始めた。  
「あああん、はぁッ・・・あん」智子ちゃんの声が大きく、そして、いやらしくなる。「ウウッ、ああん、あん」  
感じやすい体質なのかもしれないが、智子ちゃんはスケベな女だと思う。俺の下になりながらも腰を激しく振って、涎を垂らしている。  
「ああッ、はぁッ・・・!!ウッ・・・せ・・・いちくん・・・」死にそうなほどに苦しそうな声で智子ちゃんは言った。俺も限界だった。  
「ウッ・・・」  
「はぁッ・・・ああっ、あん、あん、あ・・・・う・・・!!」  
俺たちはふたり同時にイッた。何とも言えない快感で、俺はそのまま中で出した。中出しすることに何の抵抗もなかったし、その方が気持ちいい。  
コンドームは、したり、しなかったり、その時々によって様々だった。  
だが、それが、俺と智子ちゃんの運命を変ることになろうとは、思いもしなかった。  
 
しばらくして、ぐったりした智子ちゃんに「大丈夫?」と聞くと、「うん・・・平気」と笑顔で答えた。  
少し休んで、俺たちは体位を変えて、何度かやった。  
「フェラして」と言う前に、俺のペニスを両手で掴み、その先を舐めてくれた。  
「あたし、成一君の、好きなの」そう言いながら、しゃぶりついていた。  
智子ちゃんの口の中で大きくなった俺のペニスは、我慢できないくらいになっていた。  
このまま智子ちゃんの顔にかける顔射もいいけど、その時は、飲んで欲しくなった。俺の精液を飲んでくれる智子ちゃん・・・。想像しただけでイキそう。  
「はぁッ・・・智子ちゃん、口の中に・・・出していい・・・?」「えっ、口?」「ああ・・・飲んで」「飲むの・・・?」「飲んで」「・・・わかった」  
さすがに最初は戸惑ってたみたいだけど、俺の言うことに素直に応じてくれた。  
最高潮に達した俺は、智子ちゃんの口の中で出した。そして、それを、ごくん、と飲んでくれた。俺の精液をゴクゴク飲んでくれている智子ちゃんが本当に可愛く思えた。智子ちゃんは、上目遣いで俺を見た。  
ぽってりした唇は、俺のペニスを咥えていて、大きな目は、どこか虚ろなままに俺をじっと見つめている。  
智子ちゃんを性の対象にしか思っていなかったわけではないが、智子ちゃんとのセックスは満たされたもので、会うたびに体を求めていた。  
 
智子ちゃんが俺の部屋に来るという関係は、3ヶ月続いた。  
しかし、ある事件が起きた。  
俺の部屋で智子ちゃんがひとりで待っていたときのことだった。玄関のチャイムが鳴った。「成一君?」「あ・・・俺、隣に住んでるものなんだけど・・・」  
ドア越し見知らぬ男の声がした。智子ちゃんはさほど警戒もしなかったようだった。  
「木村さんの荷物、預かってるんだけど・・・」「あ、そうなんですか!」  
そう言われ、思わずドアを開けてしまったらしい。  
「あれ、今日は一人なの?」隣の男は、今時の学生風だった。  
「ねえ、君、いつも木村さんのところに来てる娘だよね?」「はい」「木村さんは?」「仕事行ってて・・・」「ふぅん」  
男は、智子ちゃんを厭らしい目つきで眺めた。  
「あのさぁ、あんたたちっていつも凄いよな」「え?」「声だよ、声」「・・・声?」  
智子ちゃんは何のことかすぐには分からなかったらしい。  
「このアパート、壁薄いんだよね」「あっ・・・」「厭らしい身体してるんだもんな、彼氏が羨ましいよ・・・」  
 
智子ちゃんは危険を感じ、ドアを閉めた。しかし、男は部屋中に強引に入ってきた。  
「ねえ、どうしたらあんな声出してくれるの?」「いや・・・」「いいよなぁ。あんあん喘いじゃって、俺のも立っちゃうんだよ」「い、いや!」  
「彼氏としてること、俺にもしてくれよ。俺、彼女と別れたばっかりなんだよ」「帰って!」  
「俺、しょっちゅう、あんたのセックス想像してるんだよ。あんたがここに来るようになってから、ずっと。あんたの声がすげー厭らしいんだよ。わかりやすいんだよね。あ、今、イッたかな・・・とか」  
「帰って!!」「彼氏より、優しくしてあげるよ。あ、それとも激しくして欲しい?」「帰ってったら!!警察呼ぶわよ!!」「いいじゃん。初めてアンタ見たときから、やりてェって思ってたんだよ」「いや・・・!!」  
その時、上手い具合に俺が帰宅した。  
嫌がる智子ちゃんと、智子ちゃんの腕を掴む男・・・。  
(あれ、こいつ、隣の・・・)  
一瞬で、何かがあったと分かった。  
「てめえ・・・!!」  
俺はそいつを殴った。  
「ってぇ・・・。お前らが毎晩あんあんウルセーから悪いんだよ!!」  
男は、そう言いながら、自分の部屋に戻った。  
 
「智子ちゃん、大丈夫!?何かされた?」「ううん・・・。でも、やらせろって言われた・・・」「・・・・あの野郎・・・!!」俺は怒りが収まらなかった。  
「でも、やっぱり、ここの壁、薄いんだね。隣に丸聞こえだったみたいだよ・・・あの時の声」泣きながら智子ちゃんが言った。  
(ああ・・・俺のせいだ)  
俺は落ち込んだ。俺が悪いんだ。智子ちゃんを危険な目に遭わせてるのは俺なんだ。  
「ごめん、智子ちゃん」「あたしがいけないんだよ、ドアあけたんだから」「智子ちゃん、もう、家に来ない方がいい」「・・・うん」「俺も、ここ引っ越すよ」「うん・・・でも、どこに?」「これから探す」「でも、引越しってお金かかるでしょ?」  
そうなんだ。引越しは金がかかる。このボロアパートも、壁は薄いけど、3万円の掘り出し物だった。  
「ねえ、成一君、あたしの部屋に来ない?」智子ちゃんが言った。「あたしの部屋で・・・一緒に住もうよ」  
 
智子ちゃんの部屋に転がり込んだ俺は、確実に智子ちゃんを愛し始めていたと思う。  
毎晩のように体を重ねながら、智子ちゃんは、たくさんの愛の言葉を俺にくれた。  
俺は「愛してる」も「好き」も言えなかった。そういえば「付き合おう」とも言っていなかった。  
智子ちゃんは「愛してるって言って」と言うこともあったが、そのたびに俺は「そんなこと言えるかよ」と言ってしまっていた。  
言葉じゃ表せないほどに智子ちゃんのことが大事なのは神に誓えるし、体の関係からそれは分かってもらっていると思っていた。  
智子ちゃんのアソコに自分のペニスを入れて激しく突きながら、俺は心の中で何度も「愛してる」と叫んだ。  
智子ちゃんから流れ出す愛液が、俺を受け入れてくれているんだと思った。俺の精液をごくごく飲みながら、目をつむる姿が可愛かった。  
セックスにも相性があるんだと思い、俺は、智子ちゃんと離れたくない、そう思った。  
 
いつも元気な智子ちゃんを俺が支配する、そんなシチュエーションが好きだった。  
智子ちゃんのほうから「縛って」と言い出すこともあった。俺は智子ちゃんをスカーフで縛る。両手を後ろで縛って、目隠ししてやる。  
そういう時の智子ちゃんの体は凄い。ダラダラと流れる愛液、飛んでしまう俺の精液、性に溺れているといえばそうかもしれない。でも、幸せだった。  
俺は、智子ちゃんが上になる騎乗位も好きだった。ガンガン腰を振る智子ちゃんが、愛しくて愛しくて、たまらなかった。  
お互いの大事な部分が擦れ、痛いこともあったが、騎乗位は良かった。  
子供が生まれ、両親と同居を始めてからも、騎乗位をよくやる。相変わらず、智子ちゃんの喘ぎ声は大きい。  
妊娠中は思うようにセックスできなかったが、出産後は、前よりも感じるようになったようだ。  
まぁ、そこまでには長い長い道のりがあるんだけど。  
何はともあれ、俺21歳、智子ちゃん23歳の恋はどうしようもないくらいに刺激的だった。  
(つづく)  
 
 

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