「…そん…な、射精させたら終わりだって…」  
 
「うむ、ワシが満足出来たら終わりにしてやるぞ、だがホレ、この通りワシはまるで満足しとらん」  
 
 葵の心を絶望が埋め尽くす。このような事はまるで想像の埒外だった。  
葵の少ない性知識では男性は射精をすれば興奮状態が収まり、男性器は通常の状態に戻るはずだった。  
一時間以上もたっぷりと咥えさせられてようやく射精に導いたのだ。  
顎は既にガクガクで喋ることすら億劫だった。今一度のフェラチオなど出来るはずもない…  
 
「わかり…ました」  
 
 だが、貞操を守るため、再び覚悟を決めたのか。三度葵は近藤の肉棒を咥え込む。  
 
(もう少し抗議するかと思ったが…)  
 
 もう出来ないと喚く葵を言い含めてセックスに持ち込むつもりだった近藤はやけに従順な  
葵の態度を訝しむ。  
カマトトぶっていたがフェラに目覚めたのかと勝手なことを思っていると強烈な痛みが股間を襲う。  
 
ガリリッ!  
 
(噛まれたっ!)  
 
「このアマーッ!!」  
 
 瞬時に頭に血が上った近藤が葵の頬をビンタする。拳ではなかったのはこの年になって身に付けた一握りの自制心ゆえである。  
 
 一方ビンタを受けた葵はまるで車に轢かれたように吹き飛ぶ。  
父親にすら打たれた事のない頬が火傷を起こしたかのようにジンジンと痛み、  
軽い脳震盪を起こしたのか、視界と意識がぐにゃりと歪む。  
 
(失敗した…逃げなきゃ…)  
 
 予定では男の肉棒を噛み千切って外に逃げるはずだった。  
恥ずかしい姿を人に見られてしまうがこのまま犯されるよりはと決断したのだ。  
それがなぜ失敗してしまったのか。  
 
「つぅ〜、このアマ…虫も殺さないような顔しやがって…丁度真珠を埋めたところじゃなかったら  
噛み千切られていたぜ…」  
 
 近藤の肉棒の半ばあたりからパールの鈍い光が漏れる。皮は完全に噛み切られていた。  
フェラで顎が疲弊していなければそのままパール上を滑り本懐を達していたかもしれない。  
 
 ビンタを受けて動けない葵に近藤が近づく。  
復讐心に猛り狂う肉棒は萎えるどころか益々いきり立ったままだ。  
平衡感覚が狂っているのか、横になったまま逃げようと脚をバタつかせる葵を無理やり立たせると  
帯の結び目を解き、コマ回しの要領で帯を力いっぱい引く。  
 
「ふんっ!」  
 
「い、いやあああぁぁぁぁっ!!」  
 
 健全な日本男児であれば誰もが憧れるこの行為を、当然のように近藤も踏襲する。  
元々はだけかけていた着物を止めていた帯がなくなり、完全に裸体が露出する。  
腕を拘束している紐に引っかかっているだけの着物を引きずりながら芋虫のように  
逃げようとする葵をニヤニヤしながら追いかける。  
 
「やぁだぁぁぁ…たすけて…雅しゃん…」  
 
 先ほどのビンタに加え、コマ回しで完全に三半規管を揺らされて酔ったのか、ろれつも  
回らなくなった葵の手首にぶら下がる着物を拘束着のように腕に巻きつけると葵に覆いかぶさる。  
 
「ら、らめぇっーーーーー!ゆるひて…薫しゃまっ!薫しゃまっ!!」  
 
 暴れる葵の太股を押さえつけると秘裂に肉棒を擦り付ける。  
表情を見ながら挿入出来る正常位の姿勢を選択するとゆっくりと挿入を始める。  
 
「らめ…そこは薫しゃまだけの…」  
 
 充分に濡れている陰唇だったがいつも受け入れているサイズよりも大きな亀頭は中々侵入出来ない。  
しかし無理やり挿入することはせずに、いやみなほどにゆっくりと時間をかけてジワジワと押し込む。  
 
「そら、亀頭が入ったぞ…」  
 
「〜〜〜〜〜ッ」  
 
 全身の筋肉を硬直化させて侵入者を防ごうとしているのに、そこだけは持ち主の意思など関係なく  
柔らかくとろけさせた葵の膣は、男の肉棒をはしたなく咀嚼しはじめる。  
錨のような亀頭が膣に食い込んだ今、身体を動かすことすら出来ずに徐々に中に踏み込まれてくる  
感覚に歯を食いしばり、爪が食い込むほどに手を握り締めて耐える。  
 
「奥さんの中、あったかくていい感じだよ」  
 
「いやぁぁぁっ!ぬいて!ぬいてぇ〜〜〜っ!」  
 
「よっぽどチンポ好きなんだなぁ。美味しそうに目を潤ませちゃって」  
 
 もっとも太い部分が入ってしまった今、近藤が力を込めれば葵の膣道は容易く占領されてしまうだろう。  
だが何もせずとも葵の膣道は美味しそうに肉棒を噛み締めて、更に奥へ奥へと誘おうと蠕動を続ける。  
甘い吐息を漏らしながらも葵の体中の産毛は総毛立ち、足のつま先が恐怖にブルブルと震える。  
 
「くほぉぉ、いいマンコだ。絡み付いてきやがる…」  
 
「おねがい…します、あぁ、ぬいて…ぬいてくださいっ」  
 
「何言ってるんだ、こんないいマンコから出られるわけないだろう」  
 
 既に処女膜があったポイントなどとうに過ぎているのに何に拘っているのか。  
下手な処女など比べ物にならない強固な貞操観念をじっくりと堪能し、全てを奪い去る。  
これが一夫に全てを捧げていた貞淑な人妻レイプの醍醐味なのだ。  
 
「そういえばおっぱい揉まれるのも好きだったな、手が空いてるから揉みながら入れてやろう」  
 
「あっ……あ、あ、だめ…だめぇ……」  
 
 しっとりと汗ばんで手に吸い付くような双乳を両手で弾ませながら、じっくりと葵の表情を観察する。  
亀頭の先があるポイントに達すると葵の表情がどこか遠くを見るような表情になり、涙が一筋零れる。  
近藤は多くの経験からそれが旦那の肉棒の定位置まで届いたからだと学んでいた。  
腰を止めるとウェストをしっかりと掴む。  
 
「葵! このチンポの形をよく覚えておけよ。これがお前の二番目の男だっ!」  
 
 そう、叫ぶと近藤は力を込めて未開拓の膣道を一気に貫いた。  
すぐに子宮にぶち当たるが構わずに突き上げる。  
膣道が伸びて拡張され、それでも足りずに子宮が内臓を押し上げた。  
近藤の中年太りした下腹部に生えた陰毛と、葵のささやかなそれとが絡みあう。  
 
「あっ…」  
 
 その一瞬で、完膚なきまでに葵の全ては征服された。  
葵の目からポロポロ零れる涙が号泣に変わるのに時間はいらなかった。  
 
「ハァ…ハァ…アッ…ん」  
 
 極太の肉塊に胎内をミッチリと埋め尽くされて苦しげに喘ぐ。  
身じろぎをした程度では小揺るぎもしないその秘密は、錨のように子宮口付近にある窪みに  
食い込むカリと、肉棒の根元付近に集中的に埋め込まれた真珠のせいである。  
この二つのストッパーをどうやら三段締めの名器らしい葵の媚肉が締め付ける事によって、  
二人の性器はまるで鍵をかけたようにガッチリと結合しているのである。  
 
「ん、んんぅ…」  
 
 しかし動かずにいてくれる今はまだマシだった。  
抜いて欲しいと思っていながら、葵の身体はいざ抜く段階になるとそれを阻止しようと、はしたなく  
男に脚を絡ませてしまうのだ。  
 
「くぅぅぅ…んっ!」  
 
 ガッチリと媚肉に食い込む肉棒を無理やり引き抜かれると、まるで全身が裏返るような衝撃と共に  
葵の慎ましやかな陰唇が肉棒に縋りつき捲くれあがっていく。  
柔らかな粘膜をカリと真珠でもってゴリゴリと削り取るように掘削されていく快楽を、声を押し殺し  
必死に耐える。  
だが葵が本当に恐れるのはこの先である。  
 
「やぁああああっ! そこ擦っちゃ駄目ぇっ! おかしくなるっ! おかしくなっちゃうっ〜!!」  
 
 肉棒の中ほどに特別にあつらえられた瘤、葵が噛んでしまった部分がこれまで一度も触れられた  
ことのない葵のGスポットをグリグリと刺激して、存分に葵を啼かせて復讐を愉しんでいるのだ。  
ここを擦られてしまう度に未知の快楽に花蜜を吹き零し、身も世もなく喘ぎ狂ってしまう。  
 
「駄目…入ってこないでぇ〜ああ…またっ…駄目ぇっ〜!!」  
 
 捲れ返った陰唇を胎内に巻き戻しながら再びGスポットをなぞり上げ、膣道を我が物顔で押し拡げる。  
ゆっくりと時間をかけて奥まで進むと子宮を突き上げる要領で根元まで埋め込んだ。  
 
「あうぅっ! ハァ…ハァ…あぁ…」  
 
 淫らな抽送がようやく終わり、あるべきものがあるべき所に収まったという結合感に思わず甘い声を  
漏らす葵。  
媚肉は再び胎奥までやってきた肉塊をもてなすように優しく締め上げる。  
こうして媚肉が近藤の肉棒の形に馴染むまで待って、再び抽送を繰り返すのだ。  
 
「もうワシのちんぽの良さがわかってきたみたいだな。どうだ?奥までずっぽりハメられると  
気持ちいいだろう」  
 
「ハァ…ハァ…」  
 
(お腹が…パンクしちゃうっ…)  
 
 身悶えしてしまうほどの緩やかな抽送で男の剛直がどのように自分の膣を刺激しているのか、葵は  
はっきりと自覚させられてしまっていた。  
凄まじい熱量と硬度を持つ男の一物が、自分の胎内にどっかりと鎮座していることがはっきりとわかる。  
そんな屈辱に枯れ果てたと思っていた涙がまた零れはじめる。  
もう、どうすればいいのかわからない。葵は絶望の中にいた。  
 
トゥルルルルルルルル…トゥルルルルルルルル…  
 
 不意に鳴り響く電話のコール音に葵はビクリと身体を震わせる。  
 
 その様子をみて男はいい事を思いついたとばかりにニヤリと笑うと、葵の身体を俗に言う  
駅弁スタイルで持ち上げ、電話機に向けて歩き出す。  
 
トゥルルルルルルルル…トゥルルルルルルルル…  
 
「まさか…やめて、やめてくださいっ!」  
 
 両腕が後ろ手に縛られているため男にしがみつく事も出来ない、非常に不安定な体勢のまま  
電話の置いてある部屋の端まで到達すると、葵の背中を壁に押し当てて固定し受話器を取り、  
葵の耳に宛がう。  
 
「お、お待たせいたしました、本条でございます…」  
 
『あ、葵ちゃん?』  
 
 仕方がなく応対した電話の向こうから夫の声が聞こえる。  
今一番聞きたくて、一番聞きたくない声だった。  
貞操を守れなかった申し訳なさ、助けて欲しいという気持ち、消えることのない愛情、全てが  
ごちゃまぜの感情が葵の心を吹き抜けて、数瞬の後、ようやく一声搾り出す。  
 
「か、薫さま…」  
 
 電話相手が夫の薫だと見て取った近藤が腰を使い始める。  
ピストン運動ではなく、グリグリと子宮口を亀頭でなぞる回転運動だ。  
 
『葵ちゃんっ! ごめんっ!』  
 
「ッッッ!、あっ……どう……なさったのですか?」  
 
 突然の行為だったが、ある程度予想していたためなんとか耐える葵。  
ボロを出さないように薫の声に集中する。  
 
『急に仕事が入っちゃって…今日も遅くなりそうなんだ』  
 
「うっ…そんな…お仕事なら…しょうがないですよ…ぁぁ…」  
 
『ごめんね…葵ちゃん、…でも大丈夫?なんだか声が風邪っぽいけど…』  
 
 夫の優しい労わりの声にまた涙が零れる。  
 
(ごめんなさい、薫さま…葵はもう、そんなお言葉をかけていただく資格なんてないんです…)  
 
「はい、葵は大丈夫です…」  
 
『それならいいけど…。本当にごめんね。お弁当、おいしかったよ。じゃ』  
 
「お仕事、頑張ってくださいィッ………ッッッ! ああっ! あんっ!あうっ!!」  
 
電話が切れたかどうかも確認出来ない内に、近藤は突如激しくピストン運動を始め、電話機を放り投げる。  
 
「な、なんて、あんっ! 事をっ、あぁんっ!」  
 
 もしかすると薫が切るより大声を上げてしまったかもしれない。  
それだけではない、葵を挟んで壁にドスン、ドスンと全体重をぶつけるような激しい腰使い。  
もし隣の部屋に住人が残っていたら間違いなく何をしているかバレてしまうだろう。  
 
 だが、わかっていてもくい打ち機のように激しい近藤の抽送に声を抑えきれない。  
肺の中の空気すら押し出されてしまいそうな強烈なピストンに、抗議の言葉すら紡げず喘ぎ続けるしかないのだ。  
 
「ハッハッハッ、もしかすると慌てて帰ってくるかもなぁ、どれ、一緒に出迎えと行こうか」  
 
 男が再び葵を抱えて移動するとなんとベランダに出る。  
このマンションはあまり人通りがないとはいえ通りに面した所に建っているし、同じ階の住人が  
ベランダに出てくれば丸見えだろう。葵の前に新たな羞恥地獄が幕を開けた。  
 
「な、何を考えているんですかっ! もう、充分でしょうっ!?」  
 
「ちんぽ気持ちいいクセに強がってるんじゃねぇっ!」  
 
 葵の抗議など何処吹く風で、欄干に干してあった布団の上に葵の尻を載せる。  
何の支えもなしに4Fの高さから身を乗り出す恐怖に葵は身体を凍らせる。  
 
「や、やぁぁ、落ちます、落ちてしまいますっ」  
 
 身じろぎする葵を腰の一揺すりで黙らせると、太股を両脇に挟み込み猛然と律動を開始する。  
 
「あっあっあぅっこ、怖いっ! ああぁーーーーーっ!!」  
 
 上半身のバランスを取る為に腹筋に力を込める葵の締め付けを楽しみながら、楽器を奏でるように  
葵を啼かせまくる。  
透き通るような青空の下で葵のソプラノボイスが響き渡る、淫らすぎるステージ。  
 
「どれどれ、おっ、あの自転車に乗ってるの葵の旦那さんじゃないか?ちょっと声掛けてみるか?」  
 
「ち、違いますっ…あんっ! 止めて…くださいっ! あぁっ!」  
   
 もし見上げられなどしたら完全に見つかってしまうが、葵にはどうすることも出来ない。  
誰にも見られないように祈るだけだ。  
 
「あぁっ! らめぇ〜っ! ソコ許してぇぇぇっ!!」  
 
 容赦なく膣内の弱いポイントを擦り続ける肉棒の動きに葵の意識が段々空白になっていく。  
上半身を支えていた腹筋から力が抜け、ガクリと身体が崩れる。  
エレベーターが動き出す時のような浮遊感。  
気がついたときには既に遅く、葵の上半身は完全に空中に投げ出され、もし近藤が脚を離してしまえば  
葵の身体は間違いなく墜落するだろう。  
 
(あ…何? 今の…意識が真っ白になって…)  
 
 一瞬の断絶の後、意識を取り戻すが男は美しく弓なりにしなる葵の肉体を好き勝手に振り回し、  
姿勢を回復させる暇など与えない。  
重力にも負けずツンと上向きに乳首を立たせた乳房はゴムマリのように空中を跳ね回り、とろけきった  
媚肉を反り返る肉棒が浅突きする。  
 
「た、助けてっ! 落ちちゃうっ! 落ちちゃう〜っ!!」  
 
 助けなど求めても無駄と分かりきっているが今の葵にはこの男に頼るしか術はない。  
案の定助けるどころか、肉棒を膣の入り口まで引き抜くと強烈な子宮突きを撃ち出す。  
 
(お…ちる…)  
 
 葵の目の前が真っ白に染まり、上下左右も分からない強烈な浮遊感に包まれる。  
 
「あ、ああっ! あああっ! かはぁっ!」  
 
びゅっびゅっ  
 
 透明な水流が葵の膣から勢いよく噴射され、近藤の下腹部で弾ける。  
 
「あ…はぁん…」  
 
「軽くイッたみたいだな。潮まで噴きやがってっ!」  
 
 初めて味わう絶頂の感覚にガクガクと身体が震える。  
それは絶望の中で辿り着いた法悦の境地。  
全ての懊悩は一瞬にして消え去り、至福の一瞬を葵にもたらした。  
 
(い…く?潮?葵は…葵はどうなってしまったの?)  
 
 近藤のほうも葵に潮を噴かせるコツを掴んだようで、楽しそうに何度も恥ずかしがる葵に潮を噴かせる。  
まずGスポット付近をしつこく刺激して愛液をたっぷりと分泌させ、膣道に溜まったそれを一気に押し出す  
ように強突きしてやると面白いように潮を噴くのだ。  
あまりの羞恥と快感の前に葵はもう何も考えられない。  
どんどん快楽のボルテージが高まり、もはや周りの様子も、危険な状況も、愛する夫の姿すらも  
頭の中から消え去っていく。  
 
「ああっ! また堕ちる…堕ちてしまいますぅっ!!」  
 
「それはイクって言うんだっ! イけっ! 葵っ! イッてしまえっ」  
 
「イクッ! イクッ! イクゥッ!! 葵、イッちゃうううっ!!!」  
 
 葵の絶頂に合わせるように近藤も高速ピストンで一気に射精に向かって駆け上がる。  
絶頂の瞬間、子宮口に亀頭をゴツンと打ち付けると男はなんと葵の太股を離す。  
今や葵の体重は股間部のみで支えられ、媚肉はビクビクと脈動する肉棒をこれまでで最高の圧力で  
必死に締めあげる。  
 
「葵っ! 射精すぞっ!!」  
 
どぴゅっ! どぴゅっ! べちゃっ!  
 
 子宮口に押し当てられた亀頭がぷっくりと膨れ上がると粘った白い精液が、最初の射精とまるで  
変わらない…いや、それ以上の勢いと量で持って葵の子宮を焼き尽くす。  
 
「あ…つぅ…」  
 
 痛みすら感じるような激しい射精が葵の子宮に叩きつけられた。  
しゃくりあげるように何度も白い涙を流す肉棒を慰めるように脈動に合わせて優しく媚肉を扱きあげる。  
 
「あはぁ…出てる…葵の膣内で…」  
 
 男が射精しきった事を感じると葵の媚肉の締め付けが緩みはじめ、ガッチリと噛み合った性器同士が  
別れを惜しむようにズル…ズル…と少しずつ重力の法則に従い抜けていく。  
残り汁を搾り取りながらコルクを抜いたような音を立てて男の一物が完全に抜けると、落ちていく葵の  
足首を間一髪で近藤の腕が掴み上げた。  
 
 だがすぐには拾い上げず、陵辱しきった女を誰かに見せ付けるように、逆さ吊りのまま脚を開かせる。  
ポッカリと開いた膣口がパクパクと空締めをすると、泡だった白い精液が一滴だけ零れ落ち、葵の身体を  
伝い落ちていった…  
 
 
 
「い、いやあああああぁっ!!」  
 
 凄まじい悪夢に葵はガバッと跳ね起きる。  
 
(あぁ…夢…夢だったんだ…)  
 
 カーテンから漏れる光量から見て朝の5時頃だろう。隣に夫の姿はない。もう起きたのだろうか?  
朦朧としたまま急ぎ身支度をする為に寝室の隅に設置されている姿見を見る。  
そこに映った物は…  
 
 ザーメンを浴びてパリパリになった髪の毛、くっきりと手形を付けられた乳房、身体中に  
付けられたキスマーク…姿見には陵辱の後も生々しい無惨な葵の姿が映されていた。  
震える手で恐る恐る秘部に手を当てる。  
 
ヌチャ…  
 
 指に付いた液体はまぎれもなく男の精。ツンと鼻をつく香りが葵を覚醒させる。  
途中からはよく覚えていなかったが陵辱の最後には膣内射精されてしまったのだ。  
いかにレイプされたとは言え、人妻としてこれだけは防がなければいけなかった。  
 
 金切り声を上げながら膣内のザーメンを掻き出す。  
だが粘性の高い液体は指にはひっかかるものの中々出てきてくれなかった…  
 
 あの悪夢は現実にあったことだったのだ。カーテンから射す光は朝日ではなく夕日だった。  
必死に膣に指をつっこむがまるで成果は上がらない。  
 
(どうしよう…どうしよう…薫さまが帰ってきちゃうっ! …そうだ、お風呂に入らなきゃっ!!)  
 
 だが、まだ悪夢は去ったわけではなかった。寝室の襖がすっと開いた。  
恐る恐る葵が振り向くと、そこには裸のあの男がいた。  
 
「イ…」  
 
「お、やっと起きたか。ちょっと小腹が空いたんで冷蔵庫の中のもの、適当にいただいたぜ。  
葵も何か喰っとくか?」  
 
 薫の為に冷やしておいた缶ビールを片手に、葵を犯した男がふてぶてしく寝室に入ってくる。  
 
「イヤーーーーーーーー! 帰ってっ! もう帰って下さいっっっ!!」  
 
 布団で身体を隠しながら、その辺に置いてある物を手当たり次第に投げつけ葵が怒鳴りつける。  
 
「む、無理やり女性を犯すなんて最低ですっ! そ、それに…な、膣内で出すなんて酷すぎます…  
赤ちゃんが出来ちゃったら、どうするんですかっ!!」  
 
「その時は旦那の子って事にすればいいじゃないか」  
 
「な…」  
 
 あまりの責任感のない台詞に葵は愕然とする。この男にはまるで自分の言葉が通じないのだ。  
今まで葵が付き合ってきた人間とは明らかに違う…宇宙人にでも出会ったかのような恐怖感を  
今更ながら感じてた。  
 
「も、もう夫が帰ってくるんです…お願いしますから本当に帰ってください…」  
 
 震えながら懇願する。時刻は夕方5時。定時には終わらないと言っていたが移動時間に  
1時間、6時以降ならいつ帰ってきてもおかしくはない。  
 
「ん〜…まぁもう男と女の関係じゃないか。そう邪険にするなよ」  
 
 やはり説得が通用しない。まさか薫に昼間の事を言うつもりなのかと、良くない考えばかりが  
頭に浮かぶ。  
 
「薫さまには知られたくないんです…」  
 
「わかった、わかった、すぐ出てくよ。でも一杯くらい付き合ってくれてもいいだろう。  
ほら、一杯水分出したんだから補給しないとな」  
 
 ”一杯水分出した”出来事を思い出して赤面する葵に、未開封の缶ビールを渡すと隣に座り込む。  
冷たい缶ビールを持つと葵は喉が酷く渇いている事に初めて気付いた。  
プルタブを開けるとコクリと一口だけ飲む。  
 
(おいしい…)  
 
 本当に喉が渇いていたのだろう、今まで感じたこともないほど美味しいビールを思わずゴクゴクと  
半分ほど一気に飲んでしまうと近藤が相好を崩す。  
 
「お、中々いけるじゃないか」  
 
 耳元で囁きながら葵の首筋から肩を撫でるようにして抱き寄せる。  
 
ゾクリ  
 
 触れられた所から甘い痺れが身体中に広がる。  
ザーメンをたっぷりと注がれた子宮口が開いてしまったような気がして思わず両太股を擦り合わせると、  
まだ何かが挟まっているかのように媚肉が熱く蠢いた。  
 だが脳髄は葵の身体の発したSOS信号を正確に読み取る。  
 
そもそも赤の他人が夫婦の寝室に裸で二人きりでいるなど異常なのだ。  
陵辱で弱った心につけこまれている。  
もしこんなところを夫に見られでもしたら誤解どころでは済まないだろう。  
 
パシッ  
 
「な、馴れ馴れしくしないでください。私は薫さまの妻なんですっ! 早く帰って下さいっ!」  
 
 近藤の頬に平手を打つと毅然と言い放つ。  
 
「意外と強気な女だ。だがそういう女も嫌いじゃないぜ。  
自分の女にした時にヒィヒィ言わせるのが一番楽しいからな」  
 
 まだ葵の肉体が堕ちていなかった事に驚愕しながらも近藤はとんでもない事を嘯くと葵を押し倒す。  
肉奴隷への最後の駄目押しをしようというのだ。  
ずいぶん精を搾り取られたが充分なインターバルを置いて肉棒は既に回復している。  
一瞬にして戦闘体制を整えると、ぬめる精液を頼りに葵へのインサートを開始する。  
 
「イ、イヤァァァーーーーーーーッ!! アッ! アアァァァッンッ!!」  
 
 亀頭が入ると後は媚肉を抉るように力ずくで押し込まれる。  
痛みはなかった。再び完全な結合を果たすとゆっくりと律動を開始する。  
 
(また…されちゃうなんてっ…)  
 
 葵は二度目のレイプを容易く許してしまった自分の不甲斐なさを詰る。  
 
「ふんっふんっ」  
 
「あんっあんっ嫌、嫌、あぅぅっ!」  
 
 蛇口を捻るが如き容易さで愛液が滲み出てくると男は大胆に…繊細に強弱をつけながらピストンを送り込む。葵は細腕で近藤の巨体を押しのけようと踏ん張るが当然その程度でどうにかなるような相手ではない。  
 
「しかし、家の中を色々見させて貰ったが……  
制服もブルマもスク水もないとはどういう新婚生活してるんだよ…」  
 
「…?、学校なんて…あぅっ…もう、卒業してますっ」  
 
 世間話をするような気楽な口調で、勝手知ったる人妻の膣をズコズコと遠慮なく穴突きしながら  
葵たち夫婦の性生活に文句をつける。  
 
「こんなにいい身体してるのに、今までまるで旦那に可愛がって貰えなかったんだなって話だ。  
どうだ? ワシのは旦那のちんぽよりいいだろうっ!?」  
 
「夫は…んっ、ちゃんと愛してくれてますっあなたに…あんっ! 何が分かるんですかっ!」  
 
「少なくとも葵の身体についてはワシのほうがよく知ってる。旦那にイかされた事ないだろ?  
 そらっ! ここが葵の気持ちいいとこだっ!」  
 
 肉棒真ん中あたりについた特大真珠でGスポットを擦れる浅突きに切り替える。  
 
「はぁんっ! こんな…んっんっ…こんな愛のないセックスが…  
どうして気持ちいいって思えるんですかっ! ああっ! 肉体的な…満足感しか残らない…  
虚しいセックスですっ!」  
 
「あなたは…んぅっ…真実の愛を知らない…可哀想な人ですっ!! あはぁっ!」  
 
 中学生のような恋愛感を語る葵を一笑に付すと、問答無用で葵のGスポットを真珠に集中的に擦り付ける高速ピストンを開始する。  
 
「ああんっ! そんなっ! あんっあんっあんっ! だめぇっ! だめぇっ! イくっ! イッちゃう〜〜っ!!」  
 
 この直後に来る子宮突きで味合わされるだろうアクメに備えて息を呑み、歯を食いしばる。  
だが、近藤は止めを刺さず、肉棒を膣から引き抜いた。  
引き抜いたとたんにブルンと反り返る近藤の肉棒が腹を叩く。  
 
「ハァ…ハァ……えっ?」  
 
 胎内を埋め尽くしていた圧倒的な存在感が突然失われた寂寥感に葵は呆然とする。  
 
「虚しいセックスはしたくないんだろ?」  
 
 近藤は葵の胴の上に体重をかけないように腰を降ろすと、双乳の間に愛液でぬめった肉棒を  
挟みこみ、パイズリを始める。  
 
「んっんっんっ」  
 
 乳を揉み込まれる快感は確かにあるがそれだけでは到底、絶頂寸前のお預けを喰らった葵が  
満足出来るような刺激にはなりえない。これではただの近藤の一人遊びだ。  
葵は切なげに目の前で己の乳房にこすられる肉棒を見続ける。  
 
「でもやっぱりこれじゃ射精そうにないなぁ。悪いけどまた入れさせてもらうよ」  
 
「………」  
 
 近藤が再び挿入しようとするが葵は抵抗もせずに肉棒を目で追い続ける。それどころか、無意識の内に挿入しやすいように自ら脚を心持ち押し広げ、肉棒を受け入れやすい体勢を取る。葵の粘膜細胞の全てが男を優しくもてなし、歓迎するように淫らに蠢いた。  
 
「は…ああああぁぁん…」  
 
(す…ごい…)  
 
 待ち望んでいた充足感にため息をつく。そんな葵の様子を観察しながら近藤は蕩けきった媚肉を優しく捏ね繰り回す。  
 
「あっあっもうイッちゃうっ! イくっ! イくぅっ!」  
 
 さほど持たずに訪れる絶頂の直前。再び近藤は肉棒を引き抜く。  
 
「あっいやあああぁぁっ!!」  
 
 さすがに鈍い葵も近藤の意図に気付き、半ベソをかきながら近藤をにらみ付ける。  
再びパイズリで自慰に励む近藤の肉棒を見ながら太股を擦り合わせるがまるで刺激が足りない。  
そして三度目の挿入。近藤のピストンに合わせて葵も我慢出来ずに腰を使う。  
 
(イくっ! イくぅっ イッくうううううぅ〜〜〜っ!!)  
 
 今度は声を押し殺し、こっそりと絶頂を迎えようとするが葵の絶頂時の身体反応など知り尽くした  
近藤は情け容赦なく肉棒を引き抜く。  
 
 こんな拷問のような行為を数え切れないほど何度も繰り返した頃…  
 
「あああっ抜いちゃやだぁ〜っ! いやぁっ! イかせてっ! イかせてくださいっ!   
狂っちゃうっ! 狂っちゃう〜〜っ!!」  
 
「そんなにイキたいか?」  
 
「ぐすっ…は…はい…葵を…イかせて下さいっ…ひっく」  
 
 イクにイケずに、ついに癇癪を起こしたのか、子供のように泣きじゃくる葵の頭を撫でる。  
 
「じゃあちゃんとおねだりしてみなさい」  
 
「ひっく…お、お願い致します…葵を…葵をイカせて下さいっ!」  
 
「どうやってイカせればいいんだ?」  
 
「ああ…このおちんちんです…このえっちなところで、葵のおまんこ虐めて欲しいんですっ…」  
 
 葵とは思えない妖艶な目つきで昼間噛み付いてしまった肉棒の瘤に出来た傷をそっと撫でる。  
 
「人妻が旦那じゃない、他人のちんぽ咥えこんでもいいのか? 膣内で出しちまうぞ?」  
 
「い、いいんですっ! 薫さまのは、こんなえっちな形してないからしょうがないんですっ!  
 葵を全然気持ちよくしてくれない、薫さまが悪いんですっ!!」  
 
「膣内で出してもいいんだなっ! ワシの餓鬼を孕んでもワシは認知などせんぞっ!  
 ちゃんと旦那を騙して育てるんだっ! いいなっ!」  
 
「はいっ! ちゃんと薫さまの子として生みますからっ! だから早くっ…早く葵を犯して下さい〜〜〜っ!!」  
 
「よ〜し、自分で好きなだけ腰を振ってイっていいぞっ!」  
 
 座位など初めてであったが、テニスで鍛えた足腰で葵は自ら肉棒を咥えこむと男の上で  
淫らに腰を振るう。今日一日でたっぷりと教え込まれた”気持ちのいい場所”を自ら真珠に  
擦りつけ、気の済むまで亀頭を子宮口にキスさせる。  
いまや夫を裏切った背徳感すら葵の悦楽の媚薬となっていた。  
 
「ああっ! これぇ〜〜っ! この固いとこがイイのぉ〜っ!!」  
 
びゅっびゅっ びゅっびゅっ  
 
 男の太い首に腕を絡め、胸板に乳房を擦りつけ、心ゆくまで潮を噴く。  
抱っこのポーズを取って初めて葵は男の背中を見た。恐ろしい鬼に抱かれた女の浮世絵のような  
刺青がそこにあった。まさに今の近藤と葵を暗示しているような絵柄だった。  
 
「あんっ! おっきいっ! すご…いっ! 葵のおまんこ壊れちゃいますぅ… らめぇ…  
葵、またイッちゃうっ!、またイッちゃうううぅ〜〜〜〜っ!!」  
 
 これまで口にした事もないような卑語を叫びながら散々イキまくり、焦点の合わぬ瞳を蕩けさせて  
近藤と舌を絡めあう。  
性器を完全に結合させ、しっかりと抱き締めあいながらクッチュクッチュと唾液を交換しあう。  
その姿は誰が見ても仲むつまじい夫婦にしか見えない。  
 
「いっぱい、ぴゅっぴゅっしたね。気持ち良かった?」  
 
「ああんっ! もっとぉ、もっとぴゅっぴゅっしたいんですっ!」  
 
 箍が外れてしまったのか、蕩けるような微笑で近藤におねだりする葵を宥めると、結合を解除して  
葵に後背位のポーズを取らせる。  
 
「バックでしたことはあるかい?」  
 
「ううん…こんな格好でするんですか? 恥ずかしい…」  
 
「動物はみんなこの格好でやってるよ、この格好ですると妊娠しやすいからね」  
 
「ああ…葵、薫さま以外の人の子を孕んじゃう…今日会ったばかりの人なのに…薫さまぁ…許してぇ…」  
 
「いくよ…それっ」  
 
 最初からトップスピードの高速ピストン。  
まさに射精して子を孕ませるためだけの動きで近藤は葵の尻に腰を叩きつける。  
 
パシンッ! パシンッ! パシンッ! パシンッ!  
 
「あうっあうっあうんっ! す…ご…激しすぎますぅっ!」  
 
 正常位や座位などより深くまで届いてしまうこの体位で、思い切り子宮口を撃ち抜かれて葵の  
体重を支えていた腕が早くも崩れ落ちる。だがそれも当然だ。  
肉棒に仕込まれた真珠もまた膣道に当たる面が上下逆になっているのだ。  
それまでとはまるで違う角度で媚肉が刺激されてしまい、息もつけないだろう。  
 
パシンッ! パシンッ! パシンッ! パシンッ!  
 
「ああんっ! らめぇ…気持ちいい〜〜っ! そんなに後ろから激しく突かれたらぁっ!」  
 
 だが葵は後ろを向くと、近藤に妖しく微笑みかけてグチュグチュと肉棒を挑発するように媚肉で  
噛み締める。  
 
「うおっ…こ、こいつ…」  
 
 まだそんな余裕があったのかと驚きながら葵の尻を鷲掴みにして、近藤も何の打算もない、  
全身全霊で葵の生意気なおまんこを責め立てる。  
牛のように葵の乳房が重たげに揺れ動く。  
 
パシンッ!! パシンッ!! パシンッ!! パシンッ!!  
 
「近藤さんの、あんっ! おちんちん素敵…すごく逞しいの…はぁん…」  
 
 枕にしがみつきながら、うっとりと葵が呟く。薫にこんな事をしたら即座に射精してしまう。  
昨日まではそんな薫をただ愛しく思ったが、これからは物足りなく感じてしまうかもしれない。  
 
(こんなにセックスが凄いものだったなんて…)  
 
「あんっ! イキますっ! 葵、イっくううううぅ〜〜〜っ!」  
 
 びしゃびしゃと潮を噴出しながら膣を痙攣させるが近藤は抽送を緩めたりはしない。  
 
パシンッ!! パシンッ!! パシンッ!! パシンッ!!  
 
「あうんっ! ああんっ! あんっ! イくぅっ! またイくぅっ!」  
 
パシンッ!! パシンッ!! パシンッ!! パシンッ!!  
 
「ふわあぁっ! いいよぉっ! またイッちゃうっ!!…あんっ、またぁっ! は、恥ずかしいよぉっ!!」  
 
 葵は潮噴きを繰り返しながら連続でイキ狂う。お返しとばかりに葵も渾身の力で媚肉を締めあげる  
が、止まらない暴走列車のように近藤の抽送は続く。  
はしたなく潮を噴きまくり、夫にもほとんど見せた覚えのない尻穴をじっくりと観賞されながら  
穴を突かれる恥ずかしさに葵は限界を迎えていた。  
 
「葵に…葵に種付けしてくださいっ! 近藤さんの強い子種を葵の子宮に叩きつけてっ!!!」  
 
 子種をねだりながら最後の力で尻を8の字を描くように振る。  
健気に肉棒に纏わりつく媚肉と葵の淫らな尻の動きに遂に近藤の肉棒が爆発する。  
 
「うおおおおおおおおっ!! 射精るっ! 射精るっ! 射精すぞっ!! 葵〜〜〜っ!!!」  
 
「あんっ! はぃっ! はいっ! きてぇっ! 射精してっ! 射精してくださいっ! 薫さまの為に…  
育ててきたっ! 葵の子宮、一番最初に使ってくださいっっ!   
あぁっ! イッちゃうううううううううぅ〜〜〜っ!!!」  
 
どぴゅっ どぴゅっ どくっ どくっ  
 
 葵の尻と近藤の下腹部がぴたりと重なり合うとぶるりと二人同時に腰を痙攣させる。  
子宮口に突きつけた亀頭がねばつくザーメンを葵の子宮に撃ち込み続ける。  
胎内で熱く弾けるザーメンの感触に葵は至福のエクスタシーを迎えた。  
 
「葵っ! 葵っ!」  
 
「近藤さんっ!」  
 
バシンッ! !バシンッ!! どぴゅっ どぴゅっ どくっ どくっ  
 
 射精が止まりそうになるたびに近藤はピストンし、新たなザーメンを精嚢から送り込む。  
金玉がからっぽになるまで葵の中で射精しきるつもりなのだ。  
 
「ああん…薫さまぁ…葵、種付けされてイッちゃってますぅっ…薫さま以外の人に孕まされちゃいましたぁ……御免なさい…薫さまぁ…御免なさい……」  
 
「くぅっ! まだ射精るぞっ! なんていいマンコなんだっ!」  
 
 おっぱいを揉みしだきながら心ゆくまでザーメンをいい女の胎内に射精する。  
まさに男子の本懐と言うべき時間を存分に近藤は愉しむ。  
これほどまでに近藤を熱く燃えさせた女は久しぶりだった。  
 
バシンッ! !バシンッ!! どぴゅっ どぴゅっ  
 
「あんっ…濃いの射精てるっ…灼けちゃう…気持ち…いいよぉ…」  
 
バシンッ! !バシンッ!! どぴゅっ どぴゅっ  
 
「ああ…こんなにいっぱい射精されたら…絶対妊娠しちゃう……」  
 
ぴゅっぴゅっ…  
 
 全ての精を射精しきると近藤はぶるりと胴振るいしてザーメンが漏れないようにゆっくりと一物を  
引き抜く。精魂尽き果てた葵はお尻を高々と持ち上げたポーズのまま全てを曝け出していた。  
半日前まで処女も同然の佇まいを見せていた葵の秘裂はめちゃくちゃに捲くれ返り、ぽっかりと  
男の肉棒型に穴が開いた膣道はプリプリした白い粘液と、大量に分泌した愛液でドロドロにとろけている。  
それでも枕を抱いたその寝顔は幸せそうに微笑んでいた………。  
 
 
 
 
 
 
 
 結論から言うと、この日の事は薫にはバレなかった。  
葵を気に入った近藤は葵に浴衣を着せ、掛け布団をかけ、部屋の換気をし、侵入した痕跡を  
消して帰ったのだ。  
 
 帰ってきた薫は寝込んでいる葵を見て仰天し、心配して看病してくれた。  
もし、薫が布団をめくり、葵の身体を拭いてやろうとしていれば、そこにはびしょびしょに濡れた  
敷き布団と、もわりと立ち篭る精臭を感じてバレてしまっただろうが、気の利かない薫はそこまでは  
せず、夕食の準備も出来なかった事を詫びる葵に雅直伝のおかゆを作ってささやかな誕生日&  
結婚記念日のお祝いをしてくれたのだ。  
夫への罪悪感に涙ぐむ葵だったが、病気の時特有の葵の子供返りだと思った薫は何も聞かずに  
優しく寝かしつけてくれた。  
 
 
 
それから八ヶ月後…桜咲く季節の麗らかな夜  
 
 薫は最近の妻の様子に少し疑念を抱いていた。  
普段は以前と変わらぬ様子なのに、ほとんどセックスをさせてくれないのだ。  
いや、妊娠八ヶ月の身重ともなればしたくないのも当然かもしれないが、思い起こせば妊娠発覚前の  
結婚記念日あたりからその傾向はあったのではないか?  
 
 結婚記念日から一週間後くらいに妻から積極的に求められて次の日休んでしまうほどにしたたかに  
セックスしまくったのだが、その後はぴたりと性交渉がなくなってしまった。  
恐らくその時に葵は妊娠したのだろう。  
雅にそれとなく相談したところ、妊娠した女性はデリケートなのですと説教されてしまった。  
 
 元々客が絶えない家なので、中々チャンスもなかったのだが、”出来る日”でも葵はさっさと先に  
寝てしまうのだ。  
もちろん今でも頼みさえすればフェラチオで抜いてもらえるので欲求不満ということはないが、まさに  
性処理といった感じであっという間に終わってしまう。  
一体いつの間にあれほどの技術を身につけたのだろうか。  
男にとって女性は永遠の謎と言えた。  
 
 まぁ色々理屈をつけてはいるが、要するに薫は妊娠以来益々色気をつけてきた葵と夫婦の  
スキンシップを取りたいのだ。  
 
 今、葵は風呂に入っている。久々に一緒に入り、葵をその気にさせるか…何、誰はばかる事はない。  
自分と葵はいまや夫婦なのだから。  
 
「葵ちゃん、俺も入っていいかなぁ?」  
 
「え、薫さまっ!?」  
 
 葵の返事も聞かぬ内に浴場に入り込む薫。白い湯煙の向こうに舞い散る桜の花びらが見えた。  
 
「えっ!?」  
 
 よく眼を凝らすと葵の小さな背中一杯に、咲き誇る桜の木から舞い散る桜吹雪とでも言うような凝った意匠の絵柄が広がっていた。昨今流行のタトゥーと言われる刺青だろうか。  
 
「あ、葵ちゃん…その背中…」  
 
「変…ですか?」  
 
「い、いや、凄く綺麗だけど…」  
 
 嘘ではない。久々に見る葵の裸体は以前よりの清楚な雰囲気と同時にタトゥーによる妖しい色気を  
併せ持ち、妊娠八ヶ月目の大きく膨らんだボテ腹とはいえまるで醜悪さなどない、妊婦特有の美しさを  
誇っていた。  
その証拠に薫の一物はカチコチに勃起している。  
 
「あ、葵ちゃんっ」  
 
「きゃっ」  
 
 自分に内緒で勝手に刺青など彫った事はちょっと腹立たしかったが、久々に見る自分の妻の美しさに  
感激した薫は思わず童貞のように葵に抱きつき、一物を大きなお腹にこすりつける。  
 
「葵ちゃんっ、したいんだっ。優しくするから、頼むよ」  
 
「尺八、ですか?」  
 
 薫の顔を見つめながら清純そのものといった唇からとんでもない言葉を紡ぎだす。  
 
「いっ、ち、違うよ、その…」  
 
「おまんこですか?」  
 
「お、ま…って…葵ちゃん…」  
 
「ふふふ、薫さまったら。葵とおまんこしたいならいつでもそうおっしゃって下されば良かったのに」  
 
 妖艶に微笑むと葵は薫の肉棒にたっぷりとよだれを垂らすと、マットの上に仰向けに寝転がり  
脚を広げる。  
 
「薫さまぁ…きてぇ」  
 
「あ、葵ちゃんっ」  
 
 複雑な形に咲き誇る葵のその部分を見て興奮した薫は、久々のセックスに勢いあまって根元まで  
一気に一物を押し込む。  
 
「薫さまっ! お腹の中に赤ちゃんがいるんですっ優しくしてくださいっ」  
 
「ご、ごめん…このくらいなら大丈夫?」  
 
「はい…薫さま、気持ちいいですか?」  
 
 言われるまでもなく、薫は極上の気分に浸っている。  
さすがに処女の頃のようなきつい締め付けこそないが媚肉が生き物のようにうねり、薫の気持ちいい  
要所要所をしっかりと締め付けてくるのだ。  
動かずとも昇天出来そうだった。  
 
(しかしこのマット、えっち用にも便利だな…これからも度々お願いしてみようかな…)  
 
「もうじきこの狭い中を通って俺たちの赤ちゃんが生まれるんだね…」  
 
「はい…私の大事な赤ちゃん…」  
 
「ははは、なんだか嫉妬しちゃいそうだな。もうじき俺だけの葵ちゃんじゃなくなるのか」  
 
 いとおしそうにお腹を撫でさする、聖母のような葵の表情に劣情を催した薫はピストン運動を開始する。  
 
「あ、葵ちゃんっ! 葵ちゃんっ!」  
 
「薫さま、気持ちよくなってくださいね…」  
 
 膣道を往復する薫の肉棒に、すっぽんのように吸い付きながら葵の媚肉が陰茎を扱きまくる。  
 
「うわっ! 葵ちゃんっ!!」  
 
 思わず葵の中から抜いたとたんに射精してしまう。  
 
どくんっどくんっ  
 
 薫のザーメンが葵の顔から腹にかけて白く汚していく。  
 
「ご、ごめん、葵ちゃん…久しぶりだったから…」  
 
「いいんですよ、薫さま…お清めいたしますね、はむぅ…」  
 
 尿道の中に残る精液をキュッと吸いだされると、ご苦労様でしたと言わんばかりに玉袋をしゃぶられる。  
 
「宜しければお体のほうも流しましょうか?」  
 
「え、じゃ、じゃあお願いしようかな」  
 
「はい、葵にお任せください」  
 
(やっぱり葵ちゃんがセックス恐怖症になっただなんて俺の思い過ごしだったな。  
生まれてくる子供のためにもいいパパにならなきゃな…)  
 
 自分の辛かった子供時代もこの幸せな家庭なら忘れられる…  
本条家の平和な夜はこうして更けていった…  
 
 
 
 
END  
 

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