(なんであんな事を。オレが葵ちゃんを抱いてないから?じゃあ原因はオレなのか!)  
己の迂闊さに内心で毒づきながら薫は、答えの見つからない自分への問いかけを続けた。  
「あの・・・おにいちゃん。その、ごめんなさい」  
まだすすり泣きながらも徐に顔をあげながらちかがポツリと言った。  
薫は目の前のちかが自分に関係のないことで傷つき、悩んでることにハッと気づき  
奮い立つことのできない空の心で無理に笑顔を作って答える。  
「ああ、ちかちゃんは悪くないんだよ。何も気づくことができずこうして佇むこと  
しかできないオレが全部悪いんだ。」  
「・・・・・・・・・・・・・・」  
「だからもうオレを一人にしてくれる?何だか急に疲れちゃってさ」  
そう言い布団に横になる薫。その時何を思ったかちかも薫に飛び掛るような形で布団に入ってきたのだった。  
「・・・・・っつ、ちかちゃん!もう自分の部屋に戻れって言っ・・」  
そこまで言いかけて薫はやめてしまった。大粒の涙をぽろぽろと零しながら必死に薫にしがみ付く  
ちかの姿にこれ以上物言えることができなかったからだ。  
「ごめんよ、突き放しちゃって・・・・、苦しかったんだねちかちゃんも」  
薫が言ってることもほとんどちかの耳には入ってないかった。  
ただ薫に抱きつき声を殺して泣くばかりだった。  
 
「もう大丈夫?」  
どれくらい時間がたったのか、薫が沈黙を破ってちかに問いかけた。  
「うん・・・・」  
まだ感情の高ぶりを内に秘めてるようだが大分落ち着いたみたいだった。  
「一人で、帰れる?」  
その問いかけにちかはしばらく黙って  
「帰らない、帰りたくない」  
とつぶやいた。薫は困った顔をしながら  
「あのねちかちゃん。今オレは悩むことがあるの。だから放っておいて」  
「できないもん!今のおにいちゃんを放っておくなんてできない!」  
薫の言葉を遮るように突然、ちかが強い口調でかおるに向けて言い放った。  
「今のおにいちゃんはいつものおにいちゃんじゃないもん、だからそれなのに・・・」  
そして再び薫の体に強く抱きついた。  
「ちかちゃん、重い悩みがあるからいつものオレじゃないんだ。だから・・・」  
その後いかに説得しようともちかが薫から離れることはなかった。  
仕方なくちかを無理やり引っぺがし  
「いい?オレは今周りに誰かいたら何するかわからない状態なんだ!だからさっさと出てって!」  
そう強く警告した。ちかは怯えながらも薫の布団に大の字になって  
「いいもん。何されても。あたし覚悟できてる・・・」  
一瞬驚いたがふざけるなとばかりにちかに強い視線を送った。が、ちかは臆することなく  
薫を見つめ返す。そうなった時、もはや薫がいつものちかを見る目ではなかった。  
「どうなっても・・・・・・知らないからな」  
冷たく言い放ち、ちかの体を上から覆った。  
 
上からちかの唇を奪った。  
性欲。  
欲望にまみれた汚い自分。  
そう、もうオレは──今のオレは──悪魔だ。  
 
 
             少女  
 
 
「・・・・・・!」  
突然のことにもちかは拒まず、目を閉じて薫を迎えた。  
柔らかく甘美な少女の味──舌を入れると、とまどったようにおずおずと向こうからも絡めてきた。  
おそらくファーストキスなのだろう──緊張しているのが手に取るように分かるぎこちなさ。  
いつものちかと全く違ういじらいさに、薫は欲情を超えた愛情を感じた。  
しばしちかとのキスを堪能すると、そっと唇を離した。  
「──ぷあっ・・・・・・」  
ちかは目を開け、うっとりと潤んだ表情で薫を見つめた。  
「おにぃちゃぁん・・・・・・あっ・・・・・・!?」  
小さな悲鳴。薫の手がちかの胸に触れたのだ。  
「・・・・・・」  
ちかは羞恥に真っ赤になり、からだが小刻みに震えたが、逃げ出すことは  
しなかった。薫の手がこじんまりとした双丘を愛撫しても、眉間をキュッと  
閉じ、じっとこらえていた。そんなちかの様子に薫の情欲は否が上にも増  
していった。  
ちかの胸はまったくボリュームがなかったが、それでも葵以外の女体を  
意図的に触るのはこれが初めてであり、妙に昂奮しながら愛撫を続けた。  
 
「あ・・・・・・あ・・・・・・あぁ・・・・・・はあ・・・・・・!」  
小さな可愛い乳首を掴み、絞り上げる。「いたあっ」それから乳房のなだら  
かな丘陵を優しく撫でさすりながら口をつけ、舌でころころと転がすように乳  
首を舐め回す。  
「あひ・・・・・・!」  
ちかの肢体が伸び上がり、ブルブルと震えた。見ると、宙に視線を泳がせ  
ながら、恍惚とした表情を浮かべていた。  
 そんな調子でたっぷりと胸を中心に嬲ってから、  
胸を責めから解放し、しゃがみ込んでちかの秘所を覗いた。  
 まったく未開発の初々しい秘貝だった。割れ目はほとんど開いておらず、淡  
いサーモンピンクの媚肉がわずかに覗くだけのクレバス。陰毛は産毛のようで、  
大事なトコロを隠す役には立ってなかった。ちかは15歳ということだが、  
ココもやはり未発育なのだろうか。(まあいいさ、じっくり嬲ってあげよう)  
と欲に塗れた笑みを浮かべながら薫はそう思った。  
 
上半身の責めで息を上気させていたちかは、呼吸も整えられぬまま、  
「そ、そこは・・・・・・」  
と、恥ずかしそうに股を閉じようとした。  
「閉じちゃだめ」  
薫は素早くちかの両太股を掴んだ。  
「で、でも、だって・・・・・・」ちかは羞恥に足をモジモジとさせた。  
「何されてもいいんじゃなかったの?」  
そう薫は意地悪そうに言う。  
「そこは・・・・・・汚いし・・・・・・恥ずかしい・・・・・・」  
ちかも最初は冷静だったが今や恥ずかしくなったのか顔を真っ赤にして  
消え入りそうな声でそうつぶやく。  
「汚くなんてないさ」  
そう言うと、薫はちかの秘所に口を付け、クレバスの中に舌の肉が割り  
込むぐらいの圧力でひと舐めした。甘い──甘く淡泊な、調理前の生の素材の  
ような処女の味──  
「ふふ・・・・・・ちかちゃんのココ、とっても美味しいよ……」  
「いやっ!・・あ!・・・・・・あぁ!・・・・・・」  
ちかは断続的な喘ぎ声をあげ、後ろの壁に背をもたれかけた。もうほとんど  
足に力が入らないようだった。  
そんな様子を楽しみ眺めつつ、薫はちかのアソコを舐めはじめた。たっ  
ぷりと唾液をまとわせた舌をクレバスに差し込み、陰核や肉襞をさんざんに舐  
め嬲り責める。そんなに深くまで入れられなかったが、愛液が膣(なか)を濡  
らしているのがわかった。それでもさらにほぐすようにアソコへの責めを続け  
る。  
 ピチャッ、ピチャッ、ピチャッ、ピチャッ、ピチャッ──  
 
「ひあ──あっ──あっ──ああっ──あひ──! ん、んあ、んんう──!!」  
ちかは次第に嬌声を上げるようになった。不安と快楽と羞恥がないまぜに  
なったその声は、幼い少女に禁断の手を向け背徳感をもってる薫の耳に快感を覚えさせる。  
足はますます踏ん張りがきかなくなっているようで、太股を掴んでいる薫が支えているようなものだった。  
 ピチャッ、ピチャッ、ピチャッ、ピチャッ、ピチャッ──  
「くう──うぅ──ああっ──やっ──やあ──な・・・なにか来るうぅッ──  
あひぃぃ──だ、だめ・・・・・・あ──あぁ──んあぁっ──はああぁぁんッッッ!!!!」  
ちかのからだがピンと張りつめ、ガクガクと震えた。舌を入れていた肉腔がすぼまり、きつく締め付けてくる。  
 イッた──  
 絶頂が去ると、ちかのからだから力がクタッと抜けた。  
「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・」  
ちかは視線を宙に彷徨わせ、カタルシスの残留を味わっているようだった。  
薫はそんなちかを抱き支えながら、上気した少女のからだに後戯の愛撫  
をしつつ、回復するのを待った。  
 
「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・おにぃ・・・ちゃん・・・」  
ちかの瞳に自我が戻り、こちらを向いた。  
悦びと暖かい光が宿った眼差し──  
薫はちょっと後ろめたい気持ちになったが、何とか見つめ返した。  
「気持ち良かった?」  
「うん・・・・・・はじめはこわかったけど・・・すごく・・・・・・」  
と、ちかは頬を赤く染めて言った。  
 薫は微笑みながら服を脱いだ。ムラムラした気分が少しだけ薄れてきたような気がした。  
それでも彼の下半身はウズくこを止まない。  
「・・・・・・!」  
 全て脱ぎ終えた薫の裸を見たちかが恥ずかしそうに目を逸らした。  
「あれ、どうしたの? さっきは舐めてきたくせに」  
ニヤリとしながら薫が言う。  
「あ、その・・・・・違うの・・・・・裸で向き合ってるから・・・なんか恥ずかしくて・・・」  
「本当にそう?さっきはこれを見てないからじゃない?」  
薫は自分の下半身を指さした。  
ちかは驚きに息をつめて彼のモノを見た。肉棹と化したペニスは、隆々  
と天を衝くばかりにそびえ立っていた。  
「こんなにも、大きく……なってる……すごい……」  
「これをちかちゃんの中に入れるんだ」  
「ええっ!? そ、そんなの入らないよ。どこに入れるの?」  
「もちろん、ココさ」  
薫はちかの秘唇に指を触れた。クチュッと湿った音がする。  
「あんっ──え……? こ、ここに……?」  
「そうさ。ココを弄くると気持ちいいだろう? オレのコレを入れればもっと  
気持ち良くなるのさ」  
 
薫は、さあとちかのからだを回し、壁の柱を抱かせて後背位の  
姿勢を取らせた。  
「もっとお尻を高く突き出すんだ・・・そう・・・」  
「こ、こわいよ・・・・・・おにぃちゃぁんっ・・・」  
肩越しに振り返ったちかは不安そうな涙目であった。  
「そんなおっきいの、入らないよう・・・・・・」  
性に未成熟な少女は、恐怖が先に立つようだった。  
「ちかちゃんさっきの・・・」  
とここまで言い薫はためらい、どうしようか考えた。ここで無理矢理やっても  
ちかは受け入れる気がする。そのままやっても満たされないだろう。無意識に自分の、奥底に眠る“アレ”に  
うかがいを立てていた──自分の性欲は満足気味だった。ちかの新鮮な反応を満喫したのだろう。  
この分ならば今無理にちかの花を散らさなくても、後で続きがたっぷりとできるじゃないか──  
「じゃあさ、こっち来て」  
と、薫はちかを引っ張り、再度布団へと招いた。  
そしてちかを股の間に立たせると  
「コレをしゃぶってよ」  
と、肉棹を示した。  
 
「え・・・」  
息をのむちか。  
「コレをしゃぶって貰うと、オレはとっても気持ちいいんだ。今度はオレを気  
持ちよくさせてよ」  
「おにいちゃん・・・」  
ちかはコクンと頷くと、こわごわとしゃがみこみ、薫のモノを目と鼻の先にした。  
ゴクッと喉を鳴らし  
「私、おにいちゃんを気持ちよくしてあげる・・・」  
と、上から覆い被さるようにして  
「んむっ・・・・・・」  
亀頭を口の中に含んでいった。  
 柔らかい粘膜と舌触りが肉棹の先端を支配した。  
「おおぅ、ちかちゃんの口の中、小さくて暖かくて凄く気持ちいい・・そう・・・  
そのまま飴のように舐めて」  
「ひょっとにひゃいひょ・・・」  
「ふふ、飴みたいに甘くはないね。でも、すぐに好きな味になるよ・・・」  
ちかの舌が亀頭の皮やえらを舐めるたびに、快感の刺激が全身に行き渡り、  
たまらない悦楽を生む。  
「唾を塗りたくるように舐めて──もっと下の方も──そう、うう──」  
薫が快感に吐息を漏らすと、ちかが上目遣いにボクの顔を見て、嬉しそうに笑った。  
「凄く上手だよ。もっと気持ちよくして・・・」  
と頼むと、ちかはコックリと頷き、より熱心に肉棹を舐めはじめた。  
 ムチュッ、ムチュッ、ペチャ、ムチュッ、ムチュッ、ペチャ、ムチュッ──  
決して巧い動きではなかったが、積極的なフェラチオだった。すぐに吸ったりしゃぶったりする  
一連の動作を覚え、薫のモノにたまらない刺激を与えるようになった。  
薫はいつしか腰を浮かせ、軽くピストン運動をし  
て自らちかの口腔を深くまで犯していた。  
 
ちかは目をキュッと瞑って薫の仕打ちに耐えながら、それでも健気に肉  
棹をしゃぶり返してくる。  
「んむ……んちゅ……んん……んむ……」  
「おおっ……!」  
ムチュッ、ペチャ、ペチャ、ペチャ、ムチュッ、ムチュッ、ムチュッ──  
今日はまだ一度もザーメンを吐き出していないペニスは、ちかの拙いフェ  
ラでも早々に射精感を高まらせていった。  
「うう……もう……だめだ……!」  
「?」  
「ちかちゃn……口から出して……!」  
「え?」  
ちかが口から肉棹を離した。薫は片方の手でちかの頭を掴み、もう片  
手で棹を激しくしごきながら、  
「口は開けといて──出るっ!!」  
と、ちかの顔めがけて爆発させた。  
ビュルルッビュルルルッビュルルルッッッビュルビュビュルゥッッッ──!!!!!!  
 もの凄い量のザーメンがシャワーのように飛び出す。  
「!?!?!?」  
 吃驚したちかの口の中、頬、額、鼻、前髪……顔のありとあらゆるところ  
に白いパックが塗りたくられた。少女は目に入らないよう目蓋を閉じるのが精  
一杯だった。  
「あ……あ……」  
薫は気を失いそうな射精感にうっとりとし、しばし放心した。  
「うぅえぇ〜……なにこれぇ、苦いよぅ……それにくさい……」  
段々と意識がはっきりし、ちかを見やると、少女はザーメンの味と匂いに  
顔を歪ませていた。  
 
「ああ……それは精液さ」  
「セイエキ?」  
ちかは不思議そうに薫を見上げた。  
「精液は子供の種だよ。これが女の人のココに」  
と、ちかのアソコに触れる。  
「入ると、女の人に子供が宿るんだ」  
「え……? これが子供になるの? え……!? 私少し飲んじゃったけど、子  
供が出来るの?」  
「いや、飲んでも妊娠はしないよ」  
 ちかは顔から垂れ落ちるザーメンを両手でお椀を作って受け、まじまじと  
見つめた。  
「すごいザーメンだらけだよ。ふふ、飲めるかい?」  
躊躇ったように黙ったがやがては口を閉じて喉をコクンコクンと動かした。  
「自分の掃除が終わったら、オレのも綺麗にして」  
「うん」  
ちかは再び薫のモノをくわえ、丹念にザーメンと余分な唾液を舐め取った。  
「あは……おにいちゃんのココ、まだぜんぜん固くて元気だね……」  
「ちかちゃんの中にまだ突っ込んでないからね。ちかちゃんを滅茶苦茶に突きまくって掻き回し  
て暴れないと、収まりがつかないんだよ」  
「きゃあっ!」  
薫はちかを押し倒すと、彼女の股を割って体をすべり込ませた。いきり立った  
ままのイチモツの先っぽをちかの入り口にあわせる。ソコからはすでに愛液が染み  
出して内股をぬらぬらと濡らしていた。  
「あん……おにいちゃん……」  
「いくよ……ちかちゃん……」  
「うん、おにいちゃんの好きなように……私を……滅茶苦茶に犯して……」  
 
薫は腰を押し進め、ちかの中に入っていった。  
「ンン──ッ!」  
すずの嬌声。膣内に侵入すると、待ちかまえていたように肉襞がうねり、  
薫のモノを締め付けてきた。たまらない感触。天国のような心地を味わい歓喜に震えながら、  
ゆっくりとストロークを開始する。  
すぐに薫の腰は止まらなくなった。  
 グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュ、グチュ──  
「あぅ、あん、あぁ……いい──すごいよぅ──いぃんっ……あん、あ、あ、あぁ  
……おにいちゃん……おにちゃんん……」  
「くっ……すごい締め付けだ……」  
ちかの膣は溶けるほどに熱く気持ちよかった。どんどんと薫のモノを  
受け入れ、奥へ奥へと招いていく。薫はちかの腰を抱えて一心不乱に突きまくり、  
すずのからだを蹂躙するかのように暴れまくった。  
 グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュ、グチュッ──  
「いいっ、あ、ああっ、あぁっ──! だめぇ──んあっあぁっ──あ、あ、あ…  
…お、おにいちゃ──そ、そんなに突かないでぇ──あぁっ、ああん、んああっ!」  
「ふふ……滅茶苦茶にしてって言ったのはちかちゃんだよ?」  
薫はちかの片足を持ち上げると、少女のからだを横向けにし、さらに突きまくった。  
この体位だとより深くまで交わることができるのだ。  
ちかのからだがさらなる快楽で震えた。  
 
「ひいっ……おっ──おにいちゃんのが──奥まで届いてるぅ──ッ!!」  
「これは……子宮?」  
 どうやら肉棹が子宮の入り口まで届いたらしい。先端に何か当たる感触がする。  
(オレのペニス、また成長したみたいだな……)  
 前より大きくなったかなあ、とは思っていたけど、ハッキリと実感できた。  
「フフ……面白い、奥にこつこつ当たってる……」  
「あ……あ……あ……」  
ちかはだらしなく口を開け、焦点の定まらない目を宙に泳がせていた。  
「気持ちいいの?」  
ちかはわずかに頷くのがやっとらしかった。  
 
 
「じゃあもっとやってあげるよ」  
薫は調子に乗って子宮の入り口をさらに何度も突いた。その度にちかのからだ  
はビクビクと震え、すごい快楽に襲われているのがわかった。  
 
グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュ、グチュッ──  
「あ……あ……あぁ……い──いぃ……すごい……すごいよぅ……!!」  
「それっ!」  
ズルゥ──大きく肉棹を引き出して──グチュッ! 叩き付けるように突き入れた。  
子宮が飛び出すんじゃないかと思えるほどの強い衝撃があった。  
(ちょっと強く突き過ぎたかな──)  
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッッ!!!!!!!!!!」  
ちかの声にならない声。その瞬間今までで一番のきつい締め付けが来た。  
肉棹の付け根まで強く締め付けられ、  
「ウウッ!」  
凄まじい快感が瞬時に全身を支配し、これには薫も我慢することができなかった。  
ビュルルルルルルルルルルッッッッッ──!!!!!!  
意識が飛びそうになるぐらいのフラッシュバックの中、肉棹はドクドクと脈打ち  
ながらさっきとは比べ物にならないぐらいのザーメンを発射し、子宮をこれでもか  
というほどに叩き付けた。  
「だめぇ……だめぇ……ああ──ああっああぁ……!ああぁ──!」  
2人は同じようにしてにイッた。圧倒的なカタルシスに身  
も心も任せ、放心したように快楽に震えながら、ちかの膣を薫のザーメ  
ンで満たしてゆく。  
「はあ……はあ……」  
 しばらく、二人の荒い息づかいだけが聞こえた──  
イッたあとでも膣から抜くという意識などなかった。  
「あ……あぁ……出てる……私の中に……おにいちゃんのがいっぱい……」  
 あまりの量に、結合部の隙間から逆流してきたザーメンが染み出てきてシーツの上にしたたり落ちた。  
今までにないほど強烈な快感に、波が過ぎると薫もちかも体の力が抜け、布団の上にくずおれた。  
 
   ・  
   ・  
   ・  
「おにいちゃん」  
「ん、なんだい?」  
「わたし、ニンシンする?」  
「ハハ……今はよくわからなくても、いつかわかるようになるよ。まあ、子供  
はまだ作りたくないけどね……またゆっくりと教えてあげるから……」  
「うん……あっ」  
生返事をした後で言葉の意味を理解したらしく、ちかは少し顔を赤らめて頷いた。  
「……う、うん……お願い……待ってるから……」  
 
                                 
                              〜 Fin 〜  
 
 

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