パン!パン!パン!パン…
小気味よい音が部屋の中に響き渡る…
一組の男女が狭い絨毯部屋で交わっていた。男の名はレオンハルト。
「金色のレオ」の異名を取る辺境の守備軍の補佐官である。
女の名はディシャナ。「魂の器」を求め、レオンハルトに”力”を与えた
張本人である。ほぼ半裸に近い豊満な体は今や全裸に近い状態になり、
バックの体勢でレオンハルトに突かれていた。
「くぅぅっ!はぁ、はぁ…まさに名器だな。「魂の器」ってお前のことじゃないのか?ディシャナ」
垂れ下がる巨大なバストを揉みしだきながら、20cmを超える巨根で彼女を貫きながらレオンハルトが呟く。
「んんっ、あっ!…んんぅ…冗談も程々にしなさぁい…それより選定はまだなのぉ…ん、あっ!」
びくびくと熟れた体をくねらせながらディシャナが応える。
「難しいなぁ…ふんっ、それよりエリスが妊娠したことが気がかりで困ってるんだ…」
「はぁ?!!貴方、自分の使命を何だと思ってるのぉ?!…あんっ!…で、昨日は誰と寝たのかしらぁ?」
乳首を摘まれ、悶えながらもディシャナは冷静に尋ねる。
「あぁ、バレたのか…ロアだよ。どうも候補って接しずらくってさ。その点ロアなら…」
「…呆れたわぁ…んんんっ!いい?貴方の種はこの世界にとって重要な…あぁっ!」
ディシャナがため息をつくと同時に、レオンハルトのピストンが激しくなる。
「ちゃんと外に出したから大丈夫だって…それより、おぉぉ…このまま中に出すぞ…!」
「あっ、あんっ…!ちゃんと人の話を聞きなさぁい…っ!」
そう言うと、ディシャナの体が白く光り、突如レオンハルトの目の前から姿を消した。
彼は地面に手をついたまま、情けなくも射精を開始した。
林檎のような大きな睾丸が震えると、もの凄い量の濃厚な精が空砲となって床を白く染めていった。
「おぉぉ…ディシャナ?」
後ろを振り向くと、ディシャナがもの凄い形相でレオンハルトを見据えていた。
バシィィーーーーン!!
強烈な平手打ちを右頬に浴び、レオンハルトは尻餅をついた。ペニスは既に情けなく垂れている。
「自分の使命について、少し頭を冷やして考え直してみてはどうかしらぁ?」
それだけ言うと、衣服を直ぐに正して部屋を出て行ってしまった。
「ああ、分かった… エリスは俺の子孫にとっても重要な器だからな…」
放心したように、レオンハルトが呟く。
「まったく…今日は危険日だったのにぃ…危ないところだったわぁ…」
そんな呟きが、ドアの向こうから聞こえた気がした。
夕食を終え、レオンハルトは自室へと向かっていた。
「はぁ、どうすればいいんだろうなぁ…」
ドアの前でいったんそう呟き、意を決したように開けた。
「おかえりなさいませ、レオ様」
「お帰りぃレオちゃん!」
「よく帰ったな、レオンハルト」
三人の美女が同時に立ってレオンハルトを迎え入れた。
エレインは長身で巨乳な礼儀正しい戦士。ルアナは明るく安産型で童顔の芸人、
そして、フューリアは気が強そうで貧乳のレンジャーだった。
「参ったな…」
レオンハルトは大きなミスをしていたのだ。彼女たちと別々の場所で親交を
深めず、ついつい同じ場所でハーレムのようにして彼女達と接してしまったのだ。
それでもこうして愛され続けているのは、彼の高い身分と性的魅力とテクニックの賜物だろう。
「それでは、服を脱がせてさしあげましょうか?」
エレインが可愛らしく微笑みながらいきなりとんでもないことを口にするが、
「いや、俺は自分で脱ぐからさ、お前達も脱いでもらえるか?」
レオンハルトはあっさりとそれを受け入れた。
「えー!脱がせるのも楽しみなのにぃ…」
そう言いながらもルアナはすっかりその気で、首に手を掛けると一気に
ワンピースを脱いだ。程よい大きさの乳房、そして豊満なヒップがあらわになる。
一方で、エレインも負けじと鎧を脱ぎ、プルンと大きなバストを露にさせた。
が、フューリアは脱ぐのに手間取っている。顔を赤らめているようだが、どうやら自分の体に
自信がないらしい。
それを見たレオンハルトは、急速に欲情し、放心しかけのフューリアの後ろに回ると
耳を甘く噛み、頬にキスをして、胸の防具を外しはじめた。
「んんっ、あっ…!すまない… んっ」
すっかり虜になるフューリア。その尻には20cm級の反り返ったレオンハルトのペニスが当たる。
「レオ様、何故フューリアを…?」
側にエレインが寄り添い、腕を乳房で包み込むようにしてくる。
「何でぇ?ルアナが早く脱いだのにぃ〜」
ルアナが股でレオンハルトの片足を挟み、擦りよってくる。
「ごめん。でも俺のチンポは一つしかないから…だから順番に入れるよ」
すっかりしおらしくなったフューリアのパンティを脱がせ、乳首を愛撫しながら応える。
「それは贔屓です!」
「そうだよ〜!」
体をこすりつけながらも反論する二人。
「じゃあ、遅い子ほど長く抱いてあげるから…それで頼むよ」
そう言うと仕方ないと思ったのか、二人は少し離れ、自ら体を弄り始めた。
「お…おい、いつまで待たせる気だ…!んんっ、は、早くしろ…っ!」
フューリアがとうとう挿入を待ちかねたようだ。
「ふーん、そういうことを偉そうに言う子には、こうだ!」
「ひぃっ、あひぃぃぃっ…!!」
レオンハルトは座位になると、フューリアを座らせ、一気に突き上げた。
「あんっ、あんっ…!はぁんっ…!レオンハルトの…大きすぎぃぃ…っ!!」
数回ピストンをすると、声も次第に艶が帯びてくる。同時に周りの二人を空いた手で責める。
「あはぁ…んんっ、おっぱ気持ちいいですぅ…!」
「だめぇ…そこ…そんなにクリクリしちゃぁ…」
この同時進行こそがレオンハルトがハーレムを維持する秘訣であった。
そのまま次第にペースを上げ、ブリッジのような体勢になりながらも激しく突き続ける。
「はぁん、はぁん、あぁんっ!んっんっんっ…はぁん…もう…らめぇ…!!」
乱れに乱れるフューリア。腰をくねらせ、最後に射精感を煽る。
「うぅっ…!」
ソウルブリードが発動する。レオンハルトの体が輝くと、熱い濁流がペニスを伝って
フューリアの胎内になだれ込み、満たしていった。
引き抜かれたペニスと結合部からはドロリと精が垂れた。
レオンハルトはぐったりしたフューリアを優しく寝かせると、肉付きの薄い腹をさすってあげた。
「少々、この体型では苦労をするかもしれないが…」
そうつぶやくと同時に、レオンハルトは次の相手、ルアナを抱きすくめた。
同時にエレインを近くに寄らせることも忘れない。
「ひゃぁぁぁ…レオにゃん、上手すぎぃ…」
レオンハルトは正面からキスをすると、同時に股間に指を這わせ、往復させていった。
そして、準備ができたと思うと脚を押さえ、すかさず挿入する。
「ひぃあぁぁんっ…!入ってる…おっきいのが入ってるぅぅ…」
腰を振り、同時にルアナの尻を優しく揉みながら、レオンハルトはエレインに
右手を抱くように指示した。
「あはぁ…レオ様の…逞しい腕…」
エレインは腕を巨大な乳房で包み込むようにして、キスをし始めた。
レオンハルトの興奮が増大していく。
「はぁっ、はぁっ、ふんっ…いくぞぉっ!ルアナっ!」
レオンハルトが腰を激しく振る。同時にエレインの乳房の合間から手を伸ばし、
彼女のの秘部に指を入れていった。
「やぁぁ…レオ様ぁ…そんなにされると…っ!」
エレインの体が振るえる。
潤滑を増したルアナの体はその締め付けも増していき、自ら豊かな腰を振ると
濃厚なキスをしてレオンハルトの精を求めていった。
「レオにゃぁん…ルアナに…ひゃんっ!いっぱいちょうだい…!あぁぁんっ!」
「うっ…くぅっ…!」
もの凄い締め付けが到来し、ソウルブリードが発動した。
レオンハルトの体は光を増し、欲望の塊がどくん、どくんとルアナの体に注入されていった。
幸せそうなルアナからペニスを引き抜く。そして豊かな腰を撫でた。
「器としては優秀だ。可愛い跡継ぎになるといいな…」
そしてすぐさま、既に興奮しているエレインを後ろから抱きすくめた。
「はぁぁん…レオ様ぁ…早くぅ…」
すっかり股間を湿らせながら、ただただレオンハルトのペニスを求めている
エレインの姿を見て、彼が興奮しないはずがなかった。
黙って頬を撫で、キスをするとそのまま後ろからまだ膨張を続けるペニスを突き入れた。
「あはぁんっ…んんっ…」
びくっ、びくっとエレインの体が跳ね、乳房が揺れる。
「うぅっ、たまらん…いいおっぱいだな」
ピストンをゆっくりのペースで続けながら、エレインの巨大な乳房を揉み続ける。
その大きさはとても片手では収まりきれないほどで、たぷたぷとした感触で返してきた。
「はぁぁん…!んっ、やっ…やっ…おっぱい弄っちゃやめですぅ…んんっ!」
艶のある声を上げながら、自ら腰を振りレオンハルトを求めるエレイン。
その様子を見て、猛烈に興奮したレオンハルトは、腰を振るペースを上げた。
「あっ、あっ、はっ、はぁぁぁん!…らめぇ…壊れて…しまいますぅ…!!」
ヒップがブルッと振るえ、一気に締め付けが来る。
「う…あぁおぅ…!」
そして、ソウルブリードが反応する。光輝くレオンハルトは腰を一気に突き入れ、
エレインの最深部に大量の子種を放った。その長い射精は、完全に出し切ったという
意味も表している。
レオンハルトがエレインからペニスを抜くと、硬さを失ったそれは一気に萎え、
また同時にエレインの秘部からは愛液交じりの精が噴き出した。
横向きに倒れたエレインの大きな乳房を持ち上げるようにして撫でる。
「乳が沢山出るだろうな…」
そして、レオンハルトは朦朧とした三人を自分の近くに引き寄せて抱きつかせ、
灯りを消して静かに眠りについた。
―――
「で、ソウルメイトは誰にするか決まったのぉ?…んんっ…!」
レオンハルトに突かれながら、ディシャナが尋ねる。
「えーと…」
「んんっ!…ねぇ、どうなのよぉ?」
「ごめん…俺はお前が一番好きなんだ、ディシャナ」
「!!」
二人の腰の動きが止まる。
「貴方って人は本当に馬鹿。…でも…今は凄く嬉しいの…愛してるわぁ」
ディシャナは頬を赤らめると、より一層強くレオンハルトに抱きついた。
「俺もだ、ディシャナ…ふんっ!」
「…あぁぁんっ!やぁ…激しすぎぃ…」
ピストンを速めるレオンハルト、そして腰を振り乱すディシャナ。
「ところで、だ」
「んっ…どうしたのぉ?」
「あいつら三人とも妊娠しちゃったみたいだけど、どうしよう?」
その日のレオンハルトの記憶は、ここで途切れている。
HAPPY END