全身を襲う刺激の強さに、ここが痛覚が2倍になる無制限中立フィールドである事の意味に愕然とする。痛覚というのは、つまりは触覚という事だ。  
「ク……クロウ!!どうしよう……コイツ  
殴っても殴っても全然効かない!早くしないとショコラちゃんが……!」  
ライム・ベルがシルバー・クロウにヘルプの声を上げながら左手のチャイムでアボカド・アバイダを打撃攻撃を続ける。  
アボカド・アバイダはチャイムの攻撃に慣れたのか舌が再び動き始めようとしている。  
『攻撃を一時中断して、ベル!』  
「くっ……う……あああっ…………」  
声を出そうとした瞬間クリーンヒットしたチャイムの攻撃にアボカド・アバイダの口がずれ、乳首を刺激し、スカートを舐めまわす舌が同時に股間にふれる。  
堪えきれず漏れてしまった声はシルバー・クロウに聞かれなかっただろうか?  
シルバー・クロウの方に顔を向けると、彼は物凄い勢いのドロップキックをアボカド・アバイダに仕掛けようとしている。私には声が出ないよう唇を強く噛む事しかできない。  
「ショコを……、離せええ――――ッ!!」どぼおっ!  
『ンッンンー―――――!!ッ』  
ドロップキックの衝撃に全身の官能が揺さぶられる。声を出さないようにするので精いっぱいだ。  
 

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