「煉獄ステージですか」  
周りの景色が入れ替わると同時に能美の姿もダクステイカーへと変貌していた  
一方チユは観戦用のネコ耳に白いワンピースのアバターだ  
「それじゃあ、四つん這いになってください」  
「・・・・・」  
今更逆らう気力も沸かずチユは言われるままに膝と手を地面に付ける  
「ほんとに従順になりましたねぇ、まぁ幼馴染を裏切って僕を助けちゃうくらいですからね」  
「っ・・・・!」  
ダクステイカーの右手の触手がヌルリとチユの足首に絡まり、そのまま足を伝って這い上がっていく  
脹脛・・・膝の裏・・・太ももをぐるりと一周するとワンピースの下に潜り込む  
「っ・・・・ひっ」  
ペタリとした感触の触手が臀部に張り付くとチユが小さい悲鳴を上げた  
チユの悲鳴を相図に触手が次々とチユの体に纏わりつく  
腕を伝い、足を伝い、何本もの触手がワンピースの下に潜り込むと薄い生地の下で蠢いた  
「ひあっ」  
腕から伝った触手が乳首に触れるとまたチユの口から悲鳴が上がる  
ヌメヌメした触手が円を描くようにチユの突起を転がすたびに乳首がしこり、固くなっていく  
そして  
カプ・・・チュウウーー  
「ひあ! あっ・・・っっ〜〜〜っ!」  
触手の先端が口を開くと尖った桜色の先端に吸いついてきた  
ジュルルルルル・・・・・チュウウウウゥゥゥ・・・・くちゅっ、くちゅっ、チュウウウゥゥゥゥ  
「〜〜〜っ!・・・・・──っ!・・・・・・あっ、くぁっ、うあぁぁぁっ!」  
触手が乳首を吸い立てるたびに手に力が入らなくなり崩れ落ちそうになる  
「あ、分かってると思いますけど、崩れたお仕置きですからね」  
「!!」  
お仕置きと言う単語に反応してチユがびくりと反応する  
唇をかみしめてギュッと目を瞑り腕に力を込めた  
ちゅううううう、くちっ、ちゅう、ちゅう  
「〜〜〜っ、〜〜〜っ、〜〜〜っ」  
「・・・粘りますねぇ」  
必死に我慢しているチユに能美がニヤリと笑みを浮かべると・・・  
 
「こういうのはどうです?」  
しゅるしゅるしゅる・・・・  
「!?」  
チユは違和感を覚えた触手に吸いたてられている乳首に何かが触って居る  
次の瞬間  
シュルルルル、キュッ  
コリコリコリ  
「っはぁ!」  
乳首に何かが絡まる感触、先端を嬲られる感覚  
そしてそのまま吸いたてられる  
チュウウウウウ  
「うああああああぁぁぁっ」  
キュッキュッキュ  
コリコリコリ  
チュクッチュクッチュクッ  
胸の先端でいくつも起こる別々の快感に腕の力がどんどん抜けていく・・・  
「いやっ、やだ・・・・やだあぁ・・・」  
キュッキュッキュ  
コリコリコリ  
チュクッチュクッチュクッ  
「くふうぅぅぅぅぅぅ」  
そして──  
カクン  
チユの腕が、崩れた  
膝も崩れてそのままペタリと床に倒れる  
「あ〜あ、こらえ性がないなぁ先輩は、お仕置きですね」  
倒れたチユにダクステイカーが近づく  
触手に引っ張られて腰から宙に持ち上げられた  
 
薄いワンピースがペロンんと捲られて丸い、肉付きの良いヒップが晒される  
「ん〜、そうですね、たまにはステージ特性を使って見ましょう」  
「?」  
能美の言葉に訝しげにチユが振り返ると、丁度ダクステイカーの触手が煉獄ステージ特有の虫を捉える所だった  
「ひっ!ちょ、ちょっと!どうする気!?」  
「ははは、こうするんですよ ──シトロンコール!」  
触手に捕まった甲殻蟲が緑色の光を浴びて卵になった  
「さて、1〜2分もしたら羽化するわけですが」  
卵を絡めた触手がスルスルとチユの腰に伸びてくる  
まさか・・・まさか・・・  
「ちょっときついお仕置きになるかもしれませんが、まぁこのフィールドの中では痛みは1/2ですから頑張ってくださいね」  
「いや・・・・いや・・・・・」  
チユの目に涙が浮かぶ  
足をバタバタを振って抵抗するがすぐに触手に拘束されて、広げられてしまう  
「いやぁ! やめてぇ!! いやああああ!!」  
「うるさいなぁ」  
「モゴッ!モガァ!」  
チユの口の中に触手がねじ込まれる、奥まで突っ込まれるとくぐもった声しか上げられなくなった  
 
触手がチユの秘所に触れるとクパァと広げる  
「なんだ、もうかなり濡れてますね、これなら大丈夫そうだ」  
「モゴォ! オガァ!」  
「何言ってるかわかりませんね〜」  
触手がチユの中に入っていく  
もう何度も何度も抉られて慣れてしまった感触  
触手が奥まで到達するとツプ・・・と子宮口に入り込んでいく  
「ン゛ウゥゥ!」  
先端をクイッと子宮口に引っかけると  
グイッ グイイィィ  
「ン゛ン゛ン゛ウ゛ウウウウウウウ!!」  
子宮を強引にこじ開けられる感覚にチユが悲鳴にならない悲鳴を上げる  
触手はそのままチユの子宮に入り込むと中でびたびたと跳ね回り、やがて二つの細めの触手が卵管をぐいぐいと押し広げながら進んでいく  
卵巣をチュウウウウと吸われると背中が反り返り全身がビクンビクンと跳ね回る  
「おっと、急がないと羽化してしまいます」  
ダクステイカーは触手を引き抜くと代わりに卵を押し当てぐいぐいと押し込んでいく  
「・・・・」  
チユはぐったりして動かない  
「あらら?気絶しちゃいました? まぁ今のうちに最後まで・・・っと」  
 
ゴポッ  
卵がチユの子宮の中に納まるとダクステイカーは触手を解き放つ  
ドサ  
「ングッ」  
落下の衝撃でチユが目を覚ました  
「ウ・・・ウ・・・」  
立ち上がろうとするが体に力が入らない  
お腹の中に凄い違和感が・・・・  
「・・・えっ?」  
見ると自分の下腹がポッコリ膨らんでいた  
「おはようございます、先輩」  
「あ・・・・・あ・・・・」  
「ははは、後30秒くらいで生まれてきますよ、先輩の赤ちゃん」  
「い・・・・や・・・」  
クスクスと笑うとダクステイカーは右手を差し出した、何かカードのような物がつかんである  
「今頃ハルユキ先輩達、負けた反省会でもしてる頃でしょうね、なんでチユ先輩が裏切ったのかきっと話し合ってる頃ですよ  
一体どんな話しあいしてるのか知りませんけど、まさか先輩が虫の赤ちゃん産んでるだなんて想像まではしてないでしょうねぇ〜、あははははははは!」  
ダクステイカーが笑いながらカードを四散させた  
「だから今から先輩が赤ちゃん産む所録画して送りつけてあげますよ、これで先輩がどんな扱い受けてるのか、一目瞭然ですねぇ」  
「な・・・!」  
チユが絶句するとダクステイカーの足に縋り付いた  
「やめてぇ! それだけは・・・それだけは嫌ぁ!!」  
「ははっ、じゃあこれからも僕のために戦い、僕のために体を差し出すんだ、分かったかチユ?」  
「・・・・・はい・・・・ウッ!」  
チユの下腹で何かが蠢いた  
孵化が始まったのだ  
 
「あ゛・・・・ガッ・・・・ア゛がァッッ、痛っ・・・刺さってる・・・〜〜っっっ!!!」  
甲殻虫の鋭い脚がチユの子宮の中で暴れまわる  
「ハガッ! ン゛ギガア゛ア゛アアアアアアアアやめてやめでどめでええええエエエ゛エ゛え゛え゛!!!」  
手足をジタバタさせるがそんなことで子宮の中の虫をどうにかすることなどできない  
「アガッ! 出てくる・・・カハッ!」  
手足をピーンと突っ張り足を開く、虫が産道をかき分ける痛みに涙が止まらない  
チュル  
二本の虫の前足がチユの秘所から突き出るとグイっとひだひだを掴み  
チュポオオオオ  
そのまま滑るように這い出てきた  
「ア・・・・・カハッ・・・・ハッ・・・・」  
チユは全身を痙攣させて白目をむいた  
「ご苦労様でした先輩ばっちり録画できましたよ」  
能美が満足そうに言うとビシャリと虫を踏みつぶすと、虫の出てきた割れ目を覗き込んだ  
尖った足に掻き混ぜられてズタズタになり、血がとめどなくあふれ出ている  
「あ〜あ、これは酷いですね、もう使い物にならない」  
そう言うと虫を卵にした時のように右手を当てて・・・  
「シトロンコール」  
緑の光がチユの下腹部を包んだ  
ズタズタに引き裂かれた内壁の傷はどんどん癒えてゆき、卵を入れた時以前に戻る、いや、それよりさらに以前に──  
「さてと、先輩の処女を奪うのは何十回目だったかなぁ・・・」  
「・・・・・」  
チラリ、とタイマーを見上げる  
まだ13分が経過したところだ  
(ハル・・・タク君・・・・助けて・・・・助けてよぉ・・・・・・・)  
チユの涙が零れ落ちるのと、能美が処女膜を破いて挿入してくるのは同時だった  
 
 

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