「良い格好ですね、可愛いですよ」  
「………」  
ベッドの上に一人の少女が身体を寝かされていた、  
しかも全裸にされて手を縛られるという拘束された姿で。  
その手枷には何やら怪しい絵柄の札も付けられており、  
少女はその札を忌々しい目つきで睨んでいた。  
「き、貴様…これは何の真似だ?」  
そして視線を今度は自分を見下ろす男に向ける、  
その男は年齢の割に童顔で、少年ぽい風貌だった。  
目つきは細く生まれつきの糸目で、その目で嘲笑うかのように痴態を晒す少女を見ている、  
その小柄で可憐な肉体を隅々まで観察するかのように…  
そんな欲望のこもった視線で自身の裸体を見られ、  
プライドの高い少女に羞恥心が沸かないわけは無かった。  
「答えろ八雲!貴様…主である儂に何の恨みがあって、このような目に合わす!!」  
 
男の名は藤井八雲、実はこの男は人間では無い、  
三つ目の種族三只眼吽迦羅という不老の妖怪に命を同化され、  
下僕となる代わりに不老不死の体を得た者であった。  
そしてその主というのが、実はこの少女だったのである。  
少女の名はパールヴァティー、パイと呼ばれ彼女も人間では無かった。  
その証拠に八雲を睨む目は三つである。  
 
「このような下種な札まで用意しおって…」  
ちなみに三只眼吽迦羅は凄まじい力を持っており、  
当然に少女が本当に力を発揮すれば、この八雲という男は  
一瞬で粉塵と化し、不死身でも復活には数ヶ月はかかるであろう。  
その為に八雲は、特殊な札を用意していた。  
三只眼の力を意識を保ちながらに封じる札を、密かに入手していたのだ。  
その為にこうして普段と立場が今は逆になっているわけだった、  
そして何故に彼がそのような事をしたかというと…  
 
「いやぁ〜いつもと同じじゃマンネリになるかと思って〜」  
「はぁ?」  
少女は八雲の答えに呆れた声を出した、そして同時に緊迫していた空気も変化する、  
すると更に八雲は呆気にとられた彼女に迫っていた。  
「いつも三只眼が主導権を握っているからな、たまにはこういう風に弄ばれる側を体験してみるのも一興と思いません?」  
「お、思うか!儂がそんな屈辱な立場が似合うと思ってるのか!」  
 
補足するが、この二人はただの主奴の関係ではない、  
様々な経緯を得て、実のとこ恋仲でもあるのだった。  
当然に肉体関係もあるわけだが、少女の三只眼としての人格の方はプライドが高く、  
自分が主導権を握ってなければ気がすまない性質だったのである。  
「う〜ん…似合うと思うけどな〜」  
「なっ!」  
断言されるようにあっさり告げられて、三只眼は絶句する…  
そして動揺している間に、ついに八雲は身体を少女の体の上に被さるのでした。  
「ば、馬鹿者!な…何を…!?」  
「実はずっと前から…三只眼って、こういう扱いで可愛がる方が合っていると思ってたんだよ」  
「か、可愛がるって…そのようなのは愚かな事を口にしおって…きゃっ!」  
唐突に激しい刺激が、下部から流れてきて、三只眼は背を反らし反応する、  
しかも卑猥な響きの声を漏らしてしまいながらにだ。  
「ふふふ〜〜可愛い喘ぎ声だったけども、どうしました?」  
「こ、この…いい加減に、きゃ!あぁ…」  
三只眼が感じたのも仕方が無かった、何故なら八雲は晒されていた三只眼の陰部、  
そこにある敏感な小さい突起物をこねるように指で触れていたのだ。  
「うっ!あ…や…やめろ…馬鹿者!!あぁ!!」  
「感じてますね、顔が真っ赤になってきてますよ」  
「い、言うな!あぁ!!んふぅ!!」  
段々と卑しい姿を晒していく、それを感じとり誇り高い三只眼は心に凄まじい衝撃を感じていた、  
だが何よりも自身で衝撃的なのは…そんな扱いにされ、  
怒りではなく、別の感覚で高揚していく自分自身の心だった。  
「んあぁ!あ…あふぅ…な、何故…」  
三只眼は徐々に全身が火照っていくのを感じてた、  
熱くなる…そして胸の鼓動が激しくなっていく、  
息が…卑しい甘い響きの荒い息にされていく…  
「こ、このような…卑しい姿を晒すなぞ…」  
「ほら、やっぱり三只眼には苛められる受け側の方が似合ってるよ」  
そうニヤニヤと笑みながらに言い、今度は優しく三只眼の胸を揉み…  
「あんっ!あ…」  
そして一気に激しく乳房を揉みくちゃにしていく!  
「ひゃぁぁ!!あ…愚か者…胸が潰れてしまうではないか…あぁ!」  
「その割に感じてませんか?」  
「!?そ、そんなわけ…」  
三只眼はまた絶句した、言われて気付く事だが、確かに最初は激しく胸を愛撫されて苦痛を感じてた、  
だがそれは一瞬だけ…次に感じるのは甘い刺激感でした、そのちょっと痛いのさえ、  
逆に心地良い…そんな卑しい感覚を、それを三只眼は感じてしまってた。  
「ないですか?こんなに乳首を起たせているのに…」  
「あっ!んん〜〜!!!」  
 
三只眼は自分の乳房の乳首が硬くなって起っている事を今更に気付く、  
それはつまり少なくても三只眼の身体は快楽感を感じてる証拠である。  
そこを強く意識させるように、八雲は執拗にその胸の突起物を弄る、  
摘んで引っ張たりと、乳首責めを行っていく。  
「はぁぁ!!こ、これは…わ、儂の意志では!」  
「ここも、たっぷり濡れていますよ」  
 
チャプッ!  
 
「きゃぁ!!あ…馬鹿な…」  
そして次に気付くのは、陰部の秘裂の箇所から卑しい蜜が零れている事だった。  
そこにも八雲は手を伸ばし、濡らす女性器への入り口を弄んでいく。  
「こんなに、洪水だけども?三只眼のアソコ…ほらほら」  
「言うな、掻き回すな〜〜!!あぁ…違う、わ…儂が…こんな淫らな破廉恥な真似をするわけ…」  
「そして興奮して気持ち良くなったりしないですか?」  
「う…そうじゃ…」  
「嘘だな、三只眼は感じてる、苛められて感じてる、そうだろう?」  
「う…ううう!あぁ!!」  
声で素直に認められない代わりに、身体が勝手に漏らしていく甘い卑しい吐息で認めてしまってる。  
本人は気付いてないだろうが、誰にもわかるほどに、こんな意地悪な扱いをされてるのに、  
誇り高い三只眼は淫らに反応していたのだ。  
「この…八雲、後で覚えておれよ…しばらくカスのままにしてやるからな!」  
「そんなエッチな顔で凄まれても怖くないぜ、ね…んっ」  
 
ペロッ  
 
「きゃ!あぁ…馬鹿者…背中を舐めるとは、あぁぁ!!」  
それは他に比べて些細な刺激だったのだろう、だが今の三只眼には激しく刺激されたように感じてしまった、  
それ程に肌の刺激に敏感になっていたのだ。  
「では、そろそろ…入れますよ?」  
「い、入れる…って、はぅ!!」  
三只眼はまた背を反らし衝撃に耐えた、今度は自分の中を  
大きく硬いのが入り込んでいき拡げられていく感触を感じたからだ。  
「あぁ…前戯も無しで挿入じゃと!?」  
それは八雲の肉棒だった、それが三只眼の膣の中に思いっきり銜えさせられていく…  
卑猥に膣口を歪ませながらに拡げていき、その胎内を弄び始めたのだ。  
「大丈夫、だってほら…もうこんなに濡れているし」  
「そんな問題ではないわ、愚か者!あ…しかも、こんな体勢で!」  
 
三只眼にとって何よりも屈辱的なのは、この格好だ…四つん這いの姿勢にされ、  
その背後から挿入され犯される様は、まるで犬などの獣の交尾のようだった。  
「はぁはぁ…この方が感じません?ほら…」  
 
ズブゥゥゥ!!  
 
「ああぁぁぁ!!あぁ…この馬鹿者…あぁ!うう…」  
膣内に奥深くまで肉棒で掻き回され、しかも子宮口にまで先で叩かれ弄られるように感じ、  
三只眼は悔しく思いながらにも、凄まじい快楽感に襲われていく…  
それは今にも絶頂へとイカされそうな程だった。  
だが…  
 
「え?」  
急に八雲の動きが止まる、それどころか三只眼がまだ果ててない内に抜き始めたのだ。  
「な、何をしておるのだ!まだ…」  
「あれ?こういうのは嫌いなんだよな〜三只眼」  
「うっ!そ、それは…」  
三只眼は答えに困った…そのオロオロし狼狽する様子にニヤッと微笑む八雲だが、  
三只眼は気付かない、ただ中途半端で止められ身体が一気に疼いていき、  
どんどん溢れてくる切なさに耐えれなくなっていた。  
「や…嫌いでは無い、わ…儂はその…」  
弄られた乳房も、そして挿入されていた陰部も…全てが疼く、  
身体が痙攣するように震えるような感覚も三只眼は感じてる。  
「それじゃあ、こんな事を言ってもらったら、続けてもいいけど?」  
そこにトドメとばかりに、八雲は三只眼の耳元にある言葉を囁く…  
それを聞き終わると三只眼の三つの目は大きく見開かされた。  
「なっ!そんな事を口にできるか!」  
「ならいいけど、これでお終いでも」  
「うう…」  
いつしか三只眼の目には涙が零れてきてた、当然にそれは悔し涙である。  
そして心の中では二つの思念がぶつかっていた、  
一つは誇りを守ろうとする三只眼吽迦羅としての屈辱行為を拒む思い、  
もう一つは疼きを慰めてほしいという…快楽を欲求する女性本能としての  
どんな痴態を晒してでも辱めを受けようとも快楽を感じたい思いだった。  
その互いの思いが鬩ぎ合う、そしてしばらくして勝ったのは…  
「頼む…その、この卑しい三只眼に、ご立派なので慰めて下さい…」  
屈服だった…威厳のある表情ではない、ただ一人の少女の顔つきで、  
三只眼は口に出していく…屈辱的な言動を。  
「で?」  
「ご、ご主人様…わ、儂を犯し尽くしてほいいのじゃ…ん」  
「よっしゃぁ!!!」  
 
八雲はガッツポーズを取り、普段こき使う勝気な三只眼が、  
自分に屈服する様を見られ喜んだ。  
対して三只眼は激しい屈辱感を感じていた…が、心のどっかで不思議な開放感をも感じてたようだ。  
もちろんそれを素直に認めるわけが無いのだが…  
「よし、じゃあ続きいくぞ三只眼!」  
「う、うむ…頼む…あぁ!!」  
再び、八雲の股間の肉棒が三只眼の膣へと挿入されていく。  
また早く続きを行いたかったのか、八雲のその肉棒はヒクヒク疼いており、  
再び温かく締め付けてくる膣内に入り込むと、水を得た魚のように、  
大きく暴れて膣内を掻き回してゆうくのだ。  
「ひゃ!あぁ…動いておる、儂の中でまた…あぁ!!」  
望んだ感覚に、意識をもっていかれ狂ってしまいそうな快楽間を三只眼は感じた。  
また思いっきり肉棒を膣に挿入されていき、そしてその胎内へと伝わる激しい衝撃は、  
絶大な快楽の波に変わって、三只眼に次々と襲い掛かる。  
「あぁ…八雲!あぁんっ…屈辱的だというのに、わ…儂が…あぁ」  
三只眼の思考は徐々に快楽に麻痺していく、そして頭の中が白くとばされていくと…  
胎内に爆発でもしたような激しい衝撃を感じさせられた、  
それは射精…八雲は絶頂し精を解き放ったのだ。  
 
ドクゥドクドクゥゥ──────!!  
 
「あ…あぁぁ─────────│!!」  
膣内に激しく巡っていく、射精され注がれていく八雲の精液を感じ、  
その衝撃に三只眼は、また激しく快楽を感じていく…  
そして果てた、全身が痙攣を起こし、  
意識すら飛ばすほどの快楽の絶頂感を感じていく。  
「イっちゃいましたね三只眼」  
「うう…この儂が…きゃ!」  
不本意と思いながらにもイった余韻に浸ろうとしていた三只眼だが、  
再び胎内に起こる衝撃に身を反らす。  
「ヤ…八雲、貴様…まだ!?」  
「まだ休ませないぜ三只眼…たっぷり犯し尽くしてやる!」  
「あはぁ!あぁ…くっ…やめろ、今は…感じすぎちゃって!あぁぁぁ!!!」  
八雲は止まらない、无ゆえか絶えぬ精力でイったばかりで敏感な三只眼を、  
徹底的に犯し尽くしていくつもりだったのだ、  
 
そう…八雲は、この後も何度も何度も三只眼をイカせまくるのでした。  
 
 
「また…あぁ!!熱いのが中に…」  
 
 
数刻後、外にもかけられたのか白いので体中がベトベトさせている三只眼の姿があった、  
そしてその姿で何度目か分からない膣内射精を受けている。  
「こ、こんなに出しおって…下種の子を身篭らせるつもりか…んっ…あ…」  
「いつもより絞ってきて、それは無いんじゃ…」  
きゅきゅっと射精し終わった後も思いっきり膣を締め付けてくる三只眼に、  
八雲は少し呆れながらに、満足した表情を浮かべていました。  
「じゃあ…その通りにしてみますか、三只眼も自分から腰を動かして期待しているみたいですし」  
「馬鹿者!誰が期待など…儂は札のせいで力が使えず、無理やりお前の好きにされとるだけじゃ!」  
「へ〜本当に?こんなにこっちは喜んで銜えているのに?」  
「当たり前じゃ!もしこの札が無ければ今にも貴様を粉々にす…」  
 
ポトッ  
 
「え?」  
「あ…」  
その時、三只眼の手枷に付けられていた札が落ちた、  
どうやら激しく犯されて何度も絶頂し全身を痙攣させていく中で、徐々に剥がれていたらしい。  
当然に二人の立場は激変する、互いに見つめあいそして微笑み…  
 
ボンッ!  
 
八雲の肉体は光の中に消えました。  
 
 
「あの〜本当にスミマセンでした、反省して…ぐぽ!」  
「うるさいうるさい!その程度で許すと思ったか愚か者!!」  
三只眼はまるでサッカーボールを蹴るかのように、  
その地面に転がった物を足蹴りしていた。  
ちなみにそれは八雲の頭だった、他の胴体部分は粉々になって未だに空を彷徨ってる状態でした。  
「しばらく貴様は、そのまま夜風に三日三晩くらい晒されているがよい!」  
「そんな〜!!」  
機嫌を損ねたという、ムカッとした表情で放置した八雲から離れる三只眼…  
 
「まぁ…本当にたまになら…こうして苛められるのもいいかもしれんな」  
ただし八雲から表情が見えないようになると、一変し…  
顔を赤らめさせ身を悶えさせながら、さっきまでの快楽感を思い出し、  
薄っすらと満足そうに微笑む表情を彼女は見せていたとさ。  
 
【おしまい】  
 

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