<暴走1

 

 

 無機質のガラスの瞳に映るマスターエヴァは、ここ百数年の間にみた事の無い表情を見せていた。

 快楽を貪欲に貪る様に腰を上下に振り、可愛い女の子のような悲鳴を気持ちよさそうに上げ続けている。

「マスター」

 マスターが使役しているクラスメイト。ゆなさん。あきらさん。まきえさん。亜子さん。

 四人のスカートはまるで男性のように大きく盛り上がっている。異常に興奮しているのか…

 それとも、術の暴走なのか、虚ろな瞳で焦点が定まらない目で、10歳程度の本来の姿になったエヴァを囲んでいた。

「はぁ♪ はぁ♪ はぁ♪ はぁ♪」

「マスター興奮しているんですね」

 茶々丸は騎乗位でエヴァを犯しながら、機械人形らしく無機質な声でたずねた。

「くそ…ちゃ…ちゃ…茶々丸…や、やめろぉ」

 茶々丸の腰から生えた不釣合いに太く硬い責め具はエヴァの小さい尻穴に貫かれている。

 エヴァは羞恥と屈辱を感じつつも確かに被虐の快楽に身悶え、傀儡に犯されているという事実が、高等種である吸血鬼の誇りを汚され、心をかき乱される。

「ほら皆さん。もっとよくみてください」

 

 

 茶々丸の腰が激しく動く。人間の腰使いではなく、人形らしい激しい腰使いで10歳の少女に過ぎない身体を跳ね上げ躍らせた。

 メイド服に身を包んだ見知った顔の下等種に見下ろされるのは屈辱の極みだった。

「だめ、だ、だめぇぇ…みるなぁ」

 括約筋を貫いた責め具は直腸から直接、胃を突き上げる衝撃に、声を抑えることが出来ずに小娘のように涙を浮かべて悲鳴を上げるばかりだ。

 エヴァは未だに処女で経験はまるで無かった。若いうちに吸血鬼になった彼女は、肉の欲求は無かったのだ。

 だが、今は淫らな表情を浮かべ、喘ぐ姿は十歳の容姿に反して淫乱な娼婦そのものだった。

 肉の快楽も精神の羞恥も吸血鬼の誇りも、全て肛虐に突き呑まれていく。

「あ…あぁぁぁぁ…だめ、だめぇえぇぇ」

 エヴァが茶々丸の上で仰け反りながらピクン。ピクンと痙攣して茶々丸の胸に倒れた。

「ひぃーひーひぃーひー」

 涙を流して、自らの胸の上で喉で息をしている少女の頭を愛しく思いながら撫でてやった。少女の腰が余韻でピクピクと痙攣している。

「まだまだこれからですマスター」

 

<暴走2

 

 

 茶々丸の擬似男性器はエヴァの肉穴を萎えることなく柔らかい処女地を貫いている。

 肩に顎を乗せて胸で息をするエヴァは体力を使い果たして痙攣するばかりだ。

「ゆーなさん。まきえさん」

 茶々丸の命令で、焦点の定まらない目を輝かせながら荒い息を吐きながらエヴァの左右に来るメイド服の女子中学生二人。

 脇の下と膝の下に手を回してエヴァをゆっくりと持ち上げる。

 柔らかい粘膜が広がりながら茶々丸の擬似男性器をゆっくりと吐き出された。

「うくぅ、はぁ…」

 口から涎を流しながら、エヴァは幼児がオシッコされるようなポーズで左右から持ち上げられ意識が覚醒しつつあった。

「いやぁ…も、もう…休ませて…」

「高く上げてください」

 膝を上げて角度が水平にエヴァのお尻の穴が丸見えになる。

 休む暇など与える気は茶々丸には無い。

 

 

「亜子さん」

 亜子がチロチロと舌をだしてエヴァの膝の間に頭を沈めて、赤く腫れ上がった粘膜を優しく舐めた。

「いやぁ…いやぁ」

 首を振って泣きながらエヴァは嘆願する。

「わかりましたマスター」

 茶々丸はエヴァの右手を握って丸見えになっいるお尻に当てる。

「ご自分でオヤリください」

「じ、自分で?」

「はい」

「みんなで見ていて上げますマスター」

 フルフルと頭を振るエヴァ。

「なら続きを…」

「ひっ!」

 エヴァは躊躇いながら、ヒリヒリと痛む穴に細く短い指を伸ばした。

 人差し指と中指を使って亜子の唾液で滑るお尻の穴を撫でてみた。

「うくぅ」

 思わず声が漏れた。

「今度は指を入れてみてください」

 

 

<暴走3

エヴァは素直に人差し指を少しずつお尻の沈めた。

「うふふ」

「くすくす」

 まきえとゆーながくすくすと笑った。

「みるなぁ…」

 少女のように頬を染めしゃくり上げて泣くと、アキラが頬を愛しげにすり合わせた。

「ぐしゅん…うぅううぅうぅ」

「マスター泣いてる暇はありません」

 エヴァは泣きながら指を恥ずかしい穴の中でグリグリとかき回した。逆らって茶々丸のモノで貫かれるよりマシだったから。

 クチュクチュとかき回す音と自分の息づかいしか聞こえない。

 耳まで真っ赤になりながら、少しずつ指を沈め、異質な快感に背筋を振るわせた。

「気持ちいいですか。マスター」

 息を整えて、目をきつくつぶりながら小さくうなずくエヴァ。

 下等な下僕に肉の喜びを告白せざるえないとはいえ、屈辱に嗚咽が止めることができない。

 くちゅりと音がするたびに無毛の秘裂にうっすら湿り気を帯びて、エヴァは自分が肉喜びに目覚めつつあるのを否定することが出来ないのを思い知った。

 

 

<暴走4

「どこまで私を辱めれば気が済むんだ…」

 真祖である高等生物の誇りで紡ぎ出した言葉は負け犬の遠吠えに過ぎなかった。

 今更、止める道理が無いのはエヴァも知っている。

「お尻の穴は気持ちいいみたいですね。私もうれしいですマスター」

 茶々丸はエヴァが気持ちよさそうな姿を見て、まるで勉強嫌いのお嬢様が一生懸命机に向

 

 

かっている口調で話した。

 壊れている…。

 エヴァは茶々丸の口調に恐怖を覚えた。

 『コレ』は私を調教するのと、夜、歯を磨くのと同じ感覚で私をいたぶっているんだ…。

「はぁはぁ…気持ち言い分けないだろう…人形風情が……私の何が…はぁうん」

 潤んだ瞳で壊れた人形に文句を振り絞るエヴァ。

「違います。マスター」

 何が違うものか…。

 荒い息を吐きながら茶々丸を見上げるエヴァ。

「ワタシは、お尻の穴で感じてしまう。イヤラシイ女の子です。」

 何を言ってるのか理解できなかった。

「ワタシは、お尻の穴で感じてしまう。イヤラシイ女の子です。さぁマスター言って下さい

 

 

。」

 茶々丸は繰り返した。

「そんな言葉言えるものか!」

 エヴァは滅茶苦茶に暴れだした。

「放せ! 下僕の分際で私に触るな!」

 暴れるエヴァを茶々丸を後ろから抱き上げると四人のメイド中学生に命令を発した。

 

 

<暴走5

「ゆーなさん。まきえさん。亜子さんを押さえて下さい」

「はい」

「はい」

 二人は左右から亜子の腕を絡めて押し倒す。

「暗示を解きますよ」

「…?」

 亜子の意識が戻った。

「あれ? なんでウチ…きゃぁ…なんでエヴァンジェリンさん裸や…」

 真っ赤になって顔を隠そうとする。

「ちょっとまってな。まきえ! ゆーな! なにすんねん放してやぁぁん」

 うつ伏せになって抑えられ身動きが取れない亜子。

「マスターの処女を奪う前に亜子さんでどれだけ辛いか見てもらいます」

「何をいってるん? 茶々丸さん…やめぇや。あほ」

「アキラさん後ろから犯してあげて下さい」

 アキラが茶々丸の命令に従ってぐいっと亜子の腰を引き上げた。

 スカート越しに硬い棒が亜子のお尻の間をグリグリと突き上げる熱い感触。

「やめや! やめぇ! 怒るでホンマに。まきえもゆーなも!」

「はぁはぁ」

 異常に興奮した3人の様子に今更ながら気づく。

「…なんや? みんな…どうしたん?」

 泣きそうな顔でクラスメートの顔を見回す。

「や…やめぇや…」

 

 

 身体を硬直する亜子の腰に狙いを定めて堪え切れない表情でアキラの腰がビクビクと跳ねる。

 それを見てまきえとゆーなが羨ましそうな顔で亜子とアキラを見ている中。

「ひぎぃ」

 アキラの腰がグリグリと動きながら深く沈んでエプロンドレスの裾を捲り上げた。

 亜子の白いガーターストッキングを破瓜の血がで赤い筋を作った。

 アキラは感触を確かめるようにゆっくりと抜いた。

「あぐぅあっあっ……い…いだいよ…うごかん…うごかんといてな」

 亜子の願いは空しく、アキラの腰は少しずつ早く前後に動かし始めた。

「いだいよ…やめえや…いだいよぉ…こんなのこわれてまう」

 確かにみんなでお風呂に入って…それからこんなことに…。

「うぐ、あぐ」

 痛みで意識が飛んでしまったんだろう。

 アキラが腰を突き立てる度に壊れたおもちゃのように声を吐くだけの肉塊になっていった。

 アキラは快感に身を任せるまま自分勝手に腰を使って亜子の処女の感触を楽しんだ。

「あはぁ」

 背を反らして歓喜の声を上げでビクビクと腰を震わせて亜子の膣内に作り物の肉棒から白濁液を注ぎ込むのだった。

 アキラは余韻を楽しむように亜子の胎内をグチョグチョとかき回しながら抜いてやる。

 目を開けたまま意識の無い亜子に被さってベロベロと涙を舐め取っていた。

「次です。まきえさん。亜子さんを犯してください」

 まるで掃除の時間にクラスメートに頼むように命令する。

「いやぁ…もう…やめてぇな…」

 亜子はアキラに舐められながら哀願した。

 

 

 

 

<暴走6

「も、もうやめろ」

 見るに耐えない顔でエヴァが叫んだ。

「わかりましたマスター」

 再び亜子を支配下に置くと表情が他の三人と同じように虚ろな瞳で興奮した感じになっていく。

「あ……ああぁ…」

 普通に立ち上がった亜子の表情に人の気配など感じられなかった。

 唯一、見えたのは頬を伝う涙の後だけだった。

 エヴァの表情は暗い。

 自分にも解らなかった。下等生物が苦しもうが自分には関係ない。

むしろこいつらが苦しめば自分が楽できるはずなのに…。

「マスターは優しいですから」

 茶々丸は少しだけ優しげな顔をした。

「いいですか? もう無理やり抑えたりしませんから」

 

 

 茶々丸の両腕の力が抜けてエヴァが大浴場の床にぺたんと座り込んだ。

「ワ、ワタシは…お、おし…りの……あな…で…感じてしまう。イヤラシイ女の子です!」

 最後は一気に言い切ってしまう。

「恥ずかしいマスターです」

 言わせたくせに…

 エヴァの潤んだ瞳はそう言って茶々丸を見上げる。

「続けてください」

 エヴァは再びお尻の穴に指を這わせて、今度は膝を曲げたままうつ伏せに横になった。

「うく…みるな…みるな」

 泣きながらお尻の穴を自分の意思で慰めるエヴァ。

 指先がお尻の壁を引っ掻く感触に初めてのオナニー、しかもお尻の味をいやいやながら覚えされる。

「うぅう…ぐす…ぐすぐす」

 十歳の女の子が無理やり年上のメイド服の少女達に見下ろされての自慰行為。

 背徳の宴は終らない。

 

 

 

 

<暴走7

 お尻の穴…。

 自らの手で弄る姿を想像するだけで頬が熱く燃える。

 今まで、数百年間誰にも見せたことが無い秘所を傀儡の人形どもに自らの意思で見せ付ける形。

 亜子という固有名詞を持った下等な子供の牝の涙を見ていられなくなった。

 みじめに浴室の床に裸で這い蹲ってお尻の穴を自分の指で弄んでいる。

「毛が薄いんですね」

 まきえが何気に呟いた。

「赤ちゃんみたい」

 ゆーなが追従した。

 生まれてから何一つ成長していない身体。わずかに突起しているクリトリス。

 そこから小さなお尻のような割れ目が一直線に、自分で慰めているお尻の穴まで続いた幼女のソレ。

 小さな背中に長い金色の細い髪が、エヴァの指が深く沈むたびに力なく揺れ動いた。

 何も見ない。何も聞かない。

 目を硬く閉じて指を沈めてねじる。それだけを息を殺して繰り返した。

 しばらくして、亜子がエヴァの横に座って空いた手を黒いプラスチックの棒を握らせる。

「な、なんだこれは・・・?」

 亜子が握らせたのは男の生殖器を模した玩具だった。

 茶々丸がスイッチを入れると小刻みに力強いモーター音を響かせた。

「マスターは、まだ未熟なので自分の指では気持ちよくなれないようなので玩具を使うことにしました」

 茶々丸は手元でスイッチを上下に動かして出力を確かめながらいう。

「異常はありません。マスターの胎内に入れてください」

 そう命令されても、こんなグロテクスな玩具を自分の意思で胎内に納めるなんてできやしない。

 エヴァは絶望的な気持ちでじっと浴室に落ちた汗の雫を黙って数えていた。

 アキラがエヴァを背中から両膝を抱えて足を大きく広げた。

「うあっ! 降ろせ! 降ろさないか!!

 魔力を奪われたエヴァは10歳の少女に過ぎない。水泳部で鍛え、吸血鬼化して体力が増強しているアキラには何の効力も無い。

 浴室に転がった玩具を茶々丸は拾い上げると、残った三人のメイド中学生に突き出した。

 三人は膝立ちで茶々丸の腕を中心に座るとチロチロ舌で交互に黒い玩具に唾液をまぶしはじめた。

 舌の乾いた音を聞くとエヴァは大人しくなった。

「そうだ、まきえさんはマスターの方を舐めてあげてください」

 茶々丸の命令にまきえはうなずくと、大きくアキラに広げられたエヴァの前でしゃがんで白いお尻に口付けをする。

「んはぁ!」

 エヴァの口から思わず声が漏れた。

 自分で触るのとはまったく違う快感。一瞬電気が走ったかのようだ。

 まきえの舌はお尻を中心にゆっくり丁寧に外から中へと這わせている。

 ゆーなと亜子は一心不乱に玩具を唾液塗れにしていった。

 たっぷり30分。

 エヴァの固い処女地はまきえの舌と唇でヒクヒクと蠢くぐらいほぐれていた。

 ゆーなと亜子はすっと立ち上がるとエヴァの両隣で方膝をついて、エヴァの小さいお尻に手の平を添えた。

 続いてアキラが軽いエヴァをぐっと引き寄せると持ち上がって股の間から除くような形になる。

 膝が小さな胸につくぐらいになると、お尻が持ち上がって茶々丸の方に向いて、目が合った。

 何時もと変わらない茶々丸の表情にエヴァは少しだけ安堵した。

「広げなさい」

 ゆーなと亜子が尻たぶを思いっきり広げた。

 ピンク色のアナルの皺が一本、一本までが伸び切って恥ずかしい部分を曝した。

 エヴァは突然何がおきたか理解できなかった。

 茶々丸がゆっくりと黒い玩具を片手で持って近づいてきた。

 女子中学生二人分の唾液で凶器はヌメヌメと鈍く輝いている。

 

 

<暴走8

「いやぁぁぁぁぁ!」

 凶器が宛がわれた瞬間エヴァは叫び声を上げた。

「マスター力を抜かないと裂けてしまいます・・・」

 哀しげな表情で微笑むという、機械人形らしい不快な表情を浮かべる茶々丸。

 女子中学生二人がかりで舐め上げたソレのサイズは近くで見ると血の毛が引くような気がした。

「いや、いやなの、いやなの。いやぁ」

 まるで幼女のように首を振って泣き叫ぶエヴァ。その姿に超越者としての威厳など感じられなかった。

 がっちり、アキラに両膝をガッチリかかえられ逃れることはできない。

 今のエヴァは10歳の少女と何ら代りが無いのだから。

 茶々丸は暴れるエヴァの前に凶器を鼻先に近づける。

「ひっ!!

 息を呑むエヴァの平の胸の間を舐めるように這わせてエヴァの皺が伸びきったお尻の穴に当てた。

「やめてよぉ」

 涙をこぼして哀願するエヴァを見ると茶々丸は深い愛しさを覚えた。

「マスター・・・安心して下さい。これは一番細いやつです」

 心からの愛情だった。

「あぁ・・・あああ・・・あ・・・あ・・・ああぁぁ」

 凶器がついにエヴァのお尻の穴の括約筋を押し開いて沈んでいった。

 

 

 

 

<暴走9

「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ」

 完全に抵抗が無くなるまで拡張が済んでから、茶々丸は玩具を引き抜いていた。

 エヴァは涎を垂らしながら頬を染めて肩を上下に大きく息をしている。

 しばらく休憩を取ってから一回り大きい玩具を取り出した。

「ひゅう、ひゅう。うわぁ」

 泣きながら首を振るエヴァ。

「んあぁぁぁぁぁぁー」

 最初のときより比較的楽に根元まで沈んだ。

 再び、感触を確かめるように抜き差しを続けた。

「んはぁ、んきゅぅ」

 腰を震わせて突き出されるたびに悲鳴を上げる。

 抵抗らしい抵抗もなくて2本目の玩具の抜き差しが終わり同じように3本目、4本目と次々と差し入れれた。

 徐々に大きなものに取替えられた。

 そして、いよいよ4本目・・・。最初のほぼ倍の太さと長さがあった。

「き、きづぃぃぃ」

 さすがに太かったのか背中を大きく反ってビクビクと震えた。

「少し固いですねマスター。大きく息を吸って力を抜いてください」

 エヴァの反応を見ながら、一段と太くなった玩具を沈める。

 幼い肉体では根元までとても無理な大きさをゆっくり確実に、細心の注意を払って奥へと進めた。

「あがががががぁ」

 大きく口を開けて、身体を仰け反って腰をビクビクと動かしてエヴァは涙と涎を流しながら意識を失った。

 

 

 小さな身体で下腹が玩具の形でこんもり盛り上がったまま、意識の失ったエヴァはアキラの手から放された。

 エヴァは、膝立ちで四つん這いにさせた。

 ピクリとも動かない身体から、少しだけはみ出た凶悪な玩具を茶々丸は指でつまんでゆっくりとねじった。

「あきぃ」

 腸壁をすり潰される感触で悲鳴を上げながら覚醒した。

 ほんの少し動いただけで、腸の壁を巻き込み挟みながら抜かれると、また奥へと進む。

 前後の抜き差しが小さくとも、ほんの少し動かされただけで伸びきったお尻の穴がまくれ激痛が生まれる。

「もう・・・ゆる・・・してぇ・・・」

 泣き言をいって気が緩んで抵抗が弱くなると、また奥へと玩具を沈めた。

「いやぁ・・・もう押さないでよぉ・・・」

 泣き崩れるエヴァの姿があった。

 

 

<暴走10

 

 

 お尻の穴の極太の玩具を再びつまみ出す。もはや三人の唾液の潤滑液では効果が無いと茶々丸は判断した。

 ぐったりと痛みに耐えるエヴァ。

 奥深くねじ込まれた玩具をゆっくり力強く抜くと、エヴァはうつ伏せで倒れる。

 これで終わりだ。

 気が抜けて疲れがどっと噴出して力なくまどろみの中に沈んだ。

「服を脱ぎなさい」

「はーい♪」

 まきえが喜びながらメイド服のスカートのホックを外しブラウスを脱いだ。

 他の三人も頬を染めながら、まきえに続いてメイド服を脱いでいく。

 四人の短いスカートの下から現れたのは、黒く上に突き出た長く太い塊だった。

「ご主人様♪」

 倒れてるエヴァを抱き起こすゆーな。

「うわぁ。すべすべしてる」

 まきえはエヴァのぷにぷにした白い肌を撫で回す。

 アキラは首筋からほっぺに長い金色の髪に唇を這わす。

 ゆーなは愛しげに小さい身体を抱きかかえている。

 亜子だけがガータベルトとフリルつきのカチューシャだけの格好で黙って立っていた。

「亜子さん」

 亜子はうなずいて、エヴァの背後に膝立ちになった。

 固い棒がエヴァの腫れ上がったお尻の穴に宛がわれる。

「もう・・・やめてぇ」

 力なくうめくように泣き顔で哀願するエヴァ。

 亜子の両手がエヴァの細い腰を両手でつかむと狙いをつけて腰を突き出した。

「待ちなさい」

 茶々丸が制止する。

「舐めてあげなさい」

「はーい♪」

 まきえが亜子のペニスバンドを咥える。

「んぁ」

 亜子はまきえの勢いに押されて恥ずかしげに内股で腰を引かせる。

「アキラさんはマスターの腫れてしまったお尻の穴を舐めてあげてください。ゆーなさんはマスターを抱いてあげてください」

 茶々丸はテキパキと指示を出す。

 

 

<暴走11

 ゆーなの胸の中で、しっかりとしがみつくエヴァ。

 目をつぶって、雷を怖がる少女のように身を震わせてじっと耐えている。

「ぷぅふぁぁ」

 まきえの顔が亜子の股間から離れた。

 唇から弾かれるように出た玩具はぬらぬらと怪しく輝いて、喉の奥まで飲み込まれていたそれは雫を数滴落としている。

「ひぁぁひぁぁぁ」

 腰をガクガク震わせながら亜子は一歩一歩ゆーなに近づく、

 今にも腰が抜けそうな感じで堪え切れない興奮を抑えているかに見えた。

 亜子の手がエヴァの肩に乗る。

 より、いっそうきつくゆーなにしがみついた。

「マスター。わがままはいけません」

 茶々丸は、エヴァの脇の下に両手をいれて強引に引き剥がしてしまう。

 ゆーなの背中にエヴァの爪あとが残り、うっすらと血がにじんでいた。もっとも、その場のだれも気にしなかった。

「やめ・・・もう許して・・・」

 茶々丸に脇の下から釣られながらエヴァはめちゃくちゃに暴れた。

「マスター。抱いていて上げますから」

 エヴァを吊ったままひっくり返して、数時間ぶりに従者と魔法使いは向かい合った。

 片方がまったくの無表情で、もう片方は涙でくしゃくしゃになった二人。

 茶々丸は自分のお腹の上にエヴァを跨らせた。

 既に腰に力が入らないエヴァは茶々丸の上から逃れようとも倒れこむ。

「はぁっぁ」

 膝を震わせながら内腿で茶々丸の腹をしめた。

「マスター、力を抜いてリラックスしてください」

 ぎゅっと茶々丸はエヴァの手首を握った。

 後ろには膝を振るわせた亜子が息を荒げながら立っていた。

 

 

<暴走12

 亜子のまきえの唾液でテラテラと黒光りする玩具をエヴァの赤く腫れたアヌスに押し付けた。

「・・・・やぁ」

 亜子に腰を抱き上げられ、今まさに不浄の穴を貫かれようとしているところだった。

「マスター力を抜かないと裂けてしまいますよ」

 茶々丸が強い口調でいう。

「亜子さん。いいですよ」

 玩具が少しずつ穴に埋まる。

 散々弄られた粘膜を割って、固いものが本来出る場所から進入してくるのがわかった。

「うぎぃぃぃ・・・・。入ってくる。入ってくるの」

 亜子はエヴァの細い腰をしっかりとつかんで、奥へと玩具を沈めていった。

「あ・・・ああっ・・・あああぁぁぁ」

 エヴァはお尻の穴に力をこめて進入を阻もうとしてもズリズリと尻穴の粘膜を捲くりながら沈み続けた。

 黒い凶器は一番太いエラの部分いっぱいにアヌスを広げられる。

「そんな・・・いやぁぁぁ」

 もっとも抵抗の強い一番太いエラの部分に来ると、手だけではなく亜子は腰を一気に突き出した。

「あがぁがガガガガ・・・ガガガ」

 エヴァは、あまりの拡張感で口すら閉じられなくなって白目を剥いて悶絶してしまった。

 痛みで気絶することすら出来ないで口をパクパクと開けて焦点を定まらない目で痛みを味わう。

 物欲しげな目で亜子は茶々丸を見上げた。

(もっと動いていいですか?)

 そう瞬きもしない人形の目で訴えていた。

「はい亜子さん」

 亜子はエヴァの腰をしっかりとつかんで腰を引き出す。

「うひゃぃィィ」

 拡張感が和らぐことなく、エヴァの胎内で玩具が腸壁をすりあげる。

 一番太いエラの部分で引っかかると一気に根元までねじりこむ。

「うぎぃぃっ!」

 悲鳴を出すというより、吐き出されたように声を出す。

 牝犬のように四つん這いで押しつぶされるように玩具を出し入れさせた。

 勢い余って玩具が抜けて衝撃の一瞬の空白があったかと思うと、亜子は容赦なく玩具を一気に根元まで突き刺してや

 

 

った。

 抵抗が弱まると、根元まで挿したままエヴァを抱きかかえエヴァを立たせる。

 身長差があるから亜子が完全に立ってしまうとエヴァのつま先は床には届かない。

 全体重をお尻で受けなければならなくなっても、小さいエヴァの身体は吸血鬼化している亜子に軽々と持ち上げられ

 

 

てしまう。

 亜子は、オナニー玩具のようにエヴァをズシュズシュと道具として使い続けるのであった。

 

 

<暴走13

 壊れた人形のように力なく弛緩した身体を貫き続けられている。

 白濁した意識の中、茶々丸の胸に突っ伏したままエヴァは胎内の音を聞いていた。

 ゴリゴリと華奢な身体の中の肉壁に当たる音。

「んは、んは、んは」

 ジャクジャクと音にあわせて亜子の興奮した声が耳に残る。

 余裕が出来たせいかエヴァの表情に羞恥心と吸血鬼の誇りを汚された屈辱が見て取れた。

「まだ、余裕があるんですね」

 茶々丸が怒っているように聞こえた。

 エヴァは反射的に子供のように身を固くした。既に支配者としての威厳は失われていた。

「いやぁ・・・」

 エヴァが請うような泣き顔になったかと思うと、茶々丸は亜子にお尻を刺し貫かれたままの身体を浮かせた。

 そのまま、股間生えている杭で自らのマスターを貫いた。

「ぎっっ!! あっ・・・あぐぅ・・・う・・・あぁ・・・」

 背を仰け反らして天井を仰ぐ、瞳孔が開き、口をパクパクと喘いでいる。

 叫び声すら上げられない痛み。

 茶々丸は細いウエストをグッグと力を入れて骨がきしみ肉を裂いてエヴァの胎内へと侵入する。

 後ろでは亜子が休むことなく腰を動かし続けていた。

「あぃ・・・ああぁ・・・ひぎゅ・・・やめで、とめで」

 もがき、許しを請うエヴァの願いを何一つ聞くことに人形たちは休むことない。

 それどころか、抵抗する元気があると安心したのか、再び容赦なく刺し貫き続けた。

「あは♪」

 まきえとゆーなとアキラは笑っていた、

 エヴァの内股を処女の証である赤い筋が伝って、浴室の床に落ちて赤い珠がいくつも出来ていた。

「うぎぃ」

 エヴァの泣き顔を上下に腰を動かしながら相変わらず人形らしく無表情のまま、茶々丸は撫でてみた。

「とてもかわいい・・・わたしのマスター」

 茶々丸が笑っているように見えた。

 

 

<了>

 

 

 

 

エロゲ屋正寿  ◆w7Q5ywREpw

 

 

 

 

 

「美砂、来週渋谷で買い物にいこうよ」

 元気良く話しかけてきたのが出席番号17番の椎名桜子。

 横には黒髪をショートにそろえた出席番号11番、釘宮円がいた。

「えーっと…来週はその用事があって…」

 あさっての方向を見て出席番号7番、柿崎美砂が応えた。

「えーなんでー、来週は部活とかないのにー行こうよー」

「ほら…桜子…美砂はね…」

 子猫のように桜子が美砂の周りでぶーぶーと言っていると円が遠慮がちに肘でつついた。

「そっかー美砂彼氏とデートか! いいなぁ じゃ、円と二人で行くから楽しんできてねー」

 桜子と円はワイワイいいながら教室の外に出て行った。

 そんな二人の姿を見送る美砂の顔はどこか影があった。

 美砂は携帯を取り出して、一人で握ったまま迷いながら何処かに電話した。

 

 

 

 

【生贄 1】

 

 

 週末、円と桜子は二人で渋谷の街をウインドウショッピングを楽しんでいた。

「いいよね。美砂は彼氏がいて」

「ん? そ、そうね。やっぱり、その桜子は彼氏欲しいの?」

「うん。ほしー」

 桜子は即答した。

(えええっ、彼氏って…桜子は大胆だなー。キ、キスとか、浜辺で手をつないだり…ふったりきりで…きゃぁぁぁぁ)

 円は自分の妄想をかき消すように手で煙を払うように両手をばたつかせた。

「だって、彼氏とかいればおいしーものとかいっぱい食べれそうじゃん。いいなぁ彼氏がいる人は」

「え!? そ、そうよね…」

 円が一人で赤面していると桜子の携帯が鳴った。着信は美砂からだった。

 

 

 

 

【生贄 2】

「もしもし 美砂どうしたの?」

「ひゃん…んん…んんぅ」

「あれ? もーしもーし」

「ん…なんでもないの。円と一緒?」

「そだよー 電話変わろうかー」

「いいの…渋谷にいるのよね…んっ」

「うん。駅降りたばっかり、これからブラブラ買い物してカラオケに行くとこ」

「じゃぁ…道玄坂のいつものデパートに円と一緒に来て……………待ってるから…」

 電話は返事を待たないで切られた。

「美砂から? 何だって」

「道玄坂のとこに来てだって」

「それだけ?」

「それだけ」

 

 

 

 

 二人は美砂に言われた通りにやって来た。

 再び携帯が鳴る。美砂からだ。

「ついたよー」

「こんにちわ」

 桜子のノーテンキな声に、太い男の声がかぶさる。

「えーと…美砂の彼氏さんですかー!」

「はは、ちょっと君たちに頼みたいことがあるんだけどいいかな?

実は美砂の服が汚れてしまってね。

着替えを用意したいんだが、私は女物の服を用意できないし、

かといってこのままで歩き回るわけにもいかない。

そうしたら、美砂の友達が渋谷に来てるってね。

申し訳ないが目の前にあるビルの地下駐車場まで服を買って来てくれないかな?

もちろんお金は私が払うよ」

 何故、美砂が汚れたことや、電話口に出ないのかを男は説明しなかった。

「いいですよー はい、はい、わかりました。じゃぁ30分後に…」

 

 

 美砂が好きそうなトレーナーとフレアスカート、

 それに必要かどうかもわからないので下着を買ってから地下に降りた。

 

 

 

 

【生贄 3】

「ねぇ 桜子…ほんとにここ? 誰もいないじゃん…車も一台も無いし違うビル地下じゃないのー」

「電話でここだって言ってたよ。目の前にある缶コーヒーの看板があるビルの地下だって」

 たしかに、いつもの道玄坂のところから見える缶コーヒーのビルはここだけだった。

「美砂は他に何か言ってた?」

「んーん。彼氏さんが言ってた。ここだって」

「え、美砂からの電話じゃないの? おかしくない? 

 普通、自分の電話で彼氏に服の調達って頼む?」

「いやだって彼氏だし」

 円は桜子の袖を引っ張るように後をついていく。逃げるほど決定的な違和感でもないし、

美砂が心配で逃げるわけにもいかなかった。

 手に持った美砂の服が入った紙袋をぎゅっと握る。

 薄暗い地下駐車場でとても心もとなかった。

「えーっと、椎名さんと釘宮さん?」

 突然、後ろから声をかけられた。

 円があわてて振り返ると柱の影に2メートル以上ある全身を隠すコートを着た大男がいた。

「…はい。そうです。あのぅ美砂は何処ですか?」

 円が恐る恐る聞く、美砂の彼氏なのに怖くてしょうがなかった。

「とりあえず、これを見てくれないかな、最近撮った美砂の写真だよ」

 封印された茶封筒を地面を滑らせるように二人の足元に放り投げた。

 分厚い封筒。写真だとしたら100枚以上入ってる。

「なんですかこれは?」

「察しの通り脅迫の材料だよ」

 駆け引きも何も無い。

 桜子は事情が飲みこめないまま、封を切って写真の束を取り出す。

 

 

「きゃぁぁぁぁぁぁ」

 写真は二人の足元に散らばる。どの写真の美砂は笑っている。

 泣きながら笑顔を強要されているのだろう。

 足元に広がる美砂の顔。

 一枚もまともな服を着ているものはない。服とは言えないような布切れ。

 下着の意味がまったくない下着。

「なんなの…」

 桜子は腰が抜けたのかガクガク震えながら円を見上げて助けを求めて視線を泳がせている。

 円は何も考えないで走り出した。

 頭の中にグルグルと美砂のことが頭をめぐる。どうして何も言ってくれなかったの?

 何で…美砂…友達…。

 目の前の男まで10メートル。

 円は走り出していた。男の顔を引っ叩かずにおられなかった。

 男は円の平手を身動きもしないで受けた。

「くくく」

 男がコートを開くと…中には美砂がいた。

 男の太ももと美砂の太もも同士をベルトのようなもので拘束し、

 足は折りたたんで足首と太ももベルトに引っ掛けていた。

 両手は男の背中にわきの下で輪を作るようにまわされている。

 口には大きなボールギャグを押し込まれて口を封じられ、目隠しまでされていた。

 何本もの太い黒いベルトが美砂と男の体を固定している。

「中々かわいいシャツだろ?」

 

【生贄 4】

「んほぉぉぉ」

 篭った美砂の声は円の恐怖を引き起こすのには十分だった。

「いやぁぁぁぁぁぁぁ」

 地下駐車場を引き裂く絶叫。

「美砂…どうして美砂ぁぁぁ…美砂を放してよ」

 美砂の身体を掴んで男から引き剥がそうとする。

 服の下から伝わる熱気。

 拘束され、身動きを封じられている他に円が気づかないが、

 美砂の二つの膨らみには小粒のローターがそれぞれテープで貼り付けられて悩ましい刺激で美砂を苦しめていた。

「んくぅ…んほぉう」

「くぅ…」

「あんまし、引っ張ると美砂が痛がるぜ。友達ならもっと考えないと」

 男の手が美砂の服の下に伸びて、乱暴に胸をまさぐる。

「ぐぅぅぅ」

 首を振って降り解こうにも男とは無理やり拘束されているのだから痛みに耐える

 

 

しかない。

「よーし」

 円の手首を掴んで腰が抜けている桜子の傍に引きずり放り投げた。

「きゃぁ」

 桜子が飛びつくように円に抱きついてガクガク震えた。

 震えが伝染して窓かも感情の針が急速に冷えてくるのがわかる。

 円の手が桜子の肩に触れて、一緒に振るえることしかできなかった。

 

 

【生贄 5】

「そう怖がるなよ。別に殺そうとかじゃない。安心しろ何も考えなきゃ美砂と同じで幸せになれるぜ」

 言いながら、美砂の身体を優しくなでる。

「ひぃあ…」

 桜子が円を拒絶するように立ち上がって逃げ出した。

「あっ」

 円が息を呑んで声をかけた時、桜子は男からというより二人のクラスメートから逃げだした。

「待って!」

 呼びかけて一瞬止まった桜子は振り向くことなく再び走り出そうとする。

「いいのか?」

 腹のそこから響く太い声。

 怖くて桜子は振り向くことすらできないで入ってきた場所を目指して一目散で逃げ出してしまった。

「いちゃったな…」

「なによ、あんたには関係ない…」

「まあ落ち着けよ。美砂が囚われて、桜子に見捨てられて、これから何をされるかドキドキするかい」

 多いかぶさるように円のジーンズのベルトを緩めてゆっくりと脱がそうとする。

 円は身体を捻って逃れようとしても力の差がありすぎた。

 白い無地のパンツが晒される。

 気丈にも反撃を試みて平手を男の顔に振り上げる。

 

 

 

 

「白いパンツが中学生らしくにあってるじゃねぇか」

「いい加減にしてよ。この変態!」

「その変態にパンツ丸出して見られてどんな感じだよ」

 男の視線が円の股間に集中する。こんな場所で見られるのを急速に意識して円は頬を染める。

「へへ、美砂や桜子には見せても平気なんだろ」

「馬鹿じゃない。女同士なんだからあたりまえじゃない」

 男の指がグッとパンツに食い込む。円は小さく呻く。

「ちょっと、どこ触ってんのよ」

 それならばと、今度は円の胸を掴んだ。

「きゃああああ!」

 恐怖の悲鳴があがった。

「ブラはどんなのつけてんだ」

 トレーナーの上着を捲りあげる。パンツとおそろいの純白のブラジャーが露わになった。

 柔らかいコットン素材でできたティーンズ向けのブラジャー。カップはCサイズ。

 下着の上からでも、小ぶりだが形のいい胸の盛りあがりが感じる。

「いやぁ、お願いやめて」

 

 

【生贄 6】

「やめてよ。これ以上は……」

 言いよどむ円に、男は躊躇無くブラをめくりあげる。まだ固い青い二つのふくらみがプルプルと震えている。

「どうだ。恥ずかしいか? オッパイ見られて感じてるな。

 美砂はここをペロペロすると気持ちよさそーに鳴くんだぜ」

 美砂が何をされたか想像すると、自分に置き換えると抵抗する気力がなえる。「い、いやぁ」

「美砂と比べると固くてプルプルしてる。触り心地はまだ硬い。美砂の方がもみ応えはこっちが面白いな」

 男が両手で美砂の乳房を揉みじたく。乱暴に扱われて苦痛を訴えた。

「い、痛い」

「我慢しろ。大人しくすれば優しく扱ってやる」

 男が笑う。美砂が首を振って暴れている。

 目隠しの下からでもわかるぐらいふた筋の涙腺。美砂は泣いている。

「わ、わかったわ、大人しくする。だから、美砂を放してあげてよ… いたっ」

 円の言葉の隙を突くように、男が円の乳首を摘みあげた。恐怖で縮こまっている乳頭は、

 指先でコリコリと固く刺激を送りこまれると指先に隆起してくるのがわかった。

「乳首が勃ってきた。早すぎるな…」

 男は円の提案などまったくの無視だ。

「コラ! 美砂を放してよ!」

 男の手は乳首から離れると腹をさすりながら下半身へと移動する。

「まず、素っ裸になってもらう。それから美砂を放してやるよ」

 素っ裸と聞いて円の顔が引きつった。

「………」

 無言でうなづく、桜子と一緒に逃げても良かった。でも、それだと美砂とは二度と会えない気がした。

 今は桜子が逃げてくれたことで一途の望みがあった。ここは大人しく従うしかないと円は判断した。

 男の手がジーンズに手をかける。膝までずり下げられたジーンズを引っつかんで、

 足首までおろし、そこから抜き去ってしまう。

 そして、いよいよ円の下着に手をかける。

「だめっ」

 無駄と知りつつも、円は下着を抑えて抵抗する。

 冷たい駐車場に組み敷きながら脚を曲げてなんとか脱がされまいと暴れるのだった。

 

 

 

 

【生贄 7】

「大人しくしろよ。テナントが入ってない地下駐車場に人なんか来るわけが無い。

 美砂と友達なら大人しくしてろよ」

 大きな手がパンツをつかんで引きずりおろす。円の動きなど意に返さない、体格も腕力も違いすぎた。

 円はショックで悲鳴を出そうとしても声すら上げられなかった。

「ひゃぁ」

 薄暗い蛍光灯の下に照らされた円の下半身が露になる。

 薄く全体的に産毛のように生えている恥毛は、土手から全体をようやく隠すほどしかなく、

 頭髪と同じで黒くテカテカ輝いていた。

「やっぱ美砂より薄いな」

「んぐふぉぉぉん」

 聴覚は奪われていない美砂には、男と円のやり取りは聞こえている。

 意味が分かるからこそ暴れて円を助けようとする。それも無駄な努力だった。

 四肢を完全に密着されて拘束している以上純粋な筋力だけで外さなければならないからだ。

「へへ、美砂は濃かったからなぁ」

 トレーナーはブラごとたくし上げられ肘の部分で引っかかって丁度、手錠のような感じで拘束し、

 スレンダーな肢体を露にしている。

 下半身はジーパンとパンツがずり下ろされやはり膝の部分で引っかかって手錠のように足の自由を奪っていた。

 円は肉付が良いわけではなくやせ過ぎてるぐらいだ。

 それが、黒髪に合って中性的な魅力をかもし出すが、全裸の肢体は暴力に屈した哀れな肉にしか見えない。

「放してよ」

 男の視線が上から下、下から上えと全身くまなく舐め回す。

「胸以外は、腰も尻も肉付きが悪いな」

「あんたには関係ないでしょ変態」

 円の股の間に腕を突っ込んで膝裏に手をかけて太股と腹をくつっけようと片足だけ持ち上げる。

 ジーパンから右足が抜けると片足をおっぴろげてワレメがヒクヒクと蠢くのがわかった。

 

 

【生贄 8】

 男の指先が股間の間にすべり落ちてくる。

「んひぃ!!!!

 身体の中に裂けるような異物感。円は身体を弓なりに反らせて生まれてはじめて感じる種類の痛みに耐えた。

「ば、ばか…どこに、指を入れてんのよ! ぬ、抜いて、いやぁぁぁ」

 男の指がゆっくりと沈むのに合わせて華奢な少女の身体はビクビクと跳ねる。

「痛いの! 早く抜いてよ!」

 涙目で男をにらみつける円。

「気持ちいいです。っていってみろ。そしたら、優しくしてやるよ」

「だ、誰が!」

 円の胎内で人差し指だけ立てて内側から指一本で吊り上げる。

「いぎぃぃぃぃぃぃぃ」

 噛み切るような悲鳴。身体が引き裂かれるようだった。

「はぁはぁはぁ」

 心臓がバクバクと高鳴り、全身が高揚した。

 屈辱や羞恥を感じるよりも命の危険を感じる。逆らえば殺されるかもしれない。

 ガクガクと震える円を無視して、右足を腕に引っ掛けて、手で両手首を掴む。

 残った方の手で男は小指をワレメの中に突き立てた。

「んんぁ」

 こぼれた声は、さっきより悩ましげだ太さがふた周りは細い。圧迫感より敏感な粘膜を刺激した。

 腰が震えるのを見計らってから男は素早く淫核の包皮をめくり上げて、

 包茎のクリトリスをシコシコ男のオナニーのごとく乱暴に捲りあげた。

「ひぃ…」

 巧みな指使いで愛液がピュピュと弧を描いて染みを造った。

 

 

【生贄 9】

 円が絶頂を迎えても男の指は休むことは無かった。

 シコシコと機械的にシュシュと乾いた音を立てながら絶頂に導いていく。

「あ、ああぁ、止めて、放して」

 悔しげに口を挟む円。

 言っている間も下半身の淫核に無理やり襲い来る刺激は耐えられるものではない。

「いぁぁ」

 瞬く間に二度目の絶頂。

「ああぁ、ひゃぁぁぁん。ああぁぁん」

 苦しげな泣き声を上げても、身体は粘膜の刺激に反応してビンビンにクリトリスはとがりたって包皮の擦れるままになっている。

 性衝動というよりも、ただの粘膜反射。

 敏感な部分を刺激して愛液を分泌させる。余韻に感じさせることも無く機械的に刺激を送り続ける。

 自分でやったら余韻を味合うために動きを止める。男の指はまるで容赦なく包皮をつまんで、

 硬くそりたつ勃起したクリトリスをしごき上げるのだった。

 腰がビクビクと痙攣しながら三度目の絶頂を迎える。

「ひぃあ!

 全身が硬く怖がり、無理やり達せられた余韻を味わっていた。

 指先でクリトリスをチョンチョンとつつく。

「気持ちいいか?」

 円は虚ろな眼でうなづく。

「どこが気持ちいいか言ってみろ」

 いいよどむ、円のクリトリスを摘む。

「ひあぁ!! おまんこです。おまんこがきもちよかったです」

 泣きながら反射的に応える。

 抵抗する気力がうせた円の眼に光が失われていた。

 その時、涙でべちょべちょに汚れた頬に熱い水滴がポタポタと落ちるのを感じた?

 なに? 眼の焦点が男の身体を見据える。

「……美砂?」

 男の身体で拘束されている美砂の身体が振るえ嗚咽を上げていた。

「……美砂…泣かないで…平気、平気。だって桜子がいるもん。きっと助かるよ」

 

 

【生贄 10】

 美砂は潤んだ目で円を見つめた。

「おまえらレズってみろよ。俺を満足させたら今日のところは見逃してやるよ」

 大男は、拘束具の固いベルトを手早く外して、美砂を解放してコンクリの床にうつ伏せで寝かせる。

「美砂!」

 円は美砂に被さるように走りよって大男から取り上げるように抱き寄せた。

「平気?」

 美砂の両手が伸びて、円の肩を掴んで抱き寄せる。二人は抱き合って互いの体温を確認する。

 掌が首筋を通って、良くそろえた円の短い黒い後ろ髪を掻き揚げて両手で抱きしめた。

 美砂は潤んだ、泣いているのか笑っているのか判断がつかない表情で円と唇を重ねる。

「んっ!?」

 逃げようとしても美砂は唇を押し付けるように乱暴に、円の唇を奪った。

 口の中に舌が入って口内で暴れる。

「んあ! んんんくぅ」

 美砂は素直に命令に従おうとしているのだ。抵抗できるわけが無かった。

 今までずっと一人だけで男の陵辱に耐えてきたのだ。気丈でも他人の気持ちを優先しがちな

円に拒む気持ちよりも愛しさのほうがこみ上げてきた。

 体を浮かせようと膝を立てた円の太腿の間に美砂の膝が滑り込んできた。

 細い足が、男に散々いたぶられた股間を刷り上げる。痛いぐらい敏感になっていた股間に突然、刺激を

受けてビクビクと腰を振るわせた。

「ひやぁん!!

 塞がれた唇をかぶり振るように離して悲鳴を上げた。

 美砂は唇を解こうともしないで執拗に求め、膝で円の股間を擦りつけ続けた。

 

 

【生贄 11】

 

 

 

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