コンドームをば早や積み果てつ。中等室の卓のほとりはいと靜にて、蛍光燈の光の晴れがましきも徒なり。
今宵は夜毎にこゝに集ひ來る乱交仲間も「ホテル」に宿りて、飛行機に殘れるは余一人のみなれば。
数年前の事なりしが、肩肘の故障にて、独行を命ぜられ、このベルリンの空港まで來し頃は、
目に見る美女、口にする酒、一つとして新ならぬはなく、筆下ろさるるに任せて書き記しつる体験談
幾千言をかなしけむ、いづこより流れ出たるか、祖国におりし部員にもてはやされしかど、今日になりておもへば、
穉(をさな)きチンチン、身の程知らぬ放蕩、さらぬも尋常(よのつね)の縄鞭浣腸、さては風俗嬢などをさへ珍しげにしるしゝを、
テクある人はいかにか見けむ。
余は幼き比(ころ)より嚴しき庭の訓を受けし甲斐に、貞操をば早く喪ひつれど、學問の荒み衰ふることなく、
東京にて性春学園に通ひしときも、テニス部に入部の後も、
手塚国光といふ名はいつも一級の首にしるされたりしに、一人子の我を力になして世を渡る母の心は慰みけらし。
投稿者:マロン名無しさん(三名の投稿を一つにまとめました)
出典:「テニプリを情熱的に雑談するスレ4th」(上から、594、600、592)