「どうしたんです?そんな所に立って。比呂志さん?」
「ぁ・・・あの・・・・メイドさん・・・・」
「比呂志さん、はっきり言わないと解らないのよ?」
「あの・・・・また、してください・・・・・」
「何をしたいの?お願いはきちんとしなければいけないわ。」
「・・・・メイドさんの脚を触らせてください・・・」
さんざん焦らされて、ようやく脚に触れてもいいとお許しをもらった比呂志。
椅子に腰掛け、脚を組むメイドさんの足元ににじり寄る。
そして,そのふくらはぎに触れたと思った瞬間、比呂志の手は彼女の足首を掴み、その両足を大きく開かせる。
「ひ、比呂志さん!?」
メイドさんは比呂志の行動に恐れを抱き、声をあげた。
ふ、と比呂志が微笑んだ。
それまでの、おどおどとした表情からは想像もできない、冷たい微笑。
「−貴女は、うちに雇われているんですよ。それをもう一度思い出させてあげましょう」
端正な顔を酷薄な表情で彩り、比呂志が囁いた。
−嵐が始まった。
投稿者:マロン名無しさん
出典:「テニプリを情熱的に雑談するスレ4th」(27)