あとがき。
続きあります。・・・たぶん(汗)
続きはエロ蟻になるんで、気合が入った時にでも書こうかと(爆)
「今日は何の日、ルッル〜♪」
何か朝から妙にご機嫌なケン。
何故かと言うと、今日はバレンタインデーだから。
「何か、スゴイご機嫌じゃね?」
サクラにはそう言われると、ケンは満面の笑みで振り返った。
「当ったり前や〜ん!!やって、今日はバレンタインやでぇ♪」
「あっ、そっか〜」
「そっか〜、やない!愛しのテツが待ってるから、仕事早く終わらせるぞ〜!!」
「テツ〜たっだいま〜♪」
ハイテンションで帰って来たケンはテツに抱きつく。
一方テツは、曲作りの最中だったので、抱きついてきたケンを
かなりウザったそうに見る。
「お帰り。なんや今日は早かったんやね?」
テツはケンから放れると、曲作りを再開した。
「当たり前やんっ。テツに会いたくて頑張って仕事早く終わらせたんやもん」
今のは嘘。
本当は、テツの事で頭が一杯で、仕事が手につかず、
本当なら、仕事時間延長のところだが、そんなのは嫌だと、
トイレに行って来ると言って、サクラとアインを残して勝手に帰ってきたのだ。
呼び出しの電話が来ると厄介なので、もちろん携帯電話の電源はOFF。
「ふ〜ん。ってか、何してんの?」
テツが何か視線感じて見てみると、
ケンが両手を出して、ニコニコしていた。
「何してんのって・・俺に何かくれるものあるやろ??」
「・・・何にもないよ?」
「えっ?!・・・テツ今日、何の日か分かる?」
「・・・?・・別に、普通の土曜日やん」
まさか・・・と思ったケンの予感は見事的中。
ケンのテンションは一気にダウン。
その様子にテツは首を傾げる。
「・・・どうしたの?」
テツが問い掛けても反応なし。
「ねぇ〜」
そう言ってケンの体を揺らすと、
ボソボソと小さい声が聞こえてきた。
「・・・今日・・バレ・・タイ・・デー・・」
聞こえにくかったが、どうにかバレンタインデーと聞き取ったテツは、
急いでカレンダーを確認する。
今日の日付は、2月14日。
「ご・・ゴメンっ!ケンちゃん!!」
テツがいくら謝っても、何しても、ケンは下を向いたまま。
「ケンちゃん元気出してぇ。俺、何でもするからっ!」
テツがそう言うと、その言葉を待ってたかのように、
ケンは顔をバッと上げて、ニヤッと笑った。
「んじゃぁ、テツを食べる。なんでもしてくれるんやろ?やから、テツ貰う」
そう言って、テツを持ち上げると、さっさとベットまで移動する。
「えっ?!ちょっ待ってやぁ!!何でそうなんねんっ」
バタバタと暴れるテツをベットに降ろすと、
逃げられないようにケンはテツの上に乗っかった。
「なんでもしてくれるんやろ?ならええやん♪それに、いつもしてる事やし☆」
「・・うっ、それはそうやけど・・せめて風呂に入ってからじゃ駄目?」
綺麗好きのテツはヤル時は、風呂に入ってからと決めている。
「そっかぁ。テツは風呂でヤリたいんや?そんなら早う言うてけれればええのに♪」
そう言うと、テツを持ち上げて、今度は風呂に移動した。
「俺がテツん事、綺麗に洗ってあげるからなぁ♪」
「いややぁ〜!!」