喧嘩した。
めっちゃ腹立って、思い切り口喧嘩した。
思っても居ない言葉が、このクチビルが開くたびに出てきて。
思い出して。
このクチビルは、愛する人を傷付けるためにあるん?
違う。
このクチビルは、愛する人を傷付けるためにあるんやない。
「テッちゃん!!ゴメンなさいっ」
綺麗な瞳からボロボロ涙を零しながら、
ハイドはテツに抱き付いた。
「・・ハイド・・俺の方こそゴメンな」
このクチビルは、愛する人を傷付けるもんやなくて、
お互いの愛を感じるためのもの。
あとがき。
蝶姫もたまに自分の口を恨みます(笑)
『こんな事言うんじゃなかったのにっ』と思った時は、
もう遅いって感じですね。
はぁ〜素直になりたいっ(笑)