「なぁ〜ユッキー。ちょっと聞いてええ?」
テツとハイドは雑誌の写真撮影に行ってるため
控え室には、ケンとユッキーだけ。
「なに?」
ユッキーは呼んでた雑誌から目を放してケンの方を見た。
「あのさ、ユッキー達って週何回ぐらいでやる?」
「何が?」
「何がって・・・そりゃぁ、エッチしかないっしょ」
ユキヒロは、「あぁ〜」と頷くとちょっと考えてから
「・・・週4くらいかなぁ」
「ま・マジで?!なんで?!!」
どうやらケンの方はご無沙汰のよう。
「なんでって言われてもねぇ〜。まぁ、ハイド君が誘ってくるからかなぁ〜」
「マジ?!!誘ってくんの??ええなぁぁ!!」
本当に羨ましそうなケン。
どうやらかなりのご無沙汰のよう(笑)。
「ケンちゃん達の方はどうなの?」
「いやぁ〜それが聞いてよユッキー!!俺らなんて多くて週1なんやってぇ」
涙目で訴えてくるケンにユッキーは苦笑する。
ケンの涙目は・・・はっきり言ってキモい・・・(笑)
「そりゃ、かわいそうに」
「やろ!!何かなぁ、いざっ!!となると、拒まれるんよ・・・
テツ、本当は俺も事嫌いなんかなぁ・・・」
「・・・・・・・。」
「・・・・・・・。」
「だってよ。テツ君」
「・・テツ?!?!!」
ケンは恐る恐るユキヒロの目線の先を見ると、
そこには、愛しのテツ。
「い、いつから居たの・・・;;?」
「・・・週1ってところぐらいから・・・。ゴメンなぁ」
「何が?」
何故かしょんぼりするテツ。
「俺な、ケンちゃんがそんなふうに思ってたなんて知らんかった。
俺な、ケンちゃんの事スキや」
普段めったに言わない「スキ」の言葉にケンはビックリしてテツを見ると
恥ずかしいのか、顔が真っ赤になっていた。
ケンは思い切って聞いてみることにした。
「じゃぁ、何でいつも拒むん?」
テツは少しモジモジしながら・・・
「・・・だってなぁ・・恥ずかしいんやもん・・・・」
テツはそう言うと、さっきより顔が赤くなって、顔を手で隠してしまった。
そう姿があまりにも可愛くて、ケンはテツを抱きしめると、
テツはケンの腕の中でケンにしか聞こえないぐらい小さい声で呟いた。
「今日シテもええよ・・っ」
テツのお誘いにケンはニコッと笑うとテツにキスをした。
すると、いつの間にか戻って来ていたハイドも
「ユッキー!!俺もチュウしたいっ」
「はい。はい。」
---今夜は、暑くなりそうな予感 。・☆。・★。・