闇夜 |
詩的に、おどろおどろしく、怖い童話みたいな、を目指しました |
ざわり、ざわり。 |
某友人に頼まれて考えた、写真の添え物文章です。写真そのものを見ずに、言葉だけでどんな写真か説明してもらって、そこからイメージして書いたものなので、どこまで写真のイメージを崩すことなく引き立て役の務めを果たすことができたのか今でも不安です(苦笑)。 写真の詳細は「狐の面をつけた男と全裸の女。夜の山中、廃屋。男は浴衣をはだけていて、一升瓶を持っている」。ここに「女は始め狐が見えていない、けれど近くに狐がいる。最終的には女が狐憑きになる」という狐憑きなお話を、ということでした。 |