―――   夜一×一護 著者:785様   ―――



「服を着ろーーーーーーーーーッッ!!!」

”本当の姿”を顕わにした夜一の身体を、一護はもろに見てしまった。
顔を赤く染め困惑しつつも実はちゃんと見ておきたかったり…しかし視線は外す硬派な?一護。

「ときに――腹の傷は大丈夫かおぬし?それだけ叫べば開いてしまうぞ?」

どくどくと腹部の傷口から滲み出る血液。
(野郎…ッ!!)
一護は耳まで真っ赤にして夜一の身体から目を逸らした。

(剣八との戦闘で気絶した俺を…夜一さんはあの姿でここまで運んだのか?)
もっともな疑問が一護の頭に浮かぶ。想像してみると実に妙な絵面だ。

「しかしおぬし、見かけによらず意外とウブじゃの。…おなごの肌を直に見るのは初めてか?ん?」
「うるせえな」
「いいのか?こんなピチピチのおなごの肌、今見ておかんともう一生見れんかもしれんぞ?ホレホレ」
上着だけを着たまま、両手で腹部をはだけてみせる夜一。
「////ッ… うるせえっつってんだろ!!大きなお世話ださっさと服着……ッ」

とたん激しい眩暈に襲われ、一護はそのままどさ、と布団に倒れた。
「!少し戯れが過ぎたか。すまんな、少し待っておれ!」
がたがたと、部屋の奥で何かを探している夜一の気配を感じながら、一護は深い昏睡に落ちていった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・

「気がついたか」
夜一の声が聞こえた。仰向けの一護の視界、左端にうっすら黒い影が見える。
目を開くことはできているが、まだ霞んで天井の色くらいしか認識できない。
「ああ……少し血を失い過ぎたみてえだな。さっきのは」
「すまんな。おぬしの反応があまりに期待通りでつい舞い上がってしまった」
「てめぇ」
「その代わりに十二分に手当てしてやったから安心せい。血止めも強力なものを塗りなおした。
血液生成促進の即効薬も勝手ながら飲ませたぞ。」
口に僅かながら薬品特有の苦い味が残っている。
「そ…そうか。悪ィ。」
ようやく、視界が鮮明に映ってきた。腹部の痛みも心なしか和らいでいる。
夜一は何かを水で絞っているようだ。一護はゆっくりと半身起こし、夜一に目を移す。
「………ッッッッ!!!!$%#!&T!+_>?<◎ε!!」
不良座りで手拭いを絞る夜一のその手の向こう、褐色の両腿の奥に、うっすらと黒い茂みが見えた。
「しっ、し、しっ、下を履けーーーーーーーーー!!!!」
一護は耳たぶまで真っ赤にし、盛大に鼻血を吹いて倒れた。

「何をやっとるんじゃ…」

「せっかく血を増やしているところだというに…おとなしく安静にしておれ!」
「ぐふっ…あんたには恥じらいってモンが無ぇのかっ!」
鼻に散り紙を詰めながら、あさっての方向を向いて抗議する一護。
夜一の上着の丈がギリギリで股を隠しているとはいえ、とても直視できる格好ではない。
「履こうと思うたらおぬしが倒れたのではないか!ホレ、体を拭いてやるから上体を起こせ」
「なっ…」
確かに、びっしょり汗を掻いていた。運び込まれた時に一度拭いて貰ったであろう事も、そのとき
初めて察した。顔や手も血まみれであった筈だからだ。
「…すまねぇ夜一さん。大変だっただろ」
一護は夜一に背を向ける形で起き上がった。
「礼などよい。早く回復せい」
しかし先程倒れてからまたこれだけの汗を掻いたのか、と一護は妙な違和感を感じていた。
違和感だけではない、何かが身体の奥から湧き上がるような、身体の芯から疼くような…

夜一の持つ冷たい手拭いが背中を上下する。
不思議な静寂が空間を呑んでいた。夜一の息がかすかに背に感じられる気がした。
おかしい。身体が必要以上に敏感になっている気がする。手拭いを持つ冷たい指が背に
触れるたび、いちいち反応してしまう。そもそも後ろで背を拭いている女性は下半身裸である。
まだ性経験のない15歳の少年にとって刺激的過ぎる状況だ。
(…………ッ)
一護は自分の両腿の付け根に血液が集まりつつあるのを感じた。心臓の鼓動と同時に
脈を打ちながら。
明らかに身体が熱を持っている。息が苦しい。荒く息をしないと追いつかない感覚…。
一護は音が聞こえないよう静かに唾を飲み込んだ。

夜一は桶で手拭いを洗い、絞りなおした。
「一護、次は胸と腹だ。こっちを向け」
(!…夜一さん……マジで恥じらいってもんが無いのかよ)
「いいよ、あとは自分で…」
言い終わる前に夜一の両腕が回された。冷たい手拭いが一護の右乳首を擦れた。
「ふッ」
つい妙な声を上げてしまった一護。すかさず照れ隠しの言葉を並べる。
「よ、夜一さん、俺、ウデ、なんとか動くから。自分で…」
「黙っておれ」
一言、返された。自分の息を殺すのに精一杯で気付かなかったが、背中に当たる夜一の
息が荒くなっている気がした。まさか、そんな。俺じゃあるまいし。そんな事を考えているうち、
手拭いが胸から、包帯を避けて、腹部へと下がってきた。同時に夜一が一寸前に出る。

むに…
一護の背中に柔らかいものが触れた。両腰に夜一の太ももが当たるのも解った。
(う…やべえ…くそッ)
もはや一護の股間のモノは完全に硬くなってしまっていた。薄い掛け布団でどうにか
視覚的にカモフラージュ出来てはいるが、自然と前かがみになってしまう。
拭いてもらっているのに、脂汗があとからあとから出てくる気がした。鼓動が耳にうるさい。

妖しい静寂を打ち消そうと、話題を――気になっていたことを――夜一に振った。
「なあ…夜一さん…。さっきの即効薬、なんか変な副作用とかないか?なんか体が…」
一呼吸の後、夜一は答えた。
「ああ、先刻の薬か。短時間で血液を多量に生成できるうえ――――、」

突然、柔らかな胸が背にむにゅ、と押し付けられ、夜一が密着してきた。息が耳に掛かる。
同時に手拭いが下腹部へと伸びる。

「ぅわっッ!?」

ビクン、と肩を震わせ、夜一を見返る。10cm顔前に、うっすら汗を光らせたニヤケ顔があった。

「――――、一時的に極度の精力増強・催淫作用がある素敵な薬だが?」
言うと同時に、夜一の手が手拭いごと、右の笹襞(※)から侵入した。


※袴の両脇、腰部分の隙間。

「よっ…夜一さんっ、何っ、して…」
袴の下は腰巻、つまり下着の代わりの布一枚である。夜一はそれをいとも簡単にずらし、
手拭いごと、一護のモノの先を包むように握った。
「っ…!」
恐ろしく敏感になったソコに、手拭いの独特の摩擦感が襲う。既に吸った汗と、局部の蒸れと、
ソコの先端から滲み出る僅かな分泌液が混ざり、一護の袴の中は、15年の歳月の中かつてない
淫らな匂いで満たされていた。

「ふ…おぬし、なかなか巨きいな…」

「ちょっ…よ、よる…くッ、あんた、自分が何してるか…」

「わかっておる。何度かその薬は使ったことがあってな。最後まで処理せんと疼きが治まらんのじゃ。
先を急ぐのなら、手っ取り早く済ませたほうがよかろうて」

(そうだ…俺はルキアを…助けにッ!行くんだ…なのになんでこんな…っ)

「今戦いに臨んでも、治まらぬ疼きが邪魔をして戦えぬ。実証済みだ。すぐ済むから身を任せろ」

折りたたんで持っていた手拭いを崩し、再び握り直す。さっきよりも夜一の手の感触がリアルに
感じられ、襲い来る快感が何倍にも跳ね上がった。

「くっ…ぁ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、」
時々自分ですることはある。その時の快感の比ではなかった。夜一が手の動きを早める。
夜一も興奮しているらしく、息があからさまに荒くなっている。左耳に呼吸音がぶつかっている。
何も履いていない股間が後ろ腰に擦り付けられているのが解かった。恐らくもう濡れているだろう。

あまりにエロティックな状況と局部への攻めに、一護の射精欲求は限界に近づいていった。

「ハァ、ハァ、ハァ、ァ、ハッ、ハァ、ふっ、はぁっ、ハァッ」
「んっ、ふっ、っふぅ、ふぅ、ふっ、はぁ、はぁ、はぁっ、ハッ」
一護の息と夜一の息がシンクロし始める。それは徐々に早くなっていく。

夜一の右手が弄ぶモノと手拭いが、袴の中でシュ、シュ、シュと音を出しているのが聞こえる。
一護はもう限界を迎えようとしていた。両腿が徐々に持ち上がり始める。

「ハァ、はっ、ん、出るか?出そうなのじゃな?ハァッ、よいぞ。出すがいい。んっ、
しかし、どうせ出すなら、とびきり気持ち、いいほうが、よかろう。ハァ、ハァ、どれ…」

「?…夜い…ちさ…っ!!」
右手は手拭いでモノの先を包んだまま、左手でその下、棹の部分を握る。
右手は手のひら全体で摘むような動作を、左手は握ったまま上下させ扱く動作を。
ラストスパートをかけるように、硬くはちきれそうなソレを弄ぶ柔らかな褐色の手。

腰を、夜一の剥き出しの股全体が挟み、小刻みに揺れている。豊満な胸が背中に擦り付けられる。
年上の女性独特の香を含んだ息が、耳、頬を伝い鼻腔に侵入する。体が震えた。限界だ。出る。

「夜一さん、でっ、出る、出ちまう、はっ、はぁっ、ぁ、あっ、あッ!」

「出るか、ハァ、よいぞ、一護っ、出せ!出してよいぞ!」

股間に快感が凝縮してゆく。大腿の内側が痺れる。夜一の両手の動きが最高潮に達した。

「ッッッ!!!」

ドクンッ!!!びゅくっ!!びゅっ!!どくっっ。。。びゅるっ。。。……

手拭いに容赦なく精液が注ぎ込まれる。快感は無限に続くとさえ思えた。頭が真っ白になる。
全身を波打つ一護。夜一の左手はまだ、扱き続ける。右手には生暖かい感触が拡がっていった。

「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、はぁ、はぁ、はぁ、…」
「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…」

徐々に息が治まってゆく二人。夜一は右手のみを袴から出した。
手拭いには、一護の精液がたっぷりと注ぎ込まれていた。

「う…見せんなよ、そんなもん…」
「ふふ…いっぱい出したのう。一護」

チラリと夜一を見ると、またさっきのニヤケ顔があった。
手拭いを桶に放り込む夜一。

「ところで一護」
「な…なんだよ」

「治まったのか?」
「ッ……」

夜一の左手に未だ握られているモノは、その硬度を保ったままだった。
「治まるまで相手をしてやるぞ?ホレ、どうしてくれる。儂の方が欲しくなってきてしもうたわ」
濡れてテラテラと光る局部を、一指し指と中指で拡げて見せる。
「少しは恥じらいを持ってくれよっ!!」
「何を今更…ところでこの程よく実った胸、触ってみたいのじゃろう?ん?」
「う…」
「おぬしさえ良ければ口でしてやってもよいが?」
「ぐ…」
「先を急ぐのではないのか?んん?治まるまで一人寂しく手淫でもするかね」

「くっ………お……オネガイシマス…」
「ふふふふふふふふふふふふふふ…いいじゃろ」

                           (続く?)



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