―――   キスケ×ウルル 著者:51@浦ウルハァハァ様   ―――



「キスケさん…」
答えは、返ってこない。
「もう、お昼ですよ…」
顔を近づけてもう一度いってみる。「キスケさ…んっ…!」
突然、彼の唇が私の唇に触れる。「おはよう、ウルル」唇を離して彼は言う。まるで猫にでもキスしたかのように。
彼にとって私は、てなづけやすい猫でしかないのだろうか。
「ウルル」
髪を撫でながら私を呼ぶ。「はい…」
「…なにを考えてるんだい?」
キスケさんのことだよ。
キスケさんのことしか考えられなくなっちゃったよ。
くるしいよ…。




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