―――   ギャルゲ風 幼馴染:竜貴(15) 著者:jF8RxreM 様   ―――



今日は休日だ。新学期早々、いろいろあって疲れていた俺はゆっくりと休む事にする。
目が醒めたのは昼過ぎだ。空腹で醒めたのだろう。俺は食事の準備に取り掛かることにした。
すると、玄関の戸を叩く音が聞こえてきた。来客だ。俺はその叩く強さと回数でケイゴではないことは分かっていた。
チャドでもねえ、あいつは御丁寧にも呼び鈴を押してくれるナイスガイ。
石田は俺の家にはまず来ない、ナイスガイ。
となると・・・
「おーい、一護ー。生きてるかー?」
た、た、た、たつき!?どういう風の吹き回しかと俺は戸を開ける。
「たつきか?何か用でもあるのか?」
「おまえん家さあ、親父さんとか妹たちいないだろ?」
「ああ、あいにく今旅行中だ。」
「どうせろくなもん食ってないんだろ?あたしが作ってやるよ。あたしの家に来るか?」
おお!ありがたい!本当に助かった助かった。ナイスガール。グッジョブ。
さすがに、モーソンの弁当で一週間をすごすのは拷問だった。いやー本当に助かった。
俺は二つ返事で承諾する。俺は急いで着替えてたつきの家に向かった。
「あがるぞー。」
昔から勝手知るたつきの家なので、遠慮無く上がり込む。奥からはいい匂いがしてくる。
食卓には既に料理が並べられていた。

「いただきます。」
「あはは、そんなにがっつくなよ」
俺は久し振りの手作り料理にがっつく。
「そういや。お前の親父とお袋は?」
俺はがっつきながらに聞く。
「え?今日は用事で出かけてる。」
たつきもつまみながら答える。聞いたのは特に理由は無かったが、いないのに気が付いて
何となく聞いてみた。
「ご馳走様。」
俺は腹いっぱいに喰い終わると、椅子にもたれかかる。もう満腹満足だ。
「今日はゆっくりしていけよ。お留守番で暇だし」
たつきは片付けをしながら俺にそう言う。

しばらくして、洗いものを終えたたつきがリビングに来た。
よく見ると、昔のたつきとは大きく変わっていた。
胸はそれなりに大きくなっているし、腰のくびれ、引き締まった尻は昔よく遊んだ頃の寸胴とは似ても似つかなかった。
何を乱心したか気がつけば、俺はたつきをソファに押し倒していた。
同じ小学校、同じ中学校そして同じ高校と9年間に渡って一緒にすごしてきた、
隣にいるのが当たり前だった。
できれば他の誰にも渡したくなかった。
それなら・・・
俺はたつきの事が嫌いではなく、むしろ昔からずっと好きだった。
「たつきが欲しい」
「やめっ…」
たつきが抵抗する前に口付けをした。
舌を入れると下手をしたら噛み切られるかもしれないから
あえて歯列をなぞるように舌を動かした。
「んっ…ん…」
たつきの抵抗も弱まったので口を離す。
心なしか泣いている様にも見える。
「いいよ…一護…」
たつきは俺の名を呟いた。
今まで見たことの無い表情で何というか…一番綺麗だった。

俺はたつきの服を脱がすと、ソファの上に寝転がせた。
恥ずかしそうにしているたつきの顔は今までまでにない色っぽさだった。
俺だけに見せる顔か…そう勝手に思い満足感を得る。
足を広げさせてその上に覆いかぶさった。
空手をやっているだけあって、関節は柔らかく、陰部がよく見えた。
少しずつ指先や舌を使って陰核をなぞると、たつきの体が反応した。
「あ…だめっ…そこは…」
「いいからじっとしてろ。」
少しずつ濡れ始めてきた部分にそっと唇を押し付けた。
唇で性感帯を少しずつくすぐって、俺は濡れた膣の中にそっと指先を差し込んでみた。
生暖かい粘膜の感触を楽しみながら膣口を嬲ると、それに
反応するように柔らかい肉の襞が蠢いて彼の指を締め付けた。
俺は指を根元まで挿し込み、攪拌するように
激しく動かし始めた。
くちゅくちゅという音と共にたつきのあえぎ声が聞こえる
「ああぁっ…」
たつきから漏れる多量の愛液がいやらしく音を立てた。
俺は次第に動きの速度上げて たつきを更に追い上げる。
「あぁ、あっ、あぁぁっ〜」
ぷしゃぁーという潮を吹いたたつきが腰を高く持ち上げて、更に長い声を上げると中から無色の飛沫が飛び俺の顔を濡らした。
「初めてで潮まで吹くなんて、かなりの感度だな、よほど期待してたのか?」
「はぁ…はぁ…」
俺が顔にかかったのを指で取って舐め取りながらそう言うも
たつきの目は虚ろで俺の声も届いていないようだった。

「悪ぃな、たつき。ちょっとやりすぎたみたいだ。」
俺はそう言いながら服を脱ぎ始めた。
ソファの上には、裸の男と女になった。
俺自身はヤバいくらいに立っている、しばらく出さなかったためもう爆発寸前なくらいに。
「入れるぞ。」
「うん…」
「そうだ、俺の背中に手を回せ。痛かったら爪を立てても構わねぇ。」
俺は慎重にたつきの中に入っていく、体格差やたつきが初めてであることとかを考えてみた。
「あぁ…いっ…」
潮まで吹かせて十二分に濡らしたが、やはり入り口は小さく、きつく、まるで男を拒むようだった。
ようやく、全部が収まったところで少しずつ腰を動かし始める。
「あっ…一護の…はぁ…大きくて…熱い…」
少し慣れてきたのか、たつきも俺の腰の動きに合わせてくる。
そして、次第に運動の速度を速めていく。
「あぁッ!…やッ、あぁっ…」
俺はたつきの腰を掴み、手と腰の力でたつきを突く。
次第にたつきが締め付ける間隔が短くなってくる。
そして、俺はたつきを絶頂へと追い上げる為に更に腰の動きを速め、運動も大きくする。
「あぁっッ!あんっ…いち…ご…あたし…あっ…もう…」
「いいぞ…先にイっても…」

「あっ、あっ、あっ…いち…お願い…中に…あぁぁ〜っ」
たつきは全部言い終わる前に達していた。全身をピンと伸ばし、ひくひくと身体を痙攣させている。
「たつき…くっ…」
そして、遅れて俺もたつきの中で達した。

それからどれくらい時間だ経っただろうか
「そろそろ、お母さん帰ってくるかも…」
「そうか、今日は帰ったほうがいいな」
時間も遅くなってきたので、俺は服を着整えて帰る準備をした。





あれからは、たつきとは肉体的な交わりは無く、俺も高校を卒業して医者になることにした。
そして、俺の家とたつきの家の間で縁談の話が持ち上がり
俺とたつきは結婚をすることになった。俺はもちろん嫌じゃなかったが
何だかたつきと結婚することになると考えると複雑だ。
その日、両家では宴が開かれ、皆飲めや歌えやの大騒ぎ、親父は裸踊りをする始末。
しかし、俺とたつきは互いに気恥ずかしくて、宴の間は会話を交わすことは無かった。
宴も終わろうとしている頃、俺は酔いを醒まそうと一人庭へと出た。
「こんなところにいたのか?」
俺が庭で腰を掛けていると、たつきが声をかけてきた。
「あっ、あぁ…ちょっと外の空気を吸いにな…」
「あたしもちょっと酔っ払っちゃったみたい…隣、座ってもいい?」
少し慌てて良いよと場所を空けると、ほんのり顔を赤らめたたつきが俺の隣に座った。
「ねぇ…一護…」
「ん?」
うつむき加減に俺の顔を覗き込むようにして、少し長い沈黙をたつきが破った。
「一護は今回のこの話どう思ってるの…?」
「えっ!?」
「何事も無く、あたしと一護の家の間では縁談進んだけど…一護はどう思ってるのかな〜?って」
上目使いで窺ってくるが、その瞳はどことなく哀愁の陰を潜めていた。

「いやっ、俺はたつきの事ずっと前から知ってるし…別に問題…ねえよ…」
「そうじゃなくて…」
俺の言葉をたつきが遮る。それと同時に俺を見つめていた視線を正面に移した
「実はね…あたし、こうなる事ずっと夢見てたの。好きだったのかな…昔から…」
「…………」
たつきは夜空へと視線を移す。
「ずっと一護と一緒にいれますようにってずっと想ってた。
それでこういう形だけど、それが叶うかもしれなくなって…でも一護はそうは思ってなかったんだろ?」
「えっ…?」
不意に視線を俺に移され動揺が走った。
「一護だったら、きっと可愛くて綺麗ないい嫁貰えるだろうし…」
「…」
今度は俺が言葉を遮った。そして、たつきの両手を手に取って真正面に見据える。
「俺も同じだって。昔から…たつきと結婚するんだなって思ってた。いや、決めてた」
「一護…」
たつきは呆然と俺を見つめている。そして、俺は更にたつきの手を強く握る。
「ただ、それが周りにこうやってはやし立てられて、気持ちの整理も出来ねえままに
話だけ進んで…何だかよく分からねーけど…だから…そんな事言うんじゃねえ!」
たつきは呆然としたまま、俺を見つめている。
俺は力強くたつきを真っ直ぐに見つめる。
「本当…?本当なのか?」
少しして、たつきの口が少し開き、微かな声で俺に問う。
「あぁ…本当だ。」
「本当にあたしなんかでいいの?」
俺が黙って強く大きく頷くと、みるみるたつきの瞳が溢れ、零れだす瞬間に俺に抱き付いてきた。

「良かった…本当に良かった…」
俺も震えるたつきの肩をさすりながら、強く抱き締める。
「ほら…もう泣くな。たつ…」
俺が言い終わる前に唇を塞がれる。
一瞬、事態が飲み込めず目を閉じるのに時間がかかった。
視界は目を瞑ったたつきの顔しか見えない。
俺はその表情を少し堪能して目を瞑ると、こちらからもたつきの舌へ絡みつく。
離しても糸が引くほどの濃厚な接吻を終えるたつきの肌に舌を走らせる。
胸元のなだらかな部分を舌先で走らせていると、たつきが自ら胸元を両手で開き、露にさせた。
俺は遠回りをするようにたつきの頂点の周辺を舌先でなぞるとそれが次第に勃起して紅潮するのが目に入った。
そして一瞬、舌を離すように見せかけて一気に赤い頂点にしゃぶりつく。
「んっ…」
ピクンとたつきの胸が浮くと、もう片方へと手を滑らせて回すように揉みしだき、
口の方は、大きく開けて全体を吸い込むようにする。
「あっ、はぁぁっ…」
たつきは溜まらず、俺の頭を強く抱きしめてきた。
俺は口はそのままにして、頂点を舌で転がしつつ手をたつきの秘所へと忍び込ませる。抵抗は無い。
更に中指の腹で縦溝に沿って撫でると秘液がじわりと滲み出す。
「んっ…んんっ…あぁっ…」
それと同時にたつきが大きく脚を広げる。
「ああっ、早くっ…来てっ…一…護…」
「たつき…」
ここでたっぷりと潤んだたつきの中へと押し進んでいく。

中は俺を歓迎するように優しく包み込み、抜く度に名残惜しそうに締め付けてくる。
「あぁっ!一護っ!あぁっ!あぁっ!熱ぃっ!」
俺はたつきを抱き締めながら、上から何度も何度も愛でるように突き降ろす。
「あっ…ずっとっ…一緒に…んっぅ…」
たつきがそう言って俺の頭を抱き寄せ、俺の動きに合わせて腰を振り始める。
ぱちんっ、ぱちんっ、ぱちんっ
痛みが伴う程、強く肉同士がぶつかり合う。
「あぁあぁあぁ…お願いっ…中に来てっ…」
次第に締まりが強く、間隔が短くなってきた所でたつきが腰の振りを速めてくる
それと同時に俺も最速の振りで応える。
ぱんぱんぱんぱんぱんぱん…
「あっ、あっ、あ、あっ、んあぁ、一護!!」
「た…たつきっ…」
達したのは寸分違わずに同時だった。全てを最奥に放つと、もう離さないとばかりに
全体を強く包み込まれる。そして糸が切れたように俺はたつきの胸に顔をうずめる。
「はぁ…ずっと…一緒だからな…一護…」
たつきがそう言って、俺の頭を腕と胸で包む。
「あぁ、ずっと…一緒だたつき…」






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