―――   ギャルゲ風 クラスのアイドル:織姫(15) 著者:jF8RxreM 様   ―――



朝起きると、激しい頭痛がした。悪寒もする。どうやら風邪を引いたようだった。
今日も学校だが休むことにした。そう決めると、俺は起き上がりかけたが再び床に着いた。
日の高さから見て、正午はとうに過ぎている頃だった。全身が気だるく、起き上がる気も無い。
…どうやら熱もあるようだ。全身に汗をかいている。俺は大きく溜息をつくと、布団を蹴飛ばして
大の字になる。
「ちょ…………」
玄関から声がしたような気がしたが、とても出て行く気になれなかった。ケイゴなら
入ってくるだろうと思い、そのままやり過ごすことにする。案の定、戸を開ける音が聞こえてきて
部屋に足音が近づいてきた。
「あの・・・黒崎君?」
戸を開けたのはケイゴでもチャドでもなく、井上だった。勝手に入ってきたのか…。
「ど、どうしたの!?」
「…風邪引いた」
井上が怪訝な表情で俺の寝床に駆け寄ってきた。初めて見る表情だった。
井上が手を俺の額に当て、熱を測る。
「ちょっと…すごい熱…待っててね。台所借りるから」
井上はそう言うと、慌てて台所へ駆けていった。すると、不思議と安堵感が押し寄せ
俺は再び意識を手放した。

あれからどれくらい時間が経ったのか。ふと見ると、井上が手ぬぐいを水の入った
桶で絞っていた。それを俺の額に乗ってぬるくなった手ぬぐいと取り替えた。
そのひんやりした感触で意識がはっきりしてくる。
「あ、起きちゃった?」
「あれ…今何時…?」
外が暗くなっていたので、時間が気になった。井上がこんな時間まで?
「ええと、もう7時は回ったのかな?」
井上も時間を把握していなかったのか、時間を確認していた。
「こんな時間まで…もう遅いんだから…早く帰れよ…」
俺は床から井上の顔を見上げながら呟くように言った。
「こんな苦しそうにしてたら、帰りたくても帰れないもん。黒崎君だって私がそれくらい
苦しそうにしてたら放っておけないんじゃないの?」
「…」
「あっ、もしかして図星?」
井上はそう言いながら、俺の乱れた前髪を整えていた。
「ちょっとだけ起きれる?」
「?」
「汗かいて気持ち悪いでしょ?身体拭いてあげる。着替えも持ってきたし♪」
「何で楽しそうなんだよ…」
俺はそう言いながらも、好意に甘えることにする。

「起きれなかったら、そのままでもいいから。」
井上はそう言うと、素早く俺に馬乗りになって俺の服に手をかける。
「うわっ、ちょ、ちょっと待てったら。起きるから」
慌てて井上を制すると、俺は身体を起こす。そして、上を脱ぐと井上に背を向ける。
「これでいいか?」
「うん、今拭いてあげるからね」
井上はそう言うと手ぬぐいを緩めに絞る。背中に冷たい感触が走る。井上は丹念に
背中を拭いてくれていた。そして背中を拭き終わると、また手ぬぐいを絞る。
「今度は前拭くからねー」
井上はそう言うと、後ろから腋を手を通して拭いてきた。その時に井上が俺の背中に密着する。
その時に、井上の膨らみの柔らかい感触が伝わる。
「お、おいおい、なんか不自然な体勢じゃないか?寝た方がいいか?」
「そう?私はこの方がやりやすいよ。」
とりあえず、一通り体を拭いてくれた井上に感謝。

「井上…今日は帰らないつもりなのか?」
「え?帰って欲しいと思ってる?」
井上はそう言うと、ぽかーんと口をあけていた。
「いや、そうじゃなくて…」
「大丈夫!今日は黒崎君につきっきりだから!」
「いや…そういう意味じゃないんだけど…まあいい、隣に布団があるから、それ適当に敷いて寝てくれ。」
「心配要らないよ、ちゃんと寝るためのもの持ってきたから。」
といって取り出したのは、寝袋だった。しかもリバーシブルの。寝袋がリバーシブルでも全然お得感無ねえ!
井上は顔を上げると、微笑みながらそう言うと、隣の部屋へ行く。
「よいしょ、うんしょ…」
井上が寝袋を持って、また帰ってきた。ってなんで俺の部屋に?
「おいおい、部屋なら余ってるから適当なところで…」
「え?だから適当にここで…」
俺が肩を溜息と共に落とすと、井上は布団を引き始めた。

「じゃあ、明かり消すぞ?」
「いいよ。寂しかったらこっち来てもいいよ?」
もう寝るので、明かりを消す。
「あのなぁ…」
「あ、ごめんね。身体起こすのもおっくうだもんね。私がそっちいくよ。」
「うわっ!?違うって、本当に風邪が移るぞ…って、こらっ」
井上が俺の布団にもぞもぞと潜り込んできたが、ここは追い払う。
「ちぇ〜」
渋々と井上は自分の布団へ戻っていった。
気が付くと朝だった。井上も疲れていたのか、未だ目を醒ます事無く静かに寝息を立てている。
井上の看病(なのかー?)のお陰か少しだるさは残るが頭痛も熱も引いていた。
俺は井上の寝顔を眺めながら、優しく髪を撫でた。
「う…う〜ん…」
すると井上が薄目を開ける。目を醒ましたのか。
「あぁ、済まない。起こしたか」
「熱…どう…?」
井上が寝ぼけながら聞いてくる。
「井上のお陰ですっかり良くなったよ。ありがとう」
井上は布団の中から手を伸ばしてきて俺の額に手を当てて確認すると、ニコニコと微笑む。

「じゃあ俺、朝飯作ってくるから…腹減ってるだろ?」
俺は布団から起き上がって立ち上がる。
「あっ、待って待って。あたしが作る。」
井上が俺の足を掴んで止める。
「いや…それは悪いし…ん?」
井上が一点を見つめ、恥ずかしそうに俯いている。
「あの…黒崎君…」
井上の視線の先を確認すると、朝勃ちが服を下から高く持ち上げて布団越しにも分かるくらいに盛り上がる。
「あ、いやっ。これは…違う」
俺が慌てて手で隠そうとしたが、井上は意を決したように
「あたしでよければ…相手するから…好きにしていいよ…」
俺は思わぬ事態に硬直し、目を見開いたまま静かに頷いた。
「本当に…いいのか?」
「うん。」
井上はそう言うと、俺の見てる前で静かに服を脱ぎ始める。
俺は次第に露になる身体に 目が釘付けになる。
井上の身体は、他の女子よりもずっと一護を興奮させた。
豊かに脂肪がのった乳房。細くくびれた腰。俺は思わず井上に手を伸ばす。
「あ…待て…俺が脱がせるから…」
井上は一旦、俺の手が乳房に伸びたのを許したが、途中で俺の服を脱がし始める。
俺が全裸になると、井上は俺の布団に入り、こちらに密着するように抱きついた。
「あたし…初めてだからやさしくしてね…」
井上が俺を誘惑する。俺は戸惑う事無く、井上を抱いた。

そのときには誰にも止められないくらいに俺の理性は完全に消え失せ、内なる本能が暴れ始めた。
井上に覆い被さるようになると、無性に乳房にむしゃぶりついた。
「あっぅ!あっ…」
井上は声を上げる。俺は獣のように貪欲に井上を貪る。
「あぁん…すごい…はぁ」
俺は細身の身体に不釣合いな程の大きさの一対に強く吸い付く。
更に俺は片方を手で掴み、中心の突起を舌で突付いたり、吸い付いたりする。
「あぁっ、あぁっ…」
井上は喘ぎ声をあげるが、俺はお構い無しに続ける。
俺が、手を井上の秘所に近づけようとすると、さすがに抵抗があるのか
脚をきつく締め、その奥を露にしようとしなかった。
「大丈夫だ。メチャクチャ綺麗だから恥ずかしくねえよ。」
俺はそう言っ井上の太股に手を挟み込み、少しずつ力を込めてその奥への秘密に迫る。
脚が少し開いたところで井上の脚の力も緩み、顔が入るくらいの幅になると俺はその間へと顔をうずめた。

「やっ…」
あと少しのところで再び井上の脚が閉じ、俺の顔が井上の脚に挟み込まれるとう体勢になった。
「充分ぬらさないと入れるとき痛いだろ?」
そう言い聞かせ、俺は挟んできた脚を優しく撫で回すと、両手で脚をこじ開けに入る。
「やっ…やめて…そんなところ…」
結局俺の力が勝り、遂に井上の両足が全開になった。
俺は全開にまで開かれた脚をしっかりと掴んで、身体を固定するとゆっくりと
井上の秘所へと顔を近づけていくと、火照ったそこからはほのかな熱が押し寄せてくる。
「い…いやぁ…」
掴んだ両脚から震える井上の振動が伝わってきたが、俺は構わずそこへ舌を伸ばす
「ああっ…!?」
「いいから…大人しくして」
俺は両ひだを分け入るようにして内部へと舌を差し込んでいく。
「あぁぁっ!!」
すると井上がビクンと大きく仰け反った。俺は唇を井上へ密着させ吸い付くようにして更に舌を奥へと滑り込ませた。
奥からは多量の愛液が漏れてきた。俺はすかさずそれを口に吸い込む。
「んあぁぁっ!!」
井上の内肉を唇で吸い込むようにすると更に腰を浮かせた。
「もっと悦いところをやるか?」
俺は舌先で少しずつ上に位置をずらし、井上の核をなぞった。
「!!?」
井上は声すら上げることすら出来ずに空しく布団を掻いた。

「声も出ねえ程か…まだこれからだ」
俺は舌で核を撫で回すように包みを解いてそれを露にさせると、唇に包んで一気に吸い上げる。
「あぁっ」
喘ぎ声より悲鳴に近い声が井上から発せられる。
俺はそれでもお構い無しに唇で挟んだり舌で転がしたりと変化を付けて攻める。
止め処無く溢れる愛液を見て大丈夫だろうと思った俺は自らを取り出して井上の中へと侵入を試みる。
「あんっ…待って…。こうした方がやりやすいかな…?」
井上がそれを察し、俺と向き合うような体勢になった。
「黒崎君…来て…」
井上が囁くと俺は自身を中に入れていった。
井上は一瞬痛みに顔を歪めたが、ゆっくりと抜き挿ししていくうちに
自らも腰を動かし始める。
「あっ…あっ…」
「初めての割には積極的だな。激しくいくぞ…」
俺は仰向けにして突き上げる動作を速めた。
「あぁぁっ!!」
俺は入り口ぎりぎりまで抜き 一気に根元まで挿し込む動作をゆっくりと繰り返す。
最初は痛みを感じた井上も、自ら腰を動かすようになった。
「あぁっ!あぁっ!あぁっ!」
井上は俺を強く抱き締め、爪が俺の背中に深く食い込んだが構う事無く
繰り返し突き上げる。
「いやっ、あぁっ、あっ、あっ、あっ、あっ…あぁぁっぅ!」
肉のぶつかり合う音と、井上の喘ぎが同調し始めたところで達したのか、
井上がひくひくと締め付けながら脱力して俺に倒れこんできた。

「達したか…。俺もそろそろ…くっ」
達した井上に構う事無く突き続け、俺も幾ばくかして中で達した。
そして、中に入れたまま何度かゆっくりと抜差しして一適残らず搾り出す。
「はぁ…はぁ…頭が…こんな感覚…はじ…めて…」
井上がようやく感想を吐息混じりの言葉にする。

その後、二人で余韻に浸りながらしばらく繋がっていた。
病み上がりの体で、無理なプレイをしたせいで体中がずきずきする。
「あーーっ!」
「ど、ど、どうしたんだ?」
びっくりして、尋ねると。
「笑点が始まっちゃう!」
「そうか、それなら早く帰ったほうがいいな。」
俺は井上の中から自身を抜き出した。
急いだ様子で井上は服を着整えて帰る準備をする。
「ねえ黒崎君…また…してくれる?」
玄関で井上が顔を赤らめながら言って、軽く口付けて帰った。
俺は静かに頷き自分の部屋に戻った。





あれからの俺と井上はちょっと変わった関係になっていた。
俺は放課後、井上と会う約束をしていて誰もいない屋上で待っていた。
しばらくすると階段を上がってくる音が近づいてきて、俺はその足音で井上と分かった
「遅かったな」
俺は後ろまで来ていた井上に振り返らずに言う。
「ごめーん、黒崎君…」
俺はここでようやく振り返る。井上は手をそろえてうつむいていた。
「掃除が長引いちゃって…」
「別にいい…いつもの奴をしろよ」
「あ、うん…」
井上ははっとして服に手をかけ、脱ぎ始める。そして下着だけになったところで
俺の前に跪くと、ゆっくりと俺の服に手をかける。手馴れた手つきで俺を取り出すと
まだ脱力しているのを手に取ってしごき始める。
「いつまでそうしているんだ?早く咥えるんだ」
「うん…」
俺が催促すると、井上は大きく口を開け俺を口に含む。
「んっ、んっ、んっ、んっ…」
「よし…だいぶ上手になってきたな…」
見上げる井上に俺は褒め言葉をかける。因みに口でする時は俺の顔を見ながらという決まりだ。
「うっ…もういいぞ…、今度はそこの鉄柵に手をかけるんだ」
一旦口から抜くと、井上を屋上の鉄柵に手を付かせる。
「えっ…?でも校庭にはまだ人がいるよ…」
「聞こえなかったか?それとも俺に可愛がって欲しくないのか?」
「…黒崎君…あたしを可愛がって…」
井上はそう言うと、鉄柵に手をかけて尻を高く持ち上げる。

「よし…いい子だ…」
俺は高く勃ち上がった自身を井上に突き立てる。
「あぁぁっ!」
俺は突きながら手を胸に回し強く揉みしだく。
「そんな声を出すと、校庭にいる連中に気付かれるぞ…?」
「あぁっ、あぁっ、あぁっ…」
今度は手を腰に回し、手と腰で井上を早く激しく付く。
ぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっ…
「締まるな…見られるほうが悦いのか…?」
「あっあっあっあっあぅ…」
校庭にまで届くぐらいの肉の音と井上の声が屋上に木霊した。
と言う具合に、あれ以来、俺の性の虜になった井上だが、俺は今の関係も悪くないと思っている。
きっと井上も同じことだろう…。
「なぁ、井上?」

自分で言っておいてなんだが・・・
毎日やっていたら体が持ちそうに無いかもしれない・・・






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