―――   ギャルゲ風 先輩:夜一(18) 著者:jF8RxreM 様   ―――



コンビニからエロ雑誌を買い込んで出てきた俺は目の前に現れた人物に仰天した。
あのとき、一護と一緒にバイクに乗っていた女性ではないか!
「ほう、お主、このような本に興味があるのか。」
コンビニの袋の中の雑誌を指差して言った。
本の表紙は水着の女性がポーズをとっている写真が表紙を占めていた。
「あ、なたはもしかして・・・昨日一護とバイクに乗ってた人じゃあ・・・」
「そのとおりだ。おぬしも抜け目が無いのぅ。」
その女の人はこちらを哀れむようにして笑っていた。
「こ、このことは見なかったことに!・・・」
「よいよい、もとよりこのようなことなどすぐに忘れてしまうわぃ。」
俺が安堵の息をつくと、その人は俺の手をとってた。
女性のやわらかい感触が手に伝わる。
「ときに、おぬしは・・・女を知らぬのか?」
「い、いや・・・その・・・」
図星を突かれて何もいえない俺に
「やはりそうなのじゃろう、そこでだ。」
「な、なんですか?」
まさかとは思うが、そんなゲームみたいなことがあるわけないかと先の妄想を取り消そうとしたとき、
「おぬしの筆卸しを私が直々にしてやろう。」
「ええっ!」
そんなゲームみたいなことがあった。
「嫌か?」
「いえいえ、そんな滅相も無い!」
せっかくのチャンスだ。これを逃したら、一生童貞かもしれない。
「そうか、ならば私の家に来るがいい。」
「そんな俺なんかに勿体無い俺の家に来てください!」
な、な、な、な、何てこと言っちまったんだーーー!!
親父とお袋はいないけど、姉貴がいるじゃあないかーーー!!
「ほぅ、自ら招待するとは、おぬしは女へのエスコートがうまいようだの。」
「はぁ・・・ハイ・・・ドウモ・・・」

家に戻ると、鍵がかかっていた、どうやら姉貴は外出中らしい。セーフ!
「あ、あの・・・散らかってますけどどうぞ楽にしてください。」
俺の部屋に案内したものの、エロ本、エロゲーム、アダルトDVDなど
凡そ童貞の高校生が持っていそうなものが沢山置いてあったので
恥ずかしくて顔を見ることも出来ずに俯いていた。
「恥ずかしがらずともよい、お主ほどの年頃なら持っていても何の不具合もないぞ。」
「あ・・・す、すみません・・・」
少し間が開いて、
「ふふふ・・・こうしてお主は毎晩毎晩、夜泣きをしているのだろう。」
「よ、夜泣きって・・・赤ん坊じゃああるまいし・・・」
おいおい、高校生にもなって夜鳴きたあ無いだろ・・・
「ははははは・・・夜泣きとはな・・・年頃の男が好意を抱いている女にてを出すことも出来のうて
夜な夜な自家発電をしては、寂しく夜を過ごすことだ。」
これはまた痛い指摘を受けてしまった。言っていることすべてが図星で何も反論できない。
淡々と語る夜一に図星を付かれ更にショックを受けた啓吾は、もはや夜一が部屋の中で
勝手に片付けをしたり、伸びをするなどしていようと目に入らない。
夜一はそのまま用事を一通り済ませると、呆然としている啓吾の肩に手を置いてゆっくりと首を横に振る。
「浅野とやらか、戻って来るのだ。」
「……」
「そんなことでは井上とか言う特盛の女からも嫌われるぞ。」
「なんで知っているのですかー!?」
「女の勘だ」
きっぱりと言い放たれまたしても啓吾は深い深い闇の世界へと身を躍らせることとなる。

「さて、そろそろ始めるとするか。」
「ええっ!ちょっと待ってください!俺、あなたのお名前も知らないのに・・・」
「私は夜一とでも呼んでくれればよい。」
初めての相手は夜一さんになるようだ。
「だけど・・・夜一さん、俺・・・心の準備が・・・」
「何を言うておる、体のほうは我慢の限界のようだが。」
と、夜一さんはスラックスのチャックをおろして、俺自身を取り出した。
「ほう・・・お主大きいのう・・・」
「そう、そうですか・・・」
「そうじゃ、今までの中で3番目くらいじゃな・・・」
こ、この人・・・3年の間で有名なかの妙技の達人である四楓院夜一さん!?
「さあ、始めるとしようか。」
「あ、あの・・俺、エロビデオとかよく見るんすけど・・・・正しいやり方を知らなくて・・・」
よく考えてみれば、俺の見たことのあるのって、メチャクチャな体位の奴しか見たことが無かった・・・
「案ずるな、房事を1から教えてやろう。」
「お、お、おお願いします!」
「どれ、まずはベッドの上にでも上がって待っておれ。」
というが早いか、セーラー服のスカートを脱ぎあっというまに裸体をさらした。
褐色の肌に、ふくよかなバスト、男を誘うようにくびれたウエスト、肉付きのよく引き締まったヒップ
そして、黒い茂みに覆われた秘所は僅かながらぬれているように見えた。
「ハァハァ・・・」
おれh夜一さんの美しい裸体に釘付けになった。興奮して息も荒くなっているようだ。
それに呼応するように、俺自身も爆発寸前のように大きく硬く熱くなっている。
「まずは、服を脱げ。」
「は、はい。」
服を脱ごうとするも、集中できず手元が覚束ない。
それを見た夜一さんは俺の前にきて服を脱がすのを手伝ってくれた。
残るは下着だけだが、夜一さんは躊躇することなく脱がした。
「これで準備完了じゃの・・・」

「基本はキスから、舌を相手の口の中に入れるのじゃ。」
「ハ、ハイ・・」
夜一さんは俺に口付けをしてきた。
唇の輪郭を密着したままなぞられて俺は反射的に口を閉じてしまった。
しかし、それでは先に進めないと窘められたため、口をあけた。
そのとき、夜一さんの舌が俺の舌に絡み付いてきた。
俺の口をむさぼるように舌を動かしている、同時にピチャピチャという淫靡な音も聞こえる。
息をするのも忘れてしまいそうだった。
程なくして口が離れた、唾液が糸を引いて部屋の床に落ちる。
「この時点で、男も女も双方同意すると思え。」
そう言う夜一さんの陰部は濡れそぼり液が滴となって零れ落ちていた。
「ふふふふ、私も興奮してきたようじゃ。」

夜一さんは俺自身を持って、口の中に含んだ。いわゆる、フェラチオという性技だ。
夜一さんの暖かい唾液と、柔らかい唇の感触でさらに硬さを増す。
「ほほぅ、ここまで来てさらに大きくなるか。いいぞ。」
男の感じるところを知り尽くした舌は、カリや亀頭を絶妙に愛撫してくれた。
「よ、夜一さん、もうイキそうだ・・・」
「口の中に出してもよいぞ。」
それを聞いて、さらに愛撫を早くした。体験したことの無い感覚が俺を襲う。
「うああっ!」
ついに、白濁液を出してしまった。夜一さんはそれを口の中に受け止めて全部飲み干してくれた。
「んふぅ、なかなかうまかったぞ、浅野。」
「ハアハア・・・」
「次はおぬしの番じゃ、私を気持ち良くしてみせよ。」
「は、はひぃ・・・」

「まずは、胸を触ってみろ。」
夜一さんの手に導かれ、俺はその豊満なバストに手を付けた。
信じられないほどに柔らかく、そして温かかった。
「こら、あまりやさしく触るでない、くすぐったくて仕方がないぞ。」
「あ、すみません。」
「吸ってみるか?」
「いいんですか?」
「もちろんだ。」
俺は、褐色の肌とは対照的に淡い桃色の突起に口を付けた。
幼い頃の赤ん坊みたいで恥ずかしいが、それ以上に温かさと柔らかさが心を安堵させた。
しばらく吸っているうちに、その突起は硬さを持ち、それが感触となり伝わると意識的にそこを舌で転がすようになる。
今まで余裕の表情を浮かべていた夜一さんが、そのとき初めて小さく声を漏らしたのがおれの耳にも届いた。
「…なかなか舌使いがうまいではないか。」
「本当…ですか?」
「そうだ。そのように丁寧にすれば、初めての女とでも痛みを与えることなく好意を楽しめるぞ。」
「は、はい!」

今度は俺の手を足の付け根に持ってゆく。
導かれるままに触れたそこは既に湿り気を帯びており、もう少し指を進めるとぬるりとした感触が手に触れた。
「濡れているだろう?…先程の体の愛撫で感じるとこうなるのだ」
「あ…」
思わず赤くなった俺の手を導き、その指先を小さな突起へと触れさせる。
「ここが…女の体の中で一番の性感帯であるクリトリスだ。
そして男のように非常に繊細な部分だから…触るときはくれぐれも優しくするのだぞ?」
「…わかりました」
細心の注意をはらって指を動かす。すると胸へと愛撫のときとは明らかに違った確かな吐息が漏れた。
夜一さんが感じているのかと思うと俺の下半身は疼くが、焦ってはならぬと言い聞かせて一度深呼吸をした。
その仕草が自分を大切に扱ってくれていると確かに伝わり、夜一は啓吾のその単純さに改めて感心し
愛しさが込み上げるままにまた唇を重ねた。行為の間に間に入る口付けも大切なのだと感じ取った啓吾は
素直にそれに応え、舌を絡めた後、改めてそこを丹念に指を這わせた。

「んん…あ…いいぞ」
「夜一さん…痛くは、ないですか?」
「フフフ…はぁッ…ちょっとくすぐったかの。」
膝立ちになっているから、ちょうど俺の首に腕を回して体を支えている夜一さんの熱い吐息が耳に当たり
俺はゾクゾクと身震いをしたが、その快感をも何とかやり過ごすとクリトリスの愛撫を再開した。
それから二言三言、夜一さんの進言を貰いベッドのいろはについて学んだ俺はその奥の深さに
経験の大切を改めて認識した。
やはり、エロビデオから学ぶものは何もないようで、実際にやって見るのが一番だったりする。

程なくして準備が整ったぞと、告げられた。
準備とはもちろんセックスの準備のことで、俺はいよいよ、とまた体が熱くなるのを感じた。
まずは場所を教えられ、そこへ指を入れてみるようにとの指示に従う。
初めて触る女のその部分は、熱く、柔らかく、しかし男のものを受け入れるにはあまりに狭すぎる気がしないか。
俺は言われるままに何度か指を動かし、引き抜くと熱い口付けのときのように指と女芯の間に透明な糸が垂れる。
「そうだな・・・まずは私が先行しよう」
「…よっ、よろしくお願いします」
夜一さんは俺に馬乗りになったまま、後ろ手に膨張した男根を何度か撫で摩った。
それを膣口へと宛がうと、ゆっくりした動作で腰を落とす。
口でされた時よりも更にねっとりとした熱の塊に侵食されるようで俺の背が戦慄いた。
すべて収まりきり、そのまましばらくじっとしていても別の生き物のように蠢く内部は
何もしていないはずの夜一さんの姿とは別に俺のそそり立った自身に絡み付いてきた。
「あっ…ああ…」
「ッ…フフフ…どうだ?」
「あ、熱くて…柔らかくて…絡み付いて、くる…」
「動くぞ…」
ギシッとベッドが驚くほど大きな音を立てて軋んだ。
それほどまでに静まり返った近所に、今こうして房事を営む音が外まで漏れやしないかと
俺は心配だったが、家族は誰もいないし、防音加工の壁に変えたばかりなのだから
恐らく大丈夫だろうと思い直し、視線の少し上で揺れる胸に手を伸ばしてみた。

「フフフ、分かってきたではないか」
「夜一さんッ…ああ、あ!」
「あんッ、浅野も動けばいいのだぞ?」
そう言うとぎこちないながらも腰を使い出した俺と夜一さんの肌のぶつかり合う音が一緒になって部屋に響く。
獣じみの荒い息遣いと、喘ぎ声と、ベッドの軋む音。
他人事と思えば異様だが、それらを作り出しているのが俺と夜一さんだと思うと不思議とそうでもない。
これが、男女の営み。
俺に跨っている艶かしい女の膣内で何度も自身を擦られ、絞られる感覚に何度も達しそうになりながら
ギリギリのところでそれに耐える。何という何という淫らな行為だろう。
けれどそれすらも熱く蕩けた思考は受け入れてしまう。
「浅野、私が下になろう」
「は、はい…」
俺は一度自身を引き抜く。膣内で滾っていたそれがぬるりと抜けていく感触に夜一さんは思わずああ、と声を漏らし
その続きを強請るようにして寝台に横になると、足を広げて俺を待った。
待ち切れなかったのは俺も同じで、夜一さんの膝の裏に手を添えると、愛液の溢れる場所へ再び挿入した。
律動を開始すると、今度は自分の目線からはっきりと結合部が見える。
唾液のような透明な粘液が俺自身のものをすっかり濡らし、赤く熟れた場所を出入りする光景があまりに刺激的で
ふいに目を逸らすと、部屋の壁に蛍光灯によって伸びた影が忙しなく動いている。
「フふふ…とてもいやらしいだろう?」
「あっ、その…」
「他人がしてるみたいだが、あれは私とお前なのだぞ?」
「夜一さん…」

真っ赤になった俺が、起こしていた上体を夜一さんの胸元へと埋めた。
まだ発展途上だが確実に日本人の成人男性のものとして育っているはずの俺の胸板に、対照的に柔らかく成熟した
夜一さんの柔らかな胸があたり、更に体重の重みで形を変えた。
抱き合うような体勢のまま腰を揺すっていた俺が小刻みに震え出したのを感じ、
夜一さんは内部を更にキュッと締め付け、耳たぶを甘噛みしながら囁く。
「そろそろ…頃合だな。」
「あっ、あっ、もう、夜一さん、俺、ぁ…」
「気にするな浅野、お前のすべてを私の中に出せ。」
「あっ、あう…あ…うあああッ―――!」
ずし、と男の体の重みを受け止めながら、夜一さんは膣内でドクドクと大きく脈打つのを感じてぶるりと震えた。
熱い、けれど、あたたかい。
まだ射精の余韻に小さく喘いでいる俺の背をさすりながら、夜一さんは手元のタオルを手に取った。

俺が目を覚ました時、まず最初に飛び込んできたのは豊満な胸。
何事かと慌てて身を起こすと、ようやく起きたか?と声をかけてくる相変わらず笑顔の夜一さんだった。
それで初めての交わりの後、俺が寝入ってしまったことを知り謝罪した。
「気にするな。まだ一時間たりともたっていないはずだ」
「…あの、夜一さん」
「なんだ?」
「本当に…こんな教えを…何と礼を言えば良いのか・・・」
「これは私が自分の意思でしたことだ。お前は気にするでない。」
それでも、と改めて礼を言うと、夜一さんは俺の頬を撫でた。
「褒美に口付けをしてやろう」
「…わかりました」
まだ寝台に横になったままの夜一さんに口付けをすると、じんわりと体が熱くなるのを感じる。
「まあ…私もあまりにお前がいとおしかったものだからな。途中から夢中になってしまったわ。
 お互いさまということでどうだ?」
「へ…あぁっ!?」
キュッと、またあのときの感じが下半身を襲った。
そこで初めて俺は知ることとなった。まだ…俺と夜一さんが繋がったままだということを。

「また大きくなりおったか」
「あのっあのっ…すみませんっ、俺もう、ほんとに後先も考えないで…!」
「これも情交の後の醍醐味だ…どうする?もう一度してもいいぞ?」
「い、いえ結構ですっ…」
「残念…だったら、自分で抜いておけ。」
事前もだけど、事後の気恥ずかしさにまた心臓がバクバクと早鐘をつきながら俺を急かす。
ゆっくりを腰を引くと、まだ濡れたそこからずるりと俺自身を取り出した。
見れば俺が収まっていた場所からは俺の放ったものと愛液が滴り、またしても俺は顔を真っ赤に染めてしまった。
「事後処理は自分でするからな。」
ゆったりと体を起こすと夜一さんは何の躊躇いもなし俺自身を握り込んできたので仰天して声を上げると
なんとも艶かしい表情の夜一さんが今日の勉強に支障のないように、と素早く手を動かした。
「ちゃんと抜いておかないと…気になるだろ?」
「あ、あぁ…う…よ、夜一さんっ、そんな…」
もう何を言っても遅い。夜一さんは出すまで止めないだろうし、俺もその手から与えられる絶妙な快楽に
抗える術を知らなかった。しばらく手で擦られた後、夜一さんは俺自身を口に含み、勢いよく吐き出された
そして俺の精液をきれいに飲み干した。
「ふう…これで大丈夫ですね。じゃあな浅野、私は帰るからな。またやろうぞ。」
「……はい」

しばらくして、頭が冷えて来た。
よく考えたら今日は俺の童貞卒業記念日。
(・∀・)キタ-------------------!!!!

終わり






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