―――   ギャルゲ風 先輩:夜一(18) 著者:jF8RxreM 様   ―――



げえっ!関羽!じゃなかった・・・目覚まし時計鳴ってねえじゃん!
しかも時間が…。やばい!また遅刻だ!二日連続はさすがにマズいので
俺は今日も愛用のバイクに跨り、学校へ駆けて行く。

…さっきから腰に何か巻きつく感触がある。急いでいたのであまり気にしていなかったが
ちらっと腰に目をやると、褐色の腕が巻きついていた…?っていつの間に?!
「おい!誰だよあんた!?」
俺は後ろに振り返り誰が乗っているか確認した。
「あれ?バレたか?」
俺の後ろには細身の女の子が乗っていた。
「バレちゃったって、いつの間に乗ってるんだよ!?」
俺は疾走しながら、その女の子に問う。
「私も遅刻しそうになったから…」
どうやら俺と同じ学校の生徒らしい。時は一刻を争うのでいちいちおろしている暇は無い。
俺はその女の子を乗せたまま学校へと急いだ。

「すまぬな。助かったぞ。」
いつもの空き地にバイクを置くと、その子が礼を言った。
「いや、別に構わないけど俺がもし他の学校の生徒だったりしたらどうしてたんだ?」
「お主の事は知っているぞ。」
は?俺は知らないが…。その子はそう言う。
「2年の黒崎一護であろう。その名は3年まで鳴り響いておる。」
その子と歩きながら話す。
「はぁ?俺が有名人?なんでだよ?」
「2年でありながら、卍解ができるからではないのか?」
その子はあっけらかんと言う。ますます分らん。
「私はこっちのクラスだからな。」
その子は3年の校舎を指しそう言った。
「私は3年の四楓院夜一という。今日は助かったぞ。また頼むぞ。」
夜一と名乗る女の子は手をヒラヒラ振りながら、俺と別れた。また頼むって…。
俺は普段は遅刻しないぞ?
その日中、彼女の顔が忘れられずぼーっ、と過ごしていた。そういえば、女の子とアレだけ接近したのは初めてのような・・・

放課後、俺はバイクの置いてある空き地に向かった。
「待っておったぞ。」
空き地に付くと、夜一さんが手をヒラヒラ振って待っていた。
「あのなぁ、俺はあんたのアッシーじゃないんだぞ?」
「いいではないか、こんな熟れ頃の女と一緒に帰れるなんて嬉しくないのか?」
そう言われてみればそうだと思いながら、俺は渋々した振りをしながら夜一さんを乗せて
家路に着く。
ふくよかな胸が背中にあたり、前に集中できねえ。何度も転倒しそうになった。

俺は夜一さんを乗せて馬を飛ばす。
「帰りであろう、そのように飛ばさずともいいだろう。」
耳元で夜一さんがささやく様な声が聞こえてくる。
「おいおい、せっかくバイクに乗ってるんだから飛ばしていくのが普通だろ?」
俺はお構い無しに飛ばす。
「先輩の言うことを聞かぬとこうなるぞ。」
夜一さんは俺の背中に強く抱き付いてきた。というよりも、胸を背中に押し付けて
きてるような気もする。俺はその感触に思わず、速度を落とした。
こ、この女・・・確信犯だったか!!
バイクは急停止し、後ろの夜一さんが更に密着する。背中に当たる感触は悪くない。
「ほら!ゆっくり行くから、ちょっと離れろよ」
それでも俺は夜一さんに離れるように言う。
「しっかりとつかまらないと危ないではないか。」
と、夜一さんは更に強く抱き付いてきた。俺も半ば諦めてそのまま家路に着く。


「俺んち、ここなんだけど」
俺は黒崎医院の前に止まった。アイドリングしたまんまだから、CO2増やしまくりだなこりゃ・・・
ゆっくりと帰ったものの、本来は歩いて帰れる程度の距離、着くのはあっという間だった。
俺と夜一さんはバイクを降りる…って夜一さんはどうすんだ?
「ふーん…」
「ふーんじゃなくて、おまえん家はここじゃないだろ?こっからは歩いて帰れ」
夜一さんは俺の家の様子を窺っていた。
「今、家に誰も居らぬのか?」
「親父と妹は、青森のねぷた祭りにいくって言ってたな、しばらく帰ってこねえ。」
夜一さんは俺に聞くと
「じゃ、お邪魔してもいい?」
夜一さんは無邪気な笑みを浮かべながら言った。

「…ダメだって言っても、入るだろ?」
俺はうなだれながら言う。
「ああ、そのとおりだ。」
俺は予想的中の答えを聞くと、肩を落とし家のドアを開けた。
「散らかってるけど、適当に座っていてくれ。」
夜一さんは俺の部屋に入ると、周りの様子を窺っている。
「じゃ、俺着替えてくるからな。ジャンプとか読んでていいぞ。」
俺はいつもは自分の部屋で着替えていたが、夜一さんがいるので脱衣室で着替える事にした。
普段はずっと楽な格好をしているが、夜一さんが来ているのですぐ外に出れるような格好に着替える事にする。
俺が服を脱ぎ始めると…
「すまぬが・・・」
後ろのドアが開き、夜一さんが入ってきた。
「う!?うわっ!」
俺は慌てて下を履く。夜一さんは大して驚いた様子は無い。
「トイレを貸してはくれぬか?」
「おまえ…わざとだろ?」
頼一さんは無邪気を装い俺に問う。つか、絶対わざとだろ。
やはり、確信犯であったか・・・・

俺は着替え終わると、一応は客人の持て成しをしようとお茶を淹れることにした。
が、滅多に淹れる事の無いお茶だ。親父が静岡土産とか言って玉露茶を買ってきた筈だ。
俺は台所を隈なく探す。無い、無い、無い・・・そもそも台所って何処に何があったっけ?
「何をしているのだ?」
俺の部屋から待ち草臥れた夜一さんが出てきた。
「いや、お茶でも淹れようと思ったんだが…どこしまったけな?」
「私も探してやろう。」
そこら中の戸棚を開けて周ってる俺の後ろで、夜一さんも台所を漁り始める。
お茶はなかなか見付からないので、諦めかけていたら夜一さんが高い戸棚に背伸びして手を伸ばしてる
危ない!上から物が落ちてきそうだ。
「ほらっ、危ないから俺に任せろ」
俺は夜一さんを身体でどかし、手を伸ばす。
「大丈夫だ、邪魔するでない。」
夜一さんも俺がしたように身体ごと割り込んでくる。俺は背伸びしていたので、
夜一さんの体当たりにバランスを崩した。足がもつれ夜一さんの方へ倒れ込む
「うあっ!危ないだろ。どわっ」
「ぬ!」
俺は夜一さんに覆い被さるように倒れた。思わず、夜一さんと至近距離で目が合う。

一瞬、何があったか把握できず、そのままの体勢で二人は硬直する。
「あ…」
俺は自分の手に柔らかい感触があることに気がついた。倒れた拍子に夜一さんの胸へ手が重なっていた。
慌てて離そうとすると夜一さんが俺の手を掴み、そうはさせなかった。
「別によいぞ…」
夜一さんが俺の目を見つめ、小声で囁いた。まずい。夜一さんは何か勘違いしている。
それとも、俺を誘うための確信犯なのか・・・
「ちょ、ちょっと待て。何か勘違い…」
「先輩に恥を斯かせるつもりなのか?」
俺が全部言い終わる前に、夜一さんが遮った。そのまま夜一さんは下から俺の首に両手で抱き付いてきた。
密着した夜一さんの首元からは、いい香りがしてくる。理性というリミッターはもはや意味を成さない。
「ほれ、こちらはもうよしとしているではないか・・・」
夜一さんは俺の股間に手を伸ばし、硬直した俺を服の上から握り締めてきた。それと同時に俺の理性は完全に消え去った。シマブーのように

俺は目と鼻の先にある、細く白い首筋に舌を滑らせた。
「あ…、あ…」
夜一さんはか細い声を漏らし始める。その声が更に俺を昂ぶらせた。俺は首筋から咽喉元へ、大きく開いた
胸元へも唇を滑らせる。邪魔なスカーフもセーラー服も素早く外し、その中にあるものを露にさせる。
思っていた以上に大きく実り、褐色の肌とは対照的に淡い桃色の突起に堪らず、俺は無性に貪り始める。

滑らせた唇に、乳首がそっと当たる。そして強く吸い付く。
「あっ!?」
一瞬驚いたような素振りを見せ、夜一さんが思わず声を上げる。俺は空いた乳房の方へ手を伸ばし、揉みしだく。
また、それを左右交互に繰り返す。そうしているうちに俺はそろそろ夜一さんの中に入りたくなってきた。

「下も脱がすぞ…?」
俺は夜一さんの瞳を見つめ、囁いた。夜一さんは静かに頷く。
俺は顔を夜一さんのスカートの前まで身体をずらし、スカートに手をかけ一気に脱がす。
そして、その秘部を確認すると俺は紅色に吸い付く。
「!」
夜一さんは快感に身体を振るわせる。俺は奥深い溝に合わせ舌を素早く動かす。
「よいぞ、一護、あっ・・・」
舌の動きに呼応するように、夜一さんが声をあげ始める。そして、奥からは液が止めど無く溢れてくる。
そろそろ頃合だろう。俺は体勢を元に戻し、夜一さんの両足を抱えて挿入の体勢に入る。
「挿れるぞ…」
夜一さんの瞳を見て俺は判断した。そのまま俺は自らを取り出し、夜一さんに宛がい
入り口を見つけると、そっと侵入する。夜一さんは胸を浮かせて震え出す。
何人もの男を許してきただろうそれに自身全体がすっぽり包み込まれると、俺は動きは少しずつ早めていく。

「よいぞ、よいぞ一護」
リズムに合わせ、行為を楽しむ夜一さんの声があがる。それと同時に俺自身への締め付けもしてくる。
動きが激しさを増す中、急に夜一さんが両腕で俺の頭を掴んで自分の顔へ近づけさせる。
そして、俺の唇に強く吸い付いてきた。俺もそれに応えるべく、舌を絡ませる。下の動きは止めない。
次第に夜一さんの中が熱く狭くなっていく。俺も限界だ。
「一護、そろそろイクぞ!」
「くっ!」
夜一さんは最後にきゅーと締め付けた後、ぐったりと果てた。俺も同時だった。
その夜一さんの顔には満足し、怪しい笑みを浮かべていた。

「そろそろ帰るとしようか」
夜一さんは服を着整えると、立ち上がって言った。
「おう、じゃ送ってくぜ」
もう時間も遅くなっていたので、俺は気を遣って夜一さんを送る事にした。
今日の帰りのように夜一さんをバイクの後ろに乗せる。バイクは走らせない。
「ここでよい。」
夜一さはそう言って馬から下りた。
「ここがおまえん家か?」
「そうだ。今度遊びにくるがいい。」
誘っているのだろうか。俺は軽く頷くと夜一さんと別れを告げ、家路に着いた。

今日もいろんなことがあった。良い疲れでぐっすり眠れそうだ。
寝床に着くと、俺は夜一さんとの行為を思い出しながら目を閉じた。





「ふぁあ〜」
朝だ。俺は大きく伸びながら欠伸をした。ふと見ると俺にしがみ付くようにして
未だに静かな寝息を立てている夜一さんがそこにいた。
「すーすー」
夜一さんはあれ以来、俺の家の居心地が気に入ったのか殆ど家に住み付いた状態になっている。
俺は隣の部屋で寝るように言っているが、朝になるといつもこうして俺の寝床に
忍び込んで、そのまま朝を迎えている。
「あれ…もう朝なのか…?」
暫くして夜一さんが起きた。まだ寝ぼけているのか眠そうな目をこすっている。
「また俺のところに…」
「ははは…寝相悪うてのう…」
「寝相が悪くて隣の部屋からここまで来るのかよ…」
俺ががっくりと肩を落とすと、夜一さんが俺の腰の方へと顔を近づけてきた。
「今日も元気そうだのう。」
何を言い出すのかと思ったら、朝で勃った俺が服を突き上げて主張しているのを見つめていた。
「お、おい…」
いつもの事なので、そそくさ隠そうとすると夜一さんがそれを止める。
「こんなに元気なのにもったいないそ…。これ、昨日の晩からしてないからじゃろう…」
「…って昨日の晩にしたばかりだろ…」
夜一さんの無茶苦茶な理論にうんざりしていると、その隙に下を脱がそうとしてくる。
「こ…こらっ、やめろって」
「朝勃ちでするのは気持ちがいいのだぞ」
夜一さんは妖艶な笑みを浮かべて、再び手をかけてくる。

「はぁ…とんでもない捨て猫を拾ってきてしまったな…」
「じゃが、今はこうしてお主の飼い猫になっているではないか」
俺が夜一さんを猫に例えると、それにのってきて猫のような仕草と言葉で俺に覆い被さってくる。
「止めてもやめないんだろ…」
俺が観念して抵抗するのをやめると、嬉しそうに脱がし始める。
朝の主張でいきり勃った俺を取り出すと、ゆっくりと手で扱き出した。
「毎朝、こんなにすごいとはな、人間は死ぬまで発情期というのは本当のようじゃな」
「それはお前だろ…」
頃合いを見て、夜一さんが一気に奥まで口に咥え込む。
「んっんっんっんっ…」
唇で根本を重点的に締めて扱いてくる動作から、先端を扱く動作を繰り返してくる。
「うっ…朝は敏感だからすぐ出るぞ…」
「お主は私の口か、腹か好きなほうを選べ。」
夜一さんが一旦、口から出して手で扱きながら俺に問う。
「…」
「分かったぞ、私の腹の中じゃな」
「おいおい、まだ何も…」
言い終わる前に、夜一さんは俺に馬乗りになって既に先端を入り口にあてがっていた。
「あっ…」
先端まで入った所で夜一さんが声を上げる。
「入れるぞ…」
夜一さんの中に全部入った所で下から突き上げる。

「あっ、いい…」
暫く突いたところで起き上がり、俺と上下を交代し、定期的な音を刻みながら上から突き降ろす。
「あっ、よいぞ…先に…いって…しまうぞ…」
夜一さんがびくびくと締め始める。
「いいぞ…先に…」
俺も最後の追い上げをかけに、夜一さんの脚を持ち上げて奥まで入る体勢に変えると
先まで抜き、奥まで挿すのを繰り返す。
ぱんぱんぱんぱんぱんぱん…
「あ、あ、あ…中にぃ…あぁぁぁっ〜〜」
「俺も…う…」
夜一さんが身体を逸らし、痙攣したところで俺も達した。
そして、惜しげも無く全てを夜一さんの中へと吐き出す。
「はぁ…はぁ…あっ、だめぇっ…」
俺が夜一さんの中から去ろうとした所で、引き止められた。
「また大きくなるまでそのままじゃぞ?」
「………………」
と毎日とこんな感じだが、俺は今の生活に満足している
「でも、さすがに毎朝は勘弁して欲しいよな…」
「そう気にやむな、お姉さんが毎日面倒を見てやるぞ。」






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