―――   雛森×・・・ver.6更木  著者:雛森×・・・様   ―――



「ふぅ・・・」
部屋に戻った雛森は大きく安堵のため息をついた。何せたった今、涅に弄ばれたあの部屋から一糸まとわぬまま帰ってきたところなのだ。
着物を破かれてしまった雛森は、何か変わりになるものはないかと部屋中を捜索したのだが、結局見つからなかったため仕方なくそのまま帰ってきたのだった。
何せほとんど夜は明けかけているのだからはらはらした。誰にも見られないようにとオドオドしながら全裸で帰っていく雛森。
その一部始終は涅にすべて見られていたが、そんなことはまったく雛森は気づいていなかった
(その、こそこそと部屋に戻る雛森を見て涅は自分のものをしごいていた。どうでもいい話だが)。
部屋に入ると雛森は持ち帰ってきたバイブを和ダンスの奥へとしまった。
「もう今日は寝られないね・・・」
そう独り言を言うと、雛森は新しい服を取り出し始めた。

今日もまだ藍染は戻ってきていなかった。いまだに牢に入れられているのだろうか、藍染の霊圧は微塵も感じられなかった。
(藍染隊長・・・でも、たとえ会えてもあたし、いまさらどんな顔して会えばいいんだろう・・・)
普段は――つまり「任務」に従事していないときは冷静なだけに、夜の自分の行いが信じられずに戸惑いを見せる雛森。しかし、その戸惑い、自責も
日がたつにつれ徐々に薄れつつあった。心も、十四番隊用になってきたということか。
そのとき、隠密機動が姿を見せた。雛森はそれを見て無意識のうちに微笑んでいた。雛森本人は気づいていなかったが。

今日の待合場所は十一番隊隊舎前だ。相手は大方予想が付いたが、今まで聖霊廷の隅っこで落ち合っていたので、今にも誰かきそうな場所に雛森は戸惑っていた。
(何もこんな目立つところによび出さなくても・・・早く来てよう・・・)
そのとき、隊舎の扉が開いた。中からは雲をも衝く大男、十一番隊隊長更木剣八が現れた。
「よぉ女、待たせたな」
その長身のせいで、上から雛森を見下ろす更木。その威圧的な風貌に思わず雛森は萎縮した。あまりの恐怖で無意識のうちに涙が零れ落ちた。
「あー!剣ちゃんが女の子泣かしたー!」
更木の肩から何か人影がひょっこり現れた。十一番隊副隊長草鹿やちるだ。
「馬鹿、まだ何もしてねぇだろうが」
「なーかしたーなーかしたー♪」
「チッ・・・言ってろ。来い、女」
雛森は隊舎の中へ連れ込まれた。
「やちる、準備は整ってんだろうな?」
「アハッ、あたしずっと剣ちゃんと一緒に居たんだよ?準備なんてしてるわけないじゃん♪」
「てめぇ・・・」
「大丈夫ですよ、俺たちがやっときましたから」
脇の部屋から現れた、斑目一角が言った。その背後では弓親が雛森を見て、爪をかんでつぶやいている。
「くっ・・・なんて愛くるしいんだ・・・」
正直雛森は驚いていた。十四番隊の任務は隊長以外には極秘で行われているはずだ。それなのに、隊長格以外の人間にもう3人も見られてしまっている。
そんな雛森のことはまったく放置して、目の前ではバカな漫才が繰り広げられている。

更木「いっそのこと、やちるを降ろして一角を副隊長にでもするか」
一角「マジですか!?くぁーーーついてるぜ!!」
やち「だめーーーーーー!!剣ちゃんの肩はあたしの場所だもん!!食らえこのパチンコ玉!!ペッ!」
一角「いや、副隊長以外誰も乗りま・・・うぉあ!きったね・・・っておい!!お前これタンだろ!?」
更木「あーうるせえうるせえ、お前らあとでやれ!時間がねぇのは分かってんだろ!?」
やち「ハーイ♪(あっかんべーだ)」
一角「了解(んのガキいつか犯す)」
この隊に配属されなくて本当によかった、と、雛森は心底思った。そんなことを思っている場合ではないのだが。
「おい女、ついて来い、この部屋だ」
更木は雛森を連れて奥の部屋へと入っていった。雛森は部屋の中の光景に息を呑んだ。ものすごい広さの部屋に、ものすごい人数の隊員達がひしめき合っている。
「・・・あ・・・あの・・・」
「今日のお前の相手はこいつらだ、よろしく頼むぜ」
「・・・は?」
そのとき、隊員の一人が叫んだ。
「隊長!ほんとにこの子を犯していいんですか!?」
「あぁ、好きにしな」
隊員たちが、おぉ!、とざわめいた。その勢いに思わず雛森はたじろいだ。ものすごい数だ、軽く40人はいるだろう。これから全員のものを
受け入れなけらばならないと思うと、雛森は気が遠くなった。

「じゃあな、全員終わったら誰か俺を呼びに来い」
そういうと更木は部屋から出て行った。更木自身はとくに雛森に興味はないようだ。
「え・・・?」
「よろしくお願いします!雛森副隊長!!」
「い・・・いやっ!!」
雛森の周りにはあっという間に人だかりができ、腰を抜かして座り込んでしまった雛森を取り囲んだ。もう逃げ場はない。
「おい、やろうぜ」
誰かがそういうと、これまたあっという間に雛森は裸にされてしまった。今まで何人もの隊長たちと交わってきたが、一度にこんな大勢に
自分の裸体を見られるのは初めてだ。恥ずかしくて雛森は、股をきつく閉じて、自分の胸を腕で隠した。
「お前そっち抑えろ」
また誰かがいった。そのとたん雛森の胸を隠していた腕はあっけなく剥ぎ取られ、左右から抑えられてしまった。いまや全方向から男たちの視線にさらされていた。
「すげぇ・・・本物の雛森副隊長だぜ・・・」
一人が感動したように言って、雛森の胸をそっとなでた。
「・・・!」
思わずびくっと体を震わす雛森。声を押し殺して耐えようとする姿が、いっそう隊員たちを欲情させた。
「結構いい反応するんだな」
「どうせ藍染隊長とヤってたんだろ」
ずばり言い当てられて、雛森はうつむいて赤面した。
「お、赤くなってるぜ、図星か?」
ふるふる、と、雛森は左右に首を振った。
「なんだよ、処女じゃなかったのか」

「まぁどっちにしろいいじゃねぇか、楽しくやれればそれでよ」
一人の男がそういうと、雛森の左胸を強くもんだ。
「・・・いゃっ!」
体をくねらせて男の手から逃れようとする雛森。しかし、両腕をつかまれているため逃げようがない。そのまま男のなすがままにされていた。
「・・・んっ!・・・んん・・・」
感じているということを悟られまいと、一生懸命声を押し殺す雛森だったが、そんなことは無意味だった。この場にいる全員が、雛森が
感じ始めているということを分かっていた。さらにいくつかの手が伸びてきて、もう片方の雛森の胸や背中、わきの下や太ももをなで始めた。
男たちの手が雛森の肌に触れるたび、雛森は小声でうめいた。
「ん・・・はぁ・・はぁ・・くぅっ・・・ぅん・・・」
「雛森隊長、無理しないほうがいいですよ?」
そういいながら一人の男が股に手を差し込もうとした。あわてて雛森は脚を閉じる。しかし、体中の性感帯を責められているせいで思うように力が
入らない。しかも相手は十三隊最強の戦闘部隊、十一番隊だ。雛森の脚は軽々とこじ開けられてしまった。
「・・・やっ・・・やめて・・・」
「とか何とかいって、もうだいぶ濡れてますよ?」
男の指が雛森の恥部をなぞった。
「やぁんっ!」
思わず大きな声が出てしまい、雛森は恥ずかしさのあまり耳まで赤らめた。
「結構いい声だな」
「あぁ、ぞくぞくしてきたぜ」
そういうと男たちはさらに巧みに雛森の性感帯を責め続けた。相変わらず両手両足は封じられたままで雛森は一切抵抗できない。
「ひっ・・・くぅんっ・・・いやっ!あんっ!!・・・あはぁん・・・」

一生懸命に体をくねらせて抵抗の意思を示す雛森。その動きはあまりに艶かしく、隊員たちをそそるばかりだった。雛森の痴態に隊員たちの責めにも力が入る。
胸を責めていた男は思わず乳首に口付けた。太ももや、二の腕、背中も舐められる対象だった。雛森は全身を一度に舐められるという未知の快感に早くもおぼれていた。
「いやぁ・・・あひっ・・・ひゃぁぁぁ!くぅん・・・ひゃはぁん・・・あぁぁっ!!」
(な・・・何、この感じ・・・き・・・気持ち・・いい・・・こんな大勢から責められて・・・感じちゃうなんて・・・だめなのは・・・わかって・・るけど・・)
「すげぇ・・・こんなに濡れるの初めて見たぜ・・・」
今まで雛森の秘部を責めていた男が言った。そしてそっと指を挿入する。しかし、男が思っていた以上に雛森の膣はすんなりと男の指を受け入れてしまった。
「はぁんんんんっ!!」
「す・・・すげえ濡れてるじょねぇか・・・もう挿入できそうだな・・・」
「じゃあとっととやっちまえよ、後がつかえてんだ、遠慮すんな」
「そうだな、じゃあ・・・」
そういうと男はあぐらをかいて雛森を正面に見据え、真正面から抱きかかえた。そして自分のものをあてがってゆっくりと雛森の体を下ろしていく。
「はっはぅ・・・んくぅ・やっ!あはっ・・・んっ!はひぃっ!!」
「うっ・・・す、すげえ締め付けだ・・・これ・・・や、やべぇぞ!」
そういいながら男は腰を上下に動かした。雛森もすでに腰を動かし始めている。相変わらず胸や脚も責められ続けている。もう雛森の体で責められていない部分は
ほとんどなかった。
「そういえば、こっちがおるすじゃねぇか」
別の男が雛森の口にチ○コを挿入してきた。
「んぐっ・・・」
さすがに男性器を舐めるには抵抗があったのか、歯を食いしばってしゃぶるまいとする雛森。まだ自ら進んで舐めるほど壊れてはいないようだ。
しかし、体を貫かれているせいで力を入れ続けることがどうにも難しい。それに、歯を食いしばることに集中すると腰の動きがおろそかになり快感は
半減する。かといって腰の動きを優先させれば男のものは口内へと侵入してくるだろう。しばらく雛森にとって葛藤が続いた。

「んっ・・・ん・・んふっ・・・ぐ・・・んん!むんぅ・・・」
「おい、ちゃんと舐めろよ」
そういうと、雛森にチ○コをくわえさせている男が乳首を強くつまんだ。
「きゃっ・・・んごっ・・・んあぅぅ・・」
一瞬の隙を衝いて男は侵入してきた。その男の行為によって、雛森の葛藤に終止符が打たれた。雛森は心を決めると自分の舌で優しく男のものを
刺激し始めた。
「んごっ・・・あふっ・・もご、はひぃぃ・・・ほぁ、んごっ」
膣に差し込まれたチ○コに感じながらも、一生懸命にしゃぶる雛森の姿は実にいやらしかった。さっきまでは舐めるか舐めまいか迷っていたというのに、
ひとたび決断したら雛森はもうためらわなかった。数日前まで恐る恐る隊長たちと交わっていたのとはまるで別人だ。
雛森の口を犯していた男は、一生懸命に自分のものをしゃぶるその様子を見ただけで、もういきそうになっていた。
「くっ・・・すげぇ・・なんてやつだ・・・」
「こ・・・こっちはいくぞ!!」
中を犯していた男が先に果てた。
「んぐっ・・・な・・・中に・・・あひっ・・なかにだしてぇ・・・」
男のものをくわえながら雛森は言った。卯ノ花にもらった薬のおかげで妊娠する恐れはなくなっていた。だったら中出しのほうが何倍も気持ちがいい。
性交に対する罪悪感など、もう少しも感じていない。それどころか、今の雛森には一体何が悪いのか疑問に感じるほどだ。
「中出しで、い、いいのかよ?くっ・・・い、イくっ!!」
どぴゅ、どぴゅ・・・
男は雛森の望どおり、一滴もこぼれないように雛森の中に精液を放った。
「んはぁぁぁ・・・きも・・・ちいいぃ・・・」
(すごい・・・おなかが熱くて・・・な、中出しってこんなに気持ちいいんだ・・・)

今までの中出しはすべて不本意なもので、合意の上での中出しは雛森が想像していた以上に強い快楽を伴っていた。
「くっ・・・こっちも、いくぞ・・・」
口を犯していた男も今まさに果てようとしていた。
びゅっ!!びくっ・・・びくっ・・・
男は精液を放つ瞬間に自分のものを雛森の口から抜き取り、雛森の顔に思い切りぶちまけた。
「きゃっ・・・ぷふぅぅ・・・んん・・・お、おいし・・・」
口の周りについた精液を舌でなめ取る雛森。その様子を見ていた隊員たちの心に、雛森をめちゃくちゃにしてしまいたいという加虐的な気持ちが
芽生えた。刹那、雛森に我先にと殺到す男たち。
「どけっ!次は俺だ!!」
「ほら、さっさとくわえろ!」
「手でしごくんだよっ」
「はいっ・・んぐっ・・はひ・・あふぅぅん・・ひゃはぁぁ!!もご・・・ぺろ、じゅぶっ・・あはぁぁ・・・かけてぇぇ・・・」
大量の精液が雛森の中や口に注ぎこまれた。しごいていたものから吐き出された精液は雛森が自ら顔を向けて受け止めた。たれてきた精液が顔から落ち、
胸や太ももに滴り落ちた。
一人の男が雛森の背後に座った。
「こっちもいけるのか・・・?」
そういいながら男はゆっくりと自分のものを雛森の肛門に差し込んだ。
「ぅっ・・・いっ!はぁ・・・きゃんっ!あひ、すごっ・・・すごいぃぃ!!」
昨日開発されたばかりの肛門だというのに、すでに雛森は快感を感じていた。
「すげぇぞこの女・・・ケツの穴まで開発されてやがる・・・」
「ひぃん・・あひゃぁぁ!な・・なかで・・・あふっ、くぁぁぁ・・・こす、こすれるぅぅ!!」

膣に入れた男のものと、肛門に入れた男のものとが、雛森の肉壁を介して擦れあっている。それが雛森にはたまらなく快感だった。
「ひぃぃん!!い、いくぅぅぅぅ!!!」
「まだ休ませねえぜ!くわえろっ!」
「むぐっ・・・ぺろぺろ、、じゅぶっ、ちゅぱっ・・お、おいひいれふ・・・ち、ちん・・こ、おいひい・・・んぐっ」
「おい!こっちは中に出すぞぉ」
「だして・・だひてぇぇ!!もごっ・・んはぁぁっ!!いっぱいだひてぇぇ!!」
「手でしごくんだよ!忘れんな!!」
「あいっ!!い、いまひごきまふっ!」
いまや雛森は一人で5人も同時に相手をしていた。一人は膣を犯し、もう一人は口、別の一人は肛門、そして左右の手でそれぞれ肉棒をしごいていた。
何人もの隊員たちが入れ替わり立ち代り雛森を犯していく。雛森の体は全身精液まみれだった。大きく開かれた股の間からはだらしなく白濁液が
垂れ流され、次の肉棒を求めてヒクヒクと動いている。
「もっともっとぉぉ〜〜」
次々と隊員たちをいかせていく雛森。一通り全員が射精を終え、もう二廻り目、さらに三廻り目に突入していた。
そのとき、
「だいぶ派手にやってるじゃねぇか」
突然更木が姿を現した。その肩にはやや着物が乱れたやちるがいる・・・どうやら別の部屋でよろしくやっていたようだ。
「隊長!ありがとうございます隊長!!」
「最高ですよ隊長!」
「あんたネ申だよ!!」
口々に隊員たちが叫んだ。

「そうかそうか、そりゃいいんだがな、ちょっとその女を俺に貸してくれ。やちるに、大人の情事ってやつを教えてやる」
更木の肩に乗っていたやちるが顔を赤くした。
「こいつ、どっかで聞きかじった程度の知識で俺とやろうなんてぬかしやがる。ってなわけで、その女にはやちるに大人の世界を
教えてやる見本になってもらうことにした」
そういうと更木は雛森を引っつかんで自分の側に引き寄せた。
「お前ら脚開かせてろ・・・いいかやちる、ここが膣だ、ここに俺のブツをぶち込む。お前さっき、自分の肛門に入れようとしてただろ?」
「ち、ちがうよー!ちょっとずれちゃっただけだよー!!」
焦ってやちるが否定する。
「あれー?でもこの子も毛は生えてないんだね、剣ちゃんはぼうぼうなのにねー、毛は男にしか生えないの?」
やちるがたずねた。
「うるせぇ、俺はどうだっていいんだ。いや、どうせ剃ってんだろ、お前にだってそのうち生えてくるぞ」
「なるほどー」
更木の肩からやちるがぴょんと飛び降りた。雛森の股間に顔を近づけて、まじまじと観察する。
「やっ・・・は、はずかしい・・・」
同性から至近距離で恥部を見られることに若干の抵抗を感じた雛森は、弱弱しく抗った。
「ねぇねぇ、さわってもいいの?」
雛森のことは無視して、やちるが更木にたずねた。
「あぁ、好きにしろ」
ちょん
「ひぎぃぃっ!!」

やちるの指は偶然にも栗に当たったようだ。雛森の反応に驚いたやちるは感動していた。
「すごーい!!こんなになるんだ!剣ちゃん、あたしもこうなれるかなー?」
「そりゃお前のがんばり次第だろ」
「あたしがこうなったら、剣ちゃんうれしい?」
「あ?」
「ねぇ、うれしい?」
いきなりのやちるの質問に、更木は少し戸惑ったようだ。
「ふん、がんばれよ、ほかの隊長の話じゃ、この女は相当すげぇらしいからな」
「じゃあさ、剣ちゃん、どういう風にすればいいのかやって見せてよー」
「あ?」
「この子とやって?」
「・・・いいのか?」
更木は驚いていた。自分と雛森がやろうとしても、やちるは絶対に止めに入るだろうと思っていたのだ。更木は少しがっかりした。
「お前、俺がこいつとやるの厭じゃねぇのか?」
「んー、厭だけど、あたしその子より上手になる自信あるもん!だから今は勉強するの。で、いつか剣ちゃんをとりこにするの」
「おもしれぇ、期待しねぇでまってんぞ、やちる」
そういうと更木は袴を下ろし始めた。そこから現れたのは・・・雛森は最初、腕がついているのかと思った。が、よく見ると違う。
それは、常識的な大きさをはるかに超えた更木の肉棒だった。その場に居合わせた隊員たちが感嘆の声を漏らした。信じられない大きさだ。
果たしてこれが自分に入るのか――雛森は不安になった。
「じゃあいくぜ、女。どうせあいつらに十分慣らされただろ?いきなりいくぜ」

そういうと更木は巨大すぎるそれを、雛森を正面に抱えて一気につきたてた。やちるがその様子を目を見開いて観察している。
「やぁぁぁぁっ!!はぁ・・はぁ・・お、お、おおき・・・おおきいっ!」
雛森は絶叫した。更木のものがあまりに大きいため、奥の奥までばっちり刺激される。
「ひぃぃ、あはぁぁっ!すご・・・おおきすぎる・・・こんなのはじめてぇぇぇ!!」
「くっ・・・なかなかいいじゃねぇかよ・・・てめぇ、相当な淫乱だな」
腰を動かしながら更木が呻いた。徐々にやちるの表情が悔しそうになっていく。
「あひぃ、ふげぁ・・・くぅぅん!はひゃぁ!きゃはぁぁぁぁっ!!おおきすぎるよぉぉ!!」
「はっはっ・・てめぇ・・思い切りくわえ込みやがって・・・」
「け、剣ちゃん!」
唐突にやちるが叫んだ。
「剣ちゃん、もうやめようよ!ね?もういいよー!!」
いつものやちるらしからぬ言動だ。本気で哀しそうな顔をしている。
「いきなり何言ってんだ?見てんのが飽きたんならもう少しまってろ・・・いまイって終わりにする」
そういうと更木はさらに腰の動きを早めた。雛森のあえぎ声も激しくなる
「はっはうっ!あん!あぁん!いやんっ!はぁぁぁ!くぅっ!!はひゃぁん!!」
「くそぉっ!いくぞ女ぁ!!」
「ひやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「剣ちゃんだめーーー!!いかないでーーー!!」
どくっどくっ!
非常識なほどの量の精液が更木の肉棒から放出された。湯呑み一杯を満杯にしてしまうほどの量だ。すでにほかの隊員たちに犯され、飽和状態に
なっていた雛森の膣から、入りきらなくなった精液がどばどばと零れ落ちた。薄れ行く意識の中、雛森はやちるの怒号を聞いた、気がした。

「・・・んで・・・の?」
「・・あの・・・・だろうが」
(・・・だれだろう・・・?)
雛森は半分眠った状態で、何者かの会話を聞いていた。
「何でやめてくれなかったのー?ひどいよ剣ちゃん」
「あ?お前が最初あの女犯せって言ったんだろうがそれが何いきなり言ってんだ」
「だって・・・」
「なんだ?」
「・・・とられたくなかったの・・・」
「なにを」
「・・・剣ちゃん・・・」
「馬鹿」
「だって・・・あたしまだできないもん・・・だから、あの子に剣ちゃん取られたら・・・」
更木は黙ってやちるを自分の肩に乗せた。
「だったら俺をとりこにすりゃいいだろうが」
やちるの表情が明るくなった。
「うん!」
「さてと・・・お前ら、一人ずつあっちの部屋に入れ」
更木は隊員に指示を出した。一体なんなのかと不思議そうにしながらも、その指示に従う隊員たち。
「なんなの?剣ちゃん?」
(馬鹿が、お前に用意しろっていったのにしなかったやつだ)
「?」
(記憶置換だ。あっちの部屋で一角と弓親がやってる。あの女とやった記憶は忘れてもらわねぇとな。最近どうも鬱憤ためてたみてぇだし、女をやらせんのが一番手っ取り早ぇ。
ま、記憶が消えてても、体はすっきりしてんだろ)
そこでふと更木は思った。
―やちるの記憶も消しとかねぇとな―
かつてない人数を体験し、今までにないほど疲弊した雛森は、藍染のことを思うまもなくその場で寝てしまった。

ついに雛森は乱交まで体験してしまった。こうして6回目の任務が終わった。






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