――― 雛森×・・・ver.3日番谷 著者:雛森×・・・様 ―――
あくる日、雛森は目が覚めると、そこはいつもの自分の部屋だった。いつの間にか装いも浴衣に着替えてある。結局は全部夢だったのか―そんな甘い考えが
一瞬頭をよぎった。が、しかし、次の瞬間秘部がヒリヒリと痛むのに気がついた。そして部屋を見渡せば学院時代の制服が無造作に脱ぎ捨ててある。
どうやら昨夜は意識が朦朧としたまま、何とか自分の部屋までたどり着いたようだ。
「・・・ぅぅ・・・」
一瞬夢だったのかと期待し、あっという間にその可能性は否定されてしまう・・・哀しくなった雛森は、いまにも泣き出しそうになっていた。
そのとき、部屋の外で声がした。
「五番隊副隊長雛森桃殿は居られますでしょうか」
「・・・はい・・・」
ふすまを開けるとそこには隠密機動の姿があった。雛森は相当に落胆した様子で隠密機動の告げる伝令を聞いていた。
(・・・今日くらい・・・休ませて欲しいのに・・・)
よる
雛森は憂鬱な気持ちで指定された場所に立っていた。
(・・・今日は誰なの・・・?まさかまた市丸隊長やお兄・・・朽木隊長だったら・・・)
そう思うと雛森の恥部がヒリッと痛んだ。そのとき・・・
目の前に人影が現れた。ずいぶんと小柄なようだ・・・雛森はいやな予感がした。護廷で小柄な隊長といえば、砕蜂と・・・日番谷ぐらいだ。
(・・・まさか・・・そんなこと・・・やだ・・やだよ!)
雛森は大きく眼を見開き、驚愕を隠せないようでいた。
目の前に立っている男は、幼いころから一緒にいた、シロちゃん――日番谷冬獅郎だった。
「雛森・・・」
「・・・ひ・・・日番谷くん・・・なんで・・・」
「雛森、聞いてくれ」
「・・・そんな・・・信じてたのに・・・誰があたしを辱めたって、日番谷くんだけは・・・・味方だって信じて・・・信じてたのに・・・」
愕然として立ち尽くす雛森。あっという間に眼は潤み、雫が一粒零れ落ちた。そんな雛森の震え肩に日番谷が手を置こうとした。
「やめてっ!!」
雛森は思わず絶叫した。驚いて思わず手を引っ込める日番谷。雛森は、自分を抱きしめるようにしてガクガクと震えていた。
「・・やだ・・・やだょ・・・こんなのって、ないよぉ・・・」
雛森は半泣きの状態でぼそぼそとつぶやき続けていた。
「・・・雛森、悪い・・・」
ばつが悪そうにうつむく日番谷。
「とりあえず、ここは冷える。部屋、入るぞ」
ぶっきらぼうにそういうと、日番谷はできるだけやさしく、雛森を刺激しないようにしながら部屋へ誘導した。
暖かい部屋に入ってしばらくたつと、だいぶ雛森は落ち着きを取り戻してきた。
「・・・日番谷くん・・・」
「・・・今日は、そんなつもりじゃねぇ・・・」
「え・・・?」
「藍染のことだ」
雛森は大いに安堵した。今日は陵辱を受けずにすみそうだ、ということよりも、幼馴染に裏切られたくなったからだろう。
しかし、藍染の身の上となると手放しで喜んではいられない。雛森は真剣な面持ちで日番谷に訪ねた。
「藍染隊長・・・元気なの・・・?」
「お前には言い辛ぇが・・・あんまり元気とはいえねぇな・・・それでも、聞きてぇか?」
雛森は一度だけ、小さくうなずいた。日番谷は言葉を続けた。
「分かった・・・あいつ、ほとんど錯乱状態だぜ・・・牢の内壁は傷だらけだ。あいつの世話やってる四番隊の話じゃ、このままじゃ精神異常をきたしちまうらしい」
雛森はショックを隠せなかった。
(そこまで藍染隊長が苦しんでいたなんて・・・あたしのために・・・苦しんでるのね・・・なのにあたしは・・
目の前の快楽にろくに抗うこともできないで・・・おぼれちゃって・・・)
雛森は藍染にたいしてものすごく申し訳ない気持ちでいっぱいだった。そんな雛森の様子を察して、日番谷が尋ねた。
「・・・まだ続きがあるんだ・・・聞くか・・・?」
雛森は、少し迷ってから、小さくうなずいだ。
「そうか・・・これ聞いても、自分を責めんなよ・・・」
そう前置きしてから、日番谷は話し始めた。
「藍染、毎日毎日お前の名前よんでるってよ・・・夜中もほとんど眠らねぇで、ずっとお前にわび続けてるそうだ・・・飯もほとんど食ってねえらしい。
って言うよりも・・・食ったそばから全部吐いちまうんだ・・・」
それを聞いて雛森はよりいっそう申し訳ない気分になった。まさかそこまでひどい状態だとは思いもしなかった。雛森は自分を責めずにはいられなかった。
「あたし・・・最低だね・・・」
涙目で雛森がうつむいた。
「・・・雛森・・・」
日番谷は、何かいってやりたかったが、こういうときに限って言葉が見当たらない。
「・・・辛かったな・・・」
結局、当たり障りのない言葉しか出てこなかった。
「でもよ・・・藍染はお前をかばって投獄食らったんだ・・・結局お前の十四番隊入りは覆らなかったけど、藍染は隊長たちの目の前で斬魄刀振り回して
までお前を守ろうとしたんだ・・・それは藍染にできる精一杯だったんだ、だからよ・・・」
日番谷は急に気恥ずかしくなって雛森に背中を向けた。
「お前が責任感じてんのを知ったら、藍染はさらにへこむんじゃねえか?って話だ」
雛森は驚いた様子で顔を上げた。ここ数日まったく感じることのなかった暖かな気持ちを、感じることができた。
「・・・シロちゃん・・・ありがと・・・」
雛森は涙をぬぐって少し微笑み、日番谷に礼を言った。
「シロちゃんってのはやめろ」
照れたように日番谷が突き放した。
「それと・・・お前に聞きたいことがあるんだ」
「なに?日番谷くん?」
少しだけ上機嫌になった雛森が聞き返した。その雛森の振る舞いに、日番谷は質問することをためらった。
「・・・いや・・・あれだ・・・」
「どうしたの?」
「・・・朽木や・・・市丸のやろうと・・・その・・・やった・・・のか・・・?」
雛森の心の中から、今まで感じていた温かみがすべて消え去ってしまった。後に残ったのは昨日おとといの残酷な苦しみだけだった。
「・・・んで・・・なんでそんなこと・・・聞くの・・・」
悲しげな顔で雛森が問いただした。
「・・・その様子じゃ・・・やったんだな・・・」
そのとたん、日番谷の、市丸や朽木に対する憎悪が爆発した。日番谷は雛森を押し倒し、二人は抱き合うようにして床に倒れこんだ。
「くそっ!おい雛森、お前の体全部、あいつらに犯られちまったのか!?おい、答えろ雛森!!」
雛森の襟をつかんで、日番谷は詰め寄った。
「やっ・・・日番谷くんやめてよっ!・・・何・・して・・・」
「この脚も、腕も、胸も、全部あいつらに汚されちまったってのか!?」
そう叫びながら日番谷は雛森の着物に腕を突っ込み、直接胸を思いっきりもんだ。
「・・・っのやろうっ!!」
「・・いたっ・・・痛いよ、ひつが・・やだ、やめてっ!」
日番谷の爪が雛森の柔肌に深々と食い込んだ。雛森の胸が大きくゆがむ。
「どうなんだ!!」
あんまり大きな声で怒鳴りつけたので、雛森はすっかり怯えてしまい、焦点の合わない目で虚空を見つめていた。
雛森が元気な状態だったら怒鳴り返しでもしたかもしれない。しかし、昨日おとといの体験が、すっかり雛森を臆病にさせていた。しかし、
激昂した日番谷はそんなこともお構いなしに雛森を怒鳴りつける。
「」
「・・・あ・・・悪かっ・・・た・・・」
今にも失神してしまいそうな雛森を見て、日番谷はふとわれに返った。
雛森は、恐る恐る口を開いた。
「・・・ご・・ごめんね・・・日番谷くん・・・あた・・あたし・・・中に・・・出されちゃった・・・の・・・」
何で謝っているのか、雛森本人にも分からなかったが、なぜか謝らずはいられなかった。日番谷は雛森に哀れを感じながらも、
やはりほかの男二人(藍染を入れれば三人だが)に雛森を奪われた悔しさを抑えることができなかった。
「中に出されたって事は・・・お前のあそこはやっぱり・・・」
「・・・いじられちゃった・・・見られちゃったよ・・・ごめんね・・・」
「ほかになんかさせられたことあんだろ?」
やや語気を強めて日番谷が聞いた。コクリ、雛森がうなずいた。
「・・・市丸・・・隊長は、あれ・・あれをあたしに・・・舐めさせたの・・・それに、朽木隊長の・・・あれは・・・すごく痛くて・・・」
「もうききたくねぇ!!!」
日番谷が叫んだ。雛森は小さく悲鳴をあげて、全身をこわばらせた。
「あいつらに汚されたってんなら、この俺が清めてやる!」
そういうと日番谷は強引に雛森に口付けた。雛森は突然のことに驚き、抵抗しようとしたが、日番谷が自分の上に覆いかぶさっているせいでどうにもできない。
日番谷は雛森の口の中に舌をねじ込み、とろけてしまいそうなほど柔らかな口腔を満遍なく味わった。
(・・やだぁ・・・やだよ・・・日番谷くんまで・・・どうして・・・?)
日番谷は口付けたまま、雛森の袴を脱がせ始めた。しゅるりと帯をほどき、自分の手と足を器用に使って袴をずり下げていく。口を離して、日番谷が言った。
「大丈夫だ、雛森。俺の精液で、市丸たちに汚されちまったお前のココを洗い流してやる」
「・・やだよぉ・・・やめようよ、こんなこと・・・」
弱弱しく抵抗の言葉を発する雛森をよそに、日番谷はついに雛森の袴をすべて脱がせてしまった。
「・・・おぃっ!?雛森おまぇっ・・・」
どうやら日番谷は剃毛された雛森のあそこに驚いているようだ。
「・・・お、お前、まだ生えてねぇのか?」
まだ二人とも流魂街に住んでいたころはよく一緒に風呂に入ったりもした。そのときに見た雛森の恥部と、今目の前にあるものはほとんど同じだったのだ。
驚くのも無理はないだろう。
真っ赤になった顔を背ける雛森。
「ってそんなはずねぇよな・・・ってぇことは・・・」
きれいに剃られている雛森の秘部をさすりながら日番谷が言った。眼がカッと見開いた。
「市丸のやろうか!?それとも朽木が・・・?」
「・・・」
「その様子じゃどっちでもなさそうだな・・・ってことは、藍染か・・・」
ずばり言い当てられた雛森は、顔どころか耳まで真っ赤にして黙りこくった。日番谷はチッと舌打ちをすると、
「藍染のやつも、やることはやってやがんだな」
といいながら雛森の秘部の観察を始めた。雛森は抵抗しなければと思いつつも、幼馴染の信じられない行動に動けないでいた。また、昨日やおとといの
恐怖のせいもあるだろう、恐怖で身がすくんでしまい、雛森は日番谷にされるがままになっていた。
「おい、相当黒ずんでるな、雛森」
「・・やだ・・・日番谷くん・・・み、見ないで・・みちゃやだ・・」
雛森の言葉を無視して、日番谷の指が雛森の花弁をそっとなぜた。
「きゃぅっ!」
「触っただけでこれかよ、藍染のやつ、相当開発したんだな」
そういう日番谷の言葉はどこか悔しげだった。続いて日番谷は今度は栗をきつくつまみあげた。
「・・・いやぁぁぁぁっ!!」
そのとたんに愛液が雛森の穴から大量に流れ出てきた。穴はすでに肉棒を欲してヒクヒクしている。
「ほんとにすげぇ・・・」
感心したように日番谷が言った。
ペロリ
何かやわらかいものが雛森の恥部に当たった。それがなんなのか理解するまもなく、雛森は押し寄せる快感の濁流に飲み込まれてしまった。
「ふぁぁぁっ!!・・あっ・・はぁぁんっ!ひぃぃ・・くぅぅ・・はひぃっ!!ひつが・・くんっ!・・・何・・して・・の?ひゃっ!」
「うめぇな、お前のここは」
日番谷はそういいながら、雛森のまたの間にうずめた自分の頭をもたげてにやりと笑った。
「・・・やだっ!?・・・うそ・・」
雛森は自分の秘部を舌で嘗め回されたと知り、驚いた。
「どうだ、手でやられるよりずっとイイだろ?どうせ市丸たちは舐めたりなんかしなかったろ?てめえらが気持ちよくなりゃハイサヨウナラって
連中だ」
日番谷は苦々しげな表情で吐き捨てた。確かにそのとおりだった。市丸たちは舐めなかったということも、手でなぜられるよりずっとイイということも。
藍染にさえ一度しか舐められたことはない(藍染はよく『舐めてあげよう』と言っていたが、あまりの恥ずかしさに一度目以降は雛森が拒否してしまったのだ)ところを
幼馴染の日番谷が舐めしゃぶっている・・・そう思うと雛森は体の心がしびれるような気持ちがした。
「ひぁぁ・・あふっ・・きゃはぁぁ・・・んんっ・・あぁっ!!あひゃぁぁぁ!!やめて!日番谷くん・・・だめ・・ぇっ!だめだよ・・・くふっ!!」
雛森は必死で日番谷の頭を両手で押さえつけた。自分の股から引き離そうとして押さえているのではない。自分の股から離れないように押さえているのだ。
しかし雛森自身はそのことにまったく気づいていない。
・・・じゅるじゅるっ・・・
雛森の割れ目についに日番谷の舌が進入してきた。男のモノに比べてずっとやわらかいので、雛森は痛みを感じることなくただただ快楽を味わっていた。
「ひぐっ・・・!そこ・・・だめっ・・・汚いから・・・やっ!やめてっ・・!」
「じゃあやめてやるよ」
そういうと日番谷は舌を引っ込め、雛森の、愛液とよだれでぐしょぐしょになったあそこから頭を離した。
「・・はぁっ・・・はぁっ・・・」
荒い息をしながら、雛森は物足りない気分を感じていた。
(あたし・・・きっと、本当はやめて欲しくないんだ・・・日番谷くん相手に・・・あたし、どんどん変になってっちゃう・・・)
思わずものほしそうな眼で日番谷を見つめてしまう。腰をくねらせておねだりまでしてしまう。
(か・・・体が勝手に・・・なんで?いうことをきかないの・・・?・・・)
「やっぱり欲しいんだな」
日番谷はそういうと自分の袴を脱ぎだした。雛森の目の前には、幼いころに見た日番谷のそれとはまったく異なったものが現れた。ごつごつとしていて、大きい。
「ひつが・・くん・・・これ・・・」
「俺はお前のために努力したんだ。松本を副隊長にしたのだってそうだ、お前を喜ばせるためにあいつと毎晩鍛えてた。さっきの舌遣いだって、
全部お前を気持ちよくさせてやろうと思って俺はがんばったんだ」
そういうと日番谷は、努力の集大成ともいうべきそれを雛森の割れ目に押し当てた。
「いやっ!・・・い・・・痛いから・・・痛いからやだ!・・・もうそれは・・・やだ、よ・・・」
昨日の朽木との行為が頭をよぎる。中は傷だらけで、とても挿入なんてできる状態ではなかった。
「分かってる・・・俺を信じろよ」
「やだ!絶対やだよ・・・お願い・・・やめようよ?シロちゃん・・・やめよ?あたし壊れちゃう・・・」
雛森の哀願は受け入れられなかった。日番谷は己の欲望を満たすため、肉棒を雛森にぶち込んだ。
「くっ・・ふぅんっ!だめぇぇぇ!!いたっ・・痛すぎ・・・シロちゃ・・いた!いたっ!!・・いぃっ・・はんっ・・あひ・・・やめてよ・・・ひどいよこんな・・・あぁぁ!!」
日番谷の体格には不釣合いなほどに大きなそれは、中が傷だらけの雛森には辛すぎた。
「いたぃぃぃ!だめだよ!シロ・・ち・・・どうして・・なん・・っ!!ぎゃっ!いたぁぁっ・・・はぁ・・・はふっ!!きゃはぁぁ・・シロちゃぁぁん・・・」
あまりの締め付けのよさに我を忘れた日番谷は、雛森の悲鳴などお構いなしにどんどんペースを上げていく。
ぐちゅっぐちゅっ、ぱん、ぱん
「ひゃっ・・・くぁぁぁぅ・・・っ!!あひぃ・・うげぁっ・・ぎゃんっ、きゃぁぁっ!!」
もう雛森は痛みを感じてはいなかった。快感という大きすぎる海の前には、痛みなどもはや小さな水滴の一粒でしかなかった。
「どうだ!雛森!!これが俺の・・・努力の成果だっ!」
「はひゃあ!くぅぅん・・あふぁ!!あひ・・あひい!!あんっあんっ!!はぁ・・はぐっ!・・・きゃふっ・・ひ・・ひゃはぁぁ!」
雛森はもう何がどうなっているのか、今自分が何をされていて、さっきまでどう感じていたかなどすっかり頭から吹き飛んでしまっていた。
得意になって腰を動かす日番谷。そして日番谷は白濁液を幼馴染のあそこにたっぷりと注ぎ込んだ。
「だめ!!出しちゃやっ!お願いシロちゃん!!やっ・・・はぁぁぁん・・・っ!」
「待ってろ雛森・・・市丸たちに汚されちまったお前のあそこを、俺の精液で今きれいにしてやる!・・・くぉぉっ!!」
どぴゅどぴゅ・・・ずぴゅ・・・びくんびくん・・・
果てた日番谷は雛森からチ○コを抜き取ると、不満そうに言った。
「チッ・・・やっぱりまだ早ぇな・・・もっと持久力つけねぇと・・・」
持っているものは立派な日番谷だが、まだ経験もそれほど多くなく、あまり鍛えられていないようだ。雛森のあそこが良すぎるせいもあるのだが。
「雛森、お前のそこ、よかったぞ。次ぎやるときは、俺がお前をいかせてやる」
袴を穿きながら日番谷がいった。
「ひどい・・・よ・・・こんなこと・・って・・ないよ・・・あたし・・・いやって・・言ったのに・・・うぅ・・・最初・・・ヤらないって・・・言った・・に・・」
床に横たわったままの雛森が、うわごとのように言った。日番谷は雛森の隣にしゃがみこみ、雛森の頭を二、三度なぜた。
「悪かったな雛森、でも、これはお前のためだったんだ・・・」
そんなことはまったくの嘘だと、日番谷本人が一番よく分かっていた。
「じゃあな・・・風邪、ひかねぇようにな」
日番谷は立ち上がると静かにふすまを開けて、闇へと消えていった。
雛森は、どんなに拒絶しても最終的には結局感じてしまう自分を呪いながら、藍染のことを思った。。
(藍染隊長・・・あたし・・・どうすれば・・・隊長、あたしがこんなになってるって知ったら、傷つくだろうな・・・
隊長は・・・こんなあたしでも、前みたいに・・・優しく抱いてくれますか・・・?)
唯一の味方だと思っていた日番谷に裏切られ、失意のうちに雛森の陵辱三回目が終了した。
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