―――   雛森×・・・ver.1市丸  著者:雛森×・・・様   ―――



次の日

(藍染隊長がいない!)
どこを探しても藍染が見つからなかった。会って、十四番隊のことを聞きたいのに・・・そのとき、雛森の背後に
隠密機動が現れた。
「雛森桃殿、本日零時、東の16にて任務がございます」
「え?あ、はい・・・」
用件を伝えると隠密機動は去っていった。
「いったい何があるんだろう・・・?」

深夜零時
隠密機動に言われたとおり、雛森は東の16にいた。
「何があるんだろう・・・やだなぁ・・・藍染隊長・・・どうしちゃったんだろう・・・」
「おや、またせてしもたかな?」
背後で声がした。市丸ギンだ。
「あ・・・市丸隊長・・・」
「いやー堪忍な、雑用片すんに手間取ってしもて・・・ほんなら、そこの部屋はいろか。ここ、寒いやろ?」
市丸に促されて雛森は指示された部屋に入っていった。
「さーて、はじめてもらおか、雛森ちゃん」
市丸の目が、よりいっそう釣りあがり、いやな感じの笑みを浮かべた。
「・・・何を・・・でしょう・・・?」
市丸は質問には答えず、おもむろに袴を脱ぎ始めた。
「!?」
雛森は目の前の光景に言葉を失った。その間に市丸は下穿きまで脱いでしまった。
「とりあえずしゃぶってもらおか」
そういって己の一物を指差した。
「い・・・市丸隊長!!何をなさってらっしゃるんですか!?こ・・・このような・・・」
「十四番隊がなんだか、おしえたろか?」
市丸がゆっくりと歩み寄ってきた。腰をかがめ、顔と顔が触れ合いそうな距離まで近づいてきた。
「夜伽や」
「・・・え・・・?」
「誇りに思ってええよ、十四番隊に入れるのは一定基準の容姿を持った者だけや。だから雛森ちゃん、きみはえらばれたっちゅうことや」
「まさか・・・そんな・・・ことが・・・」
「こんな男ばっかりのところで、一定の戦意を保ち続けるにはこれが一番なんや。分かるやろ?」
「・・・こんなこと・・・ゆるされるはず・・・」
その言葉を市丸がさえぎった。
「あかんなぁ雛森ちゃん、これは隊長直々の命令や、したがわへんと隊首会にちくってまうよ?」
「お・・・お言葉ですが・・・」
「これはもう何千年もつづいとる伝統や。君に拒否権はあらへん」

「・・・しかし・・・」
「まったく頑固やねぇ・・・雛森ちゃん、よーくかんがえてみ?またあそこへは戻りたくないやろ?聖霊廷は住み良いもんなぁ・・・あんな、流魂街へは」
その一言は雛森の心を締め付けた。確かにここの暮らしは最高だ。もうあんなところでは暮らせない・・・暮らしたくもない・・・。
「僕の一言で、どうなるかが決まるんや、そこんとこ、よーくかんがえてもらおか。どや、ひ・な・も・り・ちゃ・ん」
雛森は悔しさのあまりあふれそうになる涙をこらえて、言った。
「・・・わかり・・・ました・・・」
「お利口さんやな」
満足げな笑みで市丸が言った。
恐る恐る市丸の一物に口を近づける雛森。市丸のそれはすでにパンパンに膨れ上がっており、不規則にビクンと動く。
ゆっくりと舌を伸ばすが、いざとなるとなかなか触れることができない。
「はようしてもらわんとこまるなぁ、手伝ったろか?」
そういうが早いか、市丸は雛森の頭を押さえつけた。勢いあまった雛森は市丸のものをのどの奥までくわえ込んでしまった。
「むぐっ・・・がっ・・・ふ・・・」
「ええぞー雛森ちゃん、喉までつこうてくれるなんておもってなかったわ」
そういうと市丸は雛森の頭を解放した。雛森は一気に頭を引き、市丸のものの先っぽを少しくわえるだけになった。
「雛森ちゃん、ちゃんと心をこめてやってもらわな困るんやけど・・・」
「・・・」
雛森は上目遣いで市丸をにらみ付けた。
「そんな怖い顔せんで、藍染隊長にやるみたいにやればええんよ?」
「!」
「知られてないとでもおもっとったの?まあしっとるのは僕だけやけどね」
「そんあぁ・・・」
「さて賢い雛森ちゃん、このことを僕がしゃべったら誰に迷惑がかかるでしょう?」
「!!!」
雛森の全身から血の気が引いた。(市丸隊長に藍染隊長とのことをしゃべられたら・・・藍染隊長の地位にまでかかわる大問題になっちゃう・・・)

雛森は意を決し、自分の舌を市丸のものに沿わせると満遍なくしゃぶっていった。
「そう、そうや、なかなか上手やないか」
ぺろ、ぺろ、ぴちゃ、ぴちゃ
「んふ、はふぅ・・・んぐっ・・・はぁはぁ・・・」
「おぉ、結構藍染隊長に開発されたんやね?雛森ちゃん。気持ちええよ♪」
「ふぐっ・・・ぷはぁ、じゅるっ・・・」
(藍染隊長・・・藍染隊長のためだけに上手になったのに・・・すいません、藍染隊長・・・)
「さて、そろそろやな」
そういうと市丸は雛森の頭を股間から引き離した。そして次の瞬間・・・
どぴゅ!!ずぴゅっぴゅっ・・・
「きゃふぅっ・・・!!」
市丸は勢いよく射精した。次から次へとあふれ出る液をすべて雛森の顔にぶちまけた。
顔を背けようとする雛森だったが、しっかり市丸に押さえ込まれていたため、すべての液を顔の真正面で受け止めてしまった。
白濁液が雛森のまだあどけない顔を汚し、なんともみだらな雰囲気をかもし出していた。
「ふう・・・きもちよかったでぇ雛森ちゃん」
しぼみつつある己の一物を、雛森の顔になすりつけながら市丸が言った。
「さて、僕だけ気持ちよくしてもらうのもなんだか悪いなあ」
市丸が笑った。
「雛森ちゃん、今度は僕が気持ちよくしたげるよ」

そういうと市丸は放心状態の雛森の背後に回り、着物の襟から右手を滑り込ませ、雛森の胸をもみしだいた。
「あんっ・・・いやぁ・・・!」
突然のことに驚き、思わず素の反応を示してしまう雛森。その、まだ幼さの残った反応に市丸はいっそう欲情した。
「ええ反応するやないの」
市丸は徐々に強く雛森の胸をもんでいく。
「・・・っ!・・・っ〜!」
「おや?感じとる?感じとるの?雛森ちゃん」
雛森は頬を赤らめてうつむいた。幾分呼吸も速くなったようだ。
「・・・ちぃが・・・うの・・・」
雛森は頑として認めなかったが、実際雛森の体は市丸の攻めに感じ始めてしまっていた。藍染と幾度となく交わっているうちに、
性感帯はすっかり開発され尽くしていたのだった。
「またまたむりしちゃって〜、感じとるんやろ?正直に言ってみ?」
「あ・・・あなたなんかに・・・」
「すなおやないのぅ」
市丸は雛森の乳首を強くつまんだ。すると
「んああぁっ・・んふん・・・」
思わず嬌声がこぼれてしまった。
(あたし・・・感じちゃってるの・・・?こんな・・・こんな男に・・・)
「ええ声や、もっかい聴かしてもらおか」
そういうが早いか、市丸は雛森の着物の中に左手も滑り込ませ、両方の乳首をぎゅっとつまみあげた。
「くぅぅ・・んっ!・・・はぁ・・はぁ・・はぅっ!」
(藍染隊長・・・市丸隊長のこと好きじゃないって言ってたのに・・・なのに・・・あたしは市丸隊長に責められて・・・感じちゃって・・・)
「や・・・やめぇぇ・・・」
それでも雛森は必死に抵抗しようとした。しかし体はすっかり火照っていて、
市丸から逃れようと体をくねらせて見ても、それはもう誘っているようにしか見えなかった。
市丸は雛森の着物を大きくはだけさせると、右の胸へとむしゃぶりついた。左の胸は指でもてあそばれている。
「いやぁぁぁ・・んっ!はぁ・・・ふう・・ぅ!・・ん・・・きゃぅっ!はぁん・・・っ!」
もう雛森には抵抗の言葉を放つ気力すらなかった。ただ頭の中では、快感に屈してはならない、と自分に言い聞かせ続けていた。
「さぁて、これくらいやっておけば・・・」

市丸は今まで乳首を責めていた左手を胸から離し、雛森の帯を片手で起用にほどいた。
「やっ!!」
ずり落ちそうになる袴をあわてて押さえる雛森。しかし、次の瞬間、市丸が乳首を甘噛みしてきた。
「ふあぁぁん!!」
今までで一番大きな声が出て、思わず袴を押さえていた手を離してしまった。ばさり、と床に落ちる雛森の袴。
雛森は袴の下は何もはいていなかった。あわてて両手で恥部を隠す雛森。そこには、毛は一本も生えていなかった。どうやら剃毛しているようだ。
「やらしいわぁ、雛森ちゃん、ほんとは変態ちゃうの?」
そんな市丸の言葉の責めも、うつむいて耐えざるなかった。
(これは藍染隊長への忠誠の証なんて・・・口が裂けてもいえないよ・・・)
「・・・」
雛森が沈黙を守っていると、市丸の手は雛森の恥部に伸びていた。雛森の両手を除け、割れ目を撫でさする。
「・・・あぁぁっ!!・・はあぁっ・・!!」
目には涙を浮かべ、顔を真っ赤にして責めに耐えようとする。
「ほんと変態や、好きでもない男から責められてこんなに濡れるなんてなぁ」
市丸はそういいながら何度も何度も割れ目をやさしくなぜた。
「くぅぅ・・・ひゃぁっ!・・・ぃあぁ・・ん・・ふあぁ・・・きゃんっ!」
いまや雛森は快楽のとりことなりつつあった。秘部からこぼれた露は内股を伝って足元に水溜りを作り始めていた。
足はがくがくと震えて立っているのもやっとの状態だ。
「もう立ってるのも辛いやろ?気持ちよくて立ってらんないんやろ?え?」
巧みに言葉で責めたててくる市丸。その言葉に、かろうじて屈していない理性が反発した。
「・・・ち・・・ちっとも・・・気持ちよ、よくなんか・・・ないもん!」
「ほう、よく言うわ」
市丸の手が、雛森の栗を強くつまんだ。
「ひっ・・・あぁぁん!!だ・・・だめぇぇっ!!」
雛森は腰が砕け、床にひざを着いた。
「はあっ・・・はあっ・・・はあっ・・・」
荒い息をしながら雛森は、自分が感じてしまったのだと認めざるを得なかった。
(あぁ・・・ごめんなさい、藍染隊長・・・私・・・か・・・感じちゃって・・ます・・・
藍染隊長以外の人で・・・気持ちい、いいって・・・思っちゃっ・・・て・・・ま・・す・・)
自己嫌悪に駆られている雛森の恥部に、容赦なく市丸の指があてがわれた。

「中のほうはどないなっとるかな?確かめるまでもないやろうけど・・・」
いやらしい笑みを浮かべた市丸は、一気に指を雛森の中に進入させてきた。雛森の膣は、一切抵抗することなく市丸の指をぬるりと受け入れた。
「やだ・・・やだぁぁぁっ!!!ひあぁぁ・・ふゅぅぅんんっ!!・・はぐっ・・ふぅう・・・」
もはや雛森に抵抗しようという意思はなかった。思い切り体をのけぞらせ、全身に電流が走るのを感じていた。
快感が引くと、雛森は力が抜けて四つんばいになってしまった。
「ぐしゃぐしゃやないの、本当に変態なんやね」
そういうと、すっかり復活した自分のモノを後ろから雛森の膣口にあてがった。
「いくで?雛森ちゃん」
力なく首を左右に振る雛森。
(こんなやつに・・・こんなやつに・・・屈したくは・・・)

ずぶっ!!

一気に市丸のモノが雛森の中を刺し貫いた。
「ええ格好やで、雛森ちゃん。顔は精液まみれでしかも四つんばいや」
「くぅ・・・んっ・・・私は・・・」
「無理せんでええよ、雛森ちゃんのここは正直や。ぎゅうぎゅう締め付けて、僕のチ○コ欲しい言うとるで」

そういいながら市丸は腰を動かし始めた。雛森はここまでされてもまだ頭では屈すまいと思い続けていた。
「んっ!・・ん・・・んん・・・!」
あくまで抵抗しようと歯を食いしばる雛森。しかし市丸は容赦なく腰の動きを早めていく。
「んっ・・・んん・・・っはあっ!!ふぅんっ・・んひゃぁっ!!・・・」
(・・やだ・・やなのぉ・・っ・・気・・・気持ちいい、いいよぉ・・・嫌なのに・・・なんでぇ・・・あいぜ・・藍染たいちょ・・・)
「さて雛森ちゃん、命令や、自分で動いてみ?」
この期に及んで冷酷無慈悲な市丸の要求。
「い・・・いやで・・・す・・」
「あらまぁ、まだわかっとらんの?自分の立場・・・あんま生意気言うと射殺したろか?なんてな(藁)」
雛森は、後ろを振り返って自分を貫いている男をにらみ付けた。
「ここは僕がひとつ、ガツンとしつけとかなあかんなぁ」
市丸はものすごい速さで腰を振り出した。
「はぁう!!・・はぅ・・・きゃん!あん!はぁ・・・あひぃ!あひ・・あひぃ!!ひゃぁうぅ・・・ひゃぁあんっ!!」
涙を流しながら、雛森は嬌声をあげ続けた。
「い・・あっ!・・いちま・・た・・ちょう・・はひぃ!くぅ・・腰・・ふら・・あんっ!ふらな・い・で・・・あひゃぁんっ!!」
「もう僕は腰ふっとらんよ、雛森ちゃんが自分でふっとるのとちゃう?」
雛森はいつの間にか、自分でも無意識のうちに腰を振り出していた。
「・・あんっ・・・ちがぅ・・ちがうもん・・っ!・・ひゃんっ!!」
「またまた強情っぱりやなぁ・・・お、雛森ちゃん締め付けがつよなったで?」
ひっしで首を左右に振る雛森。しかし、限界は確実に近づいていた。そして・・・
「ひゃっ、あひぃ!ふげぁ・・んふぅ・・きゃぁあう!!あひい、あひ・・あぁぁ!!!!!
・・・・・あ・ああ・・あ・・あ・・・あぁ・・・」
ついに雛森は達した。
「イった?イったの?雛森ちゃん?」
一方市丸のほうにも限界が近づいていた。
「くっ・・・ええ締め付けや、雛森ちゃん!!中に・・・出すで!!」
「・・やっ・・・!」

雛森が市丸のモノを抜くより早く、市丸が雛森の腰を押さえつけて中に射精した。一度すでに放っているにもかかわらず、
二度目でもまったく勢いを失わない市丸の白濁液は勢いよく雛森の膣にぶちまけられた。
雛森は、下腹部に燃えるような熱さを感じ、絶望的な気分に包まれながらも、心の奥ではたとえようのない快楽におぼれていた。
「さぁーてと・・・」
事がすみ、さっさと脱いだ袴をはきなおす市丸。
「ほな、雛森ちゃん、また楽しもうやないの」
力なく座りこんだ雛森が、ぼそりとつぶやいた。
「・・・もう・・・いや・・・こんな・・・こと・・・するなら・・・」
「君はやめられへんよ」
ズバッと市丸が言い切った。
「昨日の隊首会、何で藍染隊長おらんかったんやと思う?」
「?」

「君のせいやで。藍染隊長、君を十四番隊に入れとうないって言い張るもんやから・・・あんましうるさいんで隊長総出で取り押さえて、
今は殺気石で作られた牢屋んなかや」
雛森は、市丸に犯されたことですでに絶望的だった気持ちが、よりいっそう絶望的になった。
「・・・あたしの・・・せい・・・?」
(そうだったの・・・あたしを・・・こんな目にあわせないために・・・藍染隊長は・・・)
「そうや。いや実際すごい剣幕やったでぇ。斬魄刀開放する直前やったからな」
市丸の声はもはや雛森に届いてはいなかった。雛森の目から大粒の涙が零れ落ちた。自分のせいで愛する隊長を投獄させてしまった。
じぶんのせいで・・・
「藍染隊長が生きるも死ぬも、君しだいっちゅうことや。まさか愛する隊長さん見捨てて流魂街に逃げるなんてできんやろ?」
絶望して抜け殻のようになっている雛森を見て、満足そうな笑みを浮かべた市丸は
「雛森ちゃんはかわいいからなぁ、ほかの隊長さんたちもこぞって指名しとるよ。しばらくは楽しい夜が続きそうやね・・・」
そういうと市丸は姿を消した。
残された雛森は、自分の愛液が作った水溜りに写った己の顔に目を留めた。
市丸の精液で汚された顔・・・市丸によって勃起させられた乳首・・・市丸の精液が流れ出る自分の割れ目・・・
自分が情けなくなりながら、藍染隊長のことを想った。
(藍染隊長のためにも、今は・・・言うこときくしかないよね・・・)

こうして、雛森が十四番隊に入隊して、初めての夜が終わった。






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