―――   乱菊×日番谷 著者:ソウル・タブレット様   ―――



澄んだ空気故の、闇夜の静寂。月の燈を遮る物は無く、
万物に等しく与えられる、安らかな休息の時。
すでに生を終えた魂も、この世界では、眠りに落ちる。
日番谷もまた、一日の疲労から解放されるべく、眠りの中にいた。
隊長という肩書きが、自分にもたらす重圧を
この時だけは忘れることが出来た。

ぼんやりと頭の中で繰り広げられる出来事。未確認の旅過と戦っている自分。
止めの一撃を繰り出した瞬間、突如として全身を電撃が走り抜けた。
そして、体がピクリとも動かなくなり、旅過の反撃を受けたところで目が覚めた

現実に引き戻された日番谷が、自らの身体の異変に
気付くのに、大した時間はかからなかった。
寝る前には、確かに自分を覆っていた布団はぎ取られ、
キッチリと着ていた寝巻がはだけていた。
しかし、何より彼を驚かせたのは、副隊長である乱菊が、
両足の間で、自分のモノを口に含んでいるということだった。
 「なっ!お、オイ!」
 「あら、隊長。お目覚めですか?」
悲鳴とも取れる、彼の呼び掛けを、まるで聞こえていないかのようにあしらい、
一言だけ言うと、再び口の中に肉棒を含み、顔を上下させるのだった。

 「いやっ、だから何でこんな!!」
動きを止めようとしない乱菊に、必死で状況説明を求めるが、
彼女はそれすらも無視するかのように、男性器を舐め続けた。
 「やめっ…乱菊…!」
抵抗を試みるものの、妖艶な舌使いに、ジワジワと理性が崩壊していく。
数十秒後には、完全になされるがままになっていた。
 「んむっ…ふぅん…」
カリや裏筋などを、ランダムに刺激され、もはや限界寸前まで上り詰め、
自然と日番谷の表情も険しくなり、息も荒くなる。
それを感じ取ったのか、乱菊が口内の異物を、一際強く吸い上げた。





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