―――   一護×たつき 著者:ソウル・タブレット様   ―――



この行動を恥ずかしく、愚かだと思いながらも、
抑制できないでいる自分に嫌気がさした。

 片手でシャツの下を弄りながら、もう片方の手で陰核を刺激する。
指先で潰したり、弾いたりするたびに、体中を電撃が走り抜ける。
 「う・・・ふぁっ・・・い・・一護っ・・・・」
快感という泥沼の中に沈みながら、僅かに残った意識が、思い人の名を口にさせる。
友人の中で、誰よりも長く彼と付き合っているのに、
自分の思いが彼に伝わることは無い。
そのもどかしさから来るストレスを発散させるために、
自らを慰めるしかできない自分。
こんな自分を彼が見てくれる筈も無い。
彼の目には「ただの幼馴染」としか写っていないのだろう。
 「んくっ・・・も・・・・ダメッ・・・・」
訪れつつある絶頂を前に、彼女は更に指の動きを早くしていった。
目の前の悲恋を忘れようとするかのごとく、快感へと上り詰めていく。
 「う・・・・ぁ・・・・あぅ!!!!」


頬を伝う涙に気づくのは、窓から流れ込む風だけだった・・・・・




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