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01:忘れたい、忘れられない(西和) |
想いを忘れるにはどれだけの時間が必要なのだろう。 忘れようと思えば思うほど、はまり込んでいく思考の渦。 あの子の隣には愛する人がいて、 それが自分でない事は理解しているのに あの子を目で追ってしまう自分がいる。 そんな時ふと思い出す。 『無理して忘れることはない』 綺麗で我侭で、そして自分を想っていてくれる彼の言葉。 いつまでもあの子を見ているわけにはいかないけれど、 今はまだあの子を見つめていさせてください |
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