あるふのパパがアバコというところにいた時の記事(1991年)です。
病気のために教会の来れず、これまでテープを届けていた老婦人から、一週間遅れのテープでなく、みんなと同時刻に礼拝しているテープを聞きたい、との要請を受けた。
その老婦人は「讃美歌や説教と共に、誰かのセキをする音や話し声も入っている生の声が聞きたいのです」と言うのである。
この老婦人の願いを実現するために・・・・・
《1991年の教団新報より》
不思議な牧師さんの
電話放送
制作:あるふのパパ
競馬中継のお話。
1章
この老婦人の願いを実現するために
不思議な牧師さんは、竹ざおを持ってきた
写真の上にポインタをもっていくと、竹ざおが見える
この牧師さんは、とにかく音には注文が多い。
音だけではない。人に提供するものは全て・・・。
良い録音でないとOKしない。
基本は、いいテープをつくりたいということ。
これが実現すれば、電話放送の音もよくなる。
そこで
牧師さんは、竹ざおをもってきた。
青年たちに、竹ざおの先にマイクロホンを縛らせた。
そして、礼拝堂のあちこちに竹ざおを移動。
移動するたびに音を確かめる。
納得した位置にマイクを天井にとりつけた。
音のプロでもここまでするひとは、めずらしい。
上の写真は、記念するものである。
2章
この老婦人の願いを実現するために
不思議な牧師さんは、日曜日の教会礼拝の模様を、
生中継したいのです
「あるふのパパさん、
今の時代はこんなこと簡単でしょう?」
と言った。
世界中の電話機に繋がっているから
世界中の人が聴ける
あるふのパパは、
3章 不思議な牧師さんの願いを実現するために
思案していた。と言っても深刻に悩んでいたわけではないのです。
相談を受けた3日後、東京は池袋にあるサンシャインビルにふらりとでかけました。
何かに誘われるように、きれいなショールームに入っていきました。
ガラスケースの中に、気になる四角い機器のようなものが目に留まり係りの人に事情を話してみました。
「ああ、できます これで。競馬中継ができるくらいですから。
その当時は、競馬のすきな方たちは自宅の電話で放送を聴いていたのです。
これで不思議な牧師さんの、「日曜日の教会礼拝の模様を生中継したい」という願いは叶うことになるのです。
しかし・・・・
もしかしたら、
牧師さん この機器をご存知だったのかも知れない・・・・
導入は、いとも簡単