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タイトル「神話」のあとさき
記事No82
投稿日: 2009/07/03(Fri) 09:01
投稿者おちょくり塾より
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Subject:うぇっぶ論考() From:荒間 宗太郎 Date:2007/07/03 22:56
No:5877
「しょうがないと思っている」という発言が勝手に取り上げられついに久間は辞任したそうだ。
あんなへらへらした自称平和主義者の左翼がかった奴が辞めるのは構わないが、ちとおかしくないか?
原爆が落とされたのは事実だし、その痛手を残しつつ戦後復興し、悪魔の兵器と言われる原爆を落とした国と友好関係にある。
軍産複合体に乗っ取られた世界中で戦争を繰り返す米国は中共朝鮮ロシアに並んで大っ嫌いな国だ。
が、政府機関の一つの長として友好国として付き合わなくてはならない立場として、どう心の平衡を保つかという事態に、「(とにもかくにも)戦争が終わったのだから(落とされたという事実に対しては)しょうがないと心に言い聞かせている」という気持ちの露呈が、そんなに糾弾されなくてはならないものなのか?
久間は防衛大臣としては不的確だし嫌いな奴だけど、そして米国は中共朝鮮ロシアに並んで嫌いな国だけど、しかしながら今回の異常とも言えるマスゴミ(とマスゴミから国民と言われる人たち)と野党と与党の反応には驚かされる。選挙準備としての反応にしか見えなかった。
何かおかしいとはワシ以外は誰も感じなかったのか?
この異常な反応はいつか災いをもたらすような気がする。

///// 久間の発言 /////
ソ連が参戦したら、ドイツを占領してベルリンで割った
みたいになりかねないというようなことから、(米国は)
日本が負けると分かっていながら敢えて原子爆弾を広島
と長崎に落とした。
長崎に落とすことによって、本当だったら日本もただち
に降参するだろうと、そうしたらソ連の参戦を止めるこ
とが出来るというふうにやったんだが、8月9日に長崎
に原子爆弾が落とされ、9日にソ連が満州国に侵略を始
める。幸いに北海道は占領されずに済んだが、間違うと
北海道はソ連に取られてしまう。
本当に原爆が落とされた長崎は、本当に無傷の人が悲惨
な目にあったが、あれで戦争が終わったんだという頭の
整理で今、しょうがないなという風に思っているところ
だ。米国を恨むつもりはない。
勝ち戦と分かっている時に原爆まで使う必要があったの
かどうかという、そういう思いは今でもしているが、国
際情勢、戦後の占領状態などからすると、そういうこと
も選択としてはあり得るということも頭に入れながら考
えなければいけないと思った。
いずれにしても、そういう形で自由主義陣営に吉田さん
の判断でくみすることになり、日米安保条約で日米は強
く、また米国が日本の防衛を日本の自衛隊と一緒に守る
ということを進めることで…。戦後を振り返ってみると、
それが我が国にとっては(戦争をどんないきさつであろう
とも止めることになり、戦後の復興と繁栄を考えるとき)
良かったと思う。///// end ////////////////////


久間は「勝ち戦と分かっている時に原爆まで使う必要があったのかどうかという、そういう思いは今でもしている」が、「(米国にとっては)そういうことも選択としてはあり得る」と心しておくべきだったし、「(本当に無傷の人が悲惨な目にあったが)あれで戦争が終わったんだという頭の整理」をして「今、しょうがないなという風に思っている」と述べているものとワシには読めるが、左翼のバカどもやマスゴミ野党はもちろんのこと与党までがみんな違う風{防衛庁長官が原爆が長崎に落とされて、それで戦争が終ったのはしょうがないと発言した}に読んだんだなぅと思う。
ゆとり教育の所為でみんな国語の読解力が極端に落ちたんだなぅと寂しく思う。
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Subject:あの人は・・・ From:北の狼 Date:2007/07/03 23:20
No:5878
「イラク開戦判断は誤り」発言からも分るように、脇が甘いので、以前からマスコミに狙われていたんですよ。まあ、「イラク開戦判断は誤り」という認識自体はまったく正当なものですが、日米同盟をあずかる(前)防衛相の発言としては問題ありです。
麻生外相のように毒舌やウィットを交えていれば多少は救われるのでしょうが、(前)防衛相はちと生真面目すぎる印象です。

しかし、今回の「事件」の構図は、某元首相の「神の国」発言とまったく同様ですね。
参院選を控え、年金問題に”けり”をつけた安倍政権に対する新たな攻撃材料として、前防衛相の発言(口演内容)が政治的に歪められ利用されただけです。反日(親中・朝)マスコミが悪意をもって報道すれば・・・・といいますか、もともと反日マスコミどもに”善意”なるものを期待するほうが「無いものねだり」ということにまりましょうが・・・・、白を黒と言いくるめるのはいとも簡単な作業であることは、過去に幾多もの実績ありです。

ただ、私も以前から(前)防衛相は不適切人事だと思っていましたから、今回の件に限っていえば、「しょうがない」「良かった」と考えており、反日マスコミを心底から「恨むつもりはない」ですが(笑)。
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Subject:うぇっぶ論考() From:荒間 宗太郎 Date:2007/07/04 13:19
No:5880
全政党一致で米国非難決議をせよ

2007/07/04 13:00


本日のNHKニュースによれば米特使“原爆で命を救った”と題して下記の記事があった。
http://www3.nhk.or.jp/knews/news/2007/07/04/k20070704000069.html
アメリカ政府で核不拡散を担当する特使
を務めるジョゼフ前国務次官は、広島と
長崎への原爆投下について「戦争を終結
させ、結果的に多くの日本人の命を救っ
た」と発言...
/////

久間は辞任に追い込まれたんだから、とうぜん正式な米国特使が言ったんだもの、この発言を以て全政党は米国非難決議をしなければおかしいよね。
少なくとも、社民、公明、民主、共産はその決議案を直ちに提出しなければ筋が通らない。出さないのなら、久間の揚げ足取り、言葉狩り、マスゴミは魔女狩り報道に終始していたと言うことになるよ。そして、長崎の何とかという団体は直ちに特使に対して抗議文と辞任要求を突きつけなければならないな。
魔女狩りをしていないのと言うのなら、と言う前提だが。マスゴミとその尻馬に乗るお馬鹿さんたちだから
あり得ないか(_ __;
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Subject:辞任は当然である。それにしても From:キルドンム Date:2007/07/04 18:20
No:5881
 荒間様、北の狼様、波浪さん、ありがとうございます。久間の辞任は、むしろ遅かったくらいなので(一時期ちょっとはマシなことを喋るようになったな、と思っていたらすぐこれですからね)、そのことについてはとやかく言うつもりはありませんが、ただあの発言、主旨がぐちゃぐちゃして読み取りにくかったのも一因ではなかったのかと…(森さんの時の方がずっとマシでした)。結局、久間サンの言いたかったのは「日米同盟を堅持してゆく」ということだったのでしょうが、脊髄反射的マスコミは、そうとは受け取らず…。いい気味ではありますけど。
 国語力の低下、これは受け取り手のみならず話し手にも言えることでは(笑)。
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Subject:いっそのこと From:波浪規定 Date:2007/07/04 20:30
No:5882
荒間さん、北の狼さん、キルドンムさん、ありがとうございます。
いっそのこと、久間は議員辞職して政界から消えてしまった方がすっきりするかもしれません。
その代わりに、小沢一郎がバカなことを言ったら、党首辞職とか議員辞職に追い込みましょう。
それにしても民主党の旧社会党議員は、北朝鮮から金を貰っていた(今もいるでしょうね)ことを何も反省していないのだから、民主党は追求しないのだろうか。
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Subject:しかし From:北の狼 Date:2007/07/04 23:09
No:5883
小池防衛相には、いい意味で驚きました・・・・・好みのタイプだし(笑)。
自衛隊の志願者が今後増加するのではないでしょうか。

まあ、「オムライス」とか、赤軍の情婦とか、9条憲法学者とかより、ずっと魅力的なことは確かですな。ちなみ、これら反日婆さんたち、全て在日らしいが、さもありなん。
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Subject:「神話」のあとさき From:灯理 Date:2007/07/05 16:06
No:5884
麻生氏と久間氏では格が違います。
何を言っても麻生氏なら米国に、カウンターパートがあって、「真意」を説明してくれるでしょう。
けれど久間氏にはそれがない。無いのにその場の流れで、不用意な発言をする。
そもそも閣僚不適任ですよ。
安倍内閣にはどうも、そういう手合いが多いですね。

>ジョゼフ前国務次官発言

こんなこと、信じているからイラクで失敗するわけです。

米国人は原爆の、その、あまりの惨禍の大きさからくる罪の意識が抜きがたくあって、そのために「原爆投下が戦争の終結を早めた」と言うテーゼを“信じたい”わけです。
しかし徹底抗戦派は「いくら米国でも、原爆をそんなにたくさん保持しているはずが無い。」と見抜いていて、だからこそ、なかなかポツダム宣言受諾には同意しなかったわけです。
しかしより大きな要素としては、ソ連の参戦があり、これにより、東郷ルート(ソ連)を通じた和平工作は不可能となったわけで、逆に、分割占領される危険が出てきた・・そこでポツダム宣言受諾となった、と思われます。
少なくとも原爆投下は主因ではありません。

それを理解しないと、米国は今後も同じような過ちを繰り返し続けるでしょうね。
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Subject:あたらしい防衛族 From:波浪規定 Date:2007/07/05 18:49
No:5885
北の狼さん、灯理さん、ありがとうございます。
小池女史や石破氏のような本来の意味での防衛政策に通じた、新しい防衛族が育っているのですから、当選回数だけで閣僚になるような人は、防衛相にする必要はありません。外相や蔵相は首相候補の勉強の場という面がありますが、防衛庁長官は永年の間、閣僚にあぶれた老人?のポストみたいな扱いでしたから、久間もその感覚が抜けないのでしょう。
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Subject:いっそ From:羅漢同盟 Date:2007/07/05 19:42
No:5886
文民統制といっても内閣総理大臣が指揮権を取るのだから、防衛大臣は制服組に任せたら?と。
素人には餅は餅屋に任せたほうがと単純に思ってしまう。

>原爆
米国は原爆を投下したいが為に講和条約を無条件の一点張りにしましたからね。
条件付講和だったら硫黄島陥落の前後に応じていたと思いますよ。

それではソ連も米国も困ったわけで。

(久間氏が言うように)原爆が落ちたからソ連が侵攻しなかったわけではなく、トルーマン大統領がスターリンに対して北海道占領は許さないとしたからでしょう。
資料も証言もあります。NHKで10年位前にそういう番組(名前は忘れた)やったのを大学時代、授業で見ました。

>灯理さん
>しかしより大きな要素としては、ソ連の参戦があり、これにより、東郷ルート(ソ連)を通じた和平工作は不可能となったわけで、逆に、分割占領される危険が出てきた・・そこでポツダム宣言受諾となった、と思われます。

瀧澤一郎先生がポツダム講和受諾が決まっていたのをソ連が事前に知っていてわざわざ受諾1週間前に満州に侵攻したと「治安フォーラム」で書いてました。
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Subject:>羅漢同盟さん From:灯理 Date:2007/07/06 16:46
No:5888
> 瀧澤一郎先生がポツダム講和受諾が決まっていたのをソ連が事前に
> 知っていてわざわざ受諾1週間前に満州に侵攻したと「治安フォー
> ラム」で書いてました。

これには少々同意しかねます。
一週間前に知ったとしても、東方への戦力集中などできるわけがありませんし、侵攻計画も立ちませんから。
もちろんわが国が降伏する前に、できるだけ領土を稼ぎたい、と言う思惑はあったでしょうが、一週間前に知ったとしても・・いかにして知ったのか?、また、本当にその時期、ポツダム宣言受諾が既定事項と言えたのか?それならば8月9日の御前会議は何だったのか?、等々は別にしても・・大勢に影響はありませんから。

わたしは防衛相が「制服を脱いだ文民」であっても良い、とは思いますが、陸海軍大臣現役制度がどれほどの害を流したのかを踏まえれば、制服組に防衛相を任せるのには疑問が残ります。
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Subject:誰も From:羅漢同盟 Date:2007/07/06 20:57
No:5889
一週間前に知ったとは言っていない。

すでにヤルタ会談でスターリンとルーズベルト(FRD)はソ連対日参戦のシナリオをつくっていましたし、スパイを通じて日本政府が講和受諾を7月ぐらいから検討していたのを知っていました。

それに木戸内府(「われ巣鴨に出頭せず」)や東郷外相や松岡洋右(ベリヤの息子の著作「わが父ベリヤ」に「父の協力者」表記があるという)などのソ連スパイがうじゃうじゃいましたから、情報は漏れ放題です。
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Subject:台湾は親日か From:荒間 宗太郎 Date:2007/07/07 12:32
No:5890
台湾は親日の国だと言われて久しい。

それは、中華内紛(国民党と共産党との国内を戦場とした戦争)の結果、国民党が台湾に逃れ制圧し現在に至るところから、反中共の意識の表れとしての親日に過ぎない。
同じく国内を戦場としながらも反日である朝鮮との違いは、台湾の方が朝鮮に比べて「敵となる共産国の大きさが大きく」そして「(東西構造への)先入観が(国内構造の差より)少なかった」ことによる。

二十年ほど前から時の十代の感覚としては親日より親米(珍米?)の方が大きくなりつつあった。そして彼らが社会の中堅となっている現在においては若い人ほど親米であり、もはや台湾は親日国だという幻想は融きつつある。
多数の友好国の一つとしての地位しか我が国は持っていない。

台湾が国際政治的な立場が圧倒的に弱いからかろうじて親日の部類に入っているが、日本に対してそして国際的な口実として「従軍慰安婦問題は使える」と判ればすぐに反日的な態度をとるだろう。
マスゴミが荷担していくのは言うまでもない。

我が国が孤立しつつあるのは何も我が国の政策や言動がまずいのではなく、我が国に巣くう日本弱体化政策の愛弟子であるマスゴミの存在にある。
大東亜戦争(敗戦後に太平洋戦争と呼称)の敗北により後我が国を統治した占領軍の政策の一番息の長い政策が日本弱体化政策であり、朝鮮動乱時には軍備復活は要求しても日本弱体化政策を中止しようとはしなかったし、現在に至る。

無制限な権利拡大はよってたかって声高に主張するが、誰一人それに表裏一体として存在する責務については語ろうとしない、せいぜい義務(責任は謝罪と保証にすり替えられている)について語るのみだ。
権利には責任がなければならないし、その責任を果たすことが義務なのだ。その責任を謝罪と保証にすり替えると、権利には義務があることになる。
そして、いつしか「権利には義務が付属する」という日本弱体化政策の一つの形ができあがってしまった。

たとえば、慰安婦は占領軍のあまりの婦女子強姦事件の多発のため形を変えて残され、赤線として昭和三十九年まで現存した。
いわゆる商用売春宿の公式認可場所が各地に存在していた。それが中止され廃止されたのが「もはや戦後ではない」と言われて久しい昭和三十九年であった。
赤線廃止に伴い、売春婦(関連従事者)達の他への転身のための方策は法律として政策として確固たる姿勢で行われたであろうか。行われてはいない。行われるべき責務の発露がなかったのだ。
後処理の大切さはどんな過程でもある。前処理本処理のみで終わるのならまともな成菓は作り上げられない。
我が国の失敗の一つである。大戦争の敗戦での総懺悔は何だったのだろうか。

立法府も行政府もそして司法府さえ権利に伴う責務を果たしてはいなかった。それぞれ憲法によって「〜が出来る」という権利が与えられている。憲法には「だから当然〜の責務を負う」とは書かれていない。別の処に「〜の義務を負う」としか。
日本国憲法には権利と義務しか書かれていないのだ。責務という概念をすっかり忘れ去られている形となっているのが憲法であり、その姿は醜いとしか言いようがない。
敗戦は白旗を揚げればそれでお仕舞いなのではない、後処理こそがまさに大切だったのだ、それを自前でやらなくてはならなかったのに全て占領軍に差し出してしまった。
だからソ連の滿洲進出を食い止めることも出来ず百万人を数えるシベリア抑留が押しつけられ、数百万もの滿洲引き上げの悲劇がもたらされてしまった。
その痛い体験でもなを後処理の大切さを実感できずに見難い憲法を作ってしまった。権利とは前処理であり、その中身が義務であり、後処理が責任なのだ。権利を主張しながらその権利を保つための責務がなおざりにされ、その実現をまた別の権利で繕うという醜さが平気で行われている。
その醜さを嫌日や反日の形で世に広め日本弱体化の実現と継続に大いに担っているのがマスゴミである。そして今やマスゴミは国際化の旗印に海外を闊歩し、あちこちで対国内公報を醜く行い嫌日反日国を作り出している。
朝鮮中共豪州カナダはもとより、今日では米国や台湾までもが嫌日反日国の姿を露わにしようとしている。
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タイトルRe: 「神話」のあとさき
記事No83
投稿日: 2009/07/03(Fri) 09:02
投稿者おちょくり塾より
Subject:マスゴミは愛国的だろうか From:荒間 宗太郎 Date:2007/07/07 14:49
No:5891
米下院慰安婦決議案について

嫌日ばかりかついに反日に転じた米国立法府の暴挙について、下記のものが[藤岡信勝ネット発信局http://blog.so-net.ne.jp/fujioka-nobukatsu/]にあったので、記録として転載しておく。
なお、通常は著作権の絡みからそのまま全文は転載しないものではあるが、*転載歓迎と明記されているので転載は暗黙許可と認識します。
こんなこと、つまり決議案の全文くらい本来はマスメディアが率先して行わなければならないのになぅと残念に思う。


/////
http://blog.so-net.ne.jp/fujioka-nobukatsu/2007-03-28
米下院慰安婦決議案の和訳と原文

●029-07.03.28 米下院慰安婦決議案の和訳と原文

 *転載歓迎

■経過説明
 マイク・ホンダ議員提出の米下院慰安婦決議案が、安倍首相訪米後の5月にも採択される可能性が出てきました。アメリカのメディアは、この問題に関連した対日非難で発狂状態にあります。ほぼ世界中のメディアが、その論調に追随しています。日本はいわれのない過去の「戦争犯罪」の濡れ衣を着せられるという重大な国難に直面しています。

 決議案の問題点は、古森義久、櫻井よしこ、その他の諸氏の論説で十分に明らかになっているとはいえ、論者は決議の英語原文の中から論旨に関係のある部分のみを引用して訳出し論じています。日本の一般読者としては、決議の全文を自分の目で確かめ、自分で判断したいところです。

 私は、ネットのどこかに決議案の全文訳がないかとさがしましたが、みつけることが出来ませんでした。「史実を世界に発信する会」の茂木弘道事務局長は、手元に試訳を持っておられることがわかりましたので、送っていただきました。また、日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」にほぼ全文の日本語訳が掲載されていることがわかりました。しかし、どちらも不十分な点があるように思えました。

 そこで、米議会のホーム・ページに公開されている英語原文をもとに、上記の既存訳の訳文も参考にしながら拙訳を試みました。それを、英語の原文も添えて「つくる会全国」のメーリング・リストに投稿しました。英語の原文を添えた理由は、日本語にするとどうしても原文のニュアンスが落ちてしまうところがあるからであり、またその言葉がどういう英語で表現されているのか知りたくなる場合があるからです。つまり、日本の読者としては、両方の原文を知って自分で判断したいという欲求があるのです。また、英文を添えておくと日本語訳の誤りや不完全なところが読者によって発見される可能性が生まれるという利点もあります。

 この投稿に対してかなりの反響があり、数人の方々がご自分のメルマガやブログに転載してくださいました。私が上でのべたような情報の不足を感じていた方々が実際にいらっしゃった証拠です。転載、もちろん大歓迎です。一人でも多くの日本人が、決議案のひどさと問題点を知っていただきたいのです。しかも、宮崎正弘氏の発行するメルマガの複数の読者からそのメルマガに、かなり専門的で貴重なご意見が返ってきていることに気付きました。日本語と英語を並べて発信した効果が早くも現れたのです。

そこで、以下では、まず、米国下院に提出された慰安婦決議案121号の和訳と原文を掲載し、次に、宮崎氏のお許しを得て、同氏のメルマガに寄せられた2氏のご意見を転載させていただき、それに対する私の方からのコメントを掲載することとします。ご意見は訳文の改訂に当たって可能な限り取り入れさせていただきました。

■米国下院に提出された慰安婦決議案121号(和訳と原文)
*訳文は07.3.22初訳、07.3.27改訂。

第110米国議会(2007-2008) 下院決議案第121号
 2007年1月31日
 ホンダ議員(本人、スミス議員<ニユージャージー州選出>、
ロイス議員、ワトソン議員、ヘア議員、ボルダロ議員、ウー議員)
は以下の決議案を提出、外交委員会へ付託された。

 <決議>
 下院は以下の意見を表明する。1930年代から第二次世界大戦
中まで、アジアと太平洋諸島の植民地支配と戦時占領の期間に、
日本帝国の軍部隊が、「慰安婦」として世界に知られているとこ
ろの性奴隷制を若い女性に強要したことについて、日本政府は、
明瞭かつ曖昧さのない仕方で公式に認め、謝罪し、歴史的責任を受
け入れるべきである。以下の事実による。

日本政府は、1930年代から第二次世界大戦中まで、アジアと
太平洋諸島の植民地支配と戦時占領の期間に、日本帝国軍隊へ
の性的労役に供することを唯一の目的として若い女性を獲得す
ることを委託した。この女性たちはイアンフ(「慰安婦」)と
して世界に知られるようになった。

日本政府により強制された軍事売春である「慰安婦」制度は、
その残酷さと規模の大きさにおいて前例のないものとみられ
るが、それは集団レイプ、強制堕胎、性的恥辱、性暴力を含み、
結果として身体障害、死亡、最終的な自殺にまで追い込んだ、
20世紀最大の人身売買事件の一つであった。

 日本の学校で使用されている新しい教科書の中には、「慰安
婦」の悲劇や第二次世界大戦における日本の戦争犯罪を軽視し
ているものがある。

 日本の官民の役職にある人々は最近、彼女たちの苦しい体験に対
し政府の真摯な謝罪と反省を表明した1993年の河野洋平官房長
官の「慰安婦」に関する談話を薄め、もしくは撤回したいとい
う願望を表明した。

 日本政府は、女性と子どもの人身売買を禁止する1921年の国
際条約に現に署名し、武力紛争が女性に及ぼす特別の影響を認
めた2000年の女性・平和・安全保障に関する国連安全保障理事
会決議1325号を支持している。

 下院は、日本政府が、国連安全保障理事会決議1325号の支持
者になるばかりでなく、日本が人間の安全保障、人権、民主主
義的価値、法の支配の推進に努めていることを認める。

 下院は、日本の政府当局者と市民による献身と思いやりが1995
年に日本の民間組織アジア女性基金の設立に至ったことを認め
る。

 アジア女性基金は、慰安婦に対する日本の人々からの「償い」
の表明として570万ドルを集めた。そして

 アジア女性基金は、「慰安婦」の受けた虐待や苦難を償うた
めのプログラムやプロジェクトを実施することを目的にして、
政府が主導し資金の多くを政府が出資してつくった民間基金で
あるが、2007年3月31日でその任期を終了し、同日付けで基金
は解散される。だからして、今こそ以下の決議がなされるべき
である。

 日本政府に次の措置を求めることが下院の意見であることを
決議する。

(1)日本政府は、1930年代から第二次世界大戦中まで、
アジアと太平洋諸島の植民地支配と戦時占領の期間に、日本
帝国の軍部隊が、「慰安婦」として世界に知られているところ
の性奴隷制を若い女性に強要したことについて、明瞭かつ曖昧
さのない仕方で公式に認め、謝罪し、歴史的責任を受け入れる
べきである。

(2)日本政府は、日本国首相の公的な資格でなされる声明
として公式の謝罪を行うべきである。

 (3)日本政府は、日本帝国軍隊のための「慰安婦」の性的
奴隷状態と人身売買はなかったといういかなる主張に対して
も、明瞭かつ公然と反論すべきである。

 (4)日本政府は、「慰安婦」に関わる国際社会の勧告に従
い、現在と未来の世代にこの恐るべき犯罪について教育すべ
きである。

110th U.S. Congress: 2007-2008
H. RES. 121
IN THE HOUSE OF REPRESENTATIVES
January 31, 2007

Mr. HONDA (for himself, Mr. SMITH of New Jersey, Mr.
ROYCE, Ms. WATSON, Mr. HARE, Ms. BORDALLO, and Mr. WU)
submitted the following resolution; which was referred to
the Committee on Foreign Affairs

RESOLUTION
Expressing the sense of the House of Representatives that
the Government of Japan should formally acknowledge,
apologize, and accept historical responsibility in a clear
and unequivocal manner for its Imperial Armed Force's
coercion of young women into sexual slavery, known to the
world as `comfort women', during its colonial and wartime
occupation of Asia and the Pacific Islands from the 1930s
through the duration of World War II.

Whereas the Government of Japan, during its colonial and
wartime occupation of Asia and the Pacific Islands from
the 1930s through the duration of World War II, officially
commissioned the acquisition of young women for the sole
purpose of sexual servitude to its Imperial Armed Forces,
who became known to the world as ianfu or `comfort women';

Whereas the `comfort women' system of forced military
prostitution by the Government of Japan, considered
unprecedented in its cruelty and magnitude, included gang
rape, forced abortions, humiliation, and sexual violence
resulting in mutilation, death, or eventual suicide in one
of the largest cases of human trafficking in the 20th
century;

Whereas some new textbooks used in Japanese schools seek
to downplay the `comfort women' tragedy and other Japanese
war crimes during World War II;

Whereas Japanese public and private officials have
recently expressed a desire to dilute or rescind the 1993
statement by Chief Cabinet Secretary Yohei Kono on the
`comfort women', which expressed the Government's sincere
apologies and remorse for their ordeal;

Whereas the Government of Japan did sign the 1921
International Convention for the Suppression of the
Traffic in Women and Children and supported the 2000
United Nations Security Council Resolution 1325 on Women,
Peace, and Security which recognized the unique impact of
armed conflict on women;

Whereas the House of Representatives commends Japan's
efforts to promote human security, human rights,
democratic values, and rule of law, as well as for being a
supporter of Security Council Resolution 1325;

Whereas the House of Representatives commends those
Japanese officials and private citizens whose hard work
and compassion resulted in the establishment in 1995 of
Japan's private Asian Women's Fund;

Whereas the Asian Women's Fund has raised $5,700,000 to
extend `atonement' from the Japanese people to the comfort
women; and

Whereas the mandate of the Asian Women's Fund, a
government initiated and largely government-funded private
foundation whose purpose was the carrying out of programs
and projects with the aim of atonement for the
maltreatment and suffering of the `comfort women', comes
to an end on March 31, 2007, and the Fund is to be
disbanded as of that date: Now, therefore, be it

Resolved, That it is the sense of the House of
Representatives that the Government of Japan--

(1) should formally acknowledge, apologize, and accept
historical responsibility in a clear and unequivocal
manner for its Imperial Armed Force's coercion of young
women into sexual slavery, known to the world as `comfort
women', during its colonial and wartime occupation of Asia
and the Pacific Islands from the 1930s through the
duration of World War II;

(2) should have this official apology given as a public
statement presented by the Prime Minister of Japan in his
official capacity;

(3) should clearly and publicly refute any claims that the
sexual enslavement and trafficking of the `comfort women'
for the Japanese Imperial Armed Forces never occurred; and

(4) should educate current and future generations about
this horrible crime while following the recommendations of
the international community with respect to the `comfort
women'.

■宮崎正弘氏のメルマガに掲載されたご意見とそれに対する藤岡のコメント

 ◆(KI生、尼崎)様のご意見−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 米下院に提出された(慰安婦)決議案ですが、日本のマスコミで焦点となっている「(軍、官憲が)強制連行した」ことは、決議案では直接には糾弾していない、という小生の印象ですが、いかがでしょうか?
 文中の「its Imperial Armed Force's coercion of young women into sexual slavery」は、素直に読めば、
「若い女性たちを、性奉仕奴隷として、(働くことを)日本軍が強制した」
ということであり、「性奴隷として、強制連行した」とは読めません。(まして、commissioned the aquisition of young women という表現もしています)
 つまり日本側が「強制連行はなかった」ことを争点として反論することは、相手に対して誤った対応になっているのではないか、という指摘を私はしたいわけです。
 また、Trafficking of the comfort women for the Japanese Imperial Armed  forces never occured などとは、日本の誰も言っていないわけで、むしろ 「あれは、Trafficking comfort women に過ぎない(のでは)」と云っているわけで、Traffickingという言葉を用いたのは提案米議員連の大チョンボではないか? と思いました。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 【藤岡のコメント】
 (1)決議案では、(軍、官憲の)「強制連行」をあまり強調していないというのは、その通りだと思います。決議案の前身で、昨年廃案になった「決議759」では、「日本政府は若い女性の手なずけや誘拐を組織した」とあって、吉田清治ばりの「強制連行」説になっていました。おそらく、左翼日本人の入れ知恵があったものと思われます。「強制連行」から「性奴隷」へとデマゴギーの力点が異動していることに必ずしも日本の保守派は十分に気付いていないところがあります。この問題は、安倍首相の発言がなぜ理解されないかという問題とも密接にからむので、別途論じたいと思います。
 (2) Trafficking にすぎない、という論点も全くご指摘のとおりですが、日本の左翼もアメリカのリベラルも時代と状況を無視して、現在の価値観で過去を裁くという点で全く同一のメンタリティを持っているようで、彼らの視点からは「大チョンボ」にはならないということだろうと思います。

 ◆(ST生、神奈川)様のご意見−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 貴誌1746号(3月22日発行)(読者の声1)にあるマイク・ホンダ議員が提出した米下院慰安婦決議案の日本語訳はまことにすばらしい労作です。
2点、日本語訳だけを読んだ人に誤解を与えやすいところがありますので、指摘させていただきます。
 1.「should」を「すべきである」と訳していますが、英語のshould は「had better」や「must」とくらべてはるかに弱い表現です。
 日本の学校英語では間違って教えられていることが多いのですが「had better」はかなり強い表現で、恫喝に使われることもあります。「must」にいたってはさらに強い表現です。また「to demand」でも「to request」でもなく意図的に「should」を執筆者は使っているのです。これらshould以外の上記の表現を使うには論拠を示さねばなりません。示さなくて要求されれば論拠を提示しなくてはなりません。
 shouldのように「したらよいのでは」程度の弱い表現を使い、論拠を示せという要求から逃れやすくし、また対日関係を重視する議員から抵抗も避けることができるようにするためにこの表現を選んだのでしょう。
 まさか日本の学校英語の欠陥まで知っていたとは主張しませんが、たとえこのような弱い表現でも可決すれば、反日諸団体はこれ見よがしに使うでしょう。
 2.前文にも決議文主文にも「its Imperial Armed Force's coersion」とあるのを「日本帝国軍隊が......強制」と訳していますが、もし引用された英文に写し間違いが無ければ、これはまったくの誤訳です。
他の箇所では「sexual servitude to its Imperial Armed Forces」(日本帝国軍隊への性的労役に供すること)のように複数形です。「軍隊」は「armed forces」または「armed services」のように複数形で表記します。「air force」(空軍)、「ground force(army) 」(陸軍)、「naval force(navy)」(海軍)等からなるからです。単数なら「実行部隊」ですから「天皇の武装実行部隊が....強制」となります。
また「the Imperial Armed forces」の中の「Imperial」はたんなる決まり文句の一部ですが、「its Imperial armed force's coersion」ではまさに「天皇の」つまり「勅許を持って天皇の名の下に武装して活動した実行部隊が行った強要」となります。
ついでにcoersionは強制よりも強要の方がより忠実な訳でしょう。
枝葉にこだわっていっているのではありません。この「its Imperial Armed Force's coersion」が前文でも決議文主文でもともに単数形でつかわれ、明確に日本軍を指している箇所ではつねに複数形になっているのです。
決議文の執筆者はちゃんと区別して使っているのです。
外務省がサンフランシスコ条約をはじめいろんな条約を省益のためか語学力のなさのためかまったくひどい誤訳をしています。せめて、宮崎さんのメルマガの読者は、正確な訳で理解するようにしましょう。
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 【藤岡のコメント】
(1)should を「べきである」と訳すのは強すぎるというご指摘は誠にそのとおりですが、「してはどうか」などとすると、今度は日本語の決議文の文体としてあまりにしまらないものになるので、原案のままとしました。何かいい訳し方があればよいのですが。
 (2)armed force の単数・複数の使い分けについては、全く気付きませんでした。大変勉強になりました。しかも、前掲「決議759」では、女性を性奴隷に強要したとする行為の主体が「日本政府」となっていたのを、「決議121」では its Imperial armed force's coersionと書き換えていることがわかりました。「現地の軍部隊がやった」ということにしたわけです。ありがとうございました。

 その後、28日になって、さらに上記STさんから宮崎メルマガに次の投稿がありましたので、転載させていただきます。

◆(ST生、神奈川)様のご意見−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 貴誌1746号(3月22日発行)の(読者の声1)にある決議文案日本語訳の問題点を2点指摘させていただきましたが、もうひとつ決定的に重要な訳し忘れがあります。それは、「its Imperial Armed Force's」と「its Imperial Armed Forces」にある「its」です。「日本帝国軍」を素直に訳せば「the Japanese Imperial Armed Forces」あるいは「the Imperial Armed Fotrces of Japan」です。「its」が「the」の代わりに使われたのではありません。「its」は明確に「the Government of Japan」(日本の政府)をさしています。イギリス英語では「government」が政府という意味で使われる場合は、三権の集合体なので通常複数扱いです。しかしこれは米語でかかれているので、単数でも「the Government of Japan」(日本の政府)をさしています。ということは、慰安婦に性的奴隷サービスを強要した「Imperial Armed Force」(武装した天皇の実行部隊)も「Imperial Armed Forces」(帝国陸海軍)も政府の下部組織ということになります。そしてその「it」つまり「the Government of Japan」にむけて「should formally acknowledge, apologize, and accept historical  responsibility in a clear and unequivocal manner」といっているのです。ということは以下の3つのことを決議文案は主張しているのです。
 1.大日本帝国陸海軍は行政府である「the Government of Japan」(大日本国帝国政府と日本国政府)の下部組織である。
 2.性的奴隷サービスを強要した天皇の武装した実行部隊も行政府である「the Government of Japan」(大日本国帝国政府と日本国政府)の下部組織である。つまり、かならずしも日本軍に一部とは限らない政府の一部署が強要を行なった。
 3.軍だけが悪かった、あるいはドイツのようにナチス党だけが悪かったなどという議論は受け入れない。あくまでも日本政府の責任を追及する。
 強要等の事実認定であの決議文案には多くの誤りがありますが、以上のように論理の進め方にも大きな問題があります。しかも困ったことに英語を母国語とする人が読むと、以上述べたことが当然のこととして、語感・語勢を伴って伝わるのですが、日本の学校英語を学んだ人にはほとんど伝わりません。少なくとも高校の英語教師には以上述べたことが当然のこととして理解できる人がなるべきと私は考えます。
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以上はhttp://blog.so-net.ne.jp/fujioka-nobukatsu/2007-03-28 からの転載です。
じっくりと吟味してから感想を書きます。
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Subject:うぇっぶ論考() From:荒間 宗太郎 Date:2007/07/07 17:48
No:5892
諸般の事情っつうか、ワシのプログラム未熟でうまく投稿できないでご迷惑を掛けて申し訳ありません。
ここに投稿してすぐ表示されない場合は保管塾を見てみてください、そちらにあればこちらに転送します。

//// 下記のご投稿がありました。/////


題: >羅漢同盟さん |名:灯理 日:2007/07/07(Sat)15:26 No.90

反論になってませんよ。

情報が漏れていたからといってなぜ、ソ連「正式決定以前に」ポツダム宣言受諾時期を知りえたんでしょうか?

わざわざ一週間前に、と言うからには、正確な時期を決定以前に知っていた、と言うことになり、あきらかに矛盾します。
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タイトルRe^2: 「神話」のあとさき
記事No84
投稿日: 2009/07/03(Fri) 09:03
投稿者おちょくり塾より
Subject:北の狼様へA 扶桑社に著作権なし From:キルドンム Date:2007/07/07 18:47
No:5893
 たまたまブログ検索をしていたら、伊達家だか韓国の大統領府だかよくわからないような名前の人が、現行扶桑社版歴史教科書の著作関係者のリストを掲げた末、こんなことを書いていましたが、果たしてこの理解は確かなのでしょうか。まずこの点からはっきりさせねばなりません。

http://akiko.iza.ne.jp/blog/

>上記10人と2人の相続人、そして扶桑社が共同著作者なのです。
扶桑社も著作者に名を連ねているにもかかわらず「御社には、本教科書につき、いかなる意味でも著作権は存在しません」とは著作権泥棒です。

 そこで、二つの扶桑社版(平成13年度検定学校本・平成17年市販本)を含めた中学校社会科 歴史教科書七種(扶桑社の内の一つを除き、すべて平成13年検定本)の奥付の頁を、比較してみました。どれも上に「著作者」「著作関係者」などとして、執筆・監修者の名前を列挙していることでは同じなのですが、仔細に見てゆくと、その中にも二つのパターンに分かれていることがわかります。ひとつはリストの末尾に出版社の名(社名のみ、もしくはその後にさらに「編集局」「編集部」等の名義を附載)を付け加えているもの。これには東京書籍、日本文教出版、清水書院、そして扶桑社が挙げられます。もうひとつは著作者の中に出版社の名が見えないもの。こちらには帝国書院、教育出版が含まれます。
 後者の場合、出版社には著作権が存在しないことは論ずるまでもないわけですが、問題は前者です。下部に記載されている奥付を見ると、扶桑社版を除く三社の場合、東京書籍を例にとると「著作者 田邉裕 ほか37名(別記)」という風に、代表の名をまず掲げたあとに、その他の関係者の名前を略記しているのですが、試しに数えてみたところ、この「37名」の中にはちゃんと出版社も入っておりました。他の二社も同様です。したがって出版社にも著作権の一部が存在することとなりますが、これは多分教師用指導書との関係の都合ではないかと思います(指導書の著作者は出版社名のみ)。
 ところが、扶桑社13年度版では、代表執筆者の名の後、「ほか13名(別記)」とあるのは他者と同様なのですが、監修・執筆者の数をかぞえてみると、奇怪なことに扶桑社を入れて14名もありました。つまり、扶桑社は「著作関係者」であるにもかかわらず「著作者」には含まれていない、扶桑社には著作権はないという意外なことに遅まきながら気づいたわけです(17年度版、および公民教科書でも同じ)。どうしてこんな可怪しなことになるのかまったくわかりません。まさか六年前から今日の事態を豫期していたというわけでもないのでしょうが。
 いずれにせよ、これでは「著作権泥棒」などと威勢のいいことを言った人もひっこみがつかないでしょうから、共同著作物の場合、著作権は代表執筆者に存するのか、それとも個々の著者にあるのかに議論をしぼることをお勧めしたいところですが、まあこれも難しいところがあるわけで…(参考:宮田昇『学術論文のための著作権Q&A』東海大学出版会 53頁)。とはいえ、いくら藤岡さんたちでも新田・八木両氏等が書いた部分など、気味が悪くて使う気にもなれないでしょうし、つくる会側も大幅に改訂することになるでしょう(出版社が見つかるかどうかの点は心配するまでもないでしょう。いざとなれば田中卓氏の先例を採ればよいだけのことですし)。17年度版に少なからず不満のあった小生としては、この機に思い切ったことをして欲しいくらいです。
 もういい加減にしてほしい、との気分は確かにありますが、その前に喧嘩を売ってきたのはどちらか、ということだけははっきりさせねばならぬと思います。
 
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Subject:他は From:荒間 宗太郎 Date:2007/07/07 19:54
No:5894
えっとぉ、国語的には「荒間他四名」と表記した場合、荒間を入れると五名なんだよね。
荒間の他に四名と言っているのだから。
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扶桑社13年度版では、代表執筆者の名の後、「ほか13名(別記)」と
あるのは他者と同様なのですが、監修・執筆者の数をかぞえてみる
と、奇怪なことに扶桑社を入れて14名もありました。
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Subject:ずれるけど From:波浪規定 Date:2007/07/07 20:30
No:5895
>灯理さん、羅漢同盟さん、ありがとうございます。
防衛相は、私も灯理さんのいうように、現役をあてるのは弊害が多いと思います。
大臣をださないから内閣辞職というのも嫌ですし。(現在ではもうやらないでしょうが)
また、政治志向の強い人が増えることもマイナスでしょう。
また、大臣と統合幕僚長のどちらが偉いのかでももめるでしょう。まあ、大臣の方が偉いことになるでしょうが、ごたごたの種をふやすようなものです。
旧軍でも陸軍省と参謀本部の対立はやっかいでした。
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Subject:たとえていえば From:キルドンム Date:2007/07/08 00:04
No:5897
 荒間様、ありがとうございます。少し言い方が混み入ってしまい、おわかりにくかったかも知れません。
 つまり、こういうことです。

>代表執筆者 荒間宗太郎
 監修 北の狼(執筆者も兼ねる)
 執筆 灯理 波浪規定 キルドンム 羅漢同盟 おちょくり塾

として、その下に

>著作者 荒間宗太郎ほか5名(別記)
発行者 おちょくり塾

とするようなものです。やはり、変でしょう。 
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Subject:うぇっぶ論考() From:荒間 宗太郎 Date:2007/07/08 07:37
No:5898
なるほどなぅ...
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Subject:著作権 From:北の狼 Date:2007/07/08 20:21
No:5901
>「著作者」「著作関係者」などとして、・・・・・・リストの末尾に出版社の名(社名のみ、もしくはその後にさらに「編集局」「編集部」等の名義を附載)を付け加えているもの。これには東京書籍、日本文教出版、清水書院、そして扶桑社が挙げられます。

上のとおりだとすると、扶桑社には著作権が存在します。

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第二節 著作者
(著作者の推定)
第十四条 著作物の原作品に、又は著作物の公衆への提供若しくは提示の際に、その氏名若しくは名称(以下「実名」という。)又はその雅号、筆名、略称その他実名に代えて用いられるもの(以下「変名」という。)として周知のものが著作者名として通常の方法により表示されている者は、その著作物の著作者と推定する。

(職務上作成する著作物の著作者)
第十五条 法人その他使用者(以下この条において「法人等」という。)の発意に基づきその法人等の業務に従事する者が職務上作成する著作物(プログラムの著作物を除く。)で、その法人等が自己の著作の名義の下に公表するものの著作者は、その作成の時における契約、勤務規則その他に別段の定めがない限り、その法人等とする。
======================

したがって、「扶桑社も著作者に名を連ねている」のであれば、「御社には、本教科書につき、いかなる意味でも著作権は存在しません」などとするのは誤りです。

逆に「つくる会」が「著作者」「著作関係者」に名を連ねていないのであれば、「つくる会」として著作権を主張することはできません。
『史』2000年1月号にあるように、”「『つくる会』はあくまでも教科書作製の発意者に過ぎ」ず、「教科書を実際に執筆・監修して、その奥付に名前が記載される先生方のみを編著者と限定してい」るので、「つくる会」は「編著者に該当しない」”とのことですから、これは当然のことと「つくる会」も認めていることになります。
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Subject:やはり From:波浪規定 Date:2007/07/09 22:40
No:5902
「呪い組」は呪われているか。(^_^;)
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Subject:補足 From:北の狼 Date:2007/07/10 00:13
No:5903
私は先の投稿で以下のように述べました。

=======================
『史』2000年1月号にあるように、”「『つくる会』はあくまでも教科書作製の発意者に過ぎ」ず、「教科書を実際に執筆・監修して、その奥付に名前が記載される先生方のみを編著者と限定してい」るので、「つくる会」は「編著者に該当しない」”とのことですから、これは当然のことと「つくる会」も認めていることになります。
=======================

この部分には、補足説明が必要のようです。
ただ、「つくる会」をかつて支持していた者たち、または今も支持する者たちなら、上の文章の意味を充分に理解しているはずです。もし、理解せずに「つくる会」の支持者を”僭称”しこの問題で「つくる会」の肩もつも者がいるとしたら、その者は、麻原ショーコーなるインチキ教祖を崇拝していたオウム真理教の狂信者と同レベルの無知または思考停止者である、といってもいいでしょう。

「つくる会」が『史』2000年1月号で、なぜ、わざわざ「つくる会」は扶桑社教科書の「編著者に該当しない」と言明しなければならなかったのか?

理由は「独占禁止法」違反の咎から逃れるためです。

当時、高嶋伸欣氏や上杉聰氏らが、「つくる会」の活動を独占禁止法違反としてしきりに牽制していたのでした。
2001年1月22日には、ついに公正取引委員会に「私的独占禁止法第45条第1項にもとづく申告」として産業経済新聞社、扶桑社、「つくる会」を告発してもします。その告発状から、独禁法違反の論拠を引用しましょう。

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 被申告者甲(注1)、同乙(注2)、同丙(注3)は、競争者の顧客をして自らが発売・発行・編集・執筆などする(した)中学校「歴史」「公民」教科書に不正に誘引・取引するため、編著者を(と)して他社教科書の批判、中傷、ひぼう、比較対照などを執筆させ(し)、それを報道機関と(を)して報道し(させ)て公開・流布し、さらに買い入れ・頒布したもので、これら不正な手段をもって他社の発行する教科書の使用または選択を妨害したものである。

 これらが違反すると判断される法令は以下である。

@独禁法第2条第9項三

 「不当に競争者の顧客を自己と取引するように誘引し、又は強制すること」、四「相手方の事業活動を不当に拘束する条件をもって取引すること」、及び五「自己の取引上の地位を不当に利用して相手方と取引すること」

A公正取引委員会告示第5号三

 「教科書の発行を業とする者が、直接であると間接であるとを問わず、他の教科書の発行を業とする者またはその発行する教科書を中傷し、ひぼうし、その他不正な手段をもって、他の者の発行する教科書の使用または選択を妨害すること」

B教科書業の指定に関する運用基準

 「禁じられるもの(1)他社教科書との比較対照の公布流布(2)中傷、ひぼう記事を買入れ頒布し報道すること(3)他社教科書の内容を批判または誤謬を報道すること(4)編著者をして他社又は他社教科書を中傷、ひぼうさせること」

 右の規定に違反したことにより、被申告者らに対し、すみやかに排除措置をとるよう求める。

注1)被告者「甲」=株式会社産業経済新聞社
注2)被告者「乙」=株式会社扶桑社
注3)被告社「丙」=「つくる会」

http://www.peace-forum.com/kyokasho/kotori/sinkoku1.htm
=======================

この攻撃は、最近にいたるまで執拗に繰り返されてきました(http://list.jca.apc.org/public/aml/2005-June/001731.html)。

以上で、「つくる会」が扶桑社教科書の「編著者に該当しない」と言明しなければならなかった、その理由が明らかとなったでしょう。
要するに、こういうことです。

高島教授等の主張(「つくる会」は独占禁止法に違反している)が成立するための必要条件は、「つくる会」が扶桑社教科書を「発売・発行・編集・執筆」している者に該当する、ということである。
ここで、「つくる会」は扶桑社教科書を「発売」も「発行」もしていない(それは扶桑社の役割り)。したがって、「つくる会」が「編集」「執筆」していないとすれば、高嶋教授等の主張(「つくる会」は独禁法違反に違反している)は、論拠を失う。ならば、そう言明しよう・・・・「つくる会」はこう考えたわけです。

そこで、『史』2000年1月号でわざわざ、”「『つくる会』はあくまでも教科書作製の発意者に過ぎ」ず、「教科書を実際に執筆・監修して、その奥付に名前が記載される先生方のみを編著者と限定してい」るので、「つくる会」は「編著者に該当しない」”と主張したわけです。

『史』2000年1月号の、編著者云々という言説には、このような意味・経緯があったわけです。

ここは、この「つくる会」の主張は(実態はどうあれ)それはそれでいいとしておきますが、ここで確認しておきたいのは、上のように言明した時点で、「つくる会」自らが「つくる会」自体には扶桑社教科書に著作権を有しないと宣言したことになる、ということです。

その辺の事情を知っているはずであるにもかかわらず、以下のように主張する人物がいるのですから、まあ、困ったものです。ただ、昨今の「つくる会」の迷走ぶり、非論理ぶりを象徴する言説でもあるともいえるでしょう。

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6月22日付けで「つくる会」が扶桑社にあてて出した文章が、
イメージが悪いなどと悪い評判です。

といっても、八木派の仲間の人たちからみてのこと。

この文章は要するに今までの教科書の著作権は「つくる会」側にありますよ。だから、それを勝手に模倣して教科書は作らないようにという警告です。

http://celebokusama.blog17.fc2.com/blog-entry-411.html
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「著作者」「著作関係者」として記載されていないうえ、「編著者に該当しない」(≒著作権がない)と宣言している「つくる会」に、いかなる意味で著作権なるものがあるのでしょうか?
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Subject:独白〜もしくは雑感 From:苹@泥酔 Date:2007/07/10 02:44
No:5904
 著作権とか版権とか、ややこしそうな話は正直なところ取っ付きにくい(汗)。蘭様のサイバ板によれば、メーリングリストでもかなり盛り上がってるみたいネ。
 こちとら支那基準の模倣世界にどっぷり漬かると「真似て何が悪いの?」と思いたくもなるし、最近話題になった例では菓子の「ひよこ」も米国製懐中電灯も判断の境界がチョットねぇ…。ローカルなネタでは、中国企業が「青森」を商標登録した一件もあったな。アニータ騒動みたいに多額の弁護士費用がかかるなら、それこそ踏んだり蹴ったりやんけ(苦笑)。中東ではミッキーマウスそっくりのキャラで自爆テロを煽る子供向け番組が終了した模様。しかも最期はミッキーもどきキャラがイスラエルの役人に殺されるオチだとか。付帯思想(?)とキャラのイメージがこれだけ違うケースってのも珍しい。しかし考えようによっては真っ当なパロディと見なせるかも知れないし、例えば一字違いの「新しき歴史教科書」ってのを吉見先生あたりが作って強烈な反日思想を際立たせるなら、むしろそっちの方が割り切りは早いんじゃなかろーか。
 で…「中身が似てくる事」それ自体が問題になるのなら、たぶん「元祖と本家の争い」みたいな感じになってくるんだろーな。この手の泥沼状態は共食いになりやすい。それを承知せぬままイチャモンつけた訳ではあるまい。私はあれを「それなりに差異化してね♪」のメッセージと受け取った。ところが扶桑社側の見解を見ると、自らそうする気はないらしい。そこで権利上のテクニカルな問題に一切が凝集していく。視点が一方に集中すればするほど他方に隙間が出来る。その隙間の部分で何がどんなふうに進行するか、そちらの方が私にはよほど興味深い。北朝鮮の時間稼ぎと同様、戦術的には扶桑社側に分がありそうな気もしてくる(きっと…こうしてる間にも着々と教科書の執筆・編集を入念に進めてるんだろうな)。
 泥沼状態になればなるほど、先に論点を「持ち出した」方が先に内側から揺らいでいくケースは巷間に少なくない。それに対して先に論点を「持ち出させた」方は、そう仕組む事によって包囲網を作る機会が相対的に増える。ここでは凝集性と汎用性が相互に「対立軸となる」事で、それぞれが結束力と応用力の場に於て「棲み分け」の橋頭堡を自ら要請せざるを得なくなっていくだろう。…分が悪いのは「つくる会」側。出版社が決まらぬうちは、「会」そのものを精神的橋頭堡として過剰に持ち上げざるを得ない。出版社は「架空の戦力」を指向しつつ「旧軍化」し、「会」は或る種の軍部幻想を抱えたまま「政府化」し、トップは弱体化すればするほど他律的に「天皇化」へと向かう(喩えが不敬なら御容赦を…汗)。「現在のトップ」たる藤岡先生を「天皇化」する事は組織にとって好ましい事ではない筈。そこで「藤岡天皇」を阻む意味でも「非‐西尾天皇」化の逆説論理が必要となってくる。「天皇化」の焦点が空洞化すれば凝集力は高まり、そこに本来の陛下が「空位のまま」指向される事となる。ここでは目的そのものが実体なきまま「即位」するべきであり、そうした意味では潜在的内紛の火種を有益と見なす方が、組織論的にはむしろ構造的に安定するのではないかと思う。

(追記)
 …と書いて投稿しようとしたら狼様の新稿が(汗)。
 感想を一つ。「奥様はおっちょこちょいだなあ。」(実は私も…汗)
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Subject:何だか… From:キルドンム Date:2007/07/10 14:05
No:5907
 まだ、話がすれ違っているように思われるのですが。 
 別に、藤岡さんたちが「『つくる会』が、編著者/著作権者だ」などと言っているわけではないですよね。例の通知書でも「つくる会会長」の肩書きは使っていないし、あくまで執筆代表としての立場からのものでしょうし(もっとも、「つくる会」が送付した、なんてwebニュースに書いていたりするからややこしくなるし、すでに絶版になった筈の13年検定本の執筆代表の名義を掲げているのも気にはなるのですが)。この辺のことでは、彼等の主張にブレは大して見られないし、扶桑社側とも認識は一致している筈。もしここで氏たちが「『つくる会』に著作権あり」などと言い出したら、それこそ自殺行為でしょう。代理人の方も辯護士であるからには、そのことは百も承知でしょうし。
 奥様ブログについては、はじめ小生も一読した時苹さんと同じことを(汗)。ただよくよく見てみるとそれ程問題はないことに気づきました。オバサマはこういう風におっしゃっていますね。

>この文章は要するに今までの教科書の著作権は「つくる会」側にありますよ。だから、それを勝手に模倣して教科書は作らないようにという警告です。

 ここでは「著作権は『つくる会』にある」といっているのではなく、「『つくる会』側」、すなわち執筆者集団の抽象的総称にあるといっているのです。いや、実際に思い違いをされているのかも知れませんが(笑)、少なくともここの一節だけで速断はできません。ただ、引用後半の点についてはどうでしょう。前にはこんなことは扶桑社の側もわかっているでしょうから(わかっていなければ今度はこちらが自滅)、この警告自体、不要のものだったという申しましたが、その後さらに考えてみると、ある意味「紳士的」な申し出であるようにも思えはじめてきて…(笑)。今後、つくる会「側」と扶桑社との話し合いがあるとすれば、もっぱら版権をめぐってのものになるでしょう。
 これまで、「つくる会教科書ではない、扶桑社版教科書だ」と言い続けてきたことについては北の狼様のご指摘の通り。彼等とてよもや今になってそのこと自体、否定しようとはしないでしょうが、勿論、そのことはただちに扶桑社に著作権があることを意味するのではないことも事実。最大の問題は、先日も申し上げたように扶桑社に著作権(の一部)があるのかないのかがはなはだ曖昧だということです。話をそこにしぼって論議した方がよくないでしょうか?
 前提。著作関係者、もしくは執筆者がただちに著作権を有するとは限らぬこと。したがって最後のページ上部に名前が載せられていてもそれだけでは著作権者とは限らない。下の奥付で判断しなければならない(高校の例になるが、明成社―著作者の中には社名はないが―の『最新日本史』では、奥付の該当部に「丸にC」の記号がついている。これならわかりやすい)。もし、扶桑社に著作権があるとすれば、一人、著作者の中に著作権をもっていない人がでてくる。それは一体誰なのか。
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Subject:うぇっぶ論考() From:荒間 宗太郎 Date:2007/07/10 17:53
No:5908
まだ判らんのだがなぅ...
執筆者の代表?代表執筆者?
執筆者の代表を騙るのならそれなりの代表権があることを明示しなければおかしいべさ。
また、代表執筆者としてなら、「一切云々」という字句の根拠を明示しないといけないしな。
理念まで似せるなとは恐れ入るほどの視野狭窄だよ、それで国民運動にしたいとは臍が茶を沸かしてしまう。
著作権の供託を打ち切るとか言っているんだから、何バカなことを言っているのだろうと思う。小説書いたつもりなのか?と小一時間問い詰めたいものだ(笑)。
教科書なんだよ、子供達が学ぶ教科書。一般小説のつもりなら著作権で争ってもおもしろいだろうけど、検定教科書で何いってんだか、もう二度とつくる会は教科書を作ってほしくないな。
現在流布している中からより良いものを選別するよ、十年前の惨状にもどっち待った‥‥(__;)ウウッ
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Subject:>キルドンムさん From:北の狼 Date:2007/07/10 20:40
No:5909
>最大の問題は、先日も申し上げたように扶桑社に著作権(の一部)があるのかないのかがはなはだ曖昧だということです。話をそこにしぼって論議した方がよくないでしょうか?

上については私が明確に論じているはずです。「No.5901」を参照ください(以下に再掲)。反論があるなら具体的にどうぞ。

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>「著作者」「著作関係者」などとして、・・・・・・リストの末尾に出版社の名(社名のみ、もしくはその後にさらに「編集局」「編集部」等の名義を附載)を付け加えているもの。これには東京書籍、日本文教出版、清水書院、そして扶桑社が挙げられます。

上のとおりだとすると、扶桑社には著作権が存在します。

======================
第二節 著作者
(著作者の推定)
第十四条 著作物の原作品に、又は著作物の公衆への提供若しくは提示の際に、その氏名若しくは名称(以下「実名」という。)又はその雅号、筆名、略称その他実名に代えて用いられるもの(以下「変名」という。)として周知のものが著作者名として通常の方法により表示されている者は、その著作物の著作者と推定する。

(職務上作成する著作物の著作者)
第十五条 法人その他使用者(以下この条において「法人等」という。)の発意に基づきその法人等の業務に従事する者が職務上作成する著作物(プログラムの著作物を除く。)で、その法人等が自己の著作の名義の下に公表するものの著作者は、その作成の時における契約、勤務規則その他に別段の定めがない限り、その法人等とする。
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したがって、「扶桑社も著作者に名を連ねている」のであれば、「御社には、本教科書につき、いかなる意味でも著作権は存在しません」などとするのは誤りです。

逆に「つくる会」が「著作者」「著作関係者」に名を連ねていないのであれば、「つくる会」として著作権を主張することはできません。
『史』2000年1月号にあるように、”「『つくる会』はあくまでも教科書作製の発意者に過ぎ」ず、「教科書を実際に執筆・監修して、その奥付に名前が記載される先生方のみを編著者と限定してい」るので、「つくる会」は「編著者に該当しない」”とのことですから、これは当然のことと「つくる会」も認めていることになります。

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扶桑社教科書については「扶桑社」は著作権を有しており、「つくる会」は有していない・・・・・・・これは疑いようのないことだと考えますが、反論がおありでしたら【事実】および【法】に則って述べてください。この掲示板は与太を飛ばす場ではありません。
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Subject:>苹@泥酔さん From:北の狼 Date:2007/07/10 20:54
No:5910
>感想を一つ。「奥様はおっちょこちょいだなあ。」

蘭さんの「サイバ板」をみてきましたが、もはや「おっちょこちょい」というレベルの話ではありません。思考の周波数が、あのネットゴロのS子と完全に同期してしまっていますね。つまり、もはや救いようがないということです。
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Subject:それにしても From:北の狼 Date:2007/07/10 22:00
No:5911
いまつくづく思うのが、当サイトが早々と「つくる会」との絶縁を宣言したことは本当に正しかった、ということです。

「リライト問題」直後のことでしたが、私がこう決断し宣言した時、たぶん荒間さんでさえ若干の抵抗があったのではないかと思いますし、どこかの「奥様」などは不満タラタラだったでしょう。まあ、私などは、西尾会長(当時)が韓国人の友人の助言なるものを容れて独断で検定済みの教科書を自虐的なものに改変した時点で、「つくる会」をある程度は見限っていましたから、絶縁を宣言することにそう抵抗がありませんでしたが。

どういうわけか、私は昔から、【政治化した組織】または【運動団体化した組織】から発っせられる特有の腐臭に対して、嗅覚がすこぶる敏感なのです。ですから、年少の頃から「自虐派」「左翼」「反日日本人」「反日朝鮮人」には嫌悪の念を抱いていましたし、同様の理由で、「リライト問題」以降、とにかく「つくる会」(とりわけ東京支部のゴロツキ・チンピラども)と関わるのが嫌で嫌でしょうがなかったのです。

これは何人かの友人・知人に漏らしたことです・・・・・かつて、どこぞの札付きネットチンピラにより当サイトの掲示板が荒らされた時、「奥様」が、その人物を(単に個人的に親しいというだけの理由で)庇い立てして、あろうことか掲示板のパスワードを勝手に変更して乗っ取ったうえで、そこで私や荒間さんに対するデマ、誹謗、中傷の限りを垂れ流させる、という暴挙に出たことがありました。当然、当サイトは”分裂”しました(ちなみに、「奥様」とそのネットチンピラも、ほどなく、下らない理由で”分裂”したそうです)。もちろん、そのネットチンピラはもとより「奥様」の行為自体、鬼畜に等しい人道にもとる行為ではありますが、他方で、実は私はある意味で感謝もしていたのです。どう感謝したのかというと、”ああ、ようやく「奥様」を含めたゴロツキ、チンピラの類と完全に手を切ることができる。これで、人生を有意義に過ごすための時間が増える”、と・・・・・。

八木氏らの分裂劇の際、新田先生や蘭さんの奮闘ぶりに喝采をおくる一方で、実は私は”「つくる」=「ゴロツキ、チンピラ」と早目に手を切っておいて、本当によかった。あんな下らない騒動に巻き込まれていたら大変だった”と、安堵の念を抱いていたのでした。ですから余計に、新田先生や蘭さんの粘り強い言動には頭が下がる想いがしたのですが。
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Subject:今だから言うが... From:荒間 宗太郎 Date:2007/07/10 23:04
No:5912
ワシが西尾氏に見切りをつけたのは別のことでなんだ。
ある時、十年来の友がひょんなことから某国民新党の誰かさんの掲示板の管理者になった。
彼は元々社会党支持者だったのがワシに染まって(笑)いつしか自民(っつうか保守)よりになって「日本経済10%成長論」の掲示板関係から某代議士の知古と知り合ったなったらしい。
それはそれで、ワシは某亀さんは嫌いだったので関わりたくなかったが、友人が掲示板管理者になったので、立ち上げたばかりだったし、こちらからリンクはしても良いなぅと思った。
それで、リンクしても良いか?と聞いたら、駄目という、駄目と言う答え自体は彼の名を冠したサイトだったので良いが、その答え方(言いぐさ)の尊大さに唖然とし、ぁぁこの人の先は短いなぅと思った。とても国民運動の指導者の器ではないと思った。
それはまだ、彼のサイトを立ち上げて二年目のことだった。その思いはワシの胸の中でのみ息づき誰にも言わなかった、言う必要のないことだし、いつか袂を分かつときが来たらきれいに分かれるだけのことだからね。
それから二年の時が経ち、先の狼さんの回想と繋がることになる。だから「たぶん荒間さんでさえ若干の抵抗があったのでは」というのは間違いじゃ(笑)、某おばさんの好意(無償での長時間のタイピングの労力はそれはそれとして敬意を払っていたからね)で彼の作品を開示しているのだから彼女に遠慮して何も言わなかっただけだよ。
でも、去年の騒動以降の彼女の言動にはほとほとあきれ果ててしまったよ。毎々視野狭窄に陥り疑心暗鬼で、あたかも五里霧中の渡航をしている笹舟のごとし。
陰口は女の癖だから何とも思わないけど、目標を持って進むとき「視野狭窄に陥ることなく仲間を信じ疑心暗鬼に取り憑かれることのない」姿勢が肝心だよね。それとは正反対の愚かさを見せては駄目だよ。彼女は今そのしてはならない姿勢をとっている。あきれ果てているよワシは。
どうして信じることの大切さが判らないのだろうかなぅ...
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Subject:ややこしや…(汗) From:苹@泥酔 Date:2007/07/11 02:01
No:5914
>もはや「おっちょこちょい」というレベルの話ではありません。
 ↑は北の狼様のNo.5910。
 うーん…。昨夜の投稿直前にふと脳裏を過ぎったのは、キルドンム様のNo.5907(↓)と似通った読み方でした。
>ここでは「著作権は『つくる会』にある」といっているのではなく、「『つくる会』側」、すなわち執筆者集団の抽象的総称にあるといっているのです。

 つまり私にとっては「側」という表現の解釈が、書き手から読み手に転移する過程で多様化を余儀なくされるって訳ですね(汗)。そんなのを含めて、「多様化の阻止」に向かうべき視線そのものが〜閣下の場合は逆に「おっちょこちょい」の作法で放射されるのだろうと。抑も書き手にとって、自分の文章・文脈・文意が曲解されるのは多分「例外なく心外」な筈なのよね。だからそうならない様に神経質になればなるほど〜そしてニュアンスを厳密に表現しようとすればするほど文章が長くなる(苦笑)。例えば初歩的な方程式問題における諸々の条件ね。「0<x<5」といった具合の範囲が明示されてないと解が導けなくケースなんか、中学生にもなれば誰だって分かる。しかしそこには予め「解を出す」という暗黙の要請が勝手に前提されてあるから、「その手にゃ乗らねーぞ」てな距離の持ち方を差し挟む場合は逆の意味でルール違反(?)になりやすい。
 …問題そのものを問題とする手口が過激になったのは、或る意味「神学的」な西洋型論理の破綻を命題に組み込んだ後だったかなあ。私がドゥルーズに「破綻の生産性」を垣間見たのも、(単なる創造的破壊だけでなく)破壊的な保守性との褶曲がバランサーとしての機能を宿しているかの様に映った点が影響してます。そこから勝手な読み方が始まった(爆)。私の読み方が「読まれる本」を支配しようとするから、それを阻む仕組みの杜撰な本は逆に「どうにでも読まれる」八方美人タイプって事になる。…書物や文章は本質的に不快で構わない。不快でない本は快を羨望しない(私にとって、実は筋めんどくさい『判断力批判』も或る意味「不快」だからこそ余計に魅力的なのよね…汗)。そうした不快さを、奥様閣下にはもっとアフォードして欲しいと思ってるのでやんす(もしかして俺…ひねくれてる?)。別段、「ネットゴロのS子」と狼様が表現する御方(私なりに勝手なイメージを膨らませると↓)と同期する必要はないからさあ。
http://art.pro.tok2.com/B/Boeklin/bock03.jpg

(冗談)
 え…まだ美し過ぎる?…そう思う人にはこちらの画像を(↓)。
http://www.d1.dion.ne.jp/~t_imac/el00.JPG
 そして…対応する画像。松坂慶子ばかり想像している訳ではない(↓)。
http://www.d1.dion.ne.jp/~t_imac/el08.jpg
 誹謗と思われても困るから、こんなの(↓)も公平に出しとこう(藪蛇?)。
http://www.sankei.co.jp/sports/sports/070624/spt070624002-1.jpg
http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_04/image/g2007041601takuhati.jpg
 …ネタにしてごめんね(平伏)。

(余談)
 んでもって…今夜は更にビックリ(↓)。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070711k0000m040099000c.html
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>>新しい歴史教科書をつくる会:現会長が元会長を提訴
> 「新しい歴史教科書をつくる会」会長の藤岡信勝・拓殖大教授が10日、虚偽の経歴を広められ名誉を傷つけられたとして、元会長の八木秀次・高崎経済大教授に1100万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴した。
> 訴えによると、藤岡氏は91年まで共産党員だったが、保守的立場に転じ97年の同会結成に携わった。しかし八木氏は、藤岡氏が01年まで離党していなかったとの虚偽情報を雑誌に出すなどし、社会的信用を低下させたと主張している。
> 藤岡氏は会見し「私をつくる会から排除しようとする狙い」と批判。八木氏は「残念。訴えられる理由が理解できない」とコメントしている。
> つくる会を巡っては、扶桑社が「組織内に混乱が生じ、事実上分裂している」として同会執筆の中学校教科書の継続発行を拒否し、八木氏らのグループと別の歴史教科書を発行する予定という。【北村和巳】
>毎日新聞 2007年7月10日 21時15分
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タイトルRe^3: 「神話」のあとさき
記事No85
投稿日: 2009/07/03(Fri) 09:04
投稿者おちょくり塾より
Subject:東西冷戦以降ならいつでも同じじゃ From:荒間 宗太郎 Date:2007/07/11 16:56
No:5915
藤岡さんはまるで状況を判ってないなぅと思うよ。
いつ辞めたのかが問題となってくるのは東西冷戦の前か後かと言うことだけだよ。
貿易センタービル崩壊事件ではお話にならないことくらい判らないのかなぅ。
そんなんだから、いつまでも共産党の影を引いていると疑問視されてしまうんだよなぅ(苦笑)。
自分は平成三年に離党したんだと口を極めてあちこちに言えば言うほど、その姿勢が薄ら恐ろしく見えてくるんだよ。
「あん?共産党自体は平成十三年になってやっと名簿から外したの?平成三年に辞めるって言ってから以降今日まで一度も彼らとは接触はしていないし、彼らの主張になんか賛同してもいない、それどころか正反対の言動をとってるべさ」とと言えば良いだけなのにな。
勝手にいつまでも党員のつもりで名簿登録していたのはあちらの勝手なんだし、辞めた本人の瑕疵じゃないよ。
それくらいは誰にでも、フツーの大人なら理解できることだよ、某捏造評論家とその狂信者以外はね(笑)。
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Subject:嘲笑の対象でしかないです>藤岡 From:北の狼 Date:2007/07/11 23:11
No:5918
> 「新しい歴史教科書をつくる会」会長の藤岡信勝・拓殖大教授が10日、虚偽の経歴を広められ名誉を傷つけられたとして、元会長の八木秀次・高崎経済大教授に1100万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴した。


まさに、藤岡(←もはや敬称はいらないでしょう)に相応しい行動ですね。100万円のタクシー代請求の次は、1000万円の損害賠償ですか。

教科書発行という「利権」を失った藤岡としては、「アンチ思考の権化」たる本領を発揮して、周囲に当り散らすしか他に能がなくなった、ということのようです。
訳の分らない訴訟を起こすのは、古くから左翼の得意とするところですが、書類上はどうあれ、藤岡のエートスや手法は、いまだ共産党のそれと何等変るところが無い、ということです。
先に私は「人間にしろ組織にしろ、ドツボにはまると、底なしに堕していくものだ」と述べましたが、藤岡はまさにその実例を示してくれているわけで、実に興味深い「症例」ですね。
かつて、「人肉食」なるゲテモノ趣味で日本軍の罪を嗅ぎ回っていた左翼の高木弁護士は、むやみやたらと訴訟を起こすので「当たり屋弁護士」と称されていましたが、その伝でいくと「当たり屋運動家」と言っていいでしょうね、藤岡は。
まあ、「つくる会」東京支部や広島支部のゴロツキ・チンピラども(←もはや、西尾・藤岡を支持する連中には、こういうのしか残っていないのですから、哀れです)を象徴する人物(会長)に相応しい行動といえましょう。

「つくる会」はもはや右翼でも、ましてや保守でも右派でもありません。左翼や反日と同根の、うす汚い下衆どもの巣窟に成り果ててしまったということです。
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Subject:挙証責任 From:荒間 宗太郎 Date:2007/07/12 00:14
No:5919
訴えた方に、それが八木氏の行為だという証拠提出をしなければならないのだが、あるのだろうか。
みんなが言ってるから、事実だというのでは、まるで従軍慰安婦並みだよ。証言だけでは立証したことにならない。
それと、平成三年と十三年の違いが名誉毀損になるのか(?_?)、どうもよくわからない告訴だと感じる。
左翼君達は拍手喝采で見ているんだろうなぅ...ポツリ
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Subject:>5919 From:キルドンム Date:2007/07/12 01:07
No:5920
 荒間様、ありがとうございます。こちらも「アレッ?」と感じたのが、まさにその挙証。
 藤岡氏が訴えること自体、何ら不思議でもないのですが、時期が時期だけに…戦術としてはどうかなあと思わざるを得ません。本来なら、一年前にやるべきであったこと。それを何故こういうことが行われている時になってからしたのか。八木氏の犯行だという確実な証拠をつかむのに時間がかかったということでもないでしょうに。「情勢の読めない人」だとつくづく。確かに、「正直な人」なのでしょうが(自らの思想遍歴を明らかにしようとしないどなたかよりはまだ)。
 ただ、苹さんの掲げて下さった記事にはこうありますね。

> 訴えによると、藤岡氏は91年まで共産党員だったが、保守的立場に転じ97年の同会結成に携わった。しかし八木氏は、藤岡氏が01年まで離党していなかったとの虚偽情報を雑誌に出すなどし、

 匿名FAX云々とは、どこにも触れられていません。八木さんが、雑誌でそのような「虚偽情報」を公言していたのなら、これは明らかな証拠になります。しかし、そんなことがあったのか、小生の記憶にはありませんが…。
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Subject:うぇっぶ論考() From:荒間 宗太郎 Date:2007/07/12 09:34
No:5922
藤岡さんの心理は下記のところにあるみたいだね。
/////
八木氏はその後も、公安調査庁情報であるという言い分を
タテに上記虚偽情報を訂正せず、本年5月、私がつくる会
の会長に就任した直後から、再び、一部で私が共産党員な
いし共産主義者であるという誹謗・中傷が行われておりま
す。
////
引っかかっているのは「公安」と言う字句なんじゃないのかな。
それ以外では何の問題があるの?どこが名誉毀損の論拠なの?と疑問に思うし、「公安調査庁情報である」というのは虚偽(風説の流布だっけ?)かもそれないが、共産党員であったのは事実だし、それが平成3年から13年の間のいつかまでだったはず。
共産党は破門というか除名は速やかに事務処理されるけど、任意での脱会というか離党に対しての事務処理は除名ほど速やかではないというのは聞いたことがある。
だから、あちらの事務手続き上の理由から実際の離党手続きが遅くなった可能性は極めて高い。それは前回書いたけど、あちらの事情であって藤岡さん自身の瑕疵じゃないから、平成8年に新しい歴史教科書をつくる会の設立の中心人物となっていることに何ら支障はない。
よって、問題は「共産主義者であるという誹謗・中傷」が行われているかどうかの一点に絞られると思うよ。まぅ世間一般の左がかった人たちから見れば、共産主義者であると言うことが誹謗にはならないし中傷でもない、こちら側でのみ通用する理由ではある(笑)。
共産主義者であると言うのは会の中では誹謗・中傷に当たるのじゃ、つくる会って閉鎖的なのねぇと裁判で主張するのかなぅヽ(。_゜)ノヘッ?

よりよい教科書のことはほっとかれるのが辛いなぅ。誰がつくったかは問題ではない、どれだけよりよい教科書かどうかが、それだけが問題なのじゃ。
某政党の幹事長や書記長などを歴任した代議士が突然心を入れ替えてよりよい教科書をつくってくれるのならそれでも良いんじゃ。教科書の中身が自虐ではなく、まともな歴史観で書かれているのなら。
つくる会にも再生機構にも、その団体そのものを支持するかどうかなんて言う気持ちは微塵もない。よりよい教科書をつくってほしいだけなの。それが昨日まで左翼君だった人が書いても右過ぎる人が書いても誰が書いたかなんてどうでも良いの、ワシはよりよい教科書がほしいだけじゃ。
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Subject:このままだと From:波浪規定 Date:2007/07/12 23:24
No:5923
他の役員の方々は、呪い組に見切りをつけて、つくる会から離脱するのでは?
八木氏達と合流する人も出るだろうが、合流しないで、第三勢力を旗揚げする人もでるかもしれない。(笑)
でも出版社はみつかるかな。
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Subject:太陽がいっぱい From:苹 Date:2007/07/13 06:18
No:5925
(拾遺)
 自分の事も書かなきゃ「公平」にはならないかもな。「似てる」と云われた当時のイメージは大体こんな感じ(↓)だったらしい。たぶん顔よりも日頃の行動と雰囲気が…(泣)。
http://pds.exblog.jp/pds/1/200512/24/58/b0063958_959312.jpg
 あと、前稿訂正。「解が導けなくケースなんか」→「解が導けなくなるケースなんか」

(本題)
 荒間様のNo.5922にある引用箇所、素直に読めば「ほんとに可哀想」だなあ(そう…とにかく素直に読もう)。あと、キルドンム様のNo.5920末尾の件は下記の通りらしいけど、あたしゃ読んでないから分からないのよね…(興味なかったんで買ってない)。
http://blog.so-net.ne.jp/fujioka-nobukatsu/2007-07-11
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>私の党歴を偽造した一連の怪情報は、つくる会元会長の八木秀次氏が首謀者として関与していたものでした。しかも、八木氏は、公刊された雑誌で二度にわたって、私の党歴に関する虚偽の情報が、公安調査庁の知人の関係者から得た確かな情報であるとして権威づけています。(『諸君!』2006年7月号、『SAPIO』2006年7月12日号)
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 八木先生のコメント(↓)。
http://www.kyoiku-saisei.jp/cgi-bin/rijit/archives/97.html
 で…やるならやるで構わないんだけれども、会長就任後ってのはどうかなあ。個人的な裁判沙汰に「つくる会」を巻き込んだ印象は拭えない。尤も小林会長時代は挟み撃ちに遭う可能性があったろうから、その点は差し引いて受け止めてるんだけどね。理事とか副会長の肩書きのまま裁判に持ち込むなら理解できない事もない。しかし会長職ともなれば…それこそ典型的な「天皇化」を体現している印象になっちまう。
 あちこちに支持してくれる人が居るのは有難い事だけど、傀儡化の一里塚でもある事を念頭に置けば〜やはり会長職は別の人に任せた方がよかったんじゃないのかなあ。せめて(とことん温めに考えて)裁判期間中は、「会長代行を立ててケジメつけます」くらいの事をしたっていいのではないかと思わぬでもない。理念的には西尾院政の前例もあるだろうに(と書けば嫌がられるか…汗)。元々キャラは強烈らしいから、実質的な会長待遇の影響力は自ずと滲み出る筈。
 念のため書いとくけど、あたしゃここではネット時代に「藤岡衛星」の在り方を夢想してるのよね(こじつけ…汗)。〜自然界を見る場合は元々「衛星」って表現自体が余計なイメージを含んでる。惑星を太陽の衛星と見なす様に惑星の衛星を捉える場合、衛星の衛星なんかどうなるのよ。惑星側から見れば衛星はとことん従属的で、そんなところに過去の人工衛星が〜すなわち「総て地上で制御する」イメージが加わって行く。露米欧中の半世紀を踏まえて、衛星の植民地化が夢想可能になる。そうした文脈を転倒させた水準に「つくる会」の私物化イメージが加わると禍根を残すぞ(妄想するのは私だけ?)。
 SF世界では「地球側から太陽を制御する」ストーリーがあったりするだろがぁ。「衛星から地球を制御する」発想の場合は「地球が破壊状態にある」とか、或いは衛星状の形態を持つ宇宙船から「異星人が地球を支配する」って話になるみたい。地球人同士で同じ事をやって何が悪い。我ら同じ地球市民じゃないか(爆)。〜破壊状態にある「つくる会」を支配するのは藤岡衛星か、それとも八木衛星か扶桑社衛星か。一致団結・宥和状態の下で支配すれば「支配主体への偏見」は尽く溶解し、「包含的離接」状態のまま双方向の「植民地観」(?)は相互に留保される。…言い回しの細かい差異はどうであれ、多分そんなあれこれを「つくる会」側は懸念しているのだろう(間違ってたら教えてちょ)。
 衛星への偏見と、人工衛星への偏見と。〜多分これらは分けて考えた方がよい。後者から前者への自然回帰は確かに難しい。そこに「個人的な裁判」のイメージが逆説的に絡み付き、藤岡先生は個人化すればするほど「衛星化」か「逆‐衛星化」のどちらかを余儀なくされる。だからこそ「個人の衛星化」と「会長職の衛星化」を混同して貰っては困る筈。差詰め未来的(?)と思えない事もない混同の促進要因を私は「ネット時代」に見ている訳だけど(リゾーム状=「太陽がいっぱい」?)、ハッキリ云って〜老人だらけの「つくる会」支持集団はそう簡単に適応できない筈。不意打ちを食らうがごとく巻き込まれる側の潜在的怨念を軽視せずに、会長なら会長らしく「会長らしさの限界に呪縛されて欲しい」。…ここ数年ざっと観察した限りでは、そこんとこを西尾先生は不満たらたら見抜いていた筈なんだわさ。
 再生機構の八木先生も、さっさと理事長職を退けばいいのになあ。…理事長でなければ出来ない仕事なんて、あるの?(「代表委員がいっぱい」ってのは分かるんだけどねぇ…。書道界と比べればどうなるかな。某巨大展覧会組織では理事や評議員が増え過ぎた結果、ソビエト状の合意システムにおける暗黙諒解=勢力均衡がいっそう重要になった模様。)

(余興)
 取り敢えず、BGM。
http://www7.plala.or.jp/machikun/TAIYOUGA.MID
 ところで、共産党と云えば志位ちゃん。
http://www.c-chan.jp/about/index.html
 …リンク間違えた(汗)。
http://www.shii.gr.jp/pol/2007/2007_06/D2007_0629_1.html
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Subject:>苹さん From:北の狼 Date:2007/07/14 01:04
No:5927
「つくる会」の命脈も、あと数ヶ月でしょうか。

教科書をつくることも発行することもできないのですから、もはや何の影響力もないといってよいでしょう。せいぜい、再生機構にイチャモンをつけることによって、なんとか存在意義を示す程度のもんでしょう。

自由主義史観研究会、プロパガンダ写真研究会・・・・藤岡が幹部として関与した組織の末路というのは本当に哀れです。
日本共産党は「5%政党」と言われていますが、現住所はどうあれ本籍が日本共産党の藤岡は、結局5%さえ達成できずに消えていくことになりそうです。

まあ、右翼であろうが左翼であろうが、いかれた人間というのはどこの側にでもいるものですga,
そういう連中----「つくる会」でいえば、東京支部や広島支部-----の受け皿として機能して欲しいものですね、「つくる会」は。それ以外に存在意義はありませんし、そういった機能さえ果たせないとしたら、それこそ救いようが無いということになるでしょう。
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Subject:うぇっぶ論考() From:荒間 宗太郎 Date:2007/07/14 09:07
No:5929
ぉぃぉぃ気は確かか?と言いたくなるブログ(苦笑)

/////
http://celebokusama.blog17.fc2.com/blog-entry-417.html
新しい歴史教科書の初版本の話。西尾先生がある箇所を、韓国の友人に配慮して一部書き直したとされている件に関してである。これをまともに、字面のまま受け止めて、西尾はつまらない奴だ・・・・と批判する人がいるらしい。
よくよく考えて欲しい。当時、日本と韓国は歴史問題で摩擦が起きていて、「近隣諸国条項」が生きているので、「新しい歴史教科書」は外交上、目の上のたんこぶだった。韓国の、本当のところ誰からかは定かではないが、国と国の関係として、「つくる会」の教科書の訂正の要求があった。それは当時の福田官房長官が絡んだことであり、産経新聞社を通じて、「つくる会」に呼び出しがかかったのだ。
「つくる会」は弱小民間団体である。当時、会長であった西尾先生らが呼び出され、一部の変更を提案された。ただ、これは政府の命令であっても、表にはそうはいえない。そこで、会長の友人云々の言い訳が考えられ、格好として、そう表向きに発表された。要するに西尾先生が泥を被ったのである。
拒否できない力関係である。確かに屈辱ではあったが、その箇所の変更は当時の西尾会長にとって、「この程度の変更で済むなら、がまんしよう」と考えられるものだったという。まだ、採択のスタートラインにさえ並んでいない状況である。何が何でも、スタートラインに立ちたいと、「つくる会」が願ったのは、余りにも当然の話だ。
このときは、ここさえのめば、韓国は国として騒がない・・・・・ということであったようだが、実際は、この約束は守られることはなかった。日本政府も愕然としたことだろう。
まぁ、あの国の約束は何時もそんなものだ。今回さえ謝罪すれば、もう二度と話題にしない・・・・とかなんとか言いながら、大統領が変る度に日本の謝罪を求めてくる国だから。
あの時の政府の介入による教科書書き換えを、政治に思想が従属するのはおかしいとする考え方に、反しているじゃないか・・・と、鬼の首を取ったように言う人もいるらしい。
一時的に従属せざるを得ない時はある。国の持っている力がどんなものであるかは、国策捜査を思い出せばわかるというものだ。
/////

西尾をつまらないという奴にはお目にかかったことがない。そうではなくって、何で変えたんだ?と言うことを言っているのではない、どう変えたのか?と言うことを言っているのだ。
書き換えの過程が問題なのではなく、書き換えたそのことを言っているのだよ。何で判らないのだろう?

独断で変えようとどうしようとあんたの著作物だと後々主張している(だから真似するなと言っているんだろ?)のだから、変えた結果の全責任を黙って持つべきだよ。
どういう圧力で書き換えざるを得なかったのかと言うことは問題じゃない。書き換えに応じるほどのことでしかなかったと言うことをあんた達は言動で示したと言うことが問題なんだよ。
それが十年にもわたる内紛の大本なんだよ。
書き換えに応じるにしても応じ方というものがある、それが判らないのは元々の思想に確固たる矜持がなかったからだろ。
教科書として検定を通すための便法としてこう書き換えました、本来はこう表現すべきですがそれをそのまま表現することは我が国の現在の検定には通らないため二度目の審査の時に変えました、最初の表現はこうでした、とブログに書くべきなんだよ。判るか?

沈黙は金じゃない、だからこそワシ等は声を上げたんじゃないか。何を今さら言っているんだ。
南朝鮮自治政府(韓国の独立を旧統治国として認可した事実はない。占領統治下にあっての事実成立でしかなく、その後追認する正式政府声明は今もない)の副首相から我が国の当時の福田官房長官を通じて圧力を加えられたこと自体は問題にしていない(それはそれで政治活動としてやるべきことで、教科書改善団体としてはするべきではなく、教科書改善として行動すべき)。政府の動向に強制力をワシ等は持っていないからな。
やるべきこととやれることとをすべきなんだよ。理想を騙り何でもかんでもやれと言う原理主義者達のつまらない吠え言葉に耳を傾ける愚を犯すべきじゃない。声の大きい方に棚引いて今の惨状があると考えられない愚かさが残留組には多大にある。初代も悪かったが末代の現会長も酷い、まぅ一年持たずに藤岡体制崩壊だろう。(苦笑)



最後に、つくる会十年の内紛資料をリンクしておく。

左翼陣営からの分析
http://www.linkclub.or.jp/~teppei-y/tawara%20HP/2006.3.17/2.html
http://www.shingeneki.com/cgi-bin/community/c-board.cgi?cmd=one;no=1054;id=2
http://byoubyou.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_3721.html

こちら陣営からの回顧
まほたん氏による分析資料
http://hn19690129.iza.ne.jp/blog/entry/121977/
http://www.tctv.ne.jp/mahocast/PV/20060603.html
http://www.tctv.ne.jp/mahocast/PV/20060701.html
参考資料
http://www.history.gr.jp/~nanking/propaganda_photo.html
http://www.history.gr.jp/~nanking/titile_hiretu_galtukai.html
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Subject:それにしても From:波浪規定 Date:2007/07/14 21:00
No:5932
なんで東京支部は問題が多いというか、変な人が多いというか。(^_^;)
腐ったリンゴ?
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Subject:>北の狼様へ From:キルドンム Date:2007/07/14 21:25
No:5933
 色々忙しくて、ご返事を申し上げるのが少々遅れてしまい、すみませんでした。確かに仰られる通りこちらは駄法螺を吹く場でもなければ、単なる印象や感情のみによって個人
を攻撃する所でもありません(そんな場所自体、あってはならないのですが)。
簡潔に申し上げます。わざわざ二度も条文を掲げて下さっていただき、洵にありがたいのですが、この第十四条では著作者であることの確実な証明はできません。ここでは、「著作者名として通常の方法により表示されている者は、その著作物の著作者と推定する」とあり、単に推定ができるとしているのみであって、決して「著作者」として認定しているわけではありません。しかも、扶桑社教科書の社名が載せられている「別記」部分には「著作関係者」としているわけで、「奥付」にある「著作者」とは意味が異なります(先日の訂正。「著作関係者」のリストには代表執筆者・監修・執筆の他に表紙装丁(ママ)・装丁オブジェ・本文DTPの各一名の個人・法人、さらには写真提供者の膨大なリストも含まれています)。しかも、単に数がかぞえられなかったせいか、それとももっと深い意味があるのかはわかりませんが、前にも申し上げたように「著作者」の「西尾幹二ほか13名」(13年度版の場合)というのが、具体的に誰を指すのかわからないのですから、「通常の方法」とはもはや言い難いのではないのでしょうか。勿論、「いかなる意味でも存在しない」というのは勇み足で(いつものように深く考えずに言い切ってしまったのでしょうね)、結局、扶桑社の著作権の有無ははっきりしないわけです。ただ、現段階で扶桑社が少なくとも自らの著作権の存在に触れてはいないことは示唆的です。
 また、その後の条文には次のようにあります。

>(氏名表示権)
第十九条 著作者は、その著作物の原作品に、又はその著作物の公衆への提供若しくは提示に際し、その実名若しくは変名を著作者名として表示し、又は著作者名を表示しないこととする権利を有する。その著作物を原著作物とする二次的著作物の公衆への提供又は提示に際しての原著作物の著作者名の表示についても、同様とする。
2 著作物を利用する者は、その著作者の別段の意思表示がない限り、その著作物につきすでに著作者が表示しているところに従つて著作者名を表示することができる。
3 著作者名の表示は、著作物の利用の目的及び態様に照らし著作者が創作者であることを主張する利益を害するおそれがないと認められるときは、公正な慣行に反しない限り、省略することができる。

 ここでは、著作者はその名を出版物に表示することも、また表示しないこともできるとされているのです。つまり、「表示されていなければ、著作権を主張することはできない」というのも正確ではありません。勿論この場合には、法人としてのつくる会には著作権が存在しないことは間違いないでしょう(第3項が多少引っ掛かりますが)。そのことはすでに申し上げている筈です。もっとも、つくる会のwebを見ると、新旧の教科書の内容を載せているようですが(公民教科書まで!)、彼等がこの辺のことをどう理解しているのかまでは、さっぱりわかりません(笑)。
 最後に、No.5907で「著作関係者、もしくは執筆者がただちに著作権を有するとは限らぬこと」と申し上げた件についてもう少し。古い本ですが、次の記述を参考にしました。

>著作権者は、著作権の帰属者、その帰属主体である。著作権は、著作の事実によって発生するから、著作者が第一次的にその帰属者であるが、著作権は、譲渡および相続が可能であるから、著作権の譲受人および著作者の相続人は、著作者ではないが(競落人も含まれる)、著作権者となる。ただこれらの者は、実は著作財産権の帰属を受けるのみで、著作人格権は、依然として著作者に残存する。(山本桂一『著作権法』59頁、有斐閣、昭和44年)
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Subject:>キルドンムさん From:北の狼 Date:2007/07/14 23:11
No:5934
貴方が何を言いたいのか、実はよく分りません。

>著作者名として通常の方法により表示されている者は、その著作物の著作者と推定する」とあり、単に推定ができるとしているのみであって、決して「著作者」として認定しているわけではありません。

当然の話ですね。藤岡だろうが西尾だろうが扶桑社だろうが、「著作者名として通常の方法により表示されている者は、その著作物の著作者と推定」される存在でしかないのです。
「著作者名として通常の方法により表示されている者は、その著作物の著作者と<認定>する」などという【法】なぞありえるはずがありません。その理由はわざわざ説明する必要もないでしょう。


>扶桑社教科書の社名が載せられている「別記」部分には「著作関係者」としているわけで、「奥付」にある「著作者」とは意味が異なります

1)まず、該当部分を正確に引用ください。キルドンムさんの説明では【事実】がよくみえません。S子がよくやるようにスキャンしてアップするのも一法です。

2)「著作者」と「著作関係者」の違いを【法】的に説明ください。つまり、「著作関係者」には「著作権」が無いということ、をです。

3)扶桑社は「著作関係者」ではあっても「著作者」ではない、したがって扶桑社には著作権はない、ということを【事実】と【法】で示してください。


>ここでは、著作者はその名を出版物に表示することも、また表示しないこともできるとされているのです。

「つくる会」は扶桑社教科書の編著者で無い、と公に宣言していることが明らかになっているのですから、この説明はあまり意味がないでしょう。
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Subject:西尾は権力に屈し、保身に走っただけ From:北の狼 Date:2007/07/14 23:34
No:5935
こうなると言い訳というより開き直りですね。いつぞやの「騒動」と<根>は同じです。

>「つくる会」は弱小民間団体である。当時、会長であった西尾先生らが呼び出され、一部の変更を提案された。・・・・・拒否できない力関係である。確かに屈辱ではあったが、その箇所の変更は当時の西尾会長にとって、「この程度の変更で済むなら、がまんしよう」と考えられるものだったという。

その程度の覚悟しかない腰抜けなら、「教科書を通じて日本の歴史認識を変え、日本という国を守る」などと、ご大層なことを言うべきではなかったですね。
せいぜい「この教科書は、自虐史観に反対して自慰史観にひたり、お互い傷を舐めあい慰めあうための具でしかありません」とでもしておけば、誰も文句はいわなかったでしょう(実態はそれに近いものだったようですが)。

重要なことは、【政府が検定で合格させた内容】を【当時の西尾会長が独断で自虐的なものに貶めた】ということです。
西尾は【政府】に屈したのではありません(政府は検定で合格させているのです)。西尾が屈した相手は【権力】だったのです。つまり、西尾がとった行動の本質は<保身>にすぎなかったのです。
こういう人間のことを「国賊」とか「売国奴」とか称します。
この点を見誤ってはいけません。
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Subject:北の狼様へ From:キルドンム Date:2007/07/15 00:52
No:5936
 貴方の仰っていることも、こちらにはよくわかりません。こちらは「上のとおりだとすると、扶桑社には著作権が存在します」と断定的に述べられておられることに対し、「そう簡単なことではない」と申し上げたのですが、次には「『著作者名として通常の方法により表示されている者は、その著作物の著作者と推定』される存在でしかないのです」(当然です)と、まるで逆のことを言われても…。やはり意思の疎通がうまく行っていないようですので、『新しい歴史教科書』の該当部分を掲げてみます(すでに〈たとえ話〉で説明しているし、「お手元のテキストでお確かめ下さい」と申し上げてもよかったのですが)。なお、肩書き、住所など今の論議に関係ない部分は省略します。
  --------------------------------------------------------------------------------― 著作関係者
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
代表執筆者 西尾 幹二
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
監修 伊藤 隆※  大石慎三郎  高橋 史朗  田久保忠衛  芳賀 徹
                             (※は執筆者も兼ねる)
  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
執筆 小林よしのり  坂本多加雄  高橋 明勅  田中 英道  広田 好信
   藤岡 信勝   八木 哲   谷原 茂生
                            株式会社 扶桑社
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
表紙装丁 川上成夫   装丁オブジェ 望月通洋  
--------------------------------------------------------------------------------―

 装訂が著作権に含まれないことは明らかですし、以下は省略します。ところが、奥付の方には次のようになっています。

--------------------------------------------------------------------------------―
中学 社会 新しい歴史教科書              215 扶桑社 歴史708
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
平成13年3月30日 検定済 平成16年1月31日印刷 平成16年2月15日発行
定価 文部科学大臣が認可し官報で告示した定価(左記の定価は、各教科書取次供給所に表示します)
著作者 西尾幹二ほか13名 (別記)
発行者 株式会社扶桑社  代表者 中村 守
印刷者 凸版印刷株式会社 代表者 足立直樹
発行所 株式会社扶桑社
--------------------------------------------------------------------------------―
 著作者の箇所を御覧下さい。他の教科書の例にならうならば、「ほか14名」となっていなければならないところですが、こういうことだから「著作者(≒著作権者)としての扶桑社の位置が曖昧だ」と言っていたのです。かの「コンピーター問題」と同様に、本来なら早期に解決しておかねばならないことをずっと放置していたわけです。おかしなものですね。
 話は変わりますが、北の狼様がつくる会を見限るきっかけになったとかいう、13年度版の市販本と使用本との差異についてなのですが、これについては多分小生との見解がわかれるところだと思います。遅くまで起きて同居人にあまり迷惑はかけられないので(笑)、つづきは明日書きますが、ひとつだけ確認します、狼様はあの「韓国の友人」の正体は軍人出身の大物政治家である金某だと看做しておられるということで間違いないですよね?
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タイトルRe^4: 「神話」のあとさき
記事No86
投稿日: 2009/07/03(Fri) 09:05
投稿者おちょくり塾より
Subject:矛盾はありません From:北の狼 Date:2007/07/15 02:05
No:5937
キルドンムさん、引用有難うございました。
おかげで構図がみえてきました。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
執筆 小林よしのり  坂本多加雄  高橋 明勅  田中 英道  広田 好信
    藤岡 信勝   八木 哲   谷原 茂生
                            株式会社 扶桑社
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

執筆陣に扶桑社の名が記載されているのですから、普通はこの時点で【法】的に、他の執筆者同様、扶桑社には「著作権」が発生すると「推定」されます。


> 装訂が著作権に含まれないことは明らかですし、以下は省略します。

かならずしも、そうとはいえません。

===============
◆H11.10.28 東京高裁 H10(ネ)2983 「知恵蔵」レイアウト編集著作物
平成一〇年(ネ)第二九八三号 著作権使用料等請求控訴事件

・・・・・・・・・・・・・・・・

 二 編集著作権に基づく請求について

  1 著作権法にいう著作物とは、思想又は感情を創作的に表現したものであるが、控訴人が知恵蔵の素材であると主張する柱、ノンブル、ツメの態様、分野の見出し、項目、解説本文等に使用された文字の大きさ、書体、使用された罫、約物の形状などが配置される本件レイアウト・フォーマット用紙及び控訴人が知恵蔵の素材であると主張する柱、ノンブル、ツメの態様、分野の見出し、項目、解説本文等に使用された文字の大きさ、書体、使用された罫、約物の形状は、編集著作物である知恵蔵の編集過程における紙面の割付け方針を示すものであって、それが知恵蔵の編集過程を離れて独自の創作性を有し独自の表現をもたらすものと認めるべき特段の事情のない限り、それ自体に独立して著作物性を認めることはできない。控訴人の主位的請求原因が、一九九四年版と一九九五年版の知恵蔵に使用されたレイアウト・フォーマット用紙は控訴人が制作を担当した本件レイアウト・フォーマット用紙の複製であることを前提とするものである以上、控訴人の主張も、本件レイアウト・フォーマット用紙が、そのまま知恵蔵以外の他の書籍、特に被控訴人以外の出版社刊行の書籍に使用されるものであることを前提にしているものでないことは明らかである。
================

「編集過程を離れて独自の創作性を有し独自の表現をもたらすものと認めるべき特段の事情」があれば、装丁にも著作権は認められることがあります。


>>著作者 西尾幹二ほか13名 (別記)
>著作者の箇所を御覧下さい。他の教科書の例にならうならば、「ほか14名」となっていなければならないところですが、

扶桑社は「執筆」陣には含まれてはいますが、「著作者」には含まれてはいないということですが、このことに別に矛盾はありません。扶桑社が「執筆」段階で「著作者」に内容に対する助言や分量の指導等で関わっていたとすれば、おかしいところはありません(実際、そうだったのですから)。
ちなみに、単に編集における関与であっても「著作権」は発生しえます。

=================
(編集著作物)
第十二条 編集物(データベースに該当するものを除く。以下同じ。)でその素材の選択又は配列によつて創作性を有するものは、著作物として保護する。
2 前項の規定は、同項の編集物の部分を構成する著作物の著作者の権利に影響を及ぼさない。
=================

「執筆者(著作者に対する指導や調整、編集をする者も含む)」、「著作者」、「著作権を有する者」はまったく同一ではないと考えれば、疑問は氷解します。
普通、完全に個人の著作物を発行する場合、このことは問題にならないのですが、教科書のように多人数が寄り合って、それを扶桑社が調整するという場合、このことが時として問題になるということでしょう。
しかし、執筆陣に扶桑社の名が記載されているのですから、(編集の件もあり)扶桑社には著作権あり、と判断するのが妥当でしょう。


それで「平成13年版」は分りましたが、「平成17年版」はこの点どうなっていますか?


>狼様はあの「韓国の友人」の正体は軍人出身の大物政治家である金某だと看做しておられるということで間違いないですよね?

私は、西尾氏自身が新聞で語っていたように、”「韓国の友人」の助言を容れて、検定済みの教科書を自虐的なものに変更した”、と認識しています。それ以上でも、それ以下でもありません。「韓国の友人」なるものが「金某」かどうかどうでもいいことです(確認のしようがないですし)。
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Subject:エイリアンに牛耳られる米国 From:荒間 宗太郎 Date:2007/07/15 23:49
No:5938
人口減は悪いのか? 2007/07/15 09:33
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/62873/

「やばいぞ日本」の読み物はそれなりにおもしろく読めるが、単眼的なのが気になる。
/////
いま、日本の没落が始まっている。経済は好調なのに、ジワジワと迫り来る長期的な不安がぬぐえない。人口減少に歯止めがかからず、エネルギーの獲得競争に相次いで敗れ、日本が誇った技術力にもかげりが見える。教育の劣化やモラルの崩壊は目を覆うばかりだ。日本文明の没落までささやかれ始めたいま、その現実とそこからの脱出を探る。
/////

「いま、日本の没落が始まっている。経済は好調なのに、ジワジワと迫り来る長期的な不安がぬぐえない。」
このことはワシもそう感じるので反対はないが、次の一句でガツクリとくる(苦笑)
「人口減少に歯止めがかからず、エネルギーの獲得競争 に相次いで敗れ、日本が誇った技術力にもかげりが見える。」
「人口減少に歯止め」は必要なのか?
社会が成熟してくると人口は逓減現象を起こす。それは歴史の流れを丹念に見れば判ることで、何も不安がる必要もなければ不安を煽る必要もないことだとワシは思う。
少子高齢化と叫ばれて久しいが、それはここ三十年をどう我慢するかと言うことに尽きる。
高齢者の大量発生はすでに六十年前から強くされていたことだ。それは戦後ベビーブームを創り、60年安保争乱を創り、マイカーブームを創り、土地神話を爛熟させ崩壊させ、いま年金問題を創っている。
それは全て「団塊の世代」が通ったとき巻き起こるアラシである。
彼らは永久に我が国を席巻する世代ではない、どんなに長生きだと仮定してもあと二十年で社会から完全な形で去る。その去り際に墓地問題を創り出すだろう、そう墓地が足りない永代供養の祭主や神官坊主とのイザコザが必ず起こる。
そのときマスコミは、このままでは無縁仏が大量発生すると騒ぎ立て不安を煽るだろう。赤ピー毎チョーゲンダイなどのバカすぎる一群のマスゴミ達が。
彼らは社会不安を煽ることだけが使命で正しい報道をしようとするジャーナリズムの一翼を担っているわけではない。
まぅそんなことはおいといて、話を進めると、その永代供養や墓地問題や葬儀関係問題(業者とのトラブルや親族間の争いなどが付随して起きる)を十年で乗り切れば、三十年後には穏やかな平静の世が待っている。

その未来をきちんといま判断し予想して対処する準備をしなければならないのに、わざわざ少子高齢化をことさら声高に叫び、人口減があたかも悪いかのごときに誇張し、労働力不足を煽る。
労働力というものは存在しない、労働者により労働があるのみ。つまり、労働力と言っているのは労働者でありそれは生の人間であり必ず家族を伴う。
労働力の移入とは人間の移入を指している。外国人労働力を大量に移入するとは、我が国の人口個性の大半を外国に売り渡そうとすることに等しい。
なぜなら、定着する外国労働力は家族を創り住みつくと言うことなのだから、二世代目は国籍問題を生み、三世代目にはすでに我が国の国籍がある。
フランスやドイツでの移民問題をわざわざ国内に取り込もうとしているのが労働力の海外からの移入である。
繰り返すが、労働力というものは存在しない、安い労働力を移入するというのは、経済困窮地域の大量の人間を家族もろとも(わざわざ)国内定住させようとする政策に他ならない、これこそが売国政策そのもの。
人口減少が悪いことだと教え込み人間の大半を外国人に占拠させ、少数人と混血させ血を入れ替えようとしている。三十年後の我が国の人口の大半は外国人流れでよいのか?
嫌日や反日在日の悪さをより隠し、もっと外国に売り渡そうとする政策でよいのか?
明治初期我が国は四千万人の国だった、少子高齢化をこのまま乗り切れは元に戻るだけじゃないか。何でわざわざ一億人規模を維持するために六万万人もの外国人で埋めなくてはならないのだ、六割が外国人の国、それが三十年後の一億人規模の我が国って、、、、想像したくないな。
我が国に「かげりが見える」原因は、技術力の低下でも科学力の鈍化でもない、まともな統計や推計の知らない不安を煽る者たちの大量増加の方だろう。



カネで買われた米国 2007/07/15 09:50
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/america/62956/

サンケイはどうして国籍を明らかにしないんだ?
/////
男は、東アジアから移民し、成功を収めた戦前生まれの実業家だ。
/////
バカか?地域のみってなぅ(苦笑) 東アジアという国はない!
朝鮮か中共だろう。これからサンケイが東アジアと指したら、全て中共地域(シンガポールや華僑を含む)か朝鮮(豪州を含む)だと断定することにする。
それはそうと、先のワシのエントリーが間違いでなかったことがここで実証されている。

/////
10年ごとに行われる米国勢調査の結果によると、1990年からの10年で、アジア系米国人の人口は倍増に迫る勢いを示した。グローバル化の進展の中で、今や米国への移民は1世のうちに成功をつかむことが可能になっている。
/////

この嫌日反日人口の大量増加が、米国と我が国との軋轢を創り反目させようとしている現況である。悪さをするのはいつもあやつらである。

/////
地元の教育委員選に出馬した際の選挙事務所幹部は、中国系と韓国系で占められていた。そうでないと、選挙に勝てないのである。
/////

国内を外国人に占拠され選挙権を与えるとどうなるかの見本である。
我が国でこれを推し進めようとしているのは民主党と公明党の二大売国政党である。あいつらの存在が我が国を悪くしている。

/////
アジア系台頭の中、ほとんど人口が増えていない日系の当然の選択なのかもしれない。だが、アジア系とは実態を伴っているのだろうか。主権国家による国益をめぐるせめぎ合いが国際政治の現実である。その文脈ではアジア系とは日本を封じ込めようとする枠組みになりえる。...
丸顔の男に戻ろう。ホンダ議員について、男は「単純な男です。(慰安婦問題の追及を)私がやめろといえば、やめるでしょう」という。本当に動かしているのがだれだか分からないのか、とでもいいたげだった。...
「カネはある」と男はいう。「今、アジア系はカネを持っている。100万ドルや200万ドル、ぽんと出せるアジア人がいくらでもいる」
/////

ここで行っているアジア系とは反日アジア(朝鮮中共華僑の破落戸)であり、まともなアジア人のことではないのは明らか。
それはそうと...
先のエントリーでも書いたが、安い労働力として移入を認めた結果、それは労働者でありやがて家族を呼び寄せ家族を創り繁殖し国内を埋め尽くす。
その結果、本来の国民の本意ではないことが政治力を伴った彼らによって動かされる。
米国の下院はすでにカネによって支配された外国議院なのだ。そこには本来のおおらかな米国はない、反日に染まった中共華僑朝鮮人どもの巣窟となっている。
主人公が落ちて底穴で見たエイリアンの巣窟のあのシーンを彷彿させる。
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Subject:それにしても From:波浪規定 Date:2007/07/16 14:36
No:5939
外国人参政権は国を滅ぼすということが小沢一郎にはわからないのか。
この街は華僑の自治区とか、ここは総連・民団の自治区だから、手入れの際は外務省を通して連絡してくれとなるのは容易に想像できる。町内会と町議会の区別もつかないのか。
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Subject:教科書の書き換えは From:波浪規定 Date:2007/07/16 17:53
No:5940
森センセイが一枚かんでいたわけですか。
朴さんのころの韓国と違うというのが根本的に解っていませんね。
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Subject:うぇっぶ論考() From:荒間 宗太郎 Date:2007/07/16 21:56
No:5941
新潟沖地震のニュースの中で(これはいつも思うことだけど)「住民は不安な一夜を...」と言う定型句はもう使わないでほしい、耳障りなんだよ。
住民が楽しい一夜を過ごすと誰が思うんだ?住民がほいほい出歩くと誰が思うんだ?
被災しているんだぞ、お前たちマスゴミが騒ぎ立てれば立てるほど情報量の少なさになお不安が煽られるだろ!
大切なことは全国の人にニュースを届けると同じくらい被災者にも情報を伝えることこそ使命だろ!
いちいちしたり顔で「住民は不安な一夜を過ごし」翌日には訳ありそうな婆さんにインタビューして不安だったと言わせるんだろ。阪神淡路でも前回の新潟でもいつもいつもヤラセのごとくの情景にうんざりする。

いい加減、「住民は不安な一夜を...」と言う定型句はもう使わないでほしい。

それよりも、被災者たちにもっともっと多くの情報を正確に伝える努力をしてほしい。

彼らにこそ正確な情報が必要なんだぞ!!

判ったか?バカマスゴミどもめ
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Subject:北の狼様へ From:キルドンム Date:2007/07/16 23:19
No:5942
 ようやく話が少しは通じたようで、安心いたしました。ただ、まだ納得のいかないところは残されています。出版社が編輯にかかわる(「著作の補助」とは、異なるのでしょうが)ことにより著作権が発生したとするならば、他社の教科書の元々「著作者」「著作関係者」の中に社名がないものはどうなのか。出版社によりこの点がバラバラなのはどうしても気になります。もっとも、それらは「表示しない権利」を行使しているということかも知れませんが。
 17年度版の歴史・公民の場合も同様。奥付の「著作者」の中から微妙に扶桑社がはずされているとも受け取られるようなつくりになっています。ここで表示してもよかったのですが、昨晩ようやく押入れから手持ちの13年度版市販本を発見したけれど17年度版は見つからず。勤務先の図書館の誇る(?)教科書コレクションの棚に行けばある筈ですので(先日はそちらで扶桑社および他社教科書を確認。ただ藤岡本だけはどういうわけか――丁度教育実習の時期だったせいもあるのか――見当たらなかったので本屋で調べましたが)、明日またコピーを撮ってまいります。
 装幀の件については了解しました。認められる場合もあるのですね。そもそも、こちらの見た本が古かったので(No.5933参照)、その後の改正のことをあまり考えていませんでした(同書192頁に、「なお書籍の装幀や包装は、それ自体著作物ではない」とあります)。
 実は同様の間違いを、もうひとつしておりました。同書の191頁に、「題号は、著作物の一部とはいえない。題号につき、法的保護を受けようとすれば、商標登録を受けるよりない」と書いていましたので、藤岡氏たちが、「理念も、題号も(著作権があるから)真似するな」と言っていたのは少しおかしいと思ってそのことを指摘しようとしておりましたが、現行法では題号も著作権-法の範囲内に入っているようですね(第20条)。あやうく、藤岡氏たちに「無実の罪」を着せるところでした(笑)。「理念」の方が著作権と関係ないのは言うまでもないのですが、「理念を記した文書」となると話は別。無論、屋山氏たちもそのことについては十分承知しているわけで、それが結局一部から「格調が低い」と揶揄されるあの趣意書だか何だかという形になったのでしょう。大丈夫。「理念」は真似されてなどおりません(笑)。
 ともあれ、八木氏の件も含め裁判に訴えれば双方にとってそれなりに納得のいく答えがでるでしょう。
 二種類の13年度版の相違の原因についてのお考えは承知いたしました。このことについては、あの我々のネット上の友人が、北の狼様の御提起を受けて一度前に追究する構えを見せたことがありましたので、そちらの方へと思って準備していたのですが(あちらでは完全に金鐘泌氏のことだと断定していましたね)、他に面白いことでも見つけたのか、その後ばったりと音沙汰なかったので言うに言えなかったものでした。先程あちらを見てみたら、こちらでの論議で想い出したせいか、再開した様子ですので若干の疑問点をあらためて向こうに問いかけてみます。ただ、こちらの御意見を見ていると北の狼様は過程をしておられるのに対して、荒間様は結果を重視しておられる模様。小生の考えを申し上げれば、やはり結果が大事だとすることでは荒間様と同じなのですが、ただつくる会が閉ざされた組織ではないということを証明するため、そして実際に教科書を使う子供たちにとっての結果ということを第一に考えた場合――史実に忠実ということからはやはりあの三、四箇所は変えるべきであったと思うのです(むしろ、検定で残されていた方が不思議なくらいでしたから)。もし、あの時に書き換えていなかったとしたらその時点でつくる会を見限っていたでしょう――今にして思うと、その方が幸せだったかも知れませんが――今では、次の改訂版を見なければ最終的な結論はできませんが、昔のように積極的、熱狂的に支持をする気にはとてもなれません。かと言って脚を引っ張るつもりもありませんし、まあしばらくは勝手におやりなさい、というところでしょうか。
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Subject:訂正 From:キルドンム Date:2007/07/16 23:21
No:5943
>北の狼様は過程をしておられるのに対して→北の狼様は過程を問題にしておられるのに対して

 失礼いたしました。
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Subject:寝る前に From:キルドンム Date:2007/07/17 00:17
No:5945
 ちょっと思ったのだけど、松浦氏や新田氏(ともに嫌いな人間だけれども)のコラムが載せられている「光の集い」って、一体誰が作っているのだろう? 「松浦光修博士とともに、『日本教育再生機構』と連携し、日本人の心の再生を進めます」と言うからには、松浦氏自身でないことだけはわかるのだが…。
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Subject:原発にはメガフライングソーサー構造物を From:荒間 宗太郎 Date:2007/07/18 08:45
No:5949
浮動式原発の設置を考慮すべき

我が国は至る所に地震が起きる、少なくともその可能性が高い。
その場合、問題となるのは現在のところ耐震性である。
しかしながら、それは一般住宅の場合であろうが、それで果たしい良いのだろうか?
耐震性とは耐えられる限度(通常は震度6あるいは7だろう、それ以上だと中にいる人間そのものが耐えられない)のことを指している。
耐えられなくなって崩壊したときのことまでは考慮されていない場合が多い。

原発は崩壊しては困るのだ。
ではどうすればいいのか。

原発施設そのものを札幌ドームのようなドーム状の施設にすっぽりと覆うことだと思う。
そのさい上屋だけではなくドーム状に見えるが内実は球状(ボールをイメージすべき)のものとする。
この構造だと、地震の際耐震ではなく、施設をすっぽりと覆う球状構造物そのものが地面の揺れに応じて穏やかに揺れるだけで、中で建物に損傷があっても外部には漏れないことになる。水面に漂う風船のイメージである、もちろん球状構造物は多大な重量があり、通常の地盤そのものも堅い。地震の際の液状化現象の時にのみ水面に浮く風船のような動作となる。
このような球状(フライングソーサーみたいなお椀を二つ合わせたものでも良い)の大きさは水平面で直径数キロ、垂直面で直径(高さ)一キロ(500m)弱程度と推測できる。
この程度の構造物であれば現在の我が国の技術力なら建造可能と思う。
是非検討してもらいたいものだ。

沖ノ鳥島と南鳥島にはメガフロート島を、原発にはメガフライングソーサー構造物を。
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Subject:それにしても From:波浪規定 Date:2007/07/18 23:19
No:5950
大規模災害が起きても、日本人は特亜の人間を襲撃するようなことはしないということを、特亜は理解しているだろうか。
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Subject:うぇっぶ論考() From:荒間 宗太郎 Date:2007/07/19 08:35
No:5951
被災者たちに非難はしたくないがあまりにも阪神淡路震災とにているので呆れている。
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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070719it01.htm
中越地震を経験した地域だが、9割近くは「その後の大規模
地震を想定していなかった」とした。また、自宅で元の生活
に戻る見通しを持てない人は4割に達している。
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我が国は地震列島なの、備えには物的なものと心的なものがある。その二大要素のうちの最も大切な「心構え」ができていなかったとはなぅ(_ __; ウウッ
前回よりも被災規模が大きかった理由の一つが判った気がする。

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回答者は男性61人、女性69人。年齢別は30代26人、
40代24人、50代18人、60代31人、70代以上
31人。中越地震を経験した人は、93%にあたる121
人だった。
しかし、再び大きな地震があると思っていなかったと答えた
のは、全体の87%にあたる113人。「今すぐにあると思
わなかった」「前回は被害が少なく、『人ごと』と甘く見て
いた」といった声が上がった。
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被災者をあげつらうようで申し訳ないが、「自然を甘く見ているんじゃなぅ」と思ってしまう。関西は地震がないからと甘く見ていたように...

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現在の避難所生活での不満(複数回答)については、仮設トイレ
を中心とした「衛生状態」が最も多く38人。入浴や洗面、洗
濯などの「生活用水(27人)」「飲料水・食料不足(12人)」
「(隣の人の話し声など)騒音(8人)」「プライバシー(6人)」
などが続いた。「ない」と答えたのは29人だった。
ボランティアに対する要望(自由回答)では、「自宅などの片づ
け」の32人が最多。回答者の大半は、2人暮らしの老夫婦な
ど、人手が足りない世帯だった。('7年7月19日3:1_読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070719it01.htm
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衣食住と言われているけど、住食衣の順なんだなぅと思う。これからの災害対策の重点目標は下水の完備だけではなく、下水を使わなくとも処理できる最終衛生処理システムの確立だろうと思う。たとえば、排泄物は便器の内部で処理(燃やしたの堅い固形物にしたり無毒化無臭化)してしまう事も速やかに研究開発していくべきだろう。
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Subject:うぇっぶ論考() From:スマイス Date:2007/07/19 10:28
No:5952
>荒間 宗太郎さんへ

>下水を使わなくとも処理できる最終衛生処理システムの確立だろうと思う。

大災害時は、便を流す水が出ませんから、トイレはすぐに使用不能となります。


>たとえば、排泄物は便器の内部で処理(燃やしたの堅い固形物にしたり
>無毒化無臭化)してしまう事も速やかに研究開発していくべきだろう。

燃やしたり、無毒化する必要はないと思いますが、
排便を固めたり、無臭化したり、
簡易便器を組み立て、便袋に排便後、脱臭剤をいれ処置する方法や
その他いろいろなものが、発売されています。

大災害時の救急を受け持っていたので、押し寄せた患者さん、及びその付き添いの
排便処置をどうするかを検討したことがあります。
ま〜いろいろなものが売られてます。
いろいろ検討して、正確ではありませんが1,500人分?の簡易便器を購入した
記憶があります。
それほど高価でもありません。
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