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タイトルやはり我慢できない
記事No17
投稿日: 2004/12/19(Sun) 23:03
投稿者M78(山椒庵)
題:やはり我慢できない      氏名:M78 /日:2004/07/13(Tue) 15:18 No.1068

諸君!の<「負け犬の遠吠え」はどっちだ>の西部氏に、やはりがまんできない。

わたしは最近正論を毎月買って、諸君!は読んでいなかった。諸君!には西部氏が書いていることが多く、読むと批判したくなってしまうので、買わなかったのだが、8月号は正論より面白かった。だが、やはり西部氏の発言には、文句をつけたくなってしまう。

まず気になったダブルスタンダードについてだが、「国連決議も結局ないまま、また、逼迫した危機の前提であったイラクの大量破壊兵器所有も見つからない現状を考えれば、アメリカ側の国際法上の違法は明白じゃないですか。」と言って、西部氏は法的根拠を重要視している。ところが、テロリストがレジスタントかどうかという議論で、「戦争の慣習法としてゲリラの存在は許されている」と言って、弁護する。アメリカという国の行動は、国連の決議によって大きく規制されるが、政府ではないテロリストは、「慣習法」で権利は認められているというのは、まるで左翼が、政府は悪なので規制する法律をつくり、個人は自由を尊重し、規制する法律をできる限り排除すべきというえこひいきのように感じる。

「イラク戦争を国連が正当化したというのは、我田引水もいいところ。」という批判については、国連がなんであるかについての解釈の違い、あるいは、わかっていてわざと持論に有利なように誤解した振りをしているのだと思う。国連は、WW2でもともとアメリカ中心につくられた連合軍であり、アメリカが建前上、世界の各国の意向を尊重しているように見せかけるための機関であるという一面を、わたしは重視する。国連の下に各国があるのではなく、WW2で戦勝国となった連合国が世界を運営するための緩衝材である。したがって、国連は常任理事国の合議の下に存在を許されていると考える。つまり、国連はアメリカの外郭団体とみなしてもよいのである。なぜ国連本部はニューヨークにあるのか?もし、国連がアメリカの影響を越えて、アメリカを武力的に制裁する決議をしようとした場合、おそらくNY州の州兵が、国連を包囲するだろう。国連は決してアメリカに逆らえないのである。国連とはそういうものだから、アメリカが利用できる、あるいは、利用した方がよいと考えれば、利用するし、他の常任理事国がアメリカと袂を分かった時には、利用できずに、無視して勝手に行動する事もある。主体は国連ではなく、アメリカなのである。西部氏は、アメリカの建前と本音が違う事を理解していながら、わざと建前論のみでアメリカを攻撃しているように思える。建前だけでは、合理性がない事をうまく利用しているが、そうすれば非現実的な理論になってしまうのである。

国連をまるで世界政府のように扱う言論が、左翼中心にあるが、国連はそんなものではない。また、そんなものは危険なのである。文系の人間は、自分たちが法律を決めれば、それで法律として効力を発揮すると、簡単に思い込んでいるのではないか?法律が効力を持つのは、それを強制する権力、システムがいるのである。縁の下の存在無くしては、法律は単なる紙切れになる。国連には、そのような権力システムがない。アメリカなどに強制力を依存しているのである。そう考えれば、どちらが上にあるのかがわかってくる。(反米派ーおそらく文系ーは、簡単にアメリカから離れろと言うが、軍事的、理系的に言って、それは非常に困難なのである。日本の自衛隊は、本土防衛のための装備であり、アメリカ軍が反撃をする事を前提として、整備されている。自衛艦、戦闘機、情報処理システム、ソフトなど、すべてアメリカ製である。そして、機密情報は日本に知らされていない。アメリカから離れるには、自国開発の戦闘機やソフトが必須である。フランスが自国で開発しているのは、アメリカに支配されないためであり、イギリスも自国開発を残そうとしている。アメリカは、日本に自主開発を決して許さない。反米を許さないという事である。文系がアメリカと敵対すると言っても、物理的、理系的に不可能なのである。自衛隊の戦力は全て、アメリカに筒抜けである。わたしは、反米自立ではなく、親米自立を目指すべきだと考える。)

「英米主導のテロ反対なんて、所詮は英米に逆らう武力・暴力行使がテロだと定義づけているだけでしょう。」と批判しているが、それは英米流のやり方であり、日本人の常識的道徳論よりも、国際的には認められている方法である。自分の都合のいいように法律を解釈して、敵を非難し、自らを正当化するのが、欧米的常識である。アメリカの裁判制度を見れば、アメリカではまったく普通の事とられている事がわかるだろう。(アメリカのダブルスタンダード、本音と建前)

「僕だって、アメリカに一年ちょっと滞在した事があるし、別にアメリカを全面的に否定するわけではないけど、少なくともあの国の政治や経済スタイルに日本が学ぶべき模範例や参考例があるとは思えない。あくまでも反面教師としての価値しかない。」
わたしも、アメリカに二年間留学する前は、アメリカに学ぶところはないと(わたしの好きなアメリカンロック以外には)、思っていた。しかし、日本の政治は、国際的には赤子のようだった。アメリカは、一般国民向け、外国向けには、素晴らしい大義、建前を宣言し、裏では冷徹、極悪な自国の国益誘導(政権のみの権益を目指す部分も多々あるが)を行なっており、日本も外面は善意の人、裏では国益追求のために何でもするという姿勢を、アメリカから学ばなくてはならないと思った。

「開戦当時、親米保守路線の産經新聞などは、国連、安保理の信用と機能は失墜してしまっているという記事をさんざん掲載した。産経抄だって、野党側のイラク戦争に大義はあったのかという愚論は、一体、戦争や革命に大義や正義というレッテルを張る必要があるのだろうか、と書いていた。」
わたしも開戦当時、産經新聞のHP内のWeb正論談話室で、大義不要論のヨタ話を投稿していた。アメリカにはアメリカの大義、イラクにはイラクの大義があり、どちらが正しいかで判断すべきではなく、どちらにつくのが日本の国益になるのかで、判断すべきである。アメリカの大義も、イラクの大義も、対外的、対国民向けのプロパガンダに過ぎない。プロパガンダで判断する愚を演じてはならない。

「アメリカは国際法、国際慣習に明白に違反してイラクを攻撃した。まさしく侵略である。」
わたしは、侵略戦争、自衛戦争の文系的言葉遊びに陥っていると思う。自国が始める戦争については、自衛のためというのが普通であり、敵を非難するのには、侵略だというのが、昔からの通例である。どちら側から見るかで、どちらが侵略したかが異なってしまう。あえて言えば、戦勝国は「自衛戦争」を遂行したと歴史に記され、敗戦国は侵略したと、いつまでも言われる。その程度の違いである。

わたしは、アフガン攻撃の時にはまだ、アメリカに住んでいた。アメリカ国内の異様な愛国心の盛り上がりに、恐ろしさと、うらやましさを感じていた。同時期に留学していた日本人の中には、アメリカ人のまねをして、星条旗を車に付けていた者もいた。わたしは、日本から取り寄せて、日の丸を付けようと思ったが、妻から危険だからやめろと反対され断念した。空軍から技術将校が一人、研究に来ていて、同じ研究室だったが、アフガン攻撃の前に本部から呼ばれ、軍に戻った。アフガン攻撃の時には、教授あてに、アフガンに出征しますと手紙が来た。彼は、日本人のわたしにも比較的やさしく、あからさまな差別をしない人物で、常にジョークを振りまき、明るい、いかにもアメリカ人であった。研究がうまくいかずに悩んでいると、よく気晴らしのレクリエーションに連れて行ってくれた。実際に身近にいた人間が、戦争に行くというような経験を初めてして、言いようの無い不安感を感じた。わたしは当時、大学時代の友人で、某新聞社の記者になっている者に、アメリカの様子を、メールで送っていた。彼は、わたしの好戦的、反サヨク的言論に反論して来たが、それもまた楽しみだった。その時、わたしは新聞記者の友人と、アメリカは次にイラクを攻撃するかについて、話し合った。わたしの見解は、ブッシュ大統領は、父ブッシュがやり残したイラク「征伐」をやるつもりだ。アメリカ中が好戦ムードになっている今しか、イラクを叩く時はないという予想をメールした。そして、イラク戦争が始まった時には、当たっただろとメールしました。イラク戦争は、たとえ9.11がなくても、いつかは開戦したと思われる。大義や国際法うんぬんは、あまり意味がなかった。ブッシュ家とその取り巻きの怨念が、引き起こした戦争だったとも言えるだろう。


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題:「造反有理」に堕落した右翼原理 名:北の狼 /日:2004/08/07(Sat)22:27 No.1087

いま西尾幹二氏を中心とする右翼勢力によってなされている「代案なき小泉批判(ポスト小泉なき小泉おろし)」は、結局は、これら右翼が批判対象としてきた左翼やポストモダンの思考法と変るところがありません。

現実批判には二種類あります。
・ひとつには、現実に即してそれを改良しうる具体的なアイデア(代案)があって、それを実現させるために批判を行うもので、マトモな批判です。
・もうひとつには、現実に絶望した否定性の心情によって、具体的なアイデアなしに、一切に批判的になる態度のことです。

小泉構造改革は前者に該当し、(これら右翼による)「代案なき小泉批判(ポスト小泉なき小泉おろし)」は結局は後者に属することになります。
後者は、

【 現実と理想的な目標とのあいだに横たわる現実条件を冷徹に把握するという強い意思を有することができない者が陥る、安易な思考法 】

ということになり、これはポストモダンの思考法に通じるものがあります。
まさに「羊のロマン主義」(ニーチェ、竹田青嗣)ですね。

そして、かつて全共闘のスローガンであった「造反有理」(by 毛沢東)と変るところはありません。
「造反有理」、すなわち「とにかく反対せよ、反対すること自体に意味がある。後のことは知らない」という左翼的に無責任な態度は、保守が激烈に非難してきたものです。
ところが、小泉批判に関しては、これら右翼が同様の態度に出てしまっているのです。

左翼とこれら右翼に共通するのは、運動家としての性根(運動原理)、つまり、「自らの活動(日本や小泉を攻撃すること)自体に価値・目的があるのであり、個人攻撃だろうがその方法は問題にせず、先のことや他のことも我関知せず」という態度ですが、良識ある保守が選択すべき態度ではありません。



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題:小泉首相退陣は、就任時よりの願い  :M78 /日:2004/08/11(Wed)13:37 No.1089

わたしは小泉首相の就任時から、彼の政策に反対で、早期退陣を願っていました。わたしにとっては、いまさら遅すぎるという印象です。首相の人格はどうでもいいのですが、彼の取り巻きの政策提言を、異様な人気により、どんどん実現してきたのが問題です。確かによかった政策もありますが、それについては小泉さんだからできたというものではなく、自民党政権がやってきた成果の可能性が高いのでは?
小泉さんの特徴としては、政治も経済も、外交もよく知らないが、政局や人気取りがうまいポピュリズム政治家だろうと考えています。親米外交については賛同します。しかし、日米は経済ではライバルなのですから、アメリカが自国の国益のために日本に仕掛けてきたものは、日本の国益を害するものが多い。そういう竹中氏の経済政策をとったことで、今まで景気が回復しなかった。アメリカの半属国である日本では、経済についてはある程度従う振りをしながら、肝心な所を骨抜きにして、日本の国益を守らなければなりません。
自民党内には、無茶な改革派ではない、まともな経済政策をとる、外交にも通じた政治家がいると思います。首相一流の宣伝で、小泉さんしかいないと思い込まされているのではないか?そして、もっとも間違っているのが、自公連立です。政教分離違反の公明党とは決別して、自民だけで政権を目指すべきです。それで自民党が敗れたなら、悪いのは国民です。上記のような自民党総裁を希望します。


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題:小泉マジック          氏名:M78 /日:2004/08/13(Fri)15:07 No.1093

北の狼さんへ

小泉首相は、わたしたちの頭の中に、構造改革ができるのは自分だけ、自民党内には自分以上の人材はいないと思い込ませてきた。マスコミの力も大きかっただろう。小泉首相の評価は、後世の人が落ち着いてみれば、多くの変革はあったが、本人の能力は特に突出したものではないということになるのではないか。

>財政を再建し、景気をよくし、外交を上手くこなし、アメリカと狡猾につきあい、自民単独で安定した政権を築きうる、そういう総裁がいれば自民党支持者にとっても日本にとっても万々歳、正に言うことなしですね。

すべての面で小泉さんは失格ですね。高村さん、麻生さんのほうが、小泉さんよりは能力がありそうです。わたしには、小泉さんのどこがすごいのかわかりません(マスコミが森さんを引きずりおろしたのですが、森さんが続投したほうがよかったのではないかと思っています)。小泉さんは人気取りの能力だけではないでしょうか?小泉首相支持派には、自民党自体は支持しないが、小泉さんには期待するといった人たちが多いのではないか。だから、小泉さん以外の首相は望まない。野球で言えば、巨人は嫌いだが、長島さんは好きだという長島ファンに似ている(年令的に長島さんの現役時代を見ていませんが、彼は実力もあったと思っています)。

>こういう人物が戦前に出現していれば、日本がアメリカに敗れることもなかったでしょう。

アメリカとは物量、経済力などが違いましたから、勝つことはできないので、早期に終戦に持ち込めたかもしれませんね。

>そこで、ひとつ質問させてください。
そのスーパーマンか魔法使いのような総裁候補とは誰のことでしょうか?

小泉さんが、他の候補より優れた面は何でしょうか?人気だけではないでしょうか。スーパーマンじゃなくても、まともな政策をする総裁候補なら、自民党内に何人もいるでしょう。

わたしが去年の10/27に書いたファイルで、中曽根さんに引退を宣告した小泉首相について、Web正論談話室に投稿した文章があるので、ご紹介いたします。
<「がんばれ大正生まれ、昭和10年代こそ辞任せよ。」
1942/01/08 小泉純一郎氏 衆議院・自民党/神奈川11区
1946/10/10 菅直人氏 衆議院・民主党/東京18区
1942/05/24 小沢一郎氏 衆議院・自由党/岩手4区
1944/01/14 田中真紀子氏
この方々は昭和17〜21年生まれで、敗戦直後の反日左翼教育の申し子である。昭和10年代と団塊世代が、政治家、官僚のトップになってから、日本がおかしくなってきた。辞めるのは彼らだ。老害よりも問題なのは、敗戦直後教育世代なのだ。>



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題:お久しぶりです。       氏名:灯理 /日:2004/08/13(Fri) 16:33 No.1094

> わたしには、小泉さんのどこがすごいのかわかりません

小泉首相はタイプで分類すると外向的直観型のようですね。
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・・直観型の人が向かうのは、皆に認められているような現実的価値を認められているような方角では決してなく、常に可能性が存在する方角である。彼はこれから芽を出すものや将来の見込みのあるものに対して優れた嗅覚を持っている。彼は昔から存在し基盤もしっかりしており皆に認められて安定しているが、しかし限られた価値しか持っていないような事柄には目もくれない。彼は常に新しい可能性を追い求めているため、安定した状況の中では息が詰まりそうに思える。・・中略・・可能性がある限りは、直観型の人は運命的な力でそれに縛り付けられる。そのさまは、あたかも彼の全生命がこの新しい状況の中で花開くかのようである。まるで彼は人生における決定的な転機にに来ており、今後それ以上のことを考えたり感じたりすることなどありえない、と言った印象を人に与え、彼自身もそうした印象を懐く。たとえそれがいかに合理的で目的に適っていようと、また誰が見てもそこに安住した方が良い、と思われる場合にも、かつては自由・開放と思っていた状況がある日突然、牢獄に見えはじめ、それに対して行動をとるようになる(攻撃する−灯理注(^_^;)のを、誰も止めることはできない。理性も感情も彼に思いとどまらせることは出来ないし、またたとえ状況によっては新しい可能性が彼のそれまでの信念のそむくことになる場合でも、彼をしり込みさせることは出来ないのである。
信念を持つために不可欠な要素である思考と感情は彼の場合、未分化な機能であり、決定力を持っていないため直観の力に対して持続的に抵抗することが出来ないのである。しかしそれでも直観の優位を有効に補償しうるのはこれらの機能しかない。と言うのは直観型の彼にはまったく欠けている“判断”を与えてくれるのがこれらの機能だからである。
直観型の人の道徳性は知的でもなく、感情的でもない彼独自の道徳、すなわち自らの直覚を信頼し、その力に進んで身を委ねることである。
周りの幸福に気を配ることはほとんどない。周囲の身体的幸福感など“彼自身のものと同様に”論ずるに値しない。同様に周囲の信念や生活習慣を省みることもほとんどなく、そのためしばしば彼は非道徳的で思いやりのない、怖いものしらずん人間と見做される。
彼の直観は外的な容体とかかわりあって、外的な可能性を嗅ぎだすものであるため、自らの能力を可能な限り多方面に伸ばせるような職業に就きたがる。
商人・実業家・投資家・ブローカー・政治家などの多くはこのタイプに属している。
・・中略・・彼が良い人柄であれば、すなわちあまりに利己的な構えを持っていなければ、発起人として・・少なくともあらゆる事柄の開始を促進するものとして・・多大の功績を上げることが出来る。彼は将来性のあるあらあゆる少数者の生来の味方であって、もし、事物より人間そのもののほうに興味のある場合には・・人の中に何らかの能力や可能性を予感する力を持っているため・・人々を「育て上げる」ことも出来る。
仲間に新しいことに立ち向かう勇気を与えたり、感激を吹き込むことにおいて・・たとえ彼が明後日にはそれを見捨ててしまうとしても・・誰にも負けない能力を持っている。
彼の直観が強いものであればあるほど、彼の主体は直覚された可能性と融合してしまう。彼はその可能性に息を吹き込み、はっきりと目に見えぬそのもののぬくもりさえ、あたかも感じられるようにして提示する。すなわちいわば、彼がそれを“体現”してしまうのである。
それは決してお芝居ではない。それが彼の運命なのである。(C・G・ユング「タイプ論」)
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他板に投稿したものですが、ご参考までに。


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題:>M78さん         氏名:北の狼 /日:2004/08/13(Fri) 19:36 No.1095

>小泉さんは人気取りの能力だけではないでしょうか?

改革は痛みが伴いますから「人気」が必要です。つまり、「人気」は改革の必要条件・前提条件なのです。
あれだけの「人気」があった小泉内閣でも不可能であったものが、それより「人気」が劣るであろう内閣でどうやったら可能になるのでしょうか?


>スーパーマンじゃなくても、まともな政策をする総裁候補なら、自民党内に何人もいるでしょう。

「財政を再建し、景気をよくし、外交を上手くこなし、アメリカと狡猾につきあい、自民単独で安定した政権を築きうる」・・・こんなことは「スーパーマン」以外に誰なら可能になるのでしょうか?

私は、小泉構造改革は失敗した(する)と思いますが、しかし、彼が有した問題意識、および彼が示した改革の方向性は間違っていないと思います。


>麻生さん

麻生太郎氏でしたら、口の軽さのみあげても総理候補として失格でしょう。


● 「創氏改名は朝鮮人の要望で始まった」

この発言自体は間違っていませんが、盧大統領の訪日直前というタイミングが悪すぎます。政治感覚ゼロですね。

● 「金持ちのユダヤ人が住みたくなる国がよい国だと思う」 「その条件である人種差別がないという点は日本は充たしている」

総裁選期間中の外国人特派員協会を前にした講演での発言ですが、これに対してすぐにAP通信の記者から「あえてユダヤ人を取り上げること自体が人種差別ではないか」と質問され、麻生氏はその場で、「そういう風に受け取るあなたの方に問題があるのではないか」と反論しています。しかし、アメリカの人権擁護団体から「深い誤解と紋切り型の見方だ」と批判されるや、驚いた麻生氏は「誤解を受けたので反省する」というコメントを出しています。
外国人相手にユダヤ人に言及する場合は相当に神経を使わなければいけない、という国際常識・感覚が欠如していますね。

● 「明日のカネに困り娘を身売りした話は、おやじの世代ではいくらでもあったが、今どきそんな話は聞いたことない。娘がグレてソープランドという話はあるよ」
● 「政治家の前に来ると貧しそうな顔をするのは得意だ。純粋な政治家はだまされて”かわいそうだ”と行ってみたら、自分の家よりも立派な家に住んでいたなんてのはよくある話だ」

論外。

●「総務省は希望してきた役所ではない。郵政民営化も就任前は勉強したことがなかった」「自民党としての郵政民営化の公約はやめた方がいい」

総務相就任直後の記者会見ですが、そういう場で発言すべきことではないでしょう。後に「まったくそんなことはない。民営化に賛成だ」と訂正しており、軽薄といわざるをえないでしょう。
また、この程度の認識しかなかった人物が、どうしたら、自民党政調会長時に郵政民営化に強硬に反対しえたのでしょうか。「フロッピー大臣」と揶揄されるのも、むべなるかな。



>昭和10年代と団塊世代が、政治家、官僚のトップになってから、日本がおかしくなってきた。辞めるのは彼らだ。老害よりも問題なのは、敗戦直後教育世代なのだ。

M78さんのおす麻生太郎氏は昭和15年生れ、高村正彦氏は昭和17年生まれで、これではM78さんは、辞めるべきだと主張している世代に属する人物を自民党総裁におしていることになりますが、自己矛盾ではないでしょうか。


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題:倒閣運動の意図は?。     氏名:灯理 /日:2004/08/14(Sat) 04:30 No.1096

今の倒閣運動の背景には小沢氏に政権をとらせよう、と言う思惑があるんじゃないでしょうか?。わたしには岡田代表はただの当て馬にしか思えませんが、先の訪米では野党党首とは思えない大歓迎を受けた、と言いますし。
でも、わたしは小沢氏にはそれほど期待は持てません。
確かに対外的には毅然とした政策が期待できるでしょう。けれども国内的には財政出動主導の経済政策に逆行してしまう可能性がありますし、民主党内は旧社会党を中心としたサヨクの巣窟です。
北朝鮮に近いのは旧社会党では協会派などの左派ではなく、田辺元委員長らを中心とした右派だった、と。
こんなのと外務省のチャイナスクールがつるめば何をやりだすことやら、と気が気ではありませんし、共同参画局のフェモクラットとフェミニスト議員が手を組めば日本中、ジェンダーフリー一色になりますよ。
もし、次の衆院選で自民が過半数を取れなければ公明が寝返るのではないか、と気が気ではありません。
何しろ荒川区共同参画条例では土壇場で公明党の裏切りに会いましたので。


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題:>倒閣運動の意図は?。    氏名:北の狼 /日:2004/08/14(Sat)12:59 No.1097

<<灯理さん>>

以下、全く勝手な予想ですが(笑)・・・・。

>今の倒閣運動の背景には小沢氏に政権をとらせよう、と言う思惑があるんじゃないでしょうか?。

それは、いまのところ無いでしょう。
先の管代表の辞任を受けて、小沢氏が一時党首を代行しましたが、自らの年金未納が発覚して(発覚させて?)電光石化のごとく辞任しています。
小沢氏は、党首なんて嫌で嫌でしょうがないんですよ。それよりも、黒子役に専念し自由に動きたいのでしょうし、それが適役でしょう。

民主党が政権をとるためには、当然次の衆院選で勝利しなければならないのですが、それまでは、よほどのスキャンダルや失態が無い限り岡田代表でいくでしょう。つまり、(民主党にとって)順調に推移すれば岡田政権誕生ということになります。ただ、30日告示の代表選挙があり、まずはその関門をクリアーする必要があります。
小沢氏を接点として、岡田・小沢・田中(真紀子)というトライアングルを形成し、それを鳩山、管、横路、米沢らが担ぐ、という体制を築くことができるかどうか。

小泉総裁の任期はあと二年、衆議院議員の任期満了は三年後。(小泉総裁が辞任せず、途中解散がないとすると)一年のブランクがありますが、その間自民党は、ポスト小泉の体制を築いて国民にアピールできないと、次期総選挙(ダブル選挙になるかも)でも大敗する可能性があります。

次の選挙は面白いですよ。


>もし、次の衆院選で自民が過半数を取れなければ公明が寝返るのではないか、と気が気ではありません。

公明党は、もうその準備をしているでしょう。
最近、永住外国人地方選挙権や国立追悼施設建設について強硬姿勢に出ています。

公明党は伝統的に、国内的には旧田中・橋本派に近かったのですが、野中氏は引退し、(日歯連事件で)橋本氏も表から退いています。つまり、パイプが細くなったのです。むしろ、小沢氏とのパイプのほうが今は太いかもしれません。
そして、対外的には伝統的に親中国です。

小泉人気がさらに凋落し安倍総裁でも誕生し、さらに(ケリー政権誕生、対中韓関係、世論など)民主党への追い風が強い、という情況ともなれば、永住外国人地方選挙権や国立追悼施設建設などを理由として(たぶん、安倍氏はこれらを呑まないが、民主党は呑む)公明党が連立与党から離脱する可能性が高くなる。


とりあえずの注目は、民主党の代表選挙ですね。


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題:次は安倍さん          氏名:M78 /日:2004/08/16(Mon)14:58 No.1098

>「人気」は改革の必要条件・前提条件なのです。あれだけの「人気」があった小泉内閣でも不可能であったものが、それより「人気」が劣るであろう内閣でどうやったら可能になるのでしょうか?

人気があったのでこれだけ日本を壊してきたのでしょうね。支持者は共犯です。人気+間違った政策=国民の不幸。小泉さんは、人気がなければ、無害だったかも。

>小泉構造改革は失敗した(する)と思いますが、しかし、彼が有した問題意識、および彼が示した改革の方向性は間違っていないと思います。

わたしは、小泉改革に大反対です。小泉さんの能力の問題ではなく、就任時より彼の改革政策に大反対なのです。

>麻生太郎氏でしたら、口の軽さのみあげても総理候補として失格でしょう。

正直な方ですね。森さんと似てますね。わたしが小泉さんを嫌いなのは、スローガンだけ立派な政治だからです(虚言)。最近、「ダメンズウオーカー1、2」のマンガを読みましたが、小泉さんとその支持者に似ている。30才過ぎた男が、将来ロックスターになるだの、有名俳優になるだの夢を語り、やっていることは場末のバンドで下手なギターを弾いたり、売れない劇団で人間以外の役とか、死体役ばかりして、フリーターでアルバイトしながら食っていたが、いいカモを見つけて、ヒモになって貢がせている。女をだましてひどい目にあわせているのに、女の方は「いいの、私は彼の将来性を信じているから」と言って、「痛み」を我慢している。自分さえ痛みを我慢すれば、彼がスターになれると信じて。(構造改革なくして景気回復なし???)

>どうしたら、自民党政調会長時に郵政民営化に強硬に反対しえたのでしょうか

反対してたら、閣僚を辞めさせられそうだからではないですか?
小泉改革って本当に日本のためになるのですか?一部のアメリカ企業のためになるだけでは?わたしは、郵政省を信じて貯金していたのに、それを危険にさらし、国民からすべての安心を取り上げるのですね。

>M78さんのおす麻生太郎氏は昭和15年生れ、高村正彦氏は昭和17年生まれで、これではM78さんは、辞めるべきだと主張している世代に属する人物を自民党総裁におしていることになりますが、自己矛盾ではないでしょうか。

小泉さんよりましな人を上げたまでです。あの時は、安倍さんのことを頭に描いて書きました。安倍さんがどの程度の人かわかりませんが、小泉さんよりはましでしょう。


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題:安倍晋三は小泉改革支持    氏名:北の狼 /日:2004/08/16(Mon)18:21 No.1099

>次は安倍さん

M78さんが総裁候補としておした麻生太郎氏(昭和15年生まれ)や高村正彦氏(昭和17年生まれ)が、自らの言説である

「昭和10年代と団塊世代が、政治家、官僚のトップになってから、日本がおかしくなってきた。辞めるのは彼らだ。老害よりも問題なのは、敗戦直後教育世代なのだ」

との矛盾を指摘されるや、今度は安倍晋三氏ですか。
まあ、麻生氏より筋はいいといえますし、私も安倍氏には期待しています。

ただ、麻生氏や高村氏と同様に、M78さん自身の言説に照らし合わせて、安倍氏も(M78さんのおす)総裁候補とはなりえないのです。

M78さんは以下のように述べてますが・・・・。


>支持者は共犯です。人気+間違った政策=国民の不幸。小泉さんは、人気がなければ、無害だったかも。
>わたしは、小泉改革に大反対です。小泉さんの能力の問題ではなく、就任時より彼の改革政策に大反対なのです。


しかし、安倍氏自身は以下のように述べているのです。


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小泉内閣メールマガジン[編集後記] : 【2003/8/28】第107号 小泉内閣メールマガジンより
[編集後記]

 今週号の「らいおんはーと」休刊したぶんも、との気持ちで少し長めでした。小泉内閣の進める構造改革のなかでも、公共事業のコスト縮減は順調に進んでいます。最近の5年間で18.4%のコスト減を達成しました。さらに今後の5年間で15%コスト縮減を行います。18.4%縮減したうえで、さらにしぼりこむのですから大変ですが、ムダなコストは削らなければなりません。総理の強力なリーダーシップで進めてまいります。
 小泉総理が尊敬する吉田松陰が敬愛していたといわれる、毛利藩の家老村田清風は、果敢に藩財政の建て直しに取り組み、幕末の雄藩へと飛躍する基礎を築きました。当時彼の政策は不人気で失脚しますが、後年評価されました。幸い小泉改革は国民の皆様からご支持いただいております。今後ともたじろぐことなく改革を進めて行きたいと思います。昨日から始まった6カ国協議、核問題そして拉致問題、日本はしっかりと主張しています。よい結果を得るために政府として全力をつくします。
(晋)
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この小泉改革への支持の姿勢は、幹事長辞任を漏らしている現在でも変化はありません。


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今後三年間、衆院の解散がない限り国政選挙はありません。小泉総理には思い切った仕事をして頂きたいと思います。私もどんな立場にあっても、小泉改革を全力で支えていきます。
(『文芸春秋』9月号)
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お分かりでしょうか。小泉改革を全力で支えると宣言している安倍晋三氏は、M78さんの言うところのまさに「共犯」であり、安倍氏の姿勢はM78さんと正反対なのです。
このような状況で、M78さんは、どうしたら安倍氏をおすことができるのでしょうか?


>反対してたら、閣僚を辞めさせられそうだからではないですか?

麻生氏というのは、閣僚の席にしがみつくためには、前言を撤回して持論と正反対のことを主張してしまう、その程度の閣僚亡者ということでしょうか。


>わたしは、郵政省を信じて貯金していたのに、それを危険にさらし、国民からすべての安心を取り上げるのですね。

郵貯が民営化されたら、どうして「国民からすべての安心を取り上げる」ことになるのでしょうか?
現在、郵貯の預け入れ額の上限は1000万円、預金保険機構で保護される上限は元本1000万円とその利息です。郵貯が民営化されても、「安心」にはまったく影響ありません。


「ダメンズウオーカー1、2」というマンガがあるそうですが、「ポスト小泉なき小泉おろし(造反有理)」に奔走する右翼とその同調者たちに似ているかも。
・・・・30才過ぎた男が、将来ロックスターになるだの、有名俳優になるだの夢を語り、考えていることといえば、自分の実力を磨くことではなく、人の足を引っ張ることばかり。
そして、やっていることは場末のバンドで下手なギターを弾いたり、売れない劇団で人間以外の役とか、死体役ばかりして、フリーターでアルバイトしながら食っていたが、いいカモを見つけて、ヒモになって貢がせている。女をだましてひどい目にあわせているのに、女の方は「いいの、私は彼の将来性を信じているから」と言って、「痛み」を我慢している。自分さえ痛みを我慢すれば、彼がスターになれると信じて。(小泉さえおろせば、右翼の将来はばら色???)

タイトルRe: やはり我慢できない
記事No18
投稿日: 2004/12/19(Sun) 23:05
投稿者M78(山椒庵)
題:なぜ小泉さんを妄信するのか?  氏名:M78 /日:2004/08/19(Thu)15:28 No.1100

政治家はすべてうそつきですから、麻生氏の口が軽くても、安倍氏が共犯でもかまいません。国民の中の小泉支持派は「本気で」信じていますが、政治家は人気がある間だけ、膝を屈しますが、人気がなくなれば造反します。その人が政権をとったら、どんな政策をするかが大事です。小泉さんは、構造改革について、まじめに実行したのが間違いです。国民が望んでいるから、人気取りでやるやるといって、実際はやらなければいいのですが、自分の人気を保つためには、少しずつでも進めたほうがいいと思ったのでしょう。一番の問題は、社会を破壊する構造改革を、自ら望んだ大部分の国民なのでしょう。
荒間さんが、うえっぶ庵で書かれている「国内需要の創造」こそ、自民党のすべきことだと思います。わたしは、右翼でもないし、反自民の左翼でもない。ものをよく考えずに、人の考えを鵜呑みにして、改革を進める小泉政策により、日本の国益がこれ以上害されるのが我慢できないのです。とにかく、構造改革は口だけで、実際には国内需要の創造を行う自民党の政治家に、首相になって欲しいのです。
最近の30代の方の改革狂いは、いったいなぜなのでしょうか。自分個人の社会に対する不満、疎外感を、社会を変革することで、どうにかなると妄想しているのではないかと思います。サヨク、フェミもそうですが、戦前復古派も、問題はあるにしても(どんな時代、社会にも問題はある)、現実の社会を一度壊して、新たにすばらしい社会を造ろうという願望に支配されている。その強い社会改革願望には意味がなく、本来は個人個人の心の持ち方を変えるべきではないかと感じています。


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題:>M78さん          氏名:北の狼 /日:2004/08/19(Thu) 20:45 No.1103

>M78さん


1)まず、人物(他人)について論じる前に、何かを言ったそばから自己矛盾が露となってしまう、その論述”スタイル”を改めたほうがいいでしょう。

私は、以下のことを指摘しましたが・・・・、

・M78さんのおす麻生太郎氏は昭和15年生れ、高村正彦氏は昭和17年生まれで、これではM78さんは、辞めるべきだと主張している世代に属する人物を自民党総裁におしていることになりますが、自己矛盾ではないでしょうか。

・小泉改革を全力で支えると宣言している安倍晋三氏は、M78さんの言うところのまさに「共犯」であり、安倍氏の姿勢はM78さんと正反対なのです。このような状況で、M78さんは、どうしたら安倍氏をおすことができるのでしょうか?

対するM78さんの解答は以下ですか。

>政治家はすべてうそつきですから、麻生氏の口が軽くても、安倍氏が共犯でもかまいません。

上は、M78さんの自己矛盾に対するなんの言い訳にもなっていません。

理由1)「政治家はすべてうそつき」かどうかは、麻生氏の口が軽いことや、安倍氏が「共犯」であることと何の関係もありません。
理由2)「政治家がすべてうそつき」であるからといって、M78さんの自己矛盾が解消されるわけではありません。



2)次に、政策を論じる場合、政策や制度のことを多少とも勉強なさってから論じたほうがいいでしょう。

特に以下はひどすぎます。

>>わたしは、郵政省を信じて貯金していたのに、それを危険にさらし、国民からすべての安心を取り上げるのですね。(M78さん)

>郵貯が民営化されたら、どうして「国民からすべての安心を取り上げる」ことになるのでしょうか?
>現在、郵貯の預け入れ額の上限は1000万円、預金保険機構で保護される上限は元本1000万円とその利息です。郵貯が民営化されても、「安心」にはまったく影響ありません。(北の狼)

郵政の民営化は小泉構造改革の最大の柱ですが、それについてさえ完全に誤った知識をもとに批判しているのですから、「就任時より彼の改革政策に大反対」と仰るM78さんの論拠も大凡の察しがつきます。つまり、せいぜいが床屋談義のレベルであろうということです。

また、以下についても、小泉構造改革をまったく理解していない証拠です。

>構造改革は口だけで、実際には国内需要の創造を行う自民党の政治家に、首相になって欲しいのです。


最後に・・・・・、
M78さんは(理由は知りませんが)”小泉憎し”で凝り固まっており、そのため冷静な思考ができない状態にある、ということはよく理解できました。


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題:自己レス          氏名:北の狼 /日:2004/08/19(Thu) 23:00 No.1104

「小泉憎しで凝り固まっている」といえば、最近の西尾幹二氏を中心とする「つくる会」・「九段下会議」グループも同様です。まさに、以前に私が述べたとおりです。


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「造反有理」に堕落した右翼原理 


いま西尾幹二氏を中心とする右翼勢力によってなされている「代案なき小泉批判(ポスト小泉なき小泉おろし)」は、結局は、これら右翼が批判対象としてきた左翼やポストモダンの思考法と変るところがありません。
現実批判には二種類あります。

・ひとつには、現実に即してそれを改良しうる具体的なアイデア(代案)があって、それを実現させるために批判を行うもので、マトモな批判です。
・もうひとつには、現実に絶望した否定性の心情によって、具体的なアイデアなしに、一切に批判的になる態度のことです。

小泉構造改革は前者に該当し、(これら右翼による)「代案なき小泉批判(ポスト小泉なき小泉おろし)」は結局は後者に属することになります。
後者は、

【 現実と理想的な目標とのあいだに横たわる現実条件を冷徹に把握するという強い意思を有することができない者が陥る、安易な思考法 】

ということになり、これはポストモダンの思考法に通じるものがあります。
まさに「羊のロマン主義」(ニーチェ、竹田青嗣)ですね。
=====================


これに対する有効な反論たりえる言説は、ネットを見回しても未だお目にかかれません。

「小泉、辞めろ!」と叫んでおいて「では、後はどうするのか?」と問われたら、「先の話しをすることは不毛だ」などという(自分らこそが招いた)不毛化を責任転嫁することに終始するか、あげくの果てには「それは全体主義だ」などという珍論まで出て来る始末。こうなると、情け無いを通り越して、哀れという他は無いですね。もはや遺物化した左翼と同等に。

では、これら右翼やその同調者たちは、以下の言説をどう思うのでしょうか?


=====================
言葉と思想を持つ人間は先をきちんと見ている。政治家にそれがない。ことに小泉首相にそれがない。彼が日本人をどこへ連れて行くのかわからないのでじつに不安である。

 私たちは霧の濃いノルウェーの山と湖のただ中をさまよっている感じがする。

 何とかして一枚の地図が欲しいものだ。真の言葉の果たすべき役割がこれである。しかしマスコミが広がって、情報が多く、贋物の言論がはびこり、われわれは蹌踉(そうろう)と砂漠の中を歩いているような不確実性にさらされている。
=====================


もちろん、上は、西尾幹二氏の言説です(『西尾幹二のインターネット日録』、2004年08月01日、「小泉首相批判について (三)」)。
私たちに「一枚の地図」が必要であり、小泉氏にはその「地図」がないから退陣すべきだというのなら、何故西尾氏らはきちんと(ポスト小泉という)「地図」を示そうとしないのでしょうか。それができずに「小泉おろし」に奔走する西尾氏らこそが、西尾氏自身の言葉に照らし合わせて、まさに、先をきちんとみることができない、「言葉と思想」がない連中ということになります。

かつて、三木総理時代、(ロッキドー事件の渦中にあった)田中角栄の主導のもと「三木おろし」が画策されたことがあります。その時の興味深いエピソードを紹介しておきましょう。


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 これは、後で保利(茂)さんたちから聞いた話だけど、ちょうどそのころ、福田(赳夫)と大平(正芳)が総理官邸に行って、三木さんに「辞めろ」と直談判してたんだ。「僕が辞めるのはいいけど、辞めたら君たちのどっちが総理になるんだい。それが分からないと、僕も辞めようがないじゃないか」。三木さんは二人にそう言った。二人は返事に窮して、そのまま帰った。福田は「三木のやつ、嫌なことを聞きやがる」とこぼしていたらしい。

 福田も大平も総理をやりたい。しかし後先を持ち出すと、話はもつれる。三木さんは二人の一番痛いところを突いたんだ。しかし三木おろしの嵐がやんだわけじゃない。それは、今の小泉(純一郎)に対する抵抗勢力の比じゃないよ。それをよく知っているから、小泉は「抵抗勢力は五月雨ぐらいですね」と平然としていられるんだ。

http://kumanichi.com/feature/kataru/matsuno/47.html
=====================


少なからぬ方々が西尾氏らの「小泉おろし」を批判していますが、西尾氏らは、何故批判されているのか、一度頭を冷やして考えてみることです。
例えば、私は「小泉おろし」自体を批判しているのではありません。その活動が”ポスト小泉”という展望のない「小泉おろし」だからこそ、つまり「先のみえない、地図なき倒閣」だからこそ批判しているのです。

以下は、『おちょくり塾』より。


=====(引用開始)=====
「真の問題は”ポスト”小泉の不在」

・・・・・・・・・・

日本の財政が、なぜこういう不安定な状況におかれるようになったのかというと、勿論、財政の慢性的な赤字体質(国債依存体質)が根本原因としてあるからです。
そこで、その源流をたどると、「ばらまき政治(予算)」に行き着きます。特にその温床となったのは、土建、運輸(道路)、国土開発、農林水業ですが、過去これらを牛耳っていたのは「田中角栄」でした。莫大なお金が動くところでは汚職が生じます。つまりこれらの業種は、ミニ角栄が跋扈する汚職の巣窟ともなったのでした。

つまり、小泉構造改革とは、「田中角栄」なるものを精算し、行政と財政を健全化することにこそ主眼があったわけです。

小泉改革の挫折はもはや明らかですが、しかし、小泉総理はまだその旗を降ろしたわけでも、その意義を忘れたわけでもありません。そして、ポスト小泉に名乗りをあげる者は、小泉構造改革をどう引き継ぐのか、その点を明らかにしなければならない。
しかし、それをやる勇気も覚悟も実力もない、そういう連中ばかりだからこそ、(”ポスト・ポスト”小泉を意識はしても)誰もポスト小泉に名乗り出ることができないのではないでしょうか?
日本の政治の危機の本質は、小泉改革の失敗自体にあるのではありません。
=====(引用終了)=====


最後に、ポスト小泉候補として、石原東京都知事がとりざたされていますが、私は、石原総理誕生の目は100%ない、と考えています。


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題:小泉さんは面白い        氏名:M78 /日:2004/08/20(Fri) 18:10 No.1105

小泉さんは、発言が面白いから好きですよ。首相でさえなければいいと思います。また、今からでも、回りのブレーンを首にして、政策を根本から変えれば、支持しますが、彼は頑固なのでだめでしょうね。

構造改革すると、なぜ景気がよくなるのか、わたしにはわかりません。
うえっぶ庵での荒間さんも、構造改革は失敗だったといっていますよ。わたしは、小泉さんが首相になったときから、その構造改革が破壊的なものだと思っていました。リンゴの虫食いを取り除くために、ナイフではなく、ダイナマイトでリンゴを爆破するような。当時アメリカに住んでいて、アメリカ人の同僚に、「日本はだめになる。アメリカが完全に日本経済を支配するだろう。」と言った覚えがあります。去年リチャード・クーの「デフレとバランスシート不況の経済学」を読み、なるほどと合点がいきました。構造改革がなぜ、景気をよくしないのか。
わたしが思うに、日本人は、新古典派経済学派の妄言に乗せられているのです。その原因は、バブルで失敗した人たちが、やり方をドラスティックに変えなければ、不況を脱出できないと思い込んで、新古典派に飛びついたからです。そろそろ、アメリカでは人気がなくなった新古典派を、捨てる時期だと思います。つまり竹中大臣を首にする。

郵便局のどこが問題だったのでしょう。今、三菱自動車のトラック火災と同じく、特定郵便局の不祥事をことさらに取り上げて、ひがみ根性の国民に対して、マスコミを利用した誘導、洗脳しようとしています。民営化すれば、外資に買いとられても、政府は責任がありません。虎の子の庶民の貯金を、外資が好き勝手に運用し、挙句につぶして逃げても、お咎めなし。保障が一千万では心もとないし、銀行の破綻が続けば、引当金も底をつくのではないでしょうか?わたしは、外資のはげたかファンドより、日本政府を信用していたのですが、体よく捨てられたのですね。構造改革を見るときは、その政策が、結局どの勢力に得になるのかを見るべきです。実際、日本人は損をするばかりですよ。つまり、日本の国益ではなく、アメリカの一部にしかすぎない巨大企業の利益になるものばかりです。保守派は、軍事的に日本は独立しろといいますが、経済で完全に屈服すれば、軍事の独立など、笑い話でしょう。軍事、政治では協調しつつ、経済では日米は最大のライバルです。

日本人は汚職を気にしすぎます。汚職をなくせば、景気がよくなるというわけでもなし。景気をよくするという前に、うまい汁を吸っているやつらが許せないというひがみ根性が出てくるのが問題です。うまい汁を吸ってもいいではないですか、景気をよくする経済政策をとってくれれば。

ポスト小泉はいないといいますが、間違った構造改革、いや構造破壊政策を引き継ぐ人材がいないだけで、抵抗勢力といわれる中には、まともな経済政策を持つ政治家もいます。それなのに国民は、汚職や利権が許せないといって、構造破壊政策を支持する。水清ければ、魚住まず。小泉さんは、体制内アナーキストと化していますが、本人は気づいていないのでしょうね。

わたしは、個人攻撃を無視して、知らぬ振りでまたいいたい事を書くつもりです。個人攻撃(私人に対して)は好まないので。

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題:若鷲の歌さんへ        氏名:M78 /日:2004/08/20(Fri) 18:46 No.1106

若鷲の歌さんへ。

>文章の最初の2行は、世代に対する差別・偏見とも取れますよ!

偏見がいけませんか?傾向がそうだといっているので、例外があるぞといわれても、例外はすべてにあるというしかないですね。偏見でも、傾向があっていればいいと思います。あなたは偏見がまったくないのですか?

>強い社会改革願望にも意味が有り、

サヨクもそう思ってますよ。下っ端のまじめなサヨクは、社会をよくするために、左翼活動をしています。あなたはそれが日本のためにならないと思われるのでしょうが、サヨクは日本に住んでいる人民のために、反政府がいいと思っているのです。向かう方向は逆でも、思考構造はよく似てますね。

>自分に反論する生意気な若造に対する根拠の無い偏見ととらえました

根拠がないと思うのも偏見では?

>私も中道をきどって耳障りのよい事を言い急進的改革を否定するあなたの様な人が納得いかないです。

目指す所が違うので、当然です。わたしは、右でも、左でも、急進派に文句を言います。また、「耳障り」はよくないので、必ず叩かれます。そして西尾先生からも酷評されています。

>あなたは、お坊様なんですか?
もし、そうであられるならば、宗派はどちらですか?
総理大臣の靖国神社参拝は賛成ですか?

わたしは生化学の研究者です。二年間アメリカに留学していました。科学者ほど宗教が大事なのは、欧米では常識です。
総理大臣の靖国参拝には、まったく興味がありません。行こうが行くまいが、わたしにとってはどうでもいいことです。わたしは、生まれてから今まで、神社に参拝したことはありません。行っても、手を合わせるだけです。神道の神も、キリスト教の神も信じません。そういうあなたは、何の宗教を信じているのでしょうか?

P.S.一週間また、モンゴル出張するので、来週は書き込めません。


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題:論者としての適性(1)    氏名:北の狼 /日:2004/08/20(Fri)20:53 No.1107

<<M78さん>>

私は、投稿者として、貴方にこれ以上つきあうつもりはありません。詭弁と誤謬に満ちた論述にいつまでも付き合う趣味はありませんし、それほど暇でもないので。
しかし、当サイトの【管理人】として、以下の発言は無視することができません。

>わたしは、個人攻撃を無視して、知らぬ振りでまたいいたい事を書くつもりです。個人攻撃(私人に対して)は好まないので。

これはどういう意味でしょうか。

1)「個人攻撃」とは何のことでしょうか?
2)「知らぬ振りでまたいいたい事を書くつもりです」とは、どういう意味でしょうか?

論述における詭弁や誤謬を指摘されるや、それを「個人攻撃」とすりかえ、詭弁であろうが誤謬であろうが「知らぬ振りでまたいいたい事を書くつもり」と開き直った、ということであれば、そういう投稿者は当サイトには不要です。

M78さんの論者としての適性を判断したく、上のふたつの質問に対する誠実な回答を、管理人として要求します。


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題:論者としての適性(2)   氏名:北の狼 /日:2004/08/20(Fri) 21:43 No.1108

以下、【管理人】としての交通整理です。

>>>最近の30代の方の改革狂いは、いったいなぜなのでしょうか。自分個人の社会に対する不満、疎外感を、社会を変革することで、どうにかなると妄想しているのではないかと思います。
(M78さん)

>>ずいぶん聞き捨てならない事を仰ってくれますね!
>>上のあなたの文章の最初の2行は、世代に対する差別・偏見とも取れますよ!
(若鷲の歌さん)

>偏見がいけませんか?傾向がそうだといっているので、例外があるぞといわれても、例外はすべてにあるというしかないですね。偏見でも、傾向があっていればいいと思います。あなたは偏見がまったくないのですか?
(M78さん)


「改革狂い」だ「妄想しているのではないか」と言っておいて、「差別・偏見とも取れますよ!」とたしなめられるや、「偏見がいけませんか?・・・・偏見でも、傾向があっていればいいと思います」と開きなおる。
このようなM78さんの態度では、マトモな論議は望めません。

もちろん「偏見」は誰にでもありますが、「傾向」とは明確に異なります。「偏見」とは主観的なものの見方ですが、「傾向」というからには客観的な根拠がそれなりに必要です。いやしくも生化学の研究者なら、それぐらいお分かりでしょう。

そして、偏見のみに基づいた考えをあたかも事実のように扱い、それをもとに論を立てるような言説を当サイトは拒否します。

M78さんは、まずは、”最近の30代の方は改革狂い”という言説内容について、それがいかなる根拠に基づくものなのか明らかにしてください。
つまり、偏見に基づいた戯言にすぎないなのか、それとも、きちんとした根拠に基づいた傾向なのか、ということです。



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題:最後の話           氏名:M78 /日:2004/08/20(Fri) 22:39 No.1109

小泉氏が今の政策を続ける限り、自民党の他の有力総裁候補と比べて、最低の評価しかつけられません。麻生氏のほうがずっとましです。最低以外の候補を挙げたまでです。また、安倍氏は幹事長として、小泉改革に反対といえるはずもなく、かといって彼が構造改革を続けるかどうかもはっきりしません。わたしは、しないほうに期待しているから、応援しているのです。するほうに期待しているわけではありません。
「小泉憎し」、「右翼」などとレッテルを貼られておりますが、そのことについては話に取り上げる気はありませんでしたので、個人攻撃には反応しないといったのです。矛盾について、多々取り上げておられますが、核心の部分ではないと判断しました。北の狼さん、管理人さんは揚げ足取りがお好きのようなので、無視して話すとしました。出入り禁止であれば、そう決定くだされば従います。

わたしは30代の気持ちが理解できません。彼らこそ、戦後の物質的豊かさ、教育の高さ、民主主義の良さを満喫しているはずです。それらは、戦後の日本人が汗水たらして作り上げたすばらしい国の特徴です。最近サヨクによって、教育、マスコミ、官僚などが左傾化していますが、腐っているのは日本の中の一部です。腐っている部分は、膿を出す必要がありますが、なぜ一度破壊しつくして、ガラガラポンしなければいけないのか、さっぱりわかりません。わたしも苦労した世代ではありませんが、祖父母から敗戦直後の悲惨さを教えてもらっている。今の三十代は、戦後の日本人の苦労を知らないから、甘えて、わがままで、壊す壊すといっているのではないか。わたしの世代や、三十代が努力しても、過去の戦後日本人のように、すばらしい国を作れるとは思わない。「改悪」するばかりだ。腐った所以外は、そのまま守るくらいしか、我々にはできない。もちろん膿は出すべきだが、それは戦前の体制に戻すことではない。現体制の大枠を守り、憲法九条などの無茶な部分を改正し、教育の建て直しをし、教師、官僚のレッドパージ(これは無理だと思うが)をすればいいのである。なぜ小泉改革で、日本の経済の根幹を破壊して、アメリカに売り渡すようなことをするのか?なぜそれを皆が喜んで支持するのか?わたしには、世間知らずの甘ちゃんが、戦後の先人の苦労を知らずに、ないものねだりをしている様にしか見えない。失って初めて、自分たちが「できる」と思っていた改革が、単なる改悪、戦後の先人の努力の破壊であると気づくのだろう。それでは遅すぎる。
いったい何の不満があるのだ。この日本に。わたしには、上記のサヨクの妄動以外には、何の不満もない。公のためというのは、今までの革命家のすべてが言っていることだ。若さゆえの思い込みではないのか。わたしは、自分に都合のいい社会に変えるという人間を信じる。自分のためではなく、すべての人のためにというきれいごとは信じない。古来より、破壊者は美しい言葉、甘言を弄して、愚民の心をつかむからだ。世界で最もすばらしく、歴史上もっとも幸せだった時代、「戦後の民主主義国家日本」を、わたしはできるだけ永く残したいのである。


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題:処分は追って発表します      :北の狼 /日:2004/08/20(Fri)23:52 No.1110

>M78さん

>「小泉憎し」、「右翼」などとレッテルを貼られておりますが、そのことについては話に取り上げる気はありませんでしたので、個人攻撃には反応しないといったのです。

はて、M78さんは、小泉氏が憎くないのでしょうか?
M78さんは、理由らしきものをほとんどをあげずに、散々小泉氏を批判してきましたが、例えば以下のように述べています。

>>>>人気があったのでこれだけ日本を壊してきたのでしょうね。支持者は共犯です。人気+間違った政策=国民の不幸。小泉さんは、人気がなければ、無害だったかも。
>>>>わたしが小泉さんを嫌いなのは、スローガンだけ立派な政治だからです(虚言)。

小泉氏は「虚言」を弄し「害」をなし「日本を壊した」とし、小泉氏の支持者は「共犯」(すなわち小泉氏は正犯)と犯罪者扱いし、小泉氏を「嫌い」だという。さらに、「うそつき」の麻生氏や、「共犯」の安倍氏は、小泉氏よりマシだという。
そして、自己矛盾や誤謬を指摘されるや、それに一切頬かむりしてあいも変らず詭弁や誤謬に満ちた小泉批判を延々と続ける。

これでは、M78さんは、「”小泉憎し”で凝り固まっており、そのため冷静な思考ができない状態にある」と考える以外にありませんよ。

もし、”小泉憎し”で凝り固まっているわけではないということでしたら、こうまで思考が乱れている理由はなんなのでしょうか?

また、以下は、どう考えたらいいのでしょうか?

>>>>わたしが小泉さんを嫌いなのは、スローガンだけ立派な政治だからです(虚言)。
>>>>小泉さんは、発言が面白いから好きですよ。

先に、小泉氏は嫌いだと述べておいて、”小泉憎し”で凝り固まっていると指摘されたら、今度は、小泉氏が好きだと述べる。
お分かりでしょう。
M78さんというのは、その場その場で単に反論するために口から出まかせを述べているだけなのです。
下でも、麻生氏や安倍氏についてまた何か言っていますが、それらも全く同様ですね。自分が何を述べ、どう批判されたのか一切無視して、ころころと論拠を変えたり、言い訳にならない言い訳を新たにひねり出してくる。こういう人物と何を論議しても、得るものは何もありません。


>矛盾について、多々取り上げておられますが、核心の部分ではないと判断しました。北の狼さん、管理人さんは揚げ足取りがお好きのようなので、無視して話すとしました。

私が本当に問題にしているのは、【M78さんの論議におけるあまりに不誠実なその態度】なのですよ。

論者としての態度の誠実性は、詭弁や誤謬を指摘された時にこそ明らかになるものです。
つまり、この点にこそ本件の「核心」があるのです。

ともあれ、私の「2)『知らぬ振りでまたいいたい事を書くつもりです』とは、どういう意味でしょうか?」という問いに対する回答が「(管理人を)無視して話す」ということであり、また、その言葉どおり、私(管理人)の「M78さんは、まずは、”最近の30代の方は改革狂い”という言説内容について、それがいかなる根拠に基づくものなのか明らかにしてください」という問いを一切無視して話していますので、とりあえずは以下の規定を適用します。

==============
・「管理人」の注意や警告に応じない投稿者や、重大な妨害行為等を行った者に対し、
(無期限を含め)相当の期間を定め、投稿やアクセスを禁じます。
==============

M78さんの処分(処分無し、注意、警告、投稿禁止など)は、管理人グループで相談して決定することとし、結果は当掲示板で発表します。
その結果が掲示されるまで、M78さんは当掲示板における投稿をご遠慮ください。


ちなみに、私は「右翼」はレッテルであっても個人攻撃の材料とは考えていません。
さらに、私は、M78さんのことを「右翼」と決め付けたことはなかったと思いますが。


--------------------------------------------------------------------------------
題:投稿禁止とします     氏名:荒間宗太郎 /日:2004/08/21(Sat)06:01 No.1111

どう考えても下記の一行は見過ごすことは出来ません。
>わたしは、個人攻撃を無視して、知らぬ振りでまたいいたい事を書くつもりです。個人攻撃(私人に対して)は好まないので。

従前より、この手の場合は投稿禁止としてきましたので、ここで例外は作りたくありませんし、作る気もありません。よって、投稿禁止とします。期限は一週間としますので、その間に少しオーバーヒートを冷ましてくださいね。
これこれの投稿姿勢を改めない限り投稿を禁止します、と言う注意を無視して皆さん最後は捨てぜりふを余所様でしての放蕩三昧だったのですが、M78さんはそうでないことを期待します。

タイトルRe^2: やはり我慢できない
記事No19
投稿日: 2004/12/19(Sun) 23:07
投稿者荒間宗太郎(山椒庵)
題:空白の時間は確実に存在した  :荒間宗太郎 /日:2004/08/23(Mon)18:33 No.1112

夢空廊漫遊(http://blog.livedoor.jp/aramar88/)2004年08月21日

トップ怪談
日朝トップ怪談に関して、今回は例外が多いと思う。
一つは国交のない首脳同士の会談が一方の国を舞台に、つまり我が国の首相が二度も訪問すること自体が例外的なこと。
さらに、二度目の今回は二人っきりの会談が設けられていたらしいという漏れ情報が伝わってきたこと。中曽根首相の時代にロンヤス会談としてつとに有名な「二人っきりの会談」は誇らしげにキチンと公表されていたし、それ以外の首相の時も同様だった。もちろん会談の中身自体は公表されない場合が多いが、会談自体がなかったかのごときに隠蔽されることはなかった。
今回だけは何もなかったかのごときにされている、そこがおかしなところだ。当時現場で取材しているはずのどのメディアも何もなかったかのごときに扱っている。それにしては当時の会談終了の際の混乱はなんだったのだろう。メディアにより会談の終了時間の確認がそれぞれ異なっていて、だいぶ経ってから「公式発表」により会談終了が決定された。そして会談は一時間ちょいと言うことになっている。テーブルを挟んでの日本側と相手側との会談に時間記録さえしていなかったのか?
最後に二人の首脳同士の会談があり、それの終了時間が確認され得なかったからの混乱だとフツーは推測するんだがなぁ。なぜなら、その場面でなら時間記録をする者が同席していないのだから会談時間を計れないから。通常の会談では会談内容を記録する者以外に時間計測をする者も同席する(兼ねている場合も多い)というのが定石だろう、その程度の事は誰にでも判るはずなんだがなあ。
何年何月何日何時に始まり何時に終わったという記録のない会談記録では意味を成さないのは外務省以外の省庁では常識です。
Posted by aramar88 at 06:20 │Comments(18) │TrackBack(0)
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この記事へのコメント
おっしゃる通りでございます。確たる事実に基づかない書き込みが多くて困っています。
つくづく、疲れますね〜♪
Posted by 中西ファンサイト管理人 at 2004年08月21日 10:11



コメントを書いている人たちはほとんどが実際の空気を知らないで書いているなぁと見ているよ。
どんな省庁のどんな下級会談であっても、開始時間と終了時間はキチンと記録しているし、それが事務レベルでのやりとりなら発言時間さえ記録している。なぜなら相手側は「そんな発言はしていない、いつのことだ?」と開き直りことしばし(苦笑)、だから会談や事務レベル折衝では常に記録者が同席するのね。
今回の首脳会談でも公開された会談写真にはちゃんと記録する人の手元が日朝とも両方(写真手前からテーブルを挟んでそれぞれ記録する者その後方通訳そして真ん中に両首脳が)映っていた。だから開始時間と終了時間だけはいつも速やかに公表されるんだよ。会談の中身自体は、どれすぐ公開しどれを持ち帰っていつどんな形で発表するかを判断するので遅れるけどね。
だから、テーブルを挟んだ形での公式会談だけで終わっていれば「これから会談を開始します」と「これで終了します」という発言が必ずあるから記録されるし、その時間がハッキリと公表されるのね。終了の際に相手があるいはこちらが一方的に席を立った場合だけ終了時間が明確とはならないの。そして今回は終了の際の不手際があったからなかなか終了時間が公開されなかったんだよ。
どうしてそうなったのか?と言うことに誰もあの時注目さえしなかったのだから呆れる(苦笑)、ワシがあの時断固として怒りを今表現しなければならないと主張した意味も判ってくれなくってガッカリした記憶がある。
あれだけ騒いだ二度目の訪朝なんだよ、キチンとした記録さえ取れ得なかったこと自体が外務省の不手際だべさぁなんでその程度のことが判らないのだ?という思いがある。
とりあえず、この件に関して注目しているのはワシ等だけだというのがあまりにも寂しいねぇ(苦笑)。あとは総連とか言う朝鮮の手先にへつらっての小泉おべっかだもんなぁ。‥(__;)ウウッ
Posted by 荒間宗太郎 at 2004年08月21日 11:19



クライン孝子の日記(http://www2.diary.ne.jp/user/119209/)によれば、今回のことは北が意図的に流したデスインフオーメーションと言う事らしい。

//////
これも、何も大げさにする筋合いのものではない。だって、既に結論はでているからです。
国際情勢、しかも諜報機関に詳しい西側の人間なら、一)と二)を読んだだけで、これを流した犯人は誰か、すぐに見当がつく。
明らかに北の仕業に違いないと。つまり彼らが意図的に流したデスインフオーメーションです。
//////

判ってないなぁと思う。会談の中身についてとやかく言っていない、そうでは無くって「記録が不確かな会談だった」といっているのね。つまり会談終了がキチンと記録されていないのが問題なんだよ、つまり日本側が席をけったのならそれなりの表明があるのにないのだから相手が席をけったと判断できる。
圧倒的にこちらが優位にあるはずなのに相手が会談をぶちこわしてでも席をけった理由にこそ問題があるべさ。最初にこちらのカードを切って見せた小泉不手際外交手法とその後の総連の異様な小泉持ち上げ、何かあると判断できないのならよほどの不感症だよ(笑)。独逸に長くいるから我が国の情勢を冷静に観れるというメリットと共に不感症にもなったんかなぁと思う。


///////
なぜそうするか、日本の政治とそして国民を当惑させ混乱に貶めようとする情報作戦で、右系の言論界の中西氏や西尾氏が問題にしてくれる。それだけで彼らは内心、大成功と含み笑いをしているから。
日本の左は全く頼りにならない。なら、右の大物をうまく取り込み、落とし日本をずたずたにし混乱してやろうと。
しかもこの右系の識者は小泉嫌いで知られている。
////////

中西さんも西尾さんも「小泉嫌い」で知られるようになったのはいつのことさ(笑)、彼らが公式に(個人名を挙げて)批判しだしたのは(いつものことで)去年今年の問題じゃない、何年も前から憂いているし批判もしている、それをもって小泉嫌いだというのはおかしいよ、それなら亀井嫌いで小沢嫌いだもの(笑)小泉よりももっと嫌っているべさ(爆)。
「日本の政治とそして国民を当惑させ混乱に貶めようとする情報作戦」であるのならやり方がヘタだなぁと思う。なんで小泉訪朝のあとすべてのメディアが米国の逃亡兵問題にのみ時間を割いていたのかの方が「日本の政治とそして国民を当惑させ混乱に貶めようとする情報作戦」としては成功だべさ。あんな逃亡兵のことで政府がわざわざ個人の問題を政治問題化して解決に勤しむ、それ事が政治の空白を産み混乱を増し国民をまともな政治から遠ざけることに成功しているべさ、そちらのことは陰謀ではないのか?そちらの方がワシは問題だと怒っているんだがなぁ。クラインさんは今回も偏った詳しい情報に惑わされているねぇ。いま怒るべくは朝鮮の者どもの不埒三昧な行動にある!
(http://blog.livedoor.jp/strategy001/tb.cgi/5991545)
Posted by 荒間宗太郎 at 2004年08月21日 12:17



今回の中西サイトとクラインさんとのやりとりにワシは思わず 「クラインさんよ、それはないだろう(苦笑)」と言いたくなった(^^;;

///////////////////////
< 初めまして。私は中西輝政サイトの管理人の00と申します。
すこし伺いたいのですが>国際情勢、しかも諜報機関に詳しい
西側の人間なら、>一)と二)を読んだだけで、これを流した
犯人は誰か、>すぐに見当がつく。>明らかに北の仕業に違いないと。>
つまり彼らが意図的に流したデスインフオーメーションです。

とありますが、これはTipsはお持ちですか、それとも先生の推測
ですか、この点だけで結構ですのでご返事を頂きたく存じます >
というご丁寧なメールを頂きました。

そこで回答ですが、わが日記に以下のように記載したとおり
< とこう分析する私はやはりドイツ在住35年の経験で、
何ごともまず疑うことを知ったからでしょうか >

推測です。

しかし推測といえば、...
////////////////////////

と、回答しているのには苦笑を通り過ぎるべさぁ。なぜなら最初にこう書いていたんだよ。

////////////////////////
これも、何も大げさにする筋合いのものではない。だって、既に結論はでているからです。
国際情勢、しかも諜報機関に詳しい西側の人間なら、一)と二)を読んだだけで、これを流した犯人は誰か、すぐに見当がつく。
明らかに北の仕業に違いないと。つまり彼らが意図的に流したデスインフオーメーションです。
////////////////////////

と、断定しているべさ。ワシはこう思うと書いたんではなくって「つまり彼らが意図的に流したデスインフオーメーションです。」と断定しているのだから何らかの根拠ソースがあってのことじゃないのか?
謎の十分間についてのニュースソースはあるんだよ、もちろんその中身に付いては推測だけどもね。でも、それがあったことと、会談の終了時間が明確ではなかったのは事実だべさ。公表できない事由により会談の中身がすべては公表されていないと言う事なんだよね。そこに疑問をただしているのね。「つまり彼らが意図的に流したデスインフオーメーションです。」と言うからにはソース明示でなくっちゃタダのイチャモンだよ。困っちゃうなぁ。
Posted by 荒間宗太郎 at 2004年08月21日 14:20



はじめまして

> そして今回は終了の際の不手際があったからなかなか終了時間が公開されなかったんだよ。
> 会談の終了時間が明確ではなかったのは事実だべさ。
なかなか終了時間が公開されなかったことや明確でなかった事実がわかるサイトや資料等はありますでしょうか?
これがもし本当だとするならば、
西尾さんも中西さんも外交筋とかワイドスクランブルとか言わずに、これを持ち出していれば、
また反応が違っていたかもしれませんね・・・。
Posted by みけ at 2004年08月21日 14:56



当日の発表のソースを持っていないから困っているんだよね。翌日の5/23には各新聞に発表されているのね。
////////////////////asahi
 北朝鮮側は姜錫柱(カン・ソクジュ)第1外務次官が同席した。複数の関係筋によると、被害者家族は首脳会談が行われた大同江迎賓館に来ているという。両首脳の会談は02年9月以来、2度目。首相は政府専用機で午前6時48分に羽田空港を出発、同9時14分に平壌郊外の順安(スナン)空港に到着。空港では03年8月の第1回6者協議の北朝鮮首席代表を務めた金永日(キム・ヨンイル)外務次官らが出迎えた。会談は午前11時2分から始まり、午後0時35分終了した。首相は平壌で記者会見し、会談結果を発表する。
////////////////////mainiti
日朝首脳会談 ドキュメント
 ◇22日 6時48分 小泉純一郎首相を乗せた政府専用機が羽田空港を出発。 9時09分 政府専用機が平壌の順安空港に到着。11時02分 日朝首脳会談が平壌市郊外の大同江迎賓館で始まる。12時35分 日朝首脳会談終了。小泉首相はその後、迎賓館内で曽我ひとみさんの夫ジェンキンスさんらと面会。13時59分 小泉首相が大同江迎賓館を出る。15時27分 細田博之官房長官、川口順子外相らが、拉致被害者らが待機する東京・赤坂プリンスホテルに。
////////////////////
日米首脳会談なら現地からの報告として当日には発表されることが一日おいて発表されていることに胡散臭さを感じているんだよ。
なぜなら当日の午後に首相が逃亡兵にあったことが日時明記で書かれているのに肝心要の首脳会談の時間は翌日なんだもの、可笑しいべさ。
だから、いま当日(5/22)に会談の日時が明記されたニュースがあったかどうかを確認している処なんだよ、新聞各紙(主要五紙)にはなかった事は確認した。
Posted by 荒間宗太郎 at 2004年08月21日 15:34



なるほど、「当日に終了時間の発表がなかったのでは?」
ということなんですね。
いまふと思い出したことがあったので、いろいろと調べてみます。
ありがとうございます。
Posted by みけ at 2004年08月21日 15:43



後日の新聞なら(例えばウェッブ上のものなら)ちゃんと当日報道されていることになっているのね。
例えば下記の報道の日時は(5/22 13:22)となっているのだから、すでに会談は終わっているはずなので終了時間が書かれていなければならない。

/////////////////
【北朝鮮拉致事件】 金総書記「また会いましょう」 首相は表情硬く
---------------------------------------------
 会談時間は約1時間半。終了後、先に小泉首相が部屋を出て、金総書記が続いた。握手した際、総書記は「また会いましょう」と表情を少し緩めた。小泉首相は笑顔を見せなかった。会談の部屋は、奥行き25メートル、幅約12メートル。日本側は小泉首相を始め、総勢7人。北朝鮮側は3人だった。冒頭約2分の撮影後、記者たちが追い立てられる様子を、総書記は笑って見ていた。 (05/22 13:22)
/////////////////

会談は約一時間半としているのだもの当日現場に居合わせたみんなが判っているはずなので、5W1Hの原則から言えばここで会談の日時が書かれているはずなんだよね。でも書かれていない、約一時間半としか(笑)。

ところが、次のものにはこう書かれている。

/////////////////
家族帰国で「前向きな展開」 日朝首脳会談が終了
-----------------------------------------------
両首脳の会談は02年9月以来、2度目。首相は政府専用機で午前6時48分に羽田空港を出発、同9時14分に平壌郊外の順安(スナン)空港に到着。空港では03年8月の第1回6者協議の北朝鮮首席代表を務めた金永日(キム・ヨンイル)外務次官らが出迎えた。会談は午前11時2分から始まり、午後0時35分終了した。首相は平壌で記者会見し、会談結果を発表する。(05/22 13:33)
/////////////////

会談終了の速報の時はなくて、その後のところでは出発時間から始まり終了時間まで書かれているの。最初の報道には会談場所の大きさを書く余裕があって会談時間を書く余裕がなかったらしい(笑)。
この記事はどちらも同一の新聞記事なのね。おかしいと思いませんか?この記事の書かれた日時が正しいものとしたら、最初と次とでは反対の見解を示しているのね。「首相の表情は硬く」「家族帰国で前向きな展開」なんだもの。
Posted by 荒間宗太郎 at 2004年08月21日 16:07



はじめまして、議論の流れをみて疑問に思ったんですが、

>終了の際に相手があるいはこちらが一方的に席を立った場合だけ終了時間が明確とはならないの。そして今回は終了の際の不手際があったからなかなか終了時間が公開されなかったんだよ。
と荒間さん自身が書かれております。私も同意見。

で、今回の会談は金正日が一方的に席をたったんだから、終了時間が明確でなかったのは、しかたないんじゃないんでしょうか?
****毎日新聞******
日朝首脳会談:
金総書記が打ち切る 小泉首相も制止できず
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20040525k0000m010163000c.html
****毎日新聞******
Posted by メロン at 2004年08月21日 16:29



そうなんだよね、ちゃんと「一方的に席を立った」と言うことが伝わっているのね。そして下記の記事が気にかかるの。
///////
 会談時間は約1時間半。終了後、先に小泉首相が部屋を出て、金総書記が続いた。握手した際、総書記は「また会いましょう」と表情を少し緩めた。
///////
一方的に席を立った人を「どうやってなだめて」表情を緩めるようにしたのだろう、しかもなだめた側が表情を硬くして。
ここに何かがあったのだと感じるのは誰しも同じじゃないかなぁと思う。謎の十分間という漏れ情報はこの感じたものを補完する材料であって、それ自体ではないのね。

Posted by 荒間宗太郎 at 2004年08月21日 16:37



ほい、当日の発表のソース
http://myjulia.jog.buttobi.net/live/part247.htmlの407以降

407 名前:LIVEの名無しさん [sage] :04/05/22 12:38 ID:EMRuXmGm
首脳会談12時半過ぎに終了したとのこと

408 名前:LIVEの名無しさん :04/05/22 12:38 ID:aaelI6ms
もう首脳会談オワタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!!!!

413 名前:LIVEの名無しさん[ribbon] :04/05/22 12:39 ID:uPGixMGW

12時半に終了?
決裂か?

419 名前:LIVEの名無しさん[sage] :04/05/22 12:39 ID:ZylLiLtK
1時間で終わりか・・・

424 名前:リスナァ ◆RadioPwTXg :04/05/22 12:41 ID:pXXHIcsL
関西テレビ

KTVニュース速報
日朝首脳会談は終了しました

442 名前:LIVEの名無しさん :04/05/22 12:44 ID:K0t43zXm
TブーS
午前中の首脳会談オワリって言ったけど。

444 名前:LIVEの名無しさん[ribbon] :04/05/22 12:45 ID:uPGixMGW
杉尾は午前中の交渉が終わった とのこと

446 名前:LIVEの名無しさん :04/05/22 12:45 ID:eNhLONP4

首脳会談終了。
交渉が長引いたら昼食を挟んで午後の部もあるということだが、午前で全て解決。
北朝鮮側は、殆ど手ぶら状態の会談だったから、全部解決したんじゃないか?

473 名前:LIVEの名無しさん :04/05/22 12:52 ID:aaelI6ms
倒壊地方は何も今やってない○| ̄|_  ハヨNHKオワレ・・・

日朝首脳会談終了 午後零時35分
【12:45】 【平壌22日共同】日朝首脳会談は22日午後零時35分、終了した。
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=YNS&PG=FLASH
Posted by ほい、当日のソース at 2004年08月21日 18:29



そして、この会談は双方の「これで会談を終了します」という区切りがなかったのだから会談として正式には成立していないという外交上のカードとなることを確認したいんだよね。ここが重要なところなんだけど、誰も判ってくれないの(;_;) 成立していない会談だったのだから、その後の我が国の政府の対応に瑕疵はないという公式見解が採られるの、そこをちゃんと判っててやっていてもらわないとならないのね我が政府には。中川昭一氏や安倍晋三氏がしっかりと監視して欲しいものだよ小泉首相のとちり足払いを。
Posted by 荒間宗太郎 at 2004年08月21日 18:31



素晴らしいソースをありがとう。

////////////////////////
ほい、当日の発表のソース
http://myjulia.jog.buttobi.net/live/part247.htmlの407以降

407 名前:LIVEの名無しさん [sage] :04/05/22 12:38 ID:EMRuXmGm
首脳会談12時半過ぎに終了したとのこと

408 名前:LIVEの名無しさん :04/05/22 12:38 ID:aaelI6ms
もう首脳会談オワタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!!!!
////////////////////////

12:35に終わった会談を12:38には既に公開されていたのね。
それにもかかわらず毎日新聞をはじめとする報道関係者の間では(05/22 13:22)には確認が取れずに、(05/22 13:33)になって確認が取れたと。つまり、リアル報道のテレビには混乱がそのまま流されて新聞には後々残るので取り繕ったと言う事が垣間見られるのね。公式には5/22の12:35に会談が終了したことになっているのだから、インターネット上での12:38の書き込みは新聞発表でも政府の公式発表でもないというところが素晴らしい、政府の公式発表が後追いしている。
Posted by 荒間宗太郎 at 2004年08月21日 18:38



テレビの速報ではないでしょうか?
Posted by みけ at 2004年08月21日 22:29



うん、テレビの実況による速報だね、だからあとで間違いだとは訂正できないので後追いだけども「公式にも会談終了を12:35」としたんだと思うよ。席をけっていたのだから「終了します」とは両方とも確認していないはず。そして、何より席をけった方がにこやかに別れの挨拶の席に出ている、そこのところがとても面白い。なにかがあったのだろう、誰かがなだめてさ。
Posted by 荒間宗太郎 at 2004年08月21日 22:46



ところで時間は記録されているのが普通って言うのは
俺は初耳だったんだけど(不勉強ですまん)
その記録された時間ってのは普通マスコミに流れたり、ニュース等で公表されたりするの?
Posted by 通りすがり at 2004年08月22日 16:51



どんな記録であっても日時がキチンと記録されていなければそれはただのメモさ。そしてその日時はマスコミにも発表されるのね、マスコミが自身の判断で記事にしないことはある。でも、今回のような場合にはどのマスコミも日時がとても重要と考えているので記事にするの。その日時の拾い方にとても疑問があると言うところなのね。
皆さんの協力で明らかとなったのは会談終了後三分後にはその会談の終了が認識されたと言うことにある。どういう事かというと、会談の始めと終りが正常であればそれぞれの首脳の挨拶等ののちに会談終了の確認が行われるから三分後と言う事はないのね、速報ならともかく。速報しなければならない逼迫した場面があった場合であったと言う事が今回の場合には垣間見られるのね。
と言う事は会談は正常には終了しなかったと言うこと。こちら側が席をけったわけではないのは明らか(こちら側からなら首相はうなだれないし顔を曇らせない)だから、相手側だと言うことが理解されるのね。
そして、相手側からの会談に参加したのは三人だけなんだから誰が席をけったのかは自ずと判る。その席をけったと断定される金ちゃんが「会談終了後には笑顔だった」のだから、誰かがなだめたことになる。どういう言葉でなだめたのかが国民に知らされていないところに「疑惑」が持ち上がる余地となっているのね。
謎の十分間と言う事がなぜ問題となるのかというと、(当時のビデを見たが)テレビの実況と思われる場面がとても混乱しているのね、とても「政府首脳からの速報」ではないことが判る。むしろ暫定情報あちらこちらからの周辺情報から「会談が終了したらしい」と言うことになりそして「会談は終了した」と言うことになっている。
だから、会談は「0:35」では無くって、その前には既に席をけられていたことが理解できる。「0:35」と言うのは会談場所からどちらか側の要人が出てきた時間だということね。要人が出てきたんだから会談は終了だろうと推測されたみたいにビデオからは見て取れる。
だから、まったく空白の時間がなかったのではなく、むしろあったと判断する方が自然なのね。その時間とその時間に何が起きたかが知らされるべき情報だとワシは思うんだよ。
Posted by 荒間宗太郎 at 2004年08月22日 17:18

タイトルRe^3: やはり我慢できない
記事No20
投稿日: 2004/12/19(Sun) 23:09
投稿者北の狼(山椒庵)
題:ネタとしては面白いが      :北の狼 /日:2004/08/24(Tue)22:26 No.1113

かつて西尾氏は、『西尾幹二のインターネット日録』で以下のように明言しています。


” 私と中西氏は言論界の立場から、はっきりと「倒閣運動」に動きだしたのだと理解していただきたい。そう言った方がきっと分かり易いだろう。”
(「2004年07月26日小泉首相批判について (一)」)


つまり、西尾氏らの最近の運動の目的は【倒閣】自体にあるのといっていいでしょう。
そして、上の後、こう述べています。


” 首相の個人的脅迫のネタも明るみに出るだろう。『週刊文春』7月29日号の32ページに、わが国の首相の人品がいかにレベル以下であるかを示す事例が数多く並べられている。(アメリカ在住の方は少し事情を知らないようだが、NHKや朝日・毎日・日経・共同配信地方紙より『週刊文春』『週刊新潮』の方が題材によってははるかに信憑性が高いのである。田中真紀子、山崎拓、鈴木宗男を追撃し、追い落としたのは上記の二誌である。だから週刊誌の口を封じようとする言論封鎖の法案さえ出されかかった。)

 もっと大きな事件が暴露されるXデーは近いかもしれない。インターネットで流されている若い頃の複数の婦女暴行事件は親告罪なので立証されないでいるが(7月15日に証拠不十分の東京地裁判決があった)。この件は不明としても、過去に女性がらみのきわどい噂は絶えない。勿論、恋愛は自由だが、相手がもし北朝鮮系の女性だったらどういうことになるか。首相はなぜにわかに朝鮮総連と通じるようになったのか。以上は勿論推論である。しかし何かとんでもないバカバカしいことで、日本の国家が危殆に瀕しかけているという悪夢が私にはある。今のところ証拠はなにも出ていない。単に悪夢であり、幻である。外国のマスコミが突然騒ぎ出すかもしれない。”
(同上)


私は、「もっと大きな事件が暴露されるXデーは近いかもしれない」との言説を読んで、ちょっと期待したものですがーーー西尾氏は、何の根拠もなくこういうことを言う人物ではない、と思っていましたからーーー、しかし、直後に「インターネットで流されている若い頃の複数の婦女暴行事件は親告罪なので立証されないでいるが(7月15日に証拠不十分の東京地裁判決があった)。この件は不明としても、過去に女性がらみのきわどい噂は絶えない」というくだりを読んで、「こりゃ、ダメかも」と思ったものです。
今時、木村愛二氏による訴訟をネタに使うようでは、「情報戦を語る(行う)資格」というものを問題にせざるをえず、脇が甘いとの誹りは免れえません。

「小泉首相レイプ疑惑」はかつて、サヨク系のホームページやメルマガでよく見かけけたものですが、問題の裁判は今年3月、都内の男性(木村愛二氏)が東京地裁に起こしたものです。
小泉首相が慶応大学の学生時代にレイプ事件で逮捕され、そのほとぼりを冷ますためにロンドンへ留学をしていた、というマスコミ報道を論拠に、首相の“レイプ疑惑”を指摘し、「首相の地位にありながら、日本国民である原告に、計りがたい屈辱と苦悩を与えた」などととして、精神的損害への慰謝料として100万円を請求していたものです。
ちなみに、その根拠となるマスコミのレイプ疑惑は、もとはといえば、訴状を出した本人が自ら発行する雑誌(同人誌?)に書いたもので、それをマスコミにリークしたのも本人だそうです。

訴状では、小泉首相が事件を起こしたとされるのは、1967年4月慶応大学の4年生の時で、当時、防衛庁長官であった父親の小泉純也氏が政治的圧力を使い、この事件をもみ消し、学内でうわさの広まるのを恐れて、急遽1967年の5月にロンドンに留学という口実で日本から出した(慶応大学には休学扱いとした)、などとありますが、小泉首相の父親小泉純也氏が防衛庁長官をつとめたのは1964年7月18日〜1965年6月3日で事実と異なっており、証拠はお粗末で、証人も被害者も全く見つからない(現れない)ことや、木村愛二氏という人物の素性などから、もはや誰も見向きもせず、騒いでいるのは、もはや無知な「反小泉派」だけというお粗末さなのです。「資料」としては、慰安婦の強制連行における吉田清治氏の証言か、「南京事件」における本田勝一氏の著作ぐらいの価値しかないものです。

このような「反小泉派」の典型が木村愛二氏であり、この事件を国会でとりあげ馬鹿にされたのが民主党の平野貞夫議員です。
裁判はもちろん木村氏の敗訴で、国会でも小泉首相から「よくもデタラメな裁判を起こす人がいる、とあきれている」と一蹴されています。
そして、今回、このような「反小泉派」の一角に、残念ながら西尾幹二氏も加わってしまったようです。


そして、いよいよ出てきたのが、「10分間の空白」ですか。
ただ、「10分間の空白(密談)」は事実のようですが、それだけでは「事件」には程遠いでしょう。「事件」とするための重要な条件や事項がいくつか欠けており、現時点では、それらに関する考察や確認が不足していると思います。

まあ、私としては、現時点では、以下の記事同様「アフタヌーンショー」(←ちと古いか(笑))的な感覚で、面白く読ませてもらってはいますが。



===================

■ 対立! 小泉に噛みついた安倍幹事長
■安倍放言!「首相があそこまでバカとは…」「ポスト小泉はたくさんいる」

参院選で惨敗した自民党内に不穏な動きが勃発している。
「二枚看板」のはずの小泉首相と安倍幹事長が対立、抜き差しならぬ関係になっているというのだ。
11日の投票日直前、安倍幹事長が自分の後援会幹部に
「小泉首相があそこまでバカだとは思わなかった……」と放言。
伝え聞いた首相はカンカンだという。
「もともと安倍幹事長は、小泉首相に不満を持っていた。
普段から『首相はシスコンだ』『物事を本質まで考えない』とケチョンケチョンにコキ下ろしていた。
対立が決定的になったのは、選挙中、首相の命令で公明党に頭を下げさせられたことだといいます。
そもそも安倍幹事長は、大の公明党嫌い。
プライドが高いだけに、屈辱だったのでしょう。
それが『首相はバカ』発言につながったのではないか」(自民党事情通)
・・・・・・・・・
(『日刊ゲンダイ』 2004年 7月24日号)

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■選挙報道とマスコミの安倍ヨイショ/記者匿名座談会■

(前略)
記者D:この間のマスコミ報道をふりかえってみると、やはり小泉政権の延命に手を貸すようなものが圧倒的に多かったよ。
読売新聞なんていつもの選挙以上に露骨に自民党サイドにたった報道を続けていたし。

記者B:もっと最悪だったのがワイドショー。安倍晋三が自民党幹事長に就任したことで、連日のように「遊説先で大人気」「拉致問題のヒーロー」とヨイショしまくりだったからね。

D:それは週刊誌も同じだよ。女性誌はこぞって安倍をアイドル扱いだったし、「週刊新潮」にいたっては、どういうわけか「安倍晋三秘録」と称する信じられないPR記事を2週にわたって大々的に掲載していた。

記者A:…。安倍が幹事長としての手腕も実力もない選挙向けの「お飾り」にすぎないのは明らかなわけだから、マスコミもその実態くらいは指摘すべきだろう。(中略)

B:いや政治手腕だけじゃないよ。民主党の岡田克也幹事長と日本テレビでディベートをやった時なんかボロボロで、政策について何の勉強もしていないたんなる「拉致問題バカ」であることがよくわかった。

D:実際、自民党はあの放映以降、安倍のディベート出演をしぶり続けていたらしいからね。やっぱりバカがバレるのを恐れたのからな(笑)。

A:そういう意味でもつくづく情けないのがマスコミだよね。小泉による選挙向けパフォーマンスにまんまと乗っけられてこんなバカをヨイショし続けたわけだから。
・・・・・・・・・
(『噂の真相』03.12号116〜117ページ)

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【スクープ】
「もういいだろう」晋太郎は末期にこう言った
親族が冷酷非情な仕打ちの数々を実名告発
「安倍晋三母子は人間ではない」
     松田賢弥(ジャーナリスト)

■晋三はマザコンそのもの
■恩を仇で返す母子
■一周忌に「来なくていい」

 小泉純一郎が司会進行を務めた故・安倍晋太郎外相の葬儀。当時、式場の前列に座れた晋太郎の親族は、その後、安倍家から関係を断たれた。政界の論理で動く“安倍ブランド”の冷血ぶりが見事に浮かび上がる――。

・晋三はマザコンそのもの

「サプライズ人事」で自民党幹事長となり、主婦向けのワイドショーで一躍、時の人となった安倍晋三(49歳)。安倍をぴったりとマークしている各メディアの番記者なら、一度は次のような光景を目にしたことがあるはずだ。
 東京・渋谷区の高級マンション前。朝、出勤する晋三が、建物の前で同居している母・洋子とばったり出くわすと、
「おはようございます」
 腰を90度に曲げてお辞儀をするのだ。ある記者の言葉を借りれば、「上司と部下。それも社長と課長くらい離れている関係」に見えるという。
・・・・・・・・・・・・
(『週間現代』03.10.18号)

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安倍幹事長の選挙はがき、推薦人に中西輝政・京大教授


 自民党の安倍晋三幹事長が昨年11月の衆院選で、支持者らに送った選挙運動用はがきの推薦人に、京都大学の中西輝政教授が含まれていたことが分かった。
当時は国立大学が法人化される前で、国家公務員は法律で政治的行為が制限されており、これに触れる可能性がある。
大学側は調査した結果、「(掲載を)本人は承知していなかった」との結論を出し、中西氏について処分はしなかったという。

 はがきは安倍幹事長の選挙区の衆院山口4区の支援者らに配られた。裏面に安倍幹事長の写真やプロフィル、「日本の誇りと活力を取り戻す」などの公約を掲載。
表面の下部に「あべさんを推せんします」として、「京都大学教授・評論家」の肩書の中西氏のほか、政治評論家や女優の3人の名前が印刷してあった。

 国家公務員法は国家公務員の政治的行為を制限している。人事院によると具体的な制限事項は人事院規則にあり、選挙運動用はがきの推薦人として国家公務員が名前を載せることは、
人事院規則で定めた「公職の選挙で特定の候補者を支持する目的で、
職名などの影響力を利用することや投票勧誘運動をすること」などの項目にあたる恐れがあるという。京都大学は4月から国から独立した法人になっており、現在の教職員は国家公務員ではない。

 選挙運動用はがきは、各選挙管理委員会が発行する証明があれば郵送料が無料になる。衆院の選挙区選挙では候補者1人あたり3万5000枚までが認められている。

 京都大学によると、3月に調査し、「はがきに氏名が載ったのは事実だが、本人が承知していなかったので責任は問えない」との結論になったという。

 安倍幹事長の事務所は「ご指摘のような法令違反の事実はありませんが、本件については、京都大学において調査中と聞いておりますので、
当方で回答することは差し控えさせていただきます」とのコメントを出した。大学側が出した調査結果について再度、見解を求めたところ、回答は得られなかった。中西氏側にも繰り返しコメントを求めたが、回答は得られなかった。

http://ime.nu/www.asahi.com/politics/update/0418/002.html
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PS.少なくとも向こう3年間、公明党抜きでは参議院で過半数を割るような状況で、公明党とは水と油の安倍晋三氏は(首相になったとして)安定した政権運営が可能なのでしょうか?


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題:M78さんからの返答は    :荒間宗太郎 /日:2004/08/26(Thu)18:18 No.1116

事情があって来週にならなければ返答(投稿)がありませんのでご了承願います。

で、左右の評価ですが、あまり気にしない方がよろしいかと思います。要は、反対者から見たらどんなものでも邪悪に見えると言うことが根底にあるものと思います。
ワシもつい先日くらいに似たような経験をしました。
相手の人は「あなたが想定している人は誰なのか?」という質問を繰り返すのみでその人にとっては誰を想定してワシに質問しているのかが判らなかったのです。下手に返事をしてまたまた揚げ足を取られても苦慮するだけだし(その前に何度か明らかな揚げ足取りをしていましたから)、そのまま去る以外になかった経験があります。
愚痴を零したその愚痴の中身をちくりちくりと一々揚げ足とられても返答に困るって(笑)。
おそらく相手の人が想定したのはこの人かなぁと推測がつく人が四人ほどいましたが、その四人についてはまったく眼中になかったのでもしもそうだとしたら呆れる話しですし、何よりも想像した人たち以外であれば返答に窮する以前に何としてでも追い詰め追い出すという隠れた目的があったことになります。
こちらは友好的な人たちという認識でしたので、呆れるより悲しくなりました。
そう言うものなんですね、こちらの思いは単にこちらサイドで勝手に思っていることなんですよ、相手がこちらと同様の好意を持ってみてくれるていると言う保証はないのです。
ましてや、批判や非難を目的にしてのことであれば尚更です。ちょうど良い実例が[i日録]サイトで展開されていますので一度覗いてみてください、悲しくなりますから。これが同じ土俵に立つ人たちなのかと。もはや、左右の対立などと言うのは幻想で、ひょっとしたら会話を成立させようと努力するのかしないのかの区別しかないのかもしれませんね。

//// H16/8/28 語句訂正 ////


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題:イデオロギーの危うさ      :北の狼 /日:2004/09/01(Wed)01:30 No.1117

【イデオロギー的対立】

<<荒間さん>>
>もはや、左右の対立などと言うのは幻想で、ひょっとしたら会話を成立させようと努力するのかしないのかの区別しかないのかもしれませんね。

1) 議論

これらは、結局は「イデオロギー的対立」という問題に収斂しそうですね。

「イデオロギー」とは、かつて、マルクス主義者によってブルジョア階級や国家というものを論難する際によく用いられた概念で、論敵(資本主義者)の世界観を、欺瞞的なもの、無意識な被拘束性のうちにあるものとして規定しようというニュアンスがありました。
しかし、実は当のマルクス主義こそがこのような強固なイデオロギー性に裏打ちされた思想に他ならなかったのであり、結局は「あらゆる生きた思想は『存在に拘束されている』という普遍的正当性をもつテーゼに基づいて、イデオロギーといわれる」(カール・マンハイム)ということになります。つまり、どのような”近代”思想も、一定の立場性や拘束性から自由にはなれない、ということです。

思想がある特定の階層(階級)や世界観の立場を代表しつつ、自らの絶対的な普遍性を主張する時、その思想はイデオロギーと化します。つまり、イデオロギーとは「立場の思想」であり、そして「理想の思想」であります。ですから、必然的に「共同体的性格」を有することになります。そして、近代の思想(国家主義、植民地主義、資本主義、社会主義、共産主義)は概ねこの範疇に属することになります。
当人たちが”主観的”にどれほど真摯で誠実に問題を解決するために議論する意志を有していたとしても、根底にイデオロギー的対立が存在すれば、その議論から合意を取り出すことはできません。そのような場で繰り広げられる議論というのは、自分の主張をいかに効果的に補強するかという信念補強の技術、またいかに相手を苦境に追い込むかという政治的かけひきの技術の競い合いに堕すことになります。
イデオロギーにかられた者たちは、自分たちの「立場」は正しく、相手の立場は間違っているという暗黙の前提によって共同性を形成しており、この状況においては立場の異なる者たちの間で共通了解や妥当が成立しえないのです、原理的に。


2) 政治

もちろん、政治的な主張がいくつかに分極し対立をもたらすこと(イデオロギー化すること)は必然なことです。
しかし、この対立が、そのままでーーー主張のイデオロギー性が自覚または指摘されないままでーーー放置されると、結局は利害や立場が違う「共同体(イデオロギー集団)」どうしの対立という性格が現実に強く前面に出て、一方の「共同体」の主張のみが政治的に表現され続けるという事態がもたらされ、これではもう一方の「共同体」の不満が鬱積することになります。西尾氏を中心とするグループ(「小泉打倒派」)が陥っている閉塞的状況がまさにこれでしょう。

そういった状況下で、西尾氏ら「小泉打倒派」は、「小泉か、非小泉か」という”擬似的”な二者択一からなる二項対立図式という土俵を設定してきたわけです。なぜ”擬似的”かというと、「Aか、Bか」という、具体的にAとBの選択を迫るものではなく、「Aか、非Aか」という、単にAを肯定するか否定するかという選択を迫るものだからです。これが、「ポスト小泉なき小泉おろし」の意味です。

「Aか、Bか」という問題設定においては、AとBの優劣を具体的に議論・検証することができます。そして、そこでなされた議論・検証の成果が、将来展望につながることになるわけです。
しかし、「Aか、非Aか」という問題設定においては、「小泉打倒派」たち自身は批判される心配がなく(「ギュゲスの指環」)、単に小泉内閣を批判していれば目的ーーーただし、ここでは批判が自己目的化していることになるーーーを達成することができるということになります。しかし、他方で、将来展望というものが一切示されないという欠陥が生じてしまっているのです。つまり、これら「小泉打倒派」の所論からは、批判自体の自己目的化、および将来展望の欠如という二つの問題が生じるのですが、これらについて彼らは軽視していたのではないでしょうか。
その辺のこと察知して、私はかつて以下のようにあえて述べたわけです。


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「造反有理」に堕落した右翼原理 


いま西尾幹二氏を中心とする右翼勢力によってなされている「代案なき小泉批判(ポスト小泉なき小泉おろし)」は、結局は、これら右翼が批判対象としてきた左翼やポストモダンの思考法と変るところがありません。
現実批判には二種類あります。

・ひとつには、現実に即してそれを改良しうる具体的なアイデア(代案)があって、それを実現させるために批判を行うもので、マトモな批判です。
・もうひとつには、現実に絶望した否定性の心情によって、具体的なアイデアなしに、一切に批判的になる態度のことです。

小泉構造改革は前者に該当し、(これら右翼による)「代案なき小泉批判(ポスト小泉なき小泉おろし)」は結局は後者に属することになります。
後者は、

【 現実と理想的な目標とのあいだに横たわる現実条件を冷徹に把握するという強い意思を有することができない者が陥る、安易な思考法 】

ということになり、これはポストモダンの思考法に通じるものがあります。
まさに「羊のロマン主義」(ニーチェ、竹田青嗣)ですね。

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現実に絶望した否定性の心情にかられ、現実を改良していく現実的条件を冷徹に把握するという強い意志を持ち合わせることもなく、単に「現実(小泉内閣)は間違っており、自分はこの現実に反対する」という立場に立つことこそが正しいとする・・・・・これはかつての左翼が陥った思考原理と同じであり、実は、悪しきイデオロギー的性格の最たるものなのです。
同じ思考原理に陥った者は、同じような行動をとります。その行動こそが、代替案なき批判(「ポスト小泉なき小泉おろし」)であり、あやふやな情報に安易に飛びつくという脇の甘さであり、首相個人に対する過剰ともいえる人格攻撃です。

もちろん、小泉内閣は欠陥を抱えていますし、小泉構造改革の行方も暗いものがあります。小泉総理は聖人君子だ、と言うつもりもありません。
しかし、小泉内閣は、日本の閉塞状況を打破すること(具体的には「田中角栄」なるものの払拭)を使命として掲げ、それが国民の多数によって支持されて成立したものです。そのような”正統性”を有する小泉内閣を安易に否定することは、不完全ながらも改革に向かっている現在の日本の土台を崩壊させることにもなりかねず、その限りでは、「小泉」か「非小泉」かという選択は抽象的かつ無内容なものになってしまうのです。
単に「アンチ小泉」という立場にたつのではなく、小泉内閣の欠陥を修復するための具体的な政権構想を練ることこそが肝要なのであって、そのようなコンテクストに沿った批判や立論であるならば、さらにその論に現実味や説得力があるのならば、たとえ激烈なる小泉内閣打倒論であろうとも、私を含め多くの人が賛同することとなるでしょう。


3) 自由な個人

では、不毛な「イデオロギー的対立」を克服するためには、どうしたらいいか?
前述したように、イデオロギーは立場としての「共同体的性格」を原理的に有します。ですから、その「共同体的性格」の悪しき側面を払拭してやればいいのです。つまり、立場や「共同体」に捉われない「自由な個人(実存)」を思考の起点におくことです。
ただ、「自由な個人」を起点として思考すれば、立場や「共同体」の悪しき側面を相当程度解毒することが可能となるとはいえ、このことは、立場や「共同体」を否定しろ、といっているわけでは決してありませんので、念のため。あくまで、思考の順序として、「自由な個人」にプライオリティーをおけということです。さらに、この思考法は、人が全体主義に陥らないための方法でもあります。
そのような観点から、相互承認を確保するため、個々人の間の多様な意見や利害を適切に調停するよう努力することこそが政治の本質ということになります。逆に、イデオロギーを背景として対立を煽るという行為は、(近代の乗り越えを課題とする)現代の思想からすると、愚の骨頂ということになります。

私のみたところ、概ね、西尾氏らの「小泉打倒派」の「手法」を批判している者たちには、下らないものを除けば、「自由な個人」を起点として小泉内閣や日本をみつめた言説が多く、他方で、西尾氏を擁護する者たちには、当然のことですが、西尾氏”そのもの”を守るという立場に強く拘束されている言説が多い、という印象です。
つまり、後者は(「小泉内閣打倒」という主張自体のイデオロギー性、および「西尾擁護」という被拘束性に基づくイデオロギー性を内包しており、二重の意味で)イデオロギー的であり、よって、前者は後者に対して原理的に優位にあることになります。それが、後者がいろいろと”苦戦”している根源的な理由なのかもしれません。


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題:難しいことは判らないが    :荒間宗太郎 /日:2004/09/04(Sat)10:13 No.1118

      どもども m(__)m

難しいイデオロギーの話しはともかくとして(^^;;、下記のことはようは「ハンデ戦には弱かった」と言うことだよね。

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私のみたところ、概ね、西尾氏らの「小泉打倒派」の「手法」を批判している者たち
には、下らないものを除けば、「自由な個人」を起点として小泉内閣や日本をみつめ
た言説が多く、他方で、西尾氏を擁護する者たちには、当然のことですが、西尾氏”
そのもの”を守るという立場に強く拘束されている言説が多い、という印象です。
つまり、後者は(「小泉内閣打倒」という主張自体のイデオロギー性、および「西尾
擁護」という被拘束性に基づくイデオロギー性を内包しており、二重の意味で)イデ
オロギー的であり、よって、前者は後者に対して原理的に優位にあることになります。
それが、後者がいろいろと”苦戦”している根源的な理由なのかもしれません。
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支援者と思われる方々から「訂正のテンプレ」まで掲示されるようではなぁ、そこまで「西尾さんはバカなのだ」と味方からも言われているようなもんだもの(苦笑)。そしてそれらに対する対応が拙いしなぁ。
もうどうでもいいよ直接掲示板管理に乗り出されたようだから。

垂れ流し式とツリー式の機能の違いをお判りになられていないのかなぁとは思う。ツリー式なら法律に違反していない限りそのまま掲載していても構わないけど、垂れ流し式の場合には削除もやむを得ないそうでなければ元々の発言自体が流れてしまうからね。けれどもその削除は管理人の責任で行うものであって、削除はされた方や見ている方の不満の入口となる、だから管理人は黙って泥を被る覚悟でそれを実行しなければならない、その覚悟の意味が判らないのなら管理人にはならない方が良い。
揶揄非難ばかりではなく恨まれる場合の方がずっと多い。それでもなお実行しなければならないと決断し実行する、それはたいていの場合管理人の行為としての理解ではなく、人格にまで踏み込んだ非難(元々アイツはそう言う奴だとか言う見方)となりそう見る人たちが多いのね、つまり人格としてそうなのだという見方が固定化してしまうの、その後管理人を離れても一旦つけられた人格の見方を変える人は少ない。(ストーカー行為の嫌がらせがずっと続く場合もあるしなぁ(苦笑))。
西尾さんが直接管理に乗り出されたのだから、すべての責任は管理人たる西尾さんにあると誰もが認めそしていずれは固定化された人格として(悪しき)評判となり伝搬しウェッブ上の墓場にまで行き着く、いくら違うと言っても聞く耳持っている人なんてそんなに多くないから(苦笑)、言論界の巨匠がウェッブ上に乗り出したが為の論壇での死も迎えるのかもしれないね。重みのある論考とウェッブ掲示板の管理という両方に気力を裂かねばならないのだから、今までの論説よりも(管理に気力を裂かれた分)力が落ちることを危惧するよ。それでなくとも若い時代と比べ人間の生理として歳とれば筆力は落ちてくるのになぁ、今の年代が論説として筆力の輝く最後の時なのになぁ、こんな事で評判を落とし筆力の歪みと捉えられて論壇での功績にまで傷みを伴って評価されていくのならそんなものは見たくないよ。今回の騒動で西尾さんの評価が地に落ち、西尾を完全論破したヒーローが一人生まれた、と言う保守側の成果(苦笑)しか残らないのだから。そんなもんサヨクの思う壺だね。
批判派は常に攻撃には強いよどんな場合でも、たいして保守派は弱い、なぜなら保守するということ自体にも気力を注がねばならないから攻撃からの防御にまわす気力を分散させることになる、攻撃側の倍の気力がなければ太刀打ちできない、そして攻撃側が複数であれば多勢に無勢だって(笑)。防御する側に人数があれば何とか互角にまでは持ち込めるけど、それ以上は無理。
それは歴史教科書の場合もそうだった。新しく作るまでは威勢が良かったけど実際に作って採択に望んだ場面で攻撃側から防御側へと変化した、そして弱さを露呈し惨憺たる採択戦の結果だった。今回はどうしても前回を上回らなければならない時なのに、困難だもんなぁ(苦笑)、今回もまたダメなのかなぁと暗くなるよ。


てなことで、ではでは


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題:新おちょくり塾開設か?    :荒間宗太郎 /日:2004/09/08(Wed)00:24 No.1119

掲示板管理の下手な人だなぁ、投稿のみ閉鎖すればよいものを...誰にも見せなくなっては揶揄したい者達の常套句「言論封鎖」と言われるって(苦笑)。別に板(おちょくり塾みたいなもの)を用意して愚痴くらい零させてあげなよ。

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>http://ex5.2ch.net/test/read.cgi/mass/1094403472/109
109 :なぜか漏れは見れるので全文転載 :04/09/08 00:07 ID:XxvpY3lv


投稿日 : 2004年09月07日(火) 23時41分 投稿者 : 年上の長谷川
タイトル : トコトン板2休止のお知らせ

大勢の皆様、トコトン板にてご議論いただきまして有り難うございました。
この件ではもう、いろいろな角度から意見が出し尽くされているように感じます。

また、先生からのメッセージがgoriさんに届けられ、
その返事も書き込まれました。
goriさんは先生の提案を拒否し、ご自分の主張を貫きとおすお考えのようです。

交通事故のように、過失割合というものが、この掲示板である程度決まって
双方が痛みわけとなればいいと思っていた時期もありましたが、
やはり平行線は変わらないようです。

お互いに棲み分け、互いに不干渉であることしか
今後のよき解決方法はないように思います。

goriさんの要求を先生が無視され(日録にある意味答えがあるそうです)
先生の要求をgoriさんが拒絶する・・・
これで完全に物別れです。

今後、しばらくこの板は休止として、一切の投稿を禁じます。

また当分の間、goriさんは
「西尾幹二(日録)感想掲示板」及び全ての「トコトン板」への投稿を禁じます。

以上決定しましたので、お知らせいたします。


103 :文責・名無しさん :04/09/07 23:58 ID:Wd6JTusm
あら?トコトン板Uで「この掲示板の管理人によってあなたのアクセスが制限されています。」とか出やがりましたよ?
さっきまで普通に見れたのに。

104 :文責・名無しさん :04/09/08 00:01 ID:Gq+s/d6o
>>103
ついさっき閉鎖したみたいですよ。
一応、数分前に 年上の長谷川氏 から閉鎖する旨の書き込みがありました。

が、自分が書き込みしてから、実際に閉鎖するまでの時間があまりにも
短すぎるw

あれじゃあ、これから来る人が何でアクセス制限かかってるか分からないでしょうねw
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題:棲み分けるのは     氏名:荒間宗太郎 /日:2004/09/08(Wed)07:11 No.1120

>お互いに棲み分け、互いに不干渉であることしか
>今後のよき解決方法はないように思います。

これはいつもワシが言っていたことだから、別に反対ではないけど、それならそれで別サイトを作って棲み分けられる体制を作るべきだべさ。
いまi日録本体からリンクしている板で言うなら、きびだんごを賛成板にし、反対板を山椒にし、論考をi日録本体直下の感想板に、とそれぞれ指定して投稿意見を棲み分けると言う方法でも各掲示板管理者に依頼してみるとか。一人でいくつもの種類の板は管理できないから。
とりあえず、緊急避難措置としてなら、きんびんごも山椒も受け入れるからさ、これ以上西尾の名を堕とすなよ、頼むから。