BAZOOKA

いつもはうざいと感じるランボだが、何故か体の相性は抜群に良い。
ランボとのSEXを知ってから、他の愛人を相手にする気がしなくなってしまったリボーン。

最近は忙しくなかなか休みがなかったが、今日は完全なオフ。

早速ランボを呼び出し、いざベットへ!という時
ぼふ〜〜ん。という爆発音が部屋中に響き渡った。

「…………」

もくもくと上がる煙に、がっくりと肩を落とすリボーン。

(またか…)

徐々に薄れていく煙の中に子供の姿。
10年前のランボがバズーカーを発動したのだ。

(何度邪魔すれば気がすむんだ!!)

ぎりりときつく拳を握り、ぎっと煙の中の人物を睨み…
「何だ?」
リボーンはある異変に気づく。

10年前のランボはふさふさのアフロヘアーなはずなのに…今、煙の中にいる人物は少しくせっ毛ではあるが、そんなにボリュームはない。

「あ、あれ?リボーン…お前なんかでっかくなってるぞ?」

視界を遮っていた煙がすっかり消えるとそこには10年前のランボではなく、現在のミニチュアサイズのランボがちょこんと座っていた。

(そういえば…)

異様な姿のランボを見てリボーンはある出来事を思い出す。
昔、10年バズーカーが故障して最高にうざいランボが現れた事を…

(確かあの時、元の姿に戻るのに1週間かかったはず…)

1週間。
その単語が頭に浮かんだ瞬間、握っていた拳に更に力が入る。

普段、ストイックに見えるリボーンだが健全な若者だ。
今までずっと我慢して来たのにまた更に1週間の禁欲…。

(1週間後…覚悟してろよ、ランボ!!)

唇をかみ締めながら、リボーンは考えた。
1週間後どうやってランボを苛めて泣かせてやろうかと…。





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