119 発達障害について正しいのはどれか。 (1) 知能指数の低下は発達障害の診断に必須である。 (2) 自閉症障害では運動の発達遅滞より言語の発達遅滞が目立つ。 (3) Down症候群では骨格の発達の遅滞を伴う。 (4) チック症における不随意運動は、意識的に止めることができる。 (5) 書字の学習障害では、読字も同程度に障害される。 (a)1,2,3 (b)1,2,5 (c)1,4,5 (d)2,3,4 (e)3,4,5 (1)発達障害は運動の発達障害もあるため、必須ではない(×) (2)自閉症では軽い運動発達の遅滞が見られるが、メインは言語の発達遅滞(○) (3)低身長や小頭症などの発育障害がみられます。(○) (4)不随意運動ですが、短時間なら止められるらしいです(○) (5)書字障害は読字障害を合併することもあるが、単独の場合も存在する(×) 参考 STEP精神科 P228 120 せん妄について正しいのはどれか。 a 幻覚は幻聴のみのことが多い。 b 他社との会話は不可能である。 c 高齢者より若年者での発症が多い。 d 症状は朝方より夕方のほうが目立つ。 e 薬物療法が唯一の治療法である。 a 幻聴だけでなく幻視も見られることが多い。(×) b 会話は一応できます(×) c 高齢者はせん妄のリスク要因の一つです(×) d 症状は一日のうちに波があり、夜間に増悪する。(○) e 治療は、薬物療法+環境調整。(×) 参考 STEP精神科 P32