人間は誰もが限界を持っている。
一般受けする漫画なんかかなりには「人間は限界を超えられる」なんて書いてある。
でも現実そんなことは無いよ。
希望として、目標として見る分には良いけど、それが度を超えるとただの馬鹿げた夢物語になっちゃう。
「人間には無限の可能性」があるって言うけど、そんなことはないよ。
いつだって限られた道しかないんだ。
行くか行かないか。
生きるか死ぬか。
「恨んで死ぬ」とか「あれをしながら助ける」とか。
そんなものは行動の付属品にしかならない。
だから道は少ししか無い。
その限界が見えない人は天才か余程の夢見がちしかいないと思う。
人間はそんな数本しか無い道をもがきなから歩くんだ。
たまには新しく道を作って。
誰かを傷つけながら。
だから世の中、誰も傷つけない人はいない。
それが聖人だろうが、聖母だろうが。
誰かを傷付けないで済む限界を持ってる人なんていないんだ。
僕はそう思う。