レッドクリフ特集


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■編集後記

三国志と初めて出合ったのはNHKの人形劇です。
この頃は歴史物に全く興味がなく他の番組ばかりみていました。

その後、コーエーのゲームで概略だけは把握できるようになりました。
横山光輝の漫画があるのは知っていましたが、60巻にも及ぶ大作を読む気になれず。。。

しばらくして読みたい小説がなくなった頃に吉川英治の「三国志」で、
「天下三分の計」
「三顧の礼」
「泣いて馬謖を斬る」
「死せる孔明、生ける仲達を走らす」
などの意味をやっと理解しました。

初めて読んだ時は関羽に感動していたのですが、
趙雲のようになりたいと思ってみたり、
諸葛亮の言葉に感動したり、
曹操の活躍ぶりに目を見張ったり。。。

これ程読む時期で気になる人物が変わる作品はそうありません。

レッドクリフでは関羽にもっと活躍して欲しかったのですが、彼の魅力が爆発するのは赤壁以前と以後なので仕方ありません。
趙雲の最大の見せ場を奪うわけにもいかんでしょう。

劉備は名君主として小説で描かれていますが、レッドクリフでは冴えないワラジ売りでした。
周瑜がその代わり大活躍です。

この他にも吉川版「三国志」と比較しても面白いですが、キリがないので、このあたりで。

興味のある方は史実と映画の違いとか、他の小説、ゲームとか
いくらでもあるので調べてみてはいかがでしょう。


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