グリーン・デスティニー特集
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■武侠小説について
「スウォーズマン」で有名になった武侠小説の世界ですが、本来は武術の達人が修行を積むことにより空を飛べるようになった人のことを概して「武侠」と呼びます。
単純に乱暴者というわけでもなく、「義」や「信」に厚く、日本の武士とは違い、集団に属すことがありません。
チョットしたヤクザのようにも見えますが、「空を飛べる」というのが味噌です。
この場合の「空を飛ぶ」とは、木や壁などに触れて超人的なジャンプをすることで、飛行中の物体(それは剣などでも一向に構わない)に乗って飛行することも可能です。
この武侠の定義がわかっていないと、「空を飛ぶ」シーンが荒唐無稽なアクションに思えてしまい、作品の面白さがわかりません。
各言う私も「スウォーズマン」を初めてみたときは、苦笑もので「こんなのあり?」と思ったものです。
武侠小説としては「スウォーズマン」の原作者である金庸の「秘曲・笑傲江湖」が有名で、この他にも数多くの作品が映画化されています。
また、古龍という作家も金庸と並んで有名な作家の一人です。
グリーン・デスティニーの原作は王度廬(ワン・ドゥルー)によるものです。
時間のある方は読んで見てはいかがでしょう?
■武器について
武侠小説には切っても切り離せないぐらいの必須アイテム。
剣、刀にはじまり、月牙産(げつがさん)、鈎(こう、上の画像参照)、圏(けん)などが次から次へと登場してきます。
グリーン・デスティニーの原型は腰帯剣と剣をあわせたものではないでしょうか?
中国の武器と言えば、ブルース・リーのヌンチャクが有名ですが、それ以外にも数々の武器が現れて驚かしてくれます。