― 必要無い人 ―
なんでかなぁー。。
私は、男テニマネをやってる。
あ、でも平部員とか準レギュとかのだけど。
正レギュラーにはちゃんと専用のいる。
と私は従姉妹。
ってあんまり知ってる人はいないんだけど。。
まぁ、そんなんで私は正レギュラーとは何のかかわりも無い。
仕事だって平部員200人ほどの世話をしなくちゃいけなくってとても忙しい。
だけどふと目に入ったのが正レギュラーの個人データー。
なんだか最近開かれてないような雰囲気。。
嫌な予感がしたけどどうしても気になってあけてしまった。。。
なんでかなぁー。
わたし、なんで正レギュラーの個人データー書いてるんだろう。。。
うる覚えなのに書いてもいいのかなー。
っていうかサボるなよー、わたしなんてこの何十倍も書いてるんだから。。
別にレギュラーだけのその日のスコアとか記録しとけばいいんだけど、私は平部員ともよく接するから毎日皆とはいかないけど200人ほどのデーターをファイルしてる。
その日、私は結局一週間分のスコアを記録して帰路についた。
次の日、朝練に行くと部室で正レギュラーがを囲んで何か話していた。
私は部室でタオルの整理をしていたから自然と会話が聞こえてくる。
「偉いなーレギュラー全員の個人データー書いてるんや」
「えっ?あ、あ・・まぁね」
の驚いた声が聞こえてくる。
「毎日よく書いてるよなー俺とかすぐに飽きるぜー」
「あは、岳人は飽きっぽいのよ」
あ、やっぱりがやったことになってるんだ。
まぁ、いいや。
・・・あれ、これ宍戸君のだ。
私が整理していたタオルの中になぜか正レギュラーの宍戸君のタオルがあった。
・・・、又適当に分けたのね・・。。
とりあえず、私はその場にもいることだしタオルを渡す為にに話し掛けた。
「、宍戸君のタオルが混ざってたよ」
一斉に注目されてちょっとびっくりした。
「あ、ありがと」
がタオルを受け取りに来る。
あ、そういえばテープ切れてるんだったな・・・。
「、テープって予備あったっけ?」
多分知らないとは思ったけどもしあったら買出しに今日行かなくてすむし一応聞いた。
「テープ?どうだろ・・?でもさんが無いって言うなら無いと思うけど」
は学校では私のことを「さん」って呼ぶ。
それ以外では私と同じように「」って呼び捨てなんだけど。
「じゃぁ、今日部活のときに買ってくるから平部員のほうも見といてもらえる?」
マネージャーは正レギュラーに気に入られてると私しかいない。
だからこう言ったのも別に普通の事だと思った。
だけど。。
「あー?お前に全員押し付けるきかよ?」
そういいだしたのは跡部部長。
「それはちょっとひどくありませんか?」
鳳君も言う。(相変わらず背高いな・・)
っていうか、ならどうしたらいいの?
「大体自分管理してるんなら予備ぐらい買っとかな」
いや、二人で管理してるんだけどなぁ・・。
「っていうか、何での事呼び捨てな訳?立場的に逆じゃん」
ん?そういうものなんだ。。
「マネージャー失格だな」
・・・・。
別にこういうこと言われたってなんとも思わないわけよ、私。
でも、なんていえばいいかも思いつかないんだよね。。
「・・・」
「黙ってねぇでなんか言えば?」
いや、宍戸君なんていえばいいのさ?
この馬鹿な私の頭をフル回転させて何が出てくると思ってるのさ?
「べつにいいじゃん」
・・・はっ!考えるのめんどくさくなったってどうでもいいじゃんとか思ったけど、今声に出しちゃった・・・カナ・・・?
そうおもって正レギュラーの顔を見るとわかりやすいぐらい怒っていた。
「そういう態度とるんならこの部にはお前なんか必要ない」
・・・結局はその後準レギュラーが私のことを呼びに来て何もいえないままその場は終わった。
そうだよ、私必要ないから。
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―・あとがき・―
これはずーっと前に書いてでもあまりにもシリアスすぎて書くのをやめていました。。
というかその頃はこういうのを書く余裕が私にはなかったのかと・・・。
文才は無いから伝わらないかもしれないけどこれ書いてる時が一番痛いです。。
絶対幸せとは縁が無いのに平気そうに済ましているheroineです。
今後これを書いていくかは決めていません。
書いても載せない事もあると思います。
一言でいいので拍手からでも感想をお願いします。
「好きかも」とか「嫌いかも」とか。
お暇があればいいのでー。