mal d'amour (マル ダムール )
――――今から、3ヶ月前の話。 小雪がチラチラと舞うグランドライン。 麦わら海賊団は、暖を取ろうとラウンジへ集まった。 シュンシュン・・・と、ストーヴのヤカンが陽気なメロディーを奏でる。 「寒いわねェ・・」 少し曇ったキッチンの横窓を見ながら、ナミが呟いた。 「「 そうか? 」」 ルフィとチョッパーが頭を捻る。 「ルフィ。てめェは人として、ちったぁ厚着しろよ!見てるコッチが寒くなんだろーが! はい、お待たせしました。ナミさん、ロビンちゃん。温かいココアですよ〜vv 」 美しいレディー達に微笑みながら、サンジがココアの入ったカップを差し出した。 「ありがと、サンジ君。・・あれ。ゾロは?」 ナミはラウンジを見回して、不思議そうな顔をした。 「雪の中で、お昼寝かしら・・」 ココアに手を伸ばしたロビンが、呟いた。 「ゾロなら、心頭滅却とかブツブツ言いながら、甲板に出てったぜ?」 横窓の曇りを袖で拭いて、ウソップは甲板を見下ろした。 「ん・・・??何か・・こっちへ来るぞ・・」 カタカタとゴーグルを動かしながら、ウソップは呟いた。クルー達も窓辺に集まり、狭い横窓から外を覗く。 小船が、G・M号に向かってゆっくりと進んでくるのが見えた。 「敵・・・?一人よねぇ・・。ウソップ、詳しく教えて」 「んー、ありゃー女みてェだ・・」 カタカタと、ゴーグルの標準を合わせる音が響く。 「何だと長っ鼻!マジかよ!!もちろん、麗しいレディーなんだろうな!!ヒャッホーイ!」 「・・耳元で騒ぐなよ、エロコック!」 「しししっ、誰だろうなぁ。俺達に用事があんのかな〜」 「・・船医さん、むやみに斬らないように、剣士さんに伝えてきてくれる?」 「よし、解った!」 チョッパーに続いて、ルフィ・サンジ・ウソップもラウンジから飛び出した。 「甲板は寒そうだし。アイツラに任せましょ」 「えぇ」 ナミはテーブル上のカップを手に取り、ロビンは本に目線を落とした。 冷たい風に吹かれて、小雪が狂った様に舞う海面。そこに、小船は大きく揺れながら浮かんでいた。 「麦わら海賊団、三刀流、ロロノア・ゾロ!!弟子にして下さい!」 ダガーを腰に差した、勝ち気そうな少女は小船からそう叫んだ。 栗色のポニーテールを海風に靡かせ、黒い瞳は真っ直ぐにG・M号を見上げる。 「・・アァッ?」 叫び声がした方角に、凶暴な顔を向けるゾロ。 「ロロノア・ゾロ!私は、・。剣を教えて欲しい!」 真剣な表情で、はG・M号に叫びつづける。 「!ポッポ――――ッッ!!なんって素敵なレディー!ちゃああん!」 「「「「 落ち着け! 」」」」 甲板にピンクの煙が大量に発生し、全員に怒鳴られるサンジ。 「何で俺が、突然やって来たヤツに、教えてやんなきゃなんねェんだよ」 不機嫌そうにゾロが叫び返す。 「マリモ、コノヤロー!てめェは何て口の利き方しやがんだよ!!」 サンジの蹴りが、まともに横っ腹に入る。ゾロの額に青筋が走り、チャキッと刀が握られた。 ビクッとウソップとチョッパーが抱き合う。 「おーい、じゃあ、仲間になるかぁ?そしたらゾロも教えてくれるぞ〜」 ルフィが暢気にに叫んだ。パァッとの顔が華やいだ。 「コラ、ルフィ!勝手に決めんじゃねェ!!」 「いつからてめェがキャプテンになったんだよ、クソ剣豪!」 ギャアギャアと喧嘩する二人の頭に、鉄拳が落ちた。 「っるさいわねェ。落ち着いてお茶も出来無いじゃない! ねぇ、寒いでしょう?早く上がって来なさいよ」 にっこり笑ったナミが、小船に手を振った。は、嬉しそうに笑った。 「やっぱり、航海士さんが、最強ね・・」 ロビンが頬に手を当てて呟く。ウソップとチョッパーが納得して頷いた。 「どうぞ〜vv 可愛らしい姫v 」 サンジが目をハートにして、そそくさと縄梯子を降ろす。 ギシギシと上がって来たに、優しく手を差し伸べるサンジ。は少し戸惑って手を出した。 サンジの金糸に落ちた粉雪が、キラキラと輝く。 は、手をサンジに預けたまま、暫く思考が停止した。 何て、優しく微笑みかけてくれる人なんだろう・・。 「ようこそ、麦わら海賊団へ。俺の名はサンジ、海の一流コックです」 「・・・ありがと」 サンジの微笑みから、スッと視線を逸らして、は甲板に降りた。 「宜しくお願います!」 「「「「「「「 オオ――――!! 」」」」」」」 全員の白い息と笑い声が、淡く空に溶けていった。 今日のグランドラインも、あの日と同じ様な空模様。 窓に吹き付ける冷たい風を横目で見て、サンジはタバコに火を点けた。 あれから3ヶ月か・・。 すっかりこの船に溶け込んじまって、 クソマリモとも上手くやってる。 あのとびっきりの笑顔が、 俺に向けられた事は数える程度だ。 可愛いんだが、可愛くねェ・・。 天邪鬼で、俺から逃げてばかり。 知ってるんだぜ? 君の瞳が、こっそり俺を追っている事くらい。 不寝番の時に、寂しい顔で俺を待っている事くらい。 最近、溜息の数が増えているくらい。 レディー、そろそろ掴まえてもいいかな? 綺麗なルアーを海に落とそう。 ルアーは優雅に踊りながら、君を誘う。 俺は、金色の網をそっと忍ばせる。 捕まえたら、二度と離してやらねェぜ? 吹き荒れる風の中、白い息が弾み、飛んでゆく。のこめかみから、玉の汗が滴った。 「そうじゃねェ。下段の構えが甘ェだろ」 「・・あ、うん・・じゃ、もう一度」 刀の鞘で、の頭をペシペシと殴るゾロ。は体勢を深く構え直し、ゾロの懐に飛び込む。 が握るダガーの剣先は、ゾロの胸を掠りもせず避けられた。ゾロは口元を上げて不敵に笑う。 唇を噛んだは、素早く太腿に隠しておいたナイフを掴む。 振り返ったの肘から、孤を描いたナイフが唸った。 ギリギリで避けたゾロは、惜しいねェ、と笑った。 「ん〜、ダメかぁ。不意打ちなら何とかなると思ったんだけどなぁ」 残念そうに溜息を吐くの頭に、ゾロの手が乗せられた。 ゾロの碧の瞳が、を覗き込んでニヤリと笑った。 「なっ、何ッ!」 慌てて一歩後退する。ウハハッ、とゾロは笑ってドカッと甲板に座り、壁にもたれた。 「てめェ、何考えてんだ?迷いがある剣で俺に挑もうなんざ、20年早くねェか?」 頭の後ろで両手を組んだゾロが、を見上げる。 の口から出た溜息は、冷たい空気に白く変わって消えた。肩を落としてゾロの隣に腰を降ろす。 「ゾロ〜、やっぱりバレてる?」 「当たり前だ。寝不足も続いてるだろ。体に全くキレが無ェし・・・悩みあんなら、聞くぜ?」 甲板に、キッチンからの香りが届く。 「トマトの・・美味しそうな香りがするね」 「ああ。クソコックが作る料理は、絶品だからな・・・料理だけだがな」 今夜の夕食は、葡萄牙料理のアレントジャーナだとサンジが言っていた。 「楽しみにしてな、ちゃん」と、優しく笑いかけたサンジの顔が、目に浮かんだ。 「あんなに、誰かに・・優しく微笑んで貰ったの、初めてだったんだぁ、私。 一目惚れって、こんな気持ちを言うんだね・・あははっ、何だか照れるね」 低い空に浮かぶ雲を見ながら、は懐かしそうに目を細めた。 の小声は風に流され、ゾロは無表情で耳を傾ける。 白い頬が染まっているのは、冷たい風の所為なのか、そうでは無いのかゾロは迷っていた。 「悩みってのは・・・エロコックの事か?」 コクン、とは頷いてゾロに瞳を上げる。 少し潤んでいるの瞳は、ゾロが今まで見た事の無い憂いを含んでいた。 「。何で、素直に飛び込まねェんだ?が相手なら、喜んで受け止めるだろ」 「・・・嫌われたら、どうすればいいのよ。それなら、このまま・・喧嘩仲間の方が楽でしょう? だから、いつも突っかかってしまうし、自然に笑えなくなった。意識すればする程、笑えなくなる」 の握られた拳が、微かに震える。寒さの所為では無い事を、確信するゾロ。 「強くなりたくて、この船に乗ったのに・・私は、どんどん弱くなっていく。 サンジの優しさに、甘えてしまいたい自分が居るの。日に日に大きくなりながら・・ これ以上、サンジを好きになるのが、怖いんだ・・私・・」 「・・甘えていいんじゃない?」 二人がギョッとして見上げると、ロビンがくすくす笑いながら立っていた。 「ロ、ロ、ロビン!!」 酷くどもりながら、が顔を真っ紅にして飛び上がった。いつから居たんだ、とゾロが眉間に線をいれる。 「おーい、何やってんだ。剣豪、俺も混ぜろ。ちゃん、3時のお茶にするかい?」 サンジは寒そうに片手をポケットに突っ込み、タバコの煙を揺らして階段を降りて来た。 「・・・あら。噂をすれば、ね」 ロビンがにっこりと笑って、の顔を覗いた。慌てて、ロビンの口を塞ぐ。 「ええっ、俺の噂??何だい、ロビンちゃああんvv ロビンちゃんの好きなミルフィーユを焼きましたよ。どうぞお召し上がりくださいv 」 嬉しそうにロビンの名を呼ぶサンジは、の顔を凍結させる。 以前、自分が好きと言ったミルフィーユが「ロビンの好きな」にインプットされている事に、血液が逆流した。 「うるさいなぁっ、サンジ!あっち行って!!」 「なぁ〜に怒ってんだよ、ちゃん」 不思議そうにの顔を見て、サンジが悪戯っぽく笑った。 「サンジには、関係無い!楽しく3人で話してんだから・・邪魔しないでくれる」 「・・邪魔?」 サンジの笑顔が、スッと消えた。の心臓がビクン、と音を立てた。 おい、とゾロが低い声で呟いたが、はサンジの瞳を睨んでしまった。 「・・・うん、邪魔。それに、今からまたゾロと訓練するんだよ。 ナミに3時のお茶でも持って行ったらどう?その、にやけた顔でさ。 私はね、麗しいレディーじゃないから、お気楽にお茶なんてしてられないからね。邪魔しないで欲しい」 思っても無い言葉ばかり、次々と溢れて止められない。ふぅ、とロビンの小さな溜息が、甲板に落ちた。 「――――あ、そう。そりゃー悪ィ事したな。レディー扱いも嫌だったって訳か・・了解。 俺も、麗しいレディーお二人に、愛の篭ったディナーを仕上げなきゃならねェし。 あ、ロビンちゃん、ここは冷えるから、暖かい紅茶でも飲みませんか?」 タバコの煙をどんよりとした空に吐いて、サンジはロビンに微笑んだ。 その後、すぐに微笑みを消し、鋭い眼でを見据えた。 「!!」 サンジに呼び捨てで怒鳴られ、ビクン、との全身に電気が走った。 「・・・何よ・・」 懸命に声の震えを隠して、返事をする。 「もう、『ちゃん』 なんて付けねェから。それでいいんだろ?・・・精々剣豪と戯れてろ。 今まで纏わりついて、悪かったな!!!」 サンジに睨まれて、は1ミリも動けなかった。 違う・・・・サンジ・・・。 そうじゃない。頼り切ってしまうのが、怖かっただけだよ。 邪魔なんて、酷い事・・どうして言ったんだろう。 誰よりも一緒に居たい人に、なんで・・ サンジ、置いて行かないで!!! 心の叫びは、サンジに届く筈もなく。 小さくなっていくサンジの背中が、涙で霞んで何重にも見えた。頬に当たる風が、一際冷たい。 「・・・ンジィ・・」 大好きな黒いスーツもぼやけて、ラウンジの扉が乱暴に閉められた。音が怖くて、瞳をギュッと瞑った。 扉は、サンジの拒絶の合図に聞こえた。 「てめェは、底無しのバカだな」 ゾロの呟きを聞いて、やっと、の涙が甲板に落ちた。重力に逆らう事なく、スタスタと。 「・・ロビン・・ゾ・・ゾロぉ」 は子供の様に泣きじゃくって、ロビンの胸にしがみ付いた。 「仕方の無いコ・・」 優しく髪を撫でるロビンの手は、この上なく温かかった。涙も、鼻水も、しゃっくりも総動員しては泣いた。 「あんな顔して、女相手に怒鳴るコックは、初めて見たな・・」 ゾロはの落とした涙を見ながら、呟いた。 ラウンジのキッチンでは、トマトが、コトコトといい音を立てて煮えている。 その鍋を見つめて、サンジは唇を噛み締めていた。言い知れない怒りと後悔の渦が、煮えるトマトと共鳴した。 だああぁぁぁぁああ!!情けねェ!! レディー相手に怒鳴っちまった。 ロビンちゃんに優しくして、 嫉妬させるつもりだったんだがなぁ。 自分がマリモに嫉妬して、どうすんだよ。 ・・真剣に怒ってたな、。 軽〜く、罠かけるつもりが、 俺も「邪魔」の一言で熱くなっちまった。 絶対泣いちまったよなぁ、。 作戦、失敗かぁ?こりゃあ。 つーか・・。 怒鳴りつける程、マジだったんだな・・俺。 バリバリと頭を掻いて、サンジはタバコを吸い続ける。の泣き顔を想うだけで、息苦しくなった。 煙に苛いらついて、乱暴にタバコを揉み消した。 誰の為に焼いたミルフィーユだと思ってんだよ。 あ、「ロビンちゃんが好きな」って、俺が言ったんだった・・。 mal d'amour ・・恋患い か・・。 白い皿に乗ったミルフィーユに、サクッとナイフを入れて、サンジは溜息を吐いた。 ギィ・・と重い扉の音がした。サンジには、振り向かなくとも足音の主が解る。 足音は、いつもの元気な其れとは程遠く、今にも躓きそうな音で床を鳴らす。 「・・・・ン・・ジ」 消えそうな声が、サンジの背中に届く。もう少し聞いて居たくて、サンジは聞こえない振りをした。 に名を呼ばれるだけで、切なさも、怒りも、明け方に見る夢みたく消えてゆく。 サクリ、サクリ・・ナイフが織り成す定期的な音が、の耳に哀しく聞こえる。 「サンジ・・・ゴメン・・」 「・・何が?」 の可愛い声に、サンジの口元が緩む。それでも、手はミルフィーユを慎重に切り分ける。 背後から、の鼻を啜る音が聞こえる。 「邪魔だなんて・・嘘だよ・・」 「へぇ。俺には、笑ったりしてくれねェし。ホントじゃねェの?」 そんな言葉が聞きたいんじゃねェよ。 もっと素直になってみな? 「女扱いして欲しくない・・とかも、思ってない・・」 「・・ふーん」 頼まれたって、出来る訳ねェけど。 「まだ、怒ってる?」 「怒ってるつーか、寂しかった」 これは、本音。 「・・・許さない?」 「許さねェ」 ミルフィーユを切り終えたサンジが、ゆっくり振り向いた。 其処に立っているは、これ以上なく哀しそうな顔をして、俯いていた。 サンジは、今すぐに抱き締めたい衝動を堪え、嬉しさを誤魔化す為に溜息をついた。 「サンジが許してくれるなら・・・何でもする」 「・・・何でも?」 「うん。お皿洗いでも、鍋磨きでも、肩揉みでも、あ、パンツの洗濯とか・・とにかく、何でも」 俯いたは気付かないが、サンジは微笑みを隠せずにいた。 「じゃあ、3つのお願いを叶えてくれますか?プリンセス」 は、うん、と小さく呟いた。 「1つ目は、「」と呼び捨てにするのを許す事。本気で惚れた女ひとは・・呼び捨てしてェ」 サンジの言葉に、驚いて顔を上げる。黒い瞳を縁取る睫毛に、涙を光らせたままで。 「2つ目は、此処でキスを所望します」 何も言えずにいるの肩を、サンジは優しく抱き寄せた。 「3つ目は、今夜、俺に全てを捧げてくれる事。以上3つを所望します。異議は受け付けません」 サンジの言葉に眩暈を覚え、は立っている感覚すら失う。 「1つ目はいいとして。・・・じゃあ、2つ目・・・」 サンジは睫毛にそっとキスをして、の揺らめく瞳を覗いた。の両頬をゆっくり包んで、唇に触れた。 サンジは唇を一度離して微笑むと、またの唇に深くキスを与える。 の頬にサンジの金糸が当たって頭が痺れてゆく。 「サンジ・・大好き・・」 「、そうじゃないだろ?」 「・・愛してる」 「よく出来ました。ご褒美に、の為に焼いたミルフィーユを食べるかい?」 不思議そうな顔をするに、サンジは意地悪な瞳で微笑んだ。 「あれは、嘘でした。姫、どうかお許しを・・・」 もうっ!とは涙で濡れた顔で笑い、サンジの胸に飛び込んだ。 シャオ 「レディー相手に、キレたサンジを初めて書き、萌えるシャオはバカでつか?(笑) 4444キリリク頂いたティオ様と、メールで盛り上がっちまいまして・・。 気が付いたら、長々と書いておりやす、シャオはバカでつか?えっへへー♪ あ・・でも、ティオさんと話してたのと・・・別人サンジの気がしてきた・・」 サンジ 「おいクソネコ。調子に乗ってると、氏ねメールが来んぞ?ダハハハ!」 シャオ 「来た時は、来た時だよっ!! 健全部門終了です、はい(笑) サンジ 「おいおい、シャオ、アレ言わないとだろ」 シャオ 「あ。4444キリリク。ヒネクレヒロイン罠罠イジワルやさぐれ策士サンジ! ネクストは、訳有って貼っておりません。ご了承ください サンジ 「ティオちゃああん!!ありがとうねぇvv 」 |
コレもう頂いたときは、ぶっとびました!! リク内容を見事なまでに、消化してあるんす。 でね、私はやはり「アフォー」で、出来たぜメール貰って、 喜び勇んで、サイト来襲…後編から読んでしまい…目が点。 「????」と、なりながら、前編読み、「感謝感激雨あられvvv」尊敬致しました。 文章力の素晴らしさといい、サンジの巧みさ、詰の青さ…ヒロインのひねくれぶり… ロビンの美味しいさ、ゾロも何気に美味しい。激惚れノベルであります。はいv 後編は、サイト内のどっかにあります。18禁です。 シャオちゃんvマジでありがとう! |